ライフ「いじめ」対応の専門員15人配置へ 滋賀県 大津中2自殺2013.2.7 13:14

  • [PR]

ライフ

  • メッセ
  • 印刷

「いじめ」対応の専門員15人配置へ 滋賀県 大津中2自殺

2013.2.7 13:14 自殺・自殺未遂

 大津市で平成23年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題を受け、滋賀県は来年度、子供から「いじめ」に関する相談を受けて問題の解決に当たる「いじめ問題対応専門員」を15人配置することを決めた。校長OBやスクールカウンセラーらの起用を想定しており、学校から独立した第三者的な立場でいじめ問題の対応にあたる。7日午前発表の同県の25年度当初予算案に、専門員配置のための費用4190万円を盛り込んだ。

 専門員は、県内4地域にそれぞれ3人ずつ配置するほか、県立学校担当2人と地域統括担当1人を県教委事務局に置く。電話などで子供たちからの相談を受けるほか、計画的に学校などを巡回訪問し、いじめ事案を早期に把握。学校や保護者に働きかけて問題の解決を図り、子供たちのよりよい人間関係構築を目指す。

 県教委の担当者は「いじめ問題は学校だけの対応では限界がある。専門員が相談を受けることで、子供たちが学校に相談しにくい事案の発見にもつながるのではないか」と期待している。

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital