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2013年2月8日(金) 東奥日報 ニュース



■ 武家住宅「旧笹森家」きょう公開

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8日から一般公開される旧笹森家住宅
 
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いろりのある常居(手前)、縁側を設けた客間(中央奥)など、中・下級の武家住宅の建築様式が分かる
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 国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている弘前市仲町の武家住宅で最も古い旧笹森家住宅の移築復元工事が完了し、8日から一般公開される。同地区の武家住宅の公開は、旧伊東家住宅、旧梅田家住宅、旧岩田家住宅に続き4棟目。

 旧笹森家住宅は弘前藩が1756(宝暦6)年に作製した武家住宅の図面台帳「御家中屋舗建屋図」に平面図が記載されており、市内に現存する最古級の武家住宅であることが確認されている。1995年に住宅建て替えのため所有者が市に寄贈し、市が保存のため解体工事を行ったが、地区内に移転先が見つからず、部材の状態で長年保管されていた。

 2009年度に敷地が確保でき、10年度から工事を実施。昨年12月に完成した。接客を重んじ、玄関から広間を通って床の間や縁側を設けた客間につながる間取りなど、中・下級の武家住宅の建築様式が分かる。

 市教育委員会文化財保護課の高木一誠主事は「ぜひ県内外の方に見てもらい、昔のままの武家町の雰囲気を感じてもらえれば」と話している。

 2、3月の開館日は、弘前城雪燈籠(どうろう)まつり期間の2月8〜11日と毎週土日、祝日。午前10時から午後4時まで。入館無料。問い合わせは文化財保護課(電話0172-82-1642)へ。

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