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事件
【なりすましウイルス】ちらつく過信と自己顕示欲 片山容疑者、現実空間に現れて墓穴?
2013.2.10 23:47
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両事件に共通するのは強い「自己顕示欲」だ。犯罪心理学に詳しい元東海学院大教授の長谷川博一氏は「人間関係が希薄で、思考や好みが偏りやすい性格」と推察。「人間関係が苦手な部分を、ネコで補っていたのではないか」と指摘する。
20年2月から勤務しているIT関連会社によると、片山容疑者は昨年12月から病気を理由に休職。社長の目にも「マニアックで思い込みが強い」と見えた。
報道機関などに送りつけられたメールは、警察を小ばかにする内容が徐々にエスカレートした。長谷川氏は「自己顕示欲が強まり、ミスするまで警察への挑発を続けざるを得なくなったのではないか」と話した。
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