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【格闘技】

CIMA 神田撃破で11度目防衛 ジミーズに4連勝

2013年2月12日 紙面から

意識を失いつつある神田の背後からメテオラで追い打ちをかけるCIMA=岩出市民総合体育館で(大西洋和撮影)

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◇ドラゴンゲート

 ▽11日▽和歌山・岩出市民総合体育館

 オープン・ザ・ドリームゲート王者のCIMA(34)がジミー・神田(35)をメテオラ(両膝式ニードロップ)で退け、11度目の防衛に成功した。昨年からジミーズのメンバーをことごとく退けており、これで対ジミーズ4連勝。次の相手には吉野正人(32)と土井成樹(32)のワールドワン・インターナショナル勢が名乗りを上げており、挑戦者決定戦をへて3月2、3日の大阪2連戦のどちらかでV12戦を行う。

 人気ユニットのジミーズを目の敵にしているCIMA。一昨年12月に王者になって以来、一連の防衛戦の間にジミー・ススム、堀口元気H・A・Gee・Mee!!、斎藤・ジミー・了、そして今回のジミー・神田と、ジミーズの主力4人を撃破。これで対ジミーズは一応終止符を打ったことになる。

 初の頂点取りを目指した神田だが、10分すぎに息が切れた。セコンドから「深呼吸! 深呼吸!」と何度もアドバイスされたが、CIMAはそんな声をあざ笑うかのように膝蹴りなどのボディー攻めで追い打ちをかけた。最大のかぎは、ダウンしたCIMAに神田がコーナー最上段から飛んだ、きりもみ式スプラッシュ。神田が勝負をかけた大技だったが、駆け上がったのがCIMA側の赤コーナーだったことが運命を分けた。CIMAのセコンド陣が神田の落下してくるタイミングを大声で伝え、CIMAは間一髪、膝を立てて神田を串刺しに。難を逃れた。

 「ジミーズ、これで終わりか? ドリームゲートの扉は高く、強く締められているぞ」と王者。直後、吉野と土井が対戦を表明。CIMAは両者とも、昨年秋に挑戦を受けて返り討ちにしているが、「この2人が相手なら、何度挑戦を受けてもいい」という。CIMAの防衛ロードは、対ジミーズを終えて新しい局面に入る。 (大西洋和)

 

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