仮想メモリのことで、ページングファイルなしにしたら、エラー出て元に戻そうとし...

nameinu_gentlemenさん

Windowsの仮想メモリの設定では最小=最大=1024あれば十分です。 ただ、実体であるpagefile.sysは連続領域であることが必要です。 C;がフラグメントしてると連続してとれないため、仮想メモリが足らないと出ることがあります。
あなたの場合、C:に作らないで D:など空いているところにとりあえず作りましょう。 その後C:を掃除してデフラグしてからpagefile.sysを１GBにしましょう。

できればメモリは１GB以上にしましょう。 メモリがDDRなら安いですが、PC100/133 の時にはeBoostreなどを使えば、高速CFをpagefile代わりに使えますので、メモリの増設より安く効果があります。CFは20MB/s ４GBで1200円ぐらいです。
http://www.eboostr.jp/


以下雑談です。
Windowsでいう仮想メモリの実体はpagefile.sysです。
元々仮想メモリシステムOSの世界ではページファイルが正式名称で、MSが勝手に紛らわしい名前をつけただけです。
物理メモリとページファイルを足した領域が物理アドレス空間です。470MBでページファイルなしは無謀です。 大体仮想メモリシステムでページファイルなしにするのは非常識、知ったかぶりのど素人の戯言です。元々Windowsの初期設定が間違っていて、メモリが十分あるのにアプリをメモリから追い出そうとするので、仮想メモリをやめるという短絡的なことを考えたド素人が居るのです。 チューニング設定をシステムキャッシュ優先ではなくてプログラム優先にすれば必要ありません。


仮想メモリシステム(VirtualMemorySystem;Windowsで言う仮想メモリのことではありません、VM;仮想マシンでもありません)では、一つのプロセス(作業単位)が最大４GBのメモリ空間を使えます。 複数のプロセスが４GBを使うことも出来ます。 総計すると４GBをはるかに超すこともあります。 これを上手くOSが管理できる４GBの物理アドレス空間で処理するのが仮想メモリシステムと呼ばれる所以です。

このとき、OSの管理下からはみ出るものを格納するのがページファイル、Windowsでは仮想メモリと呼ばれるDisk上の領域です。
メモリ空間はXPではSp2で768MB、Sp3では１Gあれば大抵動きます。 物理メモリがそれだけあればページファイルにアクセスに行くことはほぼないということになります。 PhotoShopなどを使うときには１GBの空間が必要になります。

細かく言えば４GBのうち２GBがユーザ空間で２Gがシステム空間、さらに２Gのうち１GBがコード、１GBがデータです。コードは共有されるので、４GBの空間といっても実際に使われるのはほぼ２GBにマッピングされます。また32bitWindowsは手抜きなので、ユーザの使用できる空間はコード共有も含めて1.75GBが限度です。 従って、システム領域とあわせて物理メモリでも最大使えるのは3.5GBになります。
XPなら2GBあれば十分です。