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北朝鮮でM5・2の地震 気象庁「過去2回と似ている」

 北朝鮮の地下核実験を監視している日本の気象庁によると、12日午前11時57分ごろ、北朝鮮北東部でマグニチュード(M)5・2の地震があった。約2分後に地震波を検知した。

 同庁によると、震源は東経129・3度、北緯41・2度。震源の深さはごく浅い。「過去2回の核実験の際に検知された地震波とよく似ている」としている。

 同庁は2006年と09年の核実験でも、地震を検知。地震波だけでは核実験かどうか断定はできないが、北朝鮮は本来、自然の地震が少ない。さらに自然地震と違い、今回も地震波の初期微動(P波)が比較的大きく、主要動(S波)が不明瞭といった、過去2回の核実験時に観測された地震波と共通する特徴があるという。

 韓国国防省によると、過去2回の核実験の規模より大きいとするが、日本の気象庁が過去2回の核実験で観測した地震の規模は、09年がM5・3、06年は4・9。

 韓国などで、北朝鮮は二つの核実験を同時に実施する可能性も指摘されたが、気象庁によると12日に観測された地震は1回だけだという。

[ 2013年2月12日 13:17 ]

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