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王様の耳はロバの耳

 投稿者:北野 妖介  投稿日:2005年 2月25日(金)12時50分6秒
  XES北野っす。

相変わらずの修羅場なので現実逃避して、ここに来てます。
さて、今日のお題は、XuseのDL販売について。
メーカー独自のDL販売としては、初のケースになります、
当のザウスさん曰く、他のメーカー誰も踏まないから、どっかがやんないとねぇ~との事、
まぁたまたま、ミラー公開での打ち合わせでお話を伺ったのでありますが。

世間の話と実際の話の異なる点について・・・
世間の話では、ロットアップした製品となっておりますが、
正確に言うと、店頭に並んでいないものを確認して、そのタイトルの取り扱いとなります。
で、ありますからして単純に過去タイトルだからDL販売とはいかないそうです。
市場に対しての大人な事情ってヤツなんでしょうね。
次にアクティベーションでありますが、
ここ最近、立て続けにDL販売のが破られているそうです、
キネティクノベルなんかもそうでしたね・・・
実は、この破られているのがプロテクトが破られているのではなくて、
ゲーム本体が破られているそうで、
あいにくと、私のおつむでは難しいのでありますが、
解る人には解る話なんでありましょうね。

ほんのちょっとした世間の話と現場のズレのお話でした。
 

「おとボク」進行中。

 投稿者:北野 妖介  投稿日:2005年 2月23日(水)13時41分3秒
  >「おとボク」相変わらずまったり進行中。

おお、同類。
なまじ良いテンポのゲームであるだけに、
常人の如く、喧騒するのが憚られます。
なんじゃ、それと言う人に、私同様、騙されたと思って。
<a href="http://xes.plala.jp/demo1/g0924/otoboku_tri.exe">http://xes.plala.jp/demo1/g0924/otoboku_tri.exe
よりDLして一話分だけプレイしてみるべし。

>というタイトルから百合モノ、それもやりゲーだとばかり思って、全然情報収集してま

ですね・・・少なくても予約するには、私のシャイなハートでは出来ません。(嘘)

>何かこのゲームをプレイしていると上質なお菓子を食べているような気分になるんですよ。(どちらかというと甘さはほどほど、全部まとめて食べてしまうのは勿体無い)

いい形容かと思います、
いいテンポでシナリオを読めるのは、M1号さんのおっしゃるドラマの作りを意識してもあると思いますが、
それ以外にサブキャラ達が個性豊かである、声優が良い、日常生活的なものを丁寧に描写している他
いろいろあるかと思います。
贅沢を言うと、もう少し逆に癖があっても良いと思います。


>しかし「おとボク」の移植権争いは相当もめそうだぞ…

ん~どうなんでしょうかね。
さりげに聞いてみようかと思いますが、答えてはくれないような・・・(企業秘密だし)
キャラメルBOXブランドは会社で言うと姫屋ソフトでありますから、
過去になんか、そういう繋がりがあれば、そこが本命かと思います。
 

突然千夜一夜物語の如く

 投稿者:M1号メール  投稿日:2005年 2月22日(火)23時36分7秒
  「おとボク」相変わらずまったり進行中。
なんと言うか瑞穂くんに同化するよりは瑞穂くんの物語の聞き手兼語り部兼広め手になりたい。その姿はシェラザード姫から千夜一夜物語を聞くアラビアの王の如し。

>CiANさん
・空色の風琴
もし各キャラエンドがあるとしたら、「夏夢夜話」のバッドエンド(その中には小鳥・涼子の心情世界で出会ったヒロインと結ばれるエンディングもある)のように「現実逃避」そのものになってしまうと思いますけどね。(現実逃避(すなわち涼子・小鳥を救うことができず心情世界の中で偽りの幸せに溺れる)もひとつの幸せかもしれないが、大切なのは涼子・小鳥を救うことだ、という教訓もある。でなければ主人公自身も救われない)
あと颯沙に感情移入できないのは同感ですよ。主人公の性格もそこに至るまでに5人の女の子と肉体関係を持ってしまっているあたりでもう同化も共感も出来ない上にメインヒロインのはずの颯沙自身、たいした魅力的に映りませんから(というか主人公が颯沙を一人の女性として意識するきっかけ自体が希薄)。
 

『しょじょはおねえさまにこいしてる』

 投稿者:CiANメール  投稿日:2005年 2月22日(火)20時49分36秒
  というタイトルから百合モノ、それもやりゲーだとばかり思って、全然情報収集してま
せんでした。(汗
 やはりタイトルだけで判断してはイカンということでしょうか。つか、普通に読める
タイトルにして欲しい……。
 ちなみに正確なタイトルは、今日知りました。(汁

