神祕人1號
01-21-05, 11:19 AM
「続、俺の屍を越えてゆけ」企画メモNew!!
05/01/20
http://www.linda3.co.jp/column/sub.14.28.html
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キーワードがいくつか出ただけなのに、なんだかここ数日で1本の
ゲームとしての落とし所が自分の中である程度見えてきた気がする。
イメージが拡散しないうちに文章として書き留めておく。
●キーワード:
主人公の一族の属性を以下2点変更。
・定住 → 流浪
・体制側 → 反体制側
●ゲームスタート前の設定:
舞台のイメージは俺屍の小説の対談にもあったとおり古代の東北。
桓武天皇が蝦夷(今の東北地方)の平定に坂上田村麻呂を送り込んで、
アテルイを倒した。
ま、あの辺りの場所、時代。
(と言っても厳密に史実をなぞるつもりはゼンゼンないのだけど)
で、京に連行されたアテルイは斬首。
けっこう長期間、朝廷に抵抗していたアテルイがあっさり捕まったのは
いろいろ密約があったんじゃないかと、僕は勘ぐっている。
たとえば「おまえが投降すれば、一族の命も財産も蝦夷の自治権も
保証する」とか、なんとか。
でもこの約束を朝廷は一方的に破棄、というかハナから守るつもりは
なかった。
●ここからゲームスタート:
京でさらしものになってるアテルイの首に、一族があがめる神が告げる。
「蝦夷は朝廷が蹂躙。一族郎党、皆殺し。一族を守護してきた神々の
多くは封印された」
この話を聞くと生首の眼がぎょろりと開く。
怒り心頭の魂は蝦夷に飛び、一族で唯一難を逃れた子供に宿る。
その子は禁断の呪いを自らに施す。
その呪いこそ、俺屍でおなじみ「短命」と「種絶」。
この呪いと引き換えに、この子とその子孫は、やおろずの神と交わり、
人にして人にあらざる超人となる。
●この時点での蝦夷(しつこいが今の東北地方)の状況:
12箇所ほどの拠点(町、金山、港、神社など)の大半は破壊され、
かつ朝廷の支配下。
それら拠点を結ぶ主要な街道には、朝廷軍の城や砦、関所。
住人は圧制に苦しんでいる。
東北各地に点在する、一族があがめてきた神々の祠も7割がた封印。
それを守るために、朝廷お抱えの陰陽師が妖怪変化を召還。
朝廷が派遣した将軍たちにも憑依させている。
一族は封印を逃れた神々が守る、北の果ての寒村で決起。
●プレイヤーにできること:
・封印されている、あるいは敵に操られている神々を解放。
・町や港、金山など、各地の拠点を復興。
追記。復興すると中国の品が入手できたり、毎年金が送られてきたり、
特注の武器防具がオーダーできたり、神社を建立し町を妖怪から守ったり。
各拠点ごとに特色のある独自機能が追加、発展する。
・朝廷の城や砦を攻略。奪われた金品や巻物、武器などを取り返す。
奉納点を稼ぐ。ただしボスを倒しても1年くらいすると、中央から
新たな将軍が派遣されてくる。
・交神の儀を通じ一族に強い神々の血を入れパラメータ強化。
●侵攻する中ボス:
今作の中ボスは、特定の場所に固定のタイプだけではなく、移動して
くる者もいる。
蝦夷最南の朝廷の城、あるいは港から、一族討伐の精鋭部隊(もちろん
妖怪や鬼)が定期的に放たれる。ただし冬になると撤退。
フィールドマップは東北地方の拠点を街道が結んでいる。
そのルートを一族の滞留地点めがけて侵攻。
一族の力が弱いうちに、この部隊と遭遇し運が悪ければお家断絶。
ゲームオーバー。
もちろん討伐隊もだんだん凄いヤツが出てくる。
だから一族は常に一箇所に留まれず、逃げ続けるはめに。
●裏設定:
前作俺屍の呪いから解放された一族。
人間離れした戦闘力は失ったものの市中での人気、財産。
