So long!

見どころ

ＡＫＢ４８の3夜連続ドラマが登場！
ＡＫＢ４８がお届けする、喜びの涙、悲しみの涙、怒りの涙、幸せの涙…
涙をめぐるさまざまな物語。
チームＡ、チームＫ、チームＢがそれぞれ１夜ずつ出演する。

○第一夜


桜乃台高校２年Ａ組の双葉（渡辺麻友）は、友達がいない孤独な少女。バレエを踊ることだけが心の支えで、バレエ教室で指導する樹里絵（篠田麻里子）の厳しいレッスンにも懸命に取り組んでいた。ある日、双葉は学校の放送室で、壊れた古いラジカセの中にカセットテープが入っているのを見つける。そのカセットには、愛の告白の練習をする男子の声が録音されていた。その男子は８年前、桜乃台高校２年Ａ組にいた直澄（須賀健太）だった。双葉は、壊れたラジカセを通じて2013年と2005年がつながっていることに気付く。双葉と直澄は、壊れたラジカセを通じてメッセージを録音したカセットを交換するようになり、心を通わせる。やがて双葉は、直澄に恋心を抱くが…。
時を超えた恋の行方を描く、不思議でせつないラブストーリー。

内容

桜乃台高校２年Ａ組の双葉（渡辺麻友）は、友人が一人もおらず、学校で孤立した存在。彼女にとってバレエを踊ることが心の支えだった。バレエ教室で指導する樹里絵（篠田麻里子）の厳しいレッスンを受け、双葉は熱心にバレエに打ち込んでいた。

双葉は、学校で放送部に所属。しかし、顧問の鈴木照男（大杉漣）と、部員は双葉だけで、まもなく廃部になる予定だった。ある日、放送室を片付けていた双葉は、埃をかぶった壊れたラジカセを見つける。中にはカセットテープが入っていた。双葉が別のカセットデッキでテープを再生してみると「好きです」と誰かに告白の練習をする男子の声が聞こえてくる。

次の日、放送室に行った双葉が壊れたラジカセを開けると、また別のカセットテープが入っていた。不思議に思った双葉は、そのカセットを聞いてみる。すると、２年Ａ組の森沢直澄（須賀健太）と名乗る男子から「カセットテープを返してほしい」とメッセージが吹き込まれていた。直澄は、告白の練習をしていた男子と同一人物のようだったが、双葉のクラスである２年Ａ組に、そんな名前の男子はいない。双葉は「カセットを返したいので本名を教えてほしい」とメッセージを録音してラベルにその日の日付を書き、カセットを壊れたラジカセの中に残す。

また次の日、双葉が壊れたラジカセを開けると「2013年なんて冗談はやめてほしい」という直澄からのメッセージ入りのカセットがあり、ラベルには“2005年”と書かれていた。双葉は、歴代の放送部の日誌から2005年度のものを開く。そこには“部長　森沢直澄”と書かれていた。双葉は、直澄が８年前の放送部の部長で、壊れたラジカセを通じて2013年と2005年がつながっていることに気付く。一方、2005年の世界にいる直澄も、双葉が８年後の２年Ａ組生徒だと理解する。

双葉と直澄は、壊れたラジカセを通じてメッセージの交換を始め、時を超えて心を通わせていく。ある日、過去の写真で直澄の顔を確認しようとした双葉は、2004年の2年Ａ組のクラス写真に写っている直澄が、2005年の卒業アルバムには写っていないことに気づく。
双葉は、少し気になるが、直澄にとっては未来の出来事のためわからない。

いつしか直澄に恋心を抱くようになった双葉は、思い切って告白しようと決意。だが、告白する前に、直澄には好きな子がいることを知ってしまう。相手は、双葉同様、バレエをやっている女の子だという。双葉はショックを受けるものの、直澄の初デートを応援することに。

直澄のデートの日、双葉が放送室に入ると、あったはずのラジカセがない。部屋の整理で捨てられたらしい。ラジカセを探しに行こうとした双葉は、顧問の鈴木に遭遇。鈴木は、今日がかつての教え子の命日だという。嫌な予感がした双葉は、なんとかラジカセを取り戻しに走る。ようやく手にしたラジカセ。しかしそこには、これからデートだという直澄のメッセージが入っていた。さらにその相手は、なんと樹里絵。
双葉は、樹里絵の足に大きな傷跡があり、そのせいでバレエが踊れないことを思い出す。
2人が事故に合うことを悟った双葉は、なんとかデートに行かせないよう、必死でメッセージを送ろうとするが・・・。果たして、双葉は直澄と樹里絵の運命を変えることはできるのか！？

キャスト

川上　双葉・・・渡辺　麻友　
原　樹里絵・・・篠田　麻里子

森沢　直澄・・・須賀　健太

古賀　茜・・・高橋　みなみ

津田　朋絵・・・横山　由依
牧野　理子・・・川栄　李奈
宮内　夕希・・・入山　杏奈
井上　真子・・・田野　優花

鈴木　照男・・・大杉 漣