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グループホーム火災 安全管理体制は
2月11日 18時6分

グループホーム火災 安全管理体制は
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長崎市のグループホームで入居者など4人が死亡した火事で、警察は、出火原因を調べるとともに、12日以降、施設の関係者から本格的に話を聞き、当時の避難の状況や職員の配置など安全管理の体制についても調べを進めることにしています。

今月8日の夜、長崎市にある認知症のお年寄りのグループホーム「ベルハウス東山手」で、4階建ての2階部分が焼け、入居者の女性3人と3階に住んでいる女性1人の合わせて4人が死亡し、2人が意識不明の重体になっています。これまでの警察の調べで、4人の死因は煙を吸い込んだことによる一酸化炭素中毒と分かりました。警察によりますと、出火当時、グループホームでは、夜勤の職員1人が勤務していて、この職員は、警察の聞き取りに対し、「2階の火元の部屋と、その隣の部屋の入居者を救助した」と話したということですが、詳しい現場の状況は分かっていません。
このため警察は12日以降、運営会社の代表や職員から本格的に話を聞き、当時の避難の状況や避難計画、それに職員の配置など、安全管理の体制についても調べを進めることにしています。
また、現場検証の結果、2階の火元の部屋の加湿器にショートしたようなあとがあることが、警察への取材で分かり、警察は、出火原因との関連について慎重に調べを進めることにしています。

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