・カール大公さん:
(空色の風琴)
>だってあの出だしで更紗以外のキャラを選んでエンドにしたら、主人公って人の道踏み外してますよ。

 仮にそうだとしても、もっと外道な純愛ハッピーエンドを私は知ってますし、探せば
いくらでも出てくるんじゃないですかね。が、言わんとするところは判ります。

 念のために申し上げますと、私はこの作品で各キャラエンドがあった方がよいとは考えていません。理由はカール大公さんと少しく違うのですが。
 ミレットにしろルフィーユにしろ、ハッピーエンドがあったとしても多分美しくなら
ないでしょう。颯沙のことは別としても、あの設定、あの展開で恋人同士になられても
ね……。

 ステラにしても同じです。ハッピーエンドに違和感がないとしたら恐らくメナムだけ
でしょうが、そうすると颯沙が……。私的に颯沙は非常にカワイクない女のコなんです
が、文字通り救われないのもあんまりですし。

 だから一本道であることを批判はしませんが、選択肢のあり方には疑問を感じます。
ホントに必要なのかと。
 マルチエンドタイプのゲームでも、分岐に関係ないお遊び選択肢や、引っかけ選択肢
は存在します。しかし『空色の風琴』の場合、選択肢の必然性が皆無というか、何を目
的とした選択肢かさっぱり判らなかったんですよ。あり方が分岐型の選択肢だったので、
先の発言をしたんですけどね。

 ついでにもう一つ書くと、颯沙の影が薄いことが気になりました。例えば先日プレイ
した『innocent Eye's』もメインヒロインは終盤にしか出てこないんですが、それでも
存在感はたっぷりありましたね。
 内容が全然別方向なので単純な比較は出来ないんですが、もうちょっと颯沙の記述の
工夫が欲しかったとは思います。
 

俄然テンションが上がってきた

 投稿者:M1号メール  投稿日:2005年 2月22日(火)16時04分58秒
  俺も世間の評判に乗る形で「処女はお姉さまに恋してる」をプレイしていますが…なんというか面白すぎる。
物語全体が居心地のいい雰囲気に包まれている為なんか進めるのが勿体無く思ってきましたが、主人公・宮小路瑞穂くんのキャラのよさが物語へのテンションを高めてくれまして。
文武両道で女の子と見まごう美少年ながらも、性格もまた良くて。こうしたギャルゲーにありがちな「どうすればいいかわかっているのにウジウジ悩む」(注1)とか「緊張感が足りない、後先考えないタイプ」(注2)といった性格とは無縁なのですよ。
自分では「弱気だ」とか言いながらも決めるところでは格好よく決めますし。

>北野妖介さん
・処女はお姉さまに恋してる
何かこのゲームをプレイしていると上質なお菓子を食べているような気分になるんですよ。(どちらかというと甘さはほどほど、全部まとめて食べてしまうのは勿体無い)
テンポが良いのは俺も同感ですよ。一話ごとに入る次回予告とかもゲーム版の「3年B組金八先生」(思えばあれも連続物のドラマを意識した作りになってた)を思い出します。
しかし「おとボク」の移植権争いは相当もめそうだぞ…
本命はプリンセスソフト(やはりオリジナルの知名度が低い為、話題作を優先的に移植の傾向か?)、角川書店(ニトロプラスつながりで。「おとボク」にはニトロのスタッフも多数関っているし(「天使ノ二挺拳銃」とは好対照))、対抗がKID(オリジナルの知名度はそれなりに上がっても移植も大事だろう)、大穴はインターチャネル(やはりライバルのKIDやプリンセスソフトへの牽制?)他でしょうね。

>CiANさん
・空色の風琴
確かにプリンセスソフトの方ももはや移植に手段を選んでいませんからね。(オリジナルの知名度がKIDのオリジナル作品とかに比べると低い為。)
俺はリーフ信者でもあるのであまりプリンセスソフトは好きじゃないんですけど…(俗にいう相反属性という奴で)

(注1)やるべき事がわかっていながらウジウジ悩むタイプは一番手に負えません。例えば「きみにおくる翼」の柿崎一雄とか。
人力飛行機が墜落して悟が負傷し、かつその日に義妹・未亜が倒れたにもかかわらず翌日から数日、何もしてなかったというヘタレ振りですし。
(注2)後先考えない、緊張感の足りないタイプも他人に及ぼす迷惑を考えると手に負えません。一例は「ALMA-ずっとそばに…」の十崎巧巳。
病院に入院する事になり、自分の本来の姿が眠る部屋に「入ってはいけない」と荒良木円に警告されても勢い任せに入って自分の物理干渉力をなくしたりするくらいですし。
 

おとボク後1人

 投稿者:北野 妖介  投稿日:2005年 2月22日(火)13時31分49秒
  御無沙汰しております、xes北野です、現在、「処女はお姉さまに恋している」
プレイちぅ。
おかげでHPの更新をばっくれています。(汗)

