2013.2.11 05:01

虎・伊藤和、好投も不満「課題のフォークが…」

四回から登板した伊藤和も3イニングを無失点に抑えた

四回から登板した伊藤和も3イニングを無失点に抑えた【拡大】

 (練習試合、日本ハム2-7阪神、10日、名護)岩本からバトンを受けた2番手の阪神・伊藤和も3回を2安打無失点の好投。それでも、本人は不満の様子だ。

 「課題だったフォークが1球も決まらなかったのが残念」

 この日の直球の最速は141キロ。自慢のストレートで押したが、変化球、とくにフォークの制球に苦しんだ。しかし、収穫もある。陽岱鋼に中前打、大野には左前打を浴びたが、後続はピシャリ。右腕は「走者を出してから崩れるパターンが多かったので、そこは良かった」と昨季からの成長を示した。

 「ブルペンでバッター立たせて投げることが大事なんじゃないかな」

 フォークの制球力アップさせる。東京国際大からドラフト4位で入団した昨季は1試合の登板に終わり、1敗を喫した。めざすはプロ1勝だ。

キャンプ日程へ

(紙面から)