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地方
【大津中2自殺】市長、救済のための第三者機関常設など要望 文科相に検証結果報告
2013.2.6 18:51
いじめを受けていた大津市の中2男子が自殺した問題で、同市の越直美市長が6日、東京・霞が関の文部科学省を訪れ、市の第三者委員会の検証結果を下村博文文科相に報告した。越市長は検証結果を踏まえ、被害児童・生徒を救済する外部の第三者機関の常設や、自殺が起きた際に中立的な第三者委員会の設置などを国のいじめ対策に盛り込むよう要望した。
越市長は、市教委や学校側の調査が当初、不十分だったことから、文科省が法改正も含めた抜本的な改革を目指す教育委員会制度にも言及。「もっと責任と権限の所在が一致した制度にすべきではないかと思っている」と語った。
下村文科相は「市長の責任ではないが、あまりにも学校現場や教委の対応が遅すぎたし、きちんとできていなかった。教委のあり方を含め重要なテーマなのでお聞きしたい」と述べた。
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