実は、全く歯牙にもかけなかった、このゲームプレイする動機となったのは、
体験版が面白かったと言う、知人の薦めでありました。
私も立場上、体験版の起動はするので、さわりは見ていましたが、
まぁ、ありがちかなというCGとストーリ展開にプレイには至らなかったのですが
やってみると、これが面白い。
わくわくする感覚が宜しかったのです。
体験版をプレイしたのが初回版の後だったので
買うにも市場では既に刈り尽くされ
通常版でのプレイとなりました。

製品版全体構成は1ヶ月1話の10話程の構成となっています。
重視するキャラの選択により、話の構成に変化があります、
システム的に既読スキップがあるのでプレイは読んだ所が飛ばせます、
話としては中だるみはありますが、
最初と終りの方は小気味良くいいテンポで進みます。

ストーリーは、財閥の後継ぎである主人公は死んだ祖父の遺言に従い、
女子高へ編入するというもの、
ただし、今までのありがちなものとイメージは違うかと思います。
また、このゲームは小説の「マリア様が見ている」に重なる部分が多いと思いますが、
小説に関しては未読の為、それらに関しては推測しかできません。

攻略キャラは、幼馴染、同級生2人、下級生2人、幽霊1人?となります。

あくまでもキャラのトークを楽しむゲームと思いますので、
シナリオ重視の方、またゲームの緻密に構成と伏線を求む方には不向きかと思います。
ただし、伏線が無い訳でなく、クリアした後のおまけシナリオで
「にやり」とするサブシナリオがありますので、
あくまでも、そういう事を語るのが好きな人には不向きと言う事であります。

さて、プレイ後の一言としては。
「会長、良かったっす」

 

久しぶりに生存表明

 投稿者:カール大公メール  投稿日:2005年 2月20日(日)23時42分24秒
   なんか最近またぞろ身の回りがゴタゴタしてきて、ゲーム関係に割く時間がなくなってきました。ゲームそのもの以前に雑誌を読む時間が無くてP天もパソパラもここ数ヶ月買うだけでまともに目を通してません(さらに言えば、ここも二週間ほどご無沙汰でした)。ああ、またゲームから離れていっちゃうよ。

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■to:Syn1様(2月 6日(日)02時52分48秒)

>りましたSyn1です。最近はすっかり某パティオごと移住したmixiにいる時間が長

 うわっ、寂しい事を仰る。さて、ニフティの話ですが、パソ通がWeb形式に移行した後どれだけ「使えるか」、ですね。どちらにしろパソ通時代の「ソフトにログを保存」という概念はもう永遠に消え去るのでしょうね。掲示板は過去の蓄積を手元でさっと確認する、という事ができないのがつらいところ。

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■to:CiAN様(2月 8日(火)23時39分12秒)

> シナリオは…………まぁ途中なのでコメントは控えますが…………、それよりコ
>レ、時間或いはお金が足りなかったんじゃないかな、とそんな気になりました。
>えないんですよ。それと選択肢。なんか当初はキャラ別エンドの予定だったような気

 時間が足りなかった、というか、途中でライターから原画家からバタバタ倒れて発売予定が二年も送れた作品ですから、十分に練りこんで作った、とは言えないでしょうね。ラストは(ななこさんのキャラからして)キャラ別エンドとは考え辛いところです。だってあの出だしで更紗以外のキャラを選んでエンドにしたら、主人公って人の道踏み外してますよ。
--------------------------------------------------------------------------------
 ではでは。
 

絶好調?

 投稿者:CiANメール  投稿日:2005年 2月13日(日)20時12分27秒
  『空色の風琴』終了して、『innocent Eye's』に取りかかりました。これ済んだらマヂ
で山が無くなるので、週末には買い出しに行かないとなりません。私の予定では今月末
までは保つはずだったんですけどね。(苦笑)

 ちなみに後者を購入したのは特典のサントラCDが欲しかったから。「またこのパター
ンか」というツッコミは置いときまして、問題は購入価格。ぢつは前者の約3倍。(^^A
前者が安すぎるのか、後者が高すぎるのか……。

(空色の風琴)
 個人的にはミレットだけで充分以上に元は取れたんですが、それを差し引いても良か
ったですね。多少強引な展開はありましたし、シナリオ以外で不要なマイナス点はあり
ましたが。

 ただ、確かに最近の主流からは離れてますね。私はこういうの結構好きなんですが、
ということは私も既に古参ゲーマーということなんでしょうかね。どっちかというと新
参者という感覚だったんですが、それはこの掲示板だからそう錯覚していただけなんで
しょうか。

 まぁそんなことはどうでもいいんですが、『空色の風琴』でどうしても書いておきた
いことを少々。

 第一に画面効果の演出。これはかなり良かったです。
 ここぞというイベントでCGの拡大縮小、重ね合わせ、スクロールなどなど、画面効果
を上手に利用しています。立ち絵もズームアップしたり、それにともなって背景や縮小
とかスクロールをしていますから、イベントCG以外でも充分見応えはありましたね。塗
りも綺麗ですし。

 ただそれだけに声がなかったことが残念。ヒロイン達の独白も案外多く、画面効果で
もこれだけ気を遣っているのだから、声があったらどうなっていたか興味はあります。
もちろん逆効果の可能性もありますけれど。
 私は基本的に声は無くても気にしないんですが、この作品は聞いてみたいと思いまし
た。

 それと音楽。ボーカル曲はOP、ENDほか各ヒロイン毎1曲ずつでトータル9曲あるんです
が……。それだけリキ入れるなら、歌のレベルもリキ入れて欲しかった。いや、有名な
歌姫さんもいらっしゃるんですけどね…………。

(innocent Eye's)
 まだ一人終わったところで、コメントするには早いのですが。
 今の段階で感じたことは、この作品非常に勿体ないのではなかろうかと。もっと丁寧
に作っていれば、かなり良い作品になっていたんじゃないかと思います。
 逆に言えば、それなりの作品にしかならなかったということになるんですが、結構イ
ンパクトはありますし、一応無駄ではなかったようです。

・M1号さん:
(空色の風琴)
>最初から移植前提で作られていたのかも…と勘ぐります。

 勘ぐるまでもなく移植前提だったでしょう。というか、既にPS2版がそのプリンセスソ
フトから出るとアナウンスされてますね。
 私はプリンセスソフトの移植レベルは存じませんが、こちらは当然のように声有りで
すし、今からの人はこっちを買った方がいいのかも。
 

やはりシナリオ別ネタバレ防止措置はまずかったか

 投稿者:M1号メール  投稿日:2005年 2月10日(木)00時42分22秒
  >Kenさん
・ToHeart2
というか今回シナリオによって出来不出来の差が激しいものでして。
特に幼なじみシナリオは(3つとも)期間の短さによる描写不足が痛すぎまして…
王道の展開(逆にいえばシナリオライターの実力が問われる)ゆえに期間をかけてじっくり描いた方がいい話になったかもしれないと思うと残念でなりません。

>CiANさん
・空色の風琴
現在プレイ中ですか。確かに颯沙は影が薄く感じますね(笑)。
基本的には一本道ですが、「夏夢夜話」(KIDゲー。PS2ソフト)のように大筋は一本道でも途中下車的なエンドがないことを見るに、最初から移植前提で作られていたのかも…と勘ぐります。(プリンセスソフト的な水の循環商法か)

しかし炎のようにより昇華していくリーフ的価値観と水のように循環していくプリンセスソフト的価値観って相反してるなぁ…
 

取りあえずミレット様キープ…

 投稿者:CiANメール  投稿日:2005年 2月 8日(火)23時39分12秒
  『最終試験くじら』に続き、今度は『空色の風琴』はじめました。今日現在でだいたい
半分は過ぎたんじゃないかと思います。

 現時点での感想はミレット様→→→→→ステラ→フローリア→メナム→ルフィーユ→
エイプリルの順でしょうか。颯沙がメインヒロインの筈なんですが、どうにも影が薄い
んで番外です。(ぉ

 え? 誰もそんなこと聞いてない?(^^;;;

 シナリオは…………まぁ途中なのでコメントは控えますが…………、それよりコレ、
時間或いはお金が足りなかったんじゃないかな、とそんな気になりました。
 例えばバックログの表示なんですが、これどう見ても音声ありが前提だったとしか思
えないんですよ。それと選択肢。なんか当初はキャラ別エンドの予定だったような気が
しないでもなく……。

 なんかこう、いらんとこで中途半端が目につくと言いますか……。

・Syn1さん:
>このセーブファイルの整理が結構手間を食います。だから自在に回想出来る機能があると有り難い。

 私はセーブ機能が充実していれば、回想機能は使いませんね。理由はまずセーブだと
自分の好きなところからはじめられること。回想だとそうでない場合がありますので。
 それに回想だとそのシーンが終わるとメニューに戻りますが、セーブだとそのまま続
けられることが利点です。面倒になればいつでも終了すればいいわけですし。

 欠点はご指摘のとおり、整理が面倒なことでしょうか。これはメーカー側次第なんで
すが、例えばセーブ(それと既読データ)のみ別フォルダに一括してもらえれば、管理
が随分楽になると思います。

>ビジュアルアーツの汎用システムの出来の良さってのは素人にはなかなか判り辛いようですが

 私も素人なのでよくわからんです。ビジュアルアーツ系はそれ程プレイしてないんで
すが、安定しているとは思います。また『AIR』とか『CLANNAD』は音楽鑑賞からCG鑑賞
へ行けますからね。こういうのは良いですな。
 ただ、『AIR』とかだと、任意のセーブデータを消去できないことが気になりました。
昔のゲームなので、今は改善されているのかもしれませんが。
#そういえば『CLANNAD』も汎用システムなのでしょうか? なんか私の知っている汎用
 システムとえらい様変わりしていましたが。
 

必要な機能、その実際

 投稿者:Syn1  投稿日:2005年 2月 6日(日)22時47分8秒
  ・CiANさん
> 私はお気に入りのゲームの場合、回想したいシーンなどはそれ毎にセーブして
>おきます。

同じく。このセーブファイルの整理が結構手間を食います。だから自在に回想出来る機能があると有り難い。セレンのシステムはここでも実にユニークで、『セーブ無制限』。無限にセーブ出来るばかりか、コメント入れるのも可能だし、セーブ先の変更も可能……凄く多機能に聞こえるでしょうけど、実はセレンのシステムではセーブ時にWindowsのファイル保存ダイアログが開くだけ(笑)。最初にこれを見た時(ブランドデビュー時の【DEEP】だったか、その直前くらいの同人作品でだったか忘れた)には、ある意味『逆転の発想』に思わず大笑いしてしまいました。考えてみりゃ、わざわざ作るまでもなく高機能のダイアログが標準でついてるじゃないか。


>ゲームに必要な機能は、そのゲームによって違うのではないでしょうかね。

同感です。セレンも2段階既読スキップは調教SLGには実装するけれどADVでは通常の既読スキップのみ。基本的に同じシステム使ってるんですけどね(元々調教SLG用だったシステムにADV載せるものだから最初は違和感があったけど、【燐月】ではようやく普通のADVになってた)。

私はセーブ数の最低限は『そのゲームの分岐を全てカバーする数』だと思っています。選択肢なしの一本道ノベルなら一つでいい。逆に言うなら、選択肢なし一本道であれば『セーブ・ロード機能は不要』。『前回終わったところから再開(つまりはオートセーブ1個のみ)』と『任意のシーン回想』があればセーブする意味がありません。

もっとも、作品毎に必要とする機能は異なるのにシステムは使い回し、ここ数年は余所で作った汎用システムを提供されているケースが増えてますからね。なかなか思い通りにはならないでしょう。まぁ、ビジュアルアーツ系列の汎用システム(AVG32/Reallive)くらい出来の良いシステムはポッと出のメーカーに作れるものじゃないから仕方が無いけれど。

ビジュアルアーツの汎用システムの出来の良さってのは素人にはなかなか判り辛いようですが、あれが出てきた当初に私はFCGAMEX@Niftyで同業者(業務系のソフト屋、つまり畑違いだけどソフト作るプロ)と「CDの先読み制御が良い」とか言い合ってました。実際あのシステム、最小インストールにしてもプレイのストレスが少ない。次に再生する音声データを先回りして読み込むから、音声データがCDにあってもアクセス待ちが無い(流石に選択肢直後とかロード直後の先読みが出来ないところでは遅いけど)。昨年末に購入したゲームでさえこの辺はマトモに出来ていないものがあるってのに(フルインストールしても途中で時々CDをアクセスし、その度にスピンアップ待ちで動きが止まる)。あのレベルのシステムを自作しろってのは殆どのメーカーにとって無理難題。
 

各々のレス

 投稿者:CiANメール  投稿日:2005年 2月 6日(日)12時17分49秒
  ・Kenさん:
 一つ前のレスになりますが、

(妹キャラ)
> それを言ってしまうとオシマイといいますか。確かに「便利な記号」ではあるのですけ
>れど、それでも多すぎるような気がするんですよね。

 具体的にはいつ頃から大量発生したんでしょう。
 関係あるかどうかわかりませんが、最近は(特に学園もので)主人公の男友達が減っ
たような気がします。古くは『同級生』から、『To Heart』や『ONE』、『Kanon』など、
そこそこ存在感のある同性の友人がいたものですが。

 最近のゲームだと男友達はいないか、いてもせいぜい端役という印象があります。以
前は男友達が担っていた役割を、義妹が担うようになり、結果として大量発生した――
というセンは考えられないでしょうか?

(最終試験くじら)
> えーと。『書淫、或いは失われた夢の物語。』風味というのが、いろんな意味に取れる
>のではありますが。

 んーと。あれは『書淫、~』をアレンジして、萌えゲー風味にした――という意味だ
ったんですけれど。具体的に書くと(以下ネタバレ)

 まず前提としてあるのが、くじらの浮く世界は主人公の内面世界であるということで
す。実際世界の主人公は旅芸人の女形ではなく、平凡な――社交性のない、ぶっちゃけ
暗い――男子学生でしかありません。過去に辛いことがあり、それが理由でそういう人
間になったのですが、空想世界で友人達と触れあうことによりやがて現実世界でかつて
の輝きを取り戻す、そういう筋です。
 つまり、プレイ中の世界が主人公のインナースペース
という意味で、『書淫、~』と
比較したんですけれど。

 というわけで「1.」でも「3.」でもありません。強いて言えば「2.」が近いです。
「さりげなく」ではなく「強引に」ではありますが。

・Syn1さん:
>セレンの作品をプレイされた事は?

 ないです。(キッパリ)

>回想がHシーンだけって方がむしろおかしな話で、普通、回想してみたくなるのはクライマックスじゃないでしょうか。コンプ後しばらくしてから、サビの部分だけもう一度やってみたくなる事がありませんか?

 理屈ではそうなんですが、逆に回想してみたくなるシーンというのが万人共通なのか
どうか。(特に純愛系で)えっちシーンしか回想機能がないのはいかにも不条理な話な
んですが、別に機能を持たせれば解決すると思いますし、何より一応は18禁ゲームです
からね。

 私はお気に入りのゲームの場合、回想したいシーンなどはそれ毎にセーブしておきま
す。その量はゲームによって違いますが、経験上30を超えることはなかったです。逆に
言えばセーブが30ヶ所というのが最低限のラインになりますね。
 それとコメント機能が欲しいですね。どういうシーンだったのか、自分がわかるコメ
ントを入れておけば問題ありませんし。

 それだけ付けておけば、シーン回想機能は必ずしも必要とは考えていません。あって
も困るものではないんですが、『くじら』のパターンはちょっと……。
 ちなみに『水夏』にも同じ機能があったんですが、あちらは気にならなかったです。
基本的に一本道のシナリオで、回収がそれ程手間ではなかったからでしょう。

 ゲームに必要な機能は、そのゲームによって違うのではないでしょうかね。作品に合
わせた機能を付ければいいんですが、そういう視点で検討しているメーカーはほとんど
無いのかもしれません。
 

必要な機能は何だろう?

 投稿者:Syn1  投稿日:2005年 2月 6日(日)02時52分48秒
  Niftyがパティオサービスもこの5月で打ち切るそうで、いよいよ居場所がなくなって参りましたSyn1です。最近はすっかり某パティオごと移住したmixiにいる時間が長くなって……

・CiANさん
>そもそも全シーンを回想できることにどれほど意義があるのだろうかと思います。

セレンの作品をプレイされた事は?
あそこのシステムもシーン回想には『全てのイベントシーン』が登録されます。そして、登録されたシーンを順番を指定して連続再生可能(指定順も記録可能)。つまりは『自分の好きなように編集して再生(オートプレイ)ができる』わけですな。元々調教SLG作ってたブランドだから、細部の異なる同じシーンが多数存在する(同一人物の初体験イベントが3つも4つもある)セレン作品では有用な機能だと思いますよ(私は使った事ないけど)。

回想がHシーンだけって方がむしろおかしな話で、普通、回想してみたくなるのはクライマックスじゃないでしょうか。コンプ後しばらくしてから、サビの部分だけもう一度やってみたくなる事がありませんか? 私はよくありますが、そういう時は大抵どの選択肢選んだか忘れてます(笑)。好きなシーン並べて再生できれば有り難いですね。……そういう事がやりたくなる作品に機能が無く、その気にならないセレン作品に機能があるってのが困りものですが。

余談:セレンのシステムはユニークで、オートプレイ時のメッセージ表示時間が1文字当りの時間(短いメッセージは短時間、長いメッセージは長時間表示される)で調整できるとか、調教SLGの場合は既読スキップが2段階(既読・未読の区別に加えて『今回のプレイで未読』がある)とか、面白い機能がついてます。出来はともかくとして、自分達の作品のシステムにどういう機能が必要かを先入観に囚われず検討した姿勢は評価されるべき。

・鈴木 望さん
いやー、お久しぶりで。お馴染みの鬼畜男です、妖しい者じゃありませんよ~。
【逆玉王】とはまた懐かしい。あれはシナリオ書いたのがアリスソフト入社前のふみゃさん(【アトラク=ナクア】【学園KING】)ですから、落胆する事はないかと。少なくとも私は楽しくプレイしました。

それでは。
 

此処の時の流れも外界からずれているような…

 投稿者:Kenメール  投稿日:2005年 2月 4日(金)22時15分37秒
   続きです。

CiANさん
 『最終試験くじら』クリア、おめでとうございます。まずは、それなりに満足のいく
内容だったようで。

> 端的に言えば“『書淫、或いは失われた夢の物語。』アレンジ萌えゲー風味”といっ
>たところです。何でも「訳わからん」という声が多いそうですが、宜なるかな。私は嫌
>いではないんですけれど。

