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記憶媒体を付けた日付を偽装か2月11日 19時2分
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パソコンの遠隔操作事件で逮捕された男は、報道機関などへのメールに付けた写真で、遠隔操作ウイルスが入った記憶媒体を猫に取り付けた日付を実際よりもあとだったように見せかけていた疑いのあることが、捜査関係者の取材で分かりました。
警視庁などは、日付が特定されないように偽装工作をした疑いがあるとみて調べています。
男は、容疑を否認しているということです。
4人の男性が誤って逮捕された遠隔操作事件では、東京・江東区のインターネット関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)が、去年8月、インターネットの掲示板に漫画のイベントでの殺人予告を書き込んだとして威力業務妨害の疑いで逮捕され、11日、検察庁に送られました。
片山容疑者は、「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。
これまでの調べによりますと、神奈川県の江の島で、遠隔操作ウイルスのプログラムが入った記憶媒体が猫の首輪に取り付けられたのは、近くの防犯カメラの映像などから、1月3日の午後3時ごろとみられています。
その後、報道機関などに届いたメールに付けられた写真には、翌日4日の新聞の朝刊と一緒に、色も形も同じ首輪と記憶媒体が写っていました。
警視庁などは、片山容疑者が、翌日の新聞や同じ種類の別の首輪を使って、猫に記憶媒体を付けた日が特定されないように、偽装工作をした疑いがあるとみて調べています。
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