トップページ社会ニュース一覧盆栽被害 別の盆栽を譲渡で和解へ
ニュース詳細

盆栽被害 別の盆栽を譲渡で和解へ
2月10日 22時27分

盆栽被害 別の盆栽を譲渡で和解へ
K10054285711_1302102230_1302102232.mp4

さいたま市は、6年前、市の美術館に展示する盆栽の管理を民間の盆栽園に委託したところ、不十分な管理によって葉が変色するなどしたため、この盆栽園から別の盆栽13鉢合わせて4800万円相当を譲り受けることで和解する方針を決めました。

さいたま市は、6年前、大宮盆栽美術館を作る際、100鉢の盆栽の管理を一時、市内の盆栽園に委託し、このうち、さいたま市北区の盆栽園に委託した樹齢の120年の「五葉松」など合わせて4鉢が、葉が変色したり枯れたりする被害が出ました。
さいたま市は、管理が不十分だったとして、賠償するよう協議していましたが、被害の程度によって損害額の算定が難しく、10日までに別の盆栽13鉢合わせて4800万円相当を譲り受けることで、和解する方針を決めました。
大宮盆栽美術館は「盆栽園が損害を現金で支払えないと判断し、展示するのにふさわしい盆栽を譲渡してもらうことにした」と説明しています。さいたま市は、議会の承認を得たうえで、今年度中に和解したいとしています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