 えーと。『書淫、或いは失われた夢の物語。』風味というのが、いろんな意味に取れる
のではありますが。

1.プレイしていく過程そのものがゲームの中に取り込まれている。
2.各ストーリーごとの連関が一見稀薄でありながら、どこかでさりげなくつながっている。
3.ストーリーの絶対量が多く、難しい難しくないとは関係なく、シナリオを把握するのに
 時間がかかる。

 このあたりでしょうか。もっとも文面を拝見するかぎり、「2.」というわけでは必ずし
もなさそうですけれど。

> 但し、お勧め度となるとちょっと辛いです。萌えゲー派には物足りないでしょうし、
>感動ゲー派にはもっと物足りないでしょう。プレイ後にもまだ謎が残りますから、あま
>りすっきりするゲームでもありません。

 プレイ後に謎が残っても「もう一度やり直してみようか」と思えるようなゲームであ
れば、それはそれで魅力のひとつでしょう。しかし、リプレイはさほど楽しくなさそう
ですね。

鈴木望さん
 どうも、お久しぶり……でよろしいのでしょうか。
 私などは1990年代後半になってからこっちの世界に足を踏み入れたぐらいで、まだまだ
キャリアは短い(←ツッコミ禁止)のですが、どうぞよろしく。

> 加奈~いもうと~(ディーオー ?年) ゲーム性は低いがストーリーは素晴らしい

 1999年6月25日発売ですね。私は未プレイなので詳細は存じませんが。

>中でも『逆玉王』というゲームに興味がありますので、PC-9801版かFMタウンズ版を
>探してみようかと思うのですが、メーカーがグローサー(元・全流通)というのが不
>吉な感じがするのですが…

 私がプレイしたのはWindows版ですが(3.1/95/98/Me対応、2000でも一応動くそうです)
PC-98版の中古はまだ入手可能なようです(駿河屋通販で、1365円とのこと)。ただし
グローサーのWebサイトはすでに消えておりますが…。

 ゲーム自体は決して手抜きをしているものではなく、セリフ周りにもなかなかセンス
を感じさせるものになってはおりますが、システム周りがなかなかにトホホな印象でし
た。詳しくは、私のレビューよりも、EP-ROMさんの「昔話」のほうがお役に立つ
かと(^_^;

 それでは(^^)/

http://xgamestation.cside.com/

 

すっかりレスが遅れました…

 投稿者:Kenメール  投稿日:2005年 2月 4日(金)22時14分48秒
   弊掲示板も、とうとう開設5年を迎えました。
 当初は無難かつ穏やかに始まる……はずが、いつの間にかディープな話題が行き交う
ようになり、悪ノリ半分で掲示板のタイトルを変更し、現在にいたっております。もっ
とも今では、すっかり浪静かな内海(沼?)と化しておりますが。

 近況ですが、ここ2週間ほど、ゲームからすっかり離れておりました(^^; 飽きたとい
うより、ちょっとゲームに手を伸ばせるような心境ではなかったもので。まったくプレ
イしていないというわけではありませんが、すでにクリア済みのゲームを掘り出してリ
プレイし「やっぱり(それなりに)おもしろいな」という状態。完全に、気分転換のた
めの一時的なツールとしての扱いになってしまっております。
 そのかわり、Excelやら携帯電話(5年以上使っていたのがついに故障したので買い換
えました)やらに触れている時間が妙に増えました。

M1号さん
(高慢タカビー系)
>そういえば最近の作品ではあまり見かけませんねぇ。「ときメモ」の鏡魅羅女史もこの
>タイプに該当しますが、本来「タカビー系=男性から嫌われるタイプ」というイメージ
>で作ったキャラが、逆に女性プレイヤーに「男に媚びないタイプ」として受け入れられ
>るというある意味「嬉しい誤算」といえる特例もありますが…

 この“高慢”という姿勢ひとつとっても、自分を階層(階級?)的にエリート視して
それ以外の階層に対して侮蔑的な姿勢を取るのが一般的だったものの、単純に態度がデ
カいだけというキャラもあったりと、必ずしもパターンとして固まっていたわけではな
いような気が。後者のようなパターンのキャラは、権力に対してクールな視線を持ちな
がら、そこからテイクオフするだけの力を持ち得ずにもがく、という例が多いのですけ
れど(『卒業写真2』や『天使の眸』など)。

 さて『To Heart2』の感想ですが、私はシナリオ別に感想を書くことがほとんどない
ため何ともいえませんが、全ルートがネタバレ扱いだと何もわかりません(^_^; 各シナ
リオごとの懸隔が大きいのでしょうか。

カール大公さん
(2004年セールスランキング)
 上位50位に入っているもののうち、私が買ったのは、37位の『まじぷり』と46位の
『こんねこ』だけなので、具体的なコメントは書きようがありません(苦笑)。なので
あまり根拠のないイメージに従って。