さらにいざとなれば、一族には神々の後ろ盾。
時の帝にとっては脅威。理由をつけて一族を排除したいと考える。
一族もまた、帝の動向にうすうす気づいている。
人間同士の争いを好まず、再び京の都が荒れることをよしとしない
一族は、当主の決断により都を離れ流浪、当時の最北、蝦夷に定着。
その際、一族を守護する神々(前作の神々)もこの地に分社。
さらに蝦夷固有の神々もこの列に加わる。
一族は神々の加護もあり、この地で繁栄。
いつしか尊敬を集める有力な地方豪族となる。
帝は蝦夷の金に目をつけ、完全支配をたくらみ大軍を派遣。
しかし蝦夷には、彼の一族がいた。
少数精鋭のゲリラ戦で数的不利を何度も凌ぐ。
が、両陣営ともに次第に疲弊。
とくに人口、穀物の生産量で劣る蝦夷側は泥沼。
朝廷側から和睦の提案。
条件は「一族の当主が京に出向き、帝に臣下の礼をとる。そうすれば
兵を引き、蝦夷の将軍に取り立て自治権も認める」とか、なんとか。
つまり形だけ負けを認め一度頭を下げれば実利は取れる。
で、のこのこ出かけていって、冒頭のさらし首に。
●墓参り:
他界した一族は、没した地に墓。
その地に行けば、墓参が可能。
かかさず墓参りをすれば、ほんのわずか、パラメータがアップ。
●ダンジョンの構造:
今作では出入口が複数ある通過するタイプも。
陰陽師の術により、不可思議な異空間も。
●飢饉、疫病:
妖怪により飢饉、疫病が発生。
町などの投資レベルが下がる。
発生を防ぐためには、その地に神社を建立し強い神をまつる。
●PSPなら:
前作の養子の交換、氏神の分社に加え、以下の機能を追加。
・他プレイヤー一族との間に子供を作る。奉納点は交神の半分。
・対戦。
●ゲームの目的:
最南の城に立てこもり帝を影で操る悪の陰陽師。
さらにその陰陽師を操る者(おそらくは裏切った神)を特定し成敗。
朝廷と和睦。蝦夷に平和を取り戻す。
●タイトル別案:
「鬼と呼ばれた一族」
「鬼の系譜」
以上
05/01/20
http://www.linda3.co.jp/column/sub.14.28.html
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キーワードがいくつか出ただけなのに、なんだかここ数日で1本の
ゲームとしての落とし所が自分の中である程度見えてきた気がする。
イメージが拡散しないうちに文章として書き留めておく。
●キーワード:
主人公の一族の属性を以下2点変更。
・定住 → 流浪
・体制側 → 反体制側
●ゲームスタート前の設定:
舞台のイメージは俺屍の小説の対談にもあったとおり古代の東北。
桓武天皇が蝦夷(今の東北地方)の平定に坂上田村麻呂を送り込んで、
アテルイを倒した。
ま、あの辺りの場所、時代。
(と言っても厳密に史実をなぞるつもりはゼンゼンないのだけど)
で、京に連行されたアテルイは斬首。
けっこう長期間、朝廷に抵抗していたアテルイがあっさり捕まったのは
いろいろ密約があったんじゃないかと、僕は勘ぐっている。
たとえば「おまえが投降すれば、一族の命も財産も蝦夷の自治権も
保証する」とか、なんとか。
でもこの約束を朝廷は一方的に破棄、というかハナから守るつもりは
なかった。
●ここからゲームスタート:
京でさらしものになってるアテルイの首に、一族があがめる神が告げる。
「蝦夷は朝廷が蹂躙。一族郎党、皆殺し。一族を守護してきた神々の
多くは封印された」
この話を聞くと生首の眼がぎょろりと開く。
怒り心頭の魂は蝦夷に飛び、一族で唯一難を逃れた子供に宿る。
その子は禁断の呪いを自らに施す。
その呪いこそ、俺屍でおなじみ「短命」と「種絶」。
この呪いと引き換えに、この子とその子孫は、やおろずの神と交わり、
人にして人にあらざる超人となる。
