四回から登板した伊藤和も3イニングを無失点に抑えた【拡大】
(練習試合、日本ハム2-7阪神、10日、名護)岩本からバトンを受けた2番手の阪神・伊藤和も3回を2安打無失点の好投。それでも、本人は不満の様子だ。
「課題だったフォークが1球も決まらなかったのが残念」
この日の直球の最速は141キロ。自慢のストレートで押したが、変化球、とくにフォークの制球に苦しんだ。しかし、収穫もある。陽岱鋼に中前打、大野には左前打を浴びたが、後続はピシャリ。右腕は「走者を出してから崩れるパターンが多かったので、そこは良かった」と昨季からの成長を示した。
「ブルペンでバッター立たせて投げることが大事なんじゃないかな」
フォークの制球力アップさせる。東京国際大からドラフト4位で入団した昨季は1試合の登板に終わり、1敗を喫した。めざすはプロ1勝だ。
(紙面から)