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パソコンに犯行声明どおりのウイルス
2月12日 13時57分

パソコンに犯行声明どおりのウイルス
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パソコンの遠隔操作事件で、逮捕された男が遠隔操作した疑いが持たれている名古屋市の会社のパソコンに残っていた遠隔操作ウイルスは、真犯人を名乗る人物からの犯行声明の内容どおり、会社のパソコンの中の情報を盗み見ることができるように新たな機能を加えたものだったことが捜査関係者への取材で分かりました。
男は容疑を否認しているということです。

東京・江東区のインターネット関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)は、去年8月、名古屋市の会社のパソコンを遠隔操作して、漫画のイベントでの殺人予告をインターネットの掲示板に書き込んだとして逮捕されました。
片山容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。
警視庁などが名古屋市の会社のパソコンに残っていた遠隔操作ウイルスを解析したところ、真犯人を名乗る人物からの犯行声明メールの内容どおり、会社のパソコンの中にある社員のファイルを盗み見ることができるように新たな機能を加えたものだったことが捜査関係者への取材で分かりました。
警視庁などによりますと、この会社のパソコンに残っていた遠隔操作ウイルスと、猫の首輪の記憶媒体にあった遠隔操作ウイルスは同じものだったことが分かっていて、警視庁などは片山容疑者の自宅や派遣先の会社から押収したパソコンなどの解析を進めています。

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