●この時点での蝦夷(しつこいが今の東北地方)の状況:
12箇所ほどの拠点(町、金山、港、神社など)の大半は破壊され、
かつ朝廷の支配下。
それら拠点を結ぶ主要な街道には、朝廷軍の城や砦、関所。
住人は圧制に苦しんでいる。
東北各地に点在する、一族があがめてきた神々の祠も7割がた封印。
それを守るために、朝廷お抱えの陰陽師が妖怪変化を召還。
朝廷が派遣した将軍たちにも憑依させている。
一族は封印を逃れた神々が守る、北の果ての寒村で決起。
●プレイヤーにできること:
・封印されている、あるいは敵に操られている神々を解放。
・町や港、金山など、各地の拠点を復興。
追記。復興すると中国の品が入手できたり、毎年金が送られてきたり、
特注の武器防具がオーダーできたり、神社を建立し町を妖怪から守ったり。
各拠点ごとに特色のある独自機能が追加、発展する。
・朝廷の城や砦を攻略。奪われた金品や巻物、武器などを取り返す。
奉納点を稼ぐ。ただしボスを倒しても1年くらいすると、中央から
新たな将軍が派遣されてくる。
・交神の儀を通じ一族に強い神々の血を入れパラメータ強化。
●侵攻する中ボス:
今作の中ボスは、特定の場所に固定のタイプだけではなく、移動して
くる者もいる。
蝦夷最南の朝廷の城、あるいは港から、一族討伐の精鋭部隊(もちろん
妖怪や鬼)が定期的に放たれる。ただし冬になると撤退。
フィールドマップは東北地方の拠点を街道が結んでいる。
そのルートを一族の滞留地点めがけて侵攻。
一族の力が弱いうちに、この部隊と遭遇し運が悪ければお家断絶。
ゲームオーバー。
もちろん討伐隊もだんだん凄いヤツが出てくる。
だから一族は常に一箇所に留まれず、逃げ続けるはめに。
●裏設定:
前作俺屍の呪いから解放された一族。
人間離れした戦闘力は失ったものの市中での人気、財産。
さらにいざとなれば、一族には神々の後ろ盾。
時の帝にとっては脅威。理由をつけて一族を排除したいと考える。
一族もまた、帝の動向にうすうす気づいている。
人間同士の争いを好まず、再び京の都が荒れることをよしとしない
一族は、当主の決断により都を離れ流浪、当時の最北、蝦夷に定着。
その際、一族を守護する神々(前作の神々)もこの地に分社。
さらに蝦夷固有の神々もこの列に加わる。
一族は神々の加護もあり、この地で繁栄。
いつしか尊敬を集める有力な地方豪族となる。
帝は蝦夷の金に目をつけ、完全支配をたくらみ大軍を派遣。
しかし蝦夷には、彼の一族がいた。
少数精鋭のゲリラ戦で数的不利を何度も凌ぐ。
が、両陣営ともに次第に疲弊。
とくに人口、穀物の生産量で劣る蝦夷側は泥沼。
朝廷側から和睦の提案。
条件は「一族の当主が京に出向き、帝に臣下の礼をとる。そうすれば
兵を引き、蝦夷の将軍に取り立て自治権も認める」とか、なんとか。
つまり形だけ負けを認め一度頭を下げれば実利は取れる。
で、のこのこ出かけていって、冒頭のさらし首に。
●墓参り:
他界した一族は、没した地に墓。
その地に行けば、墓参が可能。
かかさず墓参りをすれば、ほんのわずか、パラメータがアップ。
●ダンジョンの構造:
今作では出入口が複数ある通過するタイプも。
陰陽師の術により、不可思議な異空間も。
●飢饉、疫病:
妖怪により飢饉、疫病が発生。
町などの投資レベルが下がる。
発生を防ぐためには、その地に神社を建立し強い神をまつる。
●PSPなら:
前作の養子の交換、氏神の分社に加え、以下の機能を追加。
・他プレイヤー一族との間に子供を作る。奉納点は交神の半分。
・対戦。
●ゲームの目的:
最南の城に立てこもり帝を影で操る悪の陰陽師。
さらにその陰陽師を操る者(おそらくは裏切った神)を特定し成敗。
朝廷と和睦。蝦夷に平和を取り戻す。
●タイトル別案:
「鬼と呼ばれた一族」
「鬼の系譜」
以上