 Navelの2作は、ブランド立ち上げ時の話題を考えれば、妥当な結果ではないでしょう
か。いずれの作品も、グラフィックで買った人が大半でしょう。『Soul Link』は、それ
なりのシチュエーションを用意しているようにも見えますが、どうにも『Ever17』(KID)
あたりと比較してしまうと、新しい魅力を感じさせる要素に乏しそうな印象。

> 7位「下級生2」。このランクは、健闘なのか、「エルフ作品なのに」と言うべきか。

 そもそも、いまどきフィールド移動型では、なかなか食いつきにくい気がいたします。

>F&C編

 『ホワイトブレス』の健闘は意外ではありますが、あの渋めのグラフィックがそれな
りに効いたのでしょうか。それより『Canvas2』がコレとは…。いや、やっぱり買ってい
ないので何もいう権利はないのですけれど。『North Wind』は、いろんな意味で地味す
ぎて、飛ぶように売れるというのはまず無理なのでは。

 いったん切ります。

http://xgamestation.cside.com/

 

初めまして

 投稿者:鈴木 望  投稿日:2005年 2月 4日(金)13時53分20秒
  皆様、お初にお目にかかります。私、古い男・鈴木 望と申します。
主に1980年代の8ビットパソコン・テレビゲーム機用のゲームを一般・18禁を問わずに収集・プレイしております時代遅れの懐古ゲーマーでして、好きなゲームは以下の通りです。

●アダルト系・美少女ゲーム
 軽井沢誘拐案内(エニックス 85年発売) ストーリーが最高の推理物アドベンチャー
 ファイナルロリータ(PSK 86年) 超過激ロリコンRPG
 ミスティーブルー(エニックス 90年) これぞ真のアダルト(大人向けの)ゲーム
 同級生(エルフ 92年) 自由度の高いゲームシステムが良い
 加奈~いもうと~(ディーオー ?年) ゲーム性は低いがストーリーは素晴らしい

●非アダルト系・美少女ゲーム
 WILL デストラップ2(スクウェア 85年)硬派な前作の方が良かったが、ラストが泣ける
 ウイングマン2(エニックス 86年)桃子ちゃんのファンですので(笑)
 夢幻戦士ヴァリス(日本テレネット 86年)難易度は理不尽なまでに高いがグラフィックは良い
 ジーザス(エニックス 87年)ドラマチックな演出は、どのゲームよりも優れている 
 イース2(日本ファルコム 88年)国産RPGの最高傑作。リリアも可愛い。

8ビット機用のゲームは、よほどマイナーなものを除いて、ほとんど揃えましたので、次は最新の16ビットや32ビット機のゲームも集めようかと思いまして、購入の参考にさせていただくために、こちらのサイトのレビューを読ませていただきました。

私は最近のゲーム事情から完全に目を背け続ける化石的懐古主義ゲーマーですので、名前すら聞いたことのない作品がほとんどでしたが、最近でもこんな面白そうな、あるいは変なゲームが発売されていたんだなぁと、とても楽しく読ませていただきました。

中でも『逆玉王』というゲームに興味がありますので、PC-9801版かFMタウンズ版を探してみようかと思うのですが、メーカーがグローサー(元・全流通)というのが不吉な感じがするのですが…私の過去の経験では、このメーカーは悪名高きチャンピオンソフト(現・アリスソフト)に匹敵するほどの手抜き・クソゲー大量生産メーカーだったと思うのですが(笑)

これからも、たまにお邪魔させていただくかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 

俺はレビュアーにはなれないのでしょうか

 投稿者:M1号メール  投稿日:2005年 2月 2日(水)22時38分0秒
  先日「ToHeart2」を冬の夜の暇つぶし用に購入してフルコンプ。
さすがに歴戦を積んだためか?それなりに冷静にシナリオを見ている自分に気づいてちょっとシナリオに対しての私見を書き綴ってみました。(ネタバレありなので、未プレイの人は注意して読みましょう)

・花梨シナリオ
シナリオの短さ(2週間)からくる花梨の内面描写不足や展開の唐突さもそうだが、花梨のキャラクター自体人の話を聞かないタイプなのがマイナス。ルーシーシナリオでは脇役として大活躍する分そちらの方が良かったのかも…
・双子(珊瑚&瑠璃)シナリオ
序盤~中盤の掛け合いなどは面白いのだが、終盤イルファが登場してからの展開の唐突さが惜しまれる。双子の事情もラストよりは中盤に描いた方が良かったかと思われる。
・優季(隠しキャラ)シナリオ
実は昔引っ越した幼なじみ…というシナリオなのだが、いかんせん期間の短さ(10日間)がネック。「CLANNAD」のことみシナリオじゃないが、せめて3月からのスタートにして雄二との会話や夢・回想などで伏線を回収していった方が名シナリオになれたかもしれない。
・ルーシーシナリオ
ほぼオールスