つり橋:45度傾く 渡っていた7人無事 浜松
毎日新聞 2013年02月10日 20時31分(最終更新 02月11日 01時04分)
10日午前10時半ごろ、浜松市天竜区水窪(みさくぼ)町奥領家で、国道152号の上にかかる歩行者用つり橋「第一弁天橋」(地上約5メートル、幅約1.2メートル、長さ約32メートル)のケーブル1本を地面に固定する部品が断裂した。静岡県警天竜署によると、7人が渡っていたが、とっさに手すりをつかむなどして無事だった。橋が約45度傾き国道上に垂れ下がったため、同市は橋と国道を通行止めとした。復旧の見通しは不明。
市道路課によると、つり橋は1965年に完成し、昨年4月の目視検査で腐食が見つかり、調査を委託中だった。老朽化が原因とみられる。【西嶋正信】