〜どこにでもある普通の城邑防衛戦を舞台とした、普通の墨者の物語り〜<

▲墨家からやってきた:革課離(ひかり)
今日も邑民を守る為、城邑防衛戦へと赴く。
【墨家とは…】
平等に人を愛する兼愛と非戦論戦争とを唱えた思想家・墨子の
志を継ぎ、ほとんど無報酬で他人に奉仕し、城邑防衛戦いに
命を賭けた教団である。

▲巷の旗の下に集う趙軍
燕の梁城を攻めるべく集まった猛者達。
迎え撃つ革課離に策はあるのだろうか…

▲おびえる梁城の邑民
だが、趙軍の姿は見えなかった。
蔡 丘「革課離さま、趙軍はどこから?」
革課離「地下から来る」
蔡 丘「しかし、姿は見えませんが一体どこから…」
蔡 丘「まさか、そんな遠くから…」
【穴攻】
城を落とすには大きくわけて3種類ある。
一つは城壁を越える。もう一つは城壁を破る。
そして最後が地下からである。
…今回は負けるかもしれない…
そう革課離は思った。
<〜次回 地の竜につづく〜>