大津市、中2自殺で和解申し入れ いじめ因果関係認める大津市の中2男子自殺で、遺族が市や加害者とされる生徒らに対して、計約7700万円の損害賠償を求めた民事訴訟の第5回口頭弁論が5日、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)で開かれ、市は自殺といじめの因果関係を認めた。市が因果関係を明確に認めたのは初めて。 市は過失や賠償責任を認め、裁判所と遺族に和解を申し入れた。第三者委員会が1月にまとめた「いじめが自殺の直接的要因となった」とする報告書を地裁に提出し、「報告書の内容で、訴訟に関連する部分については(訴訟に)反映させるべきだ」とした。 【共同通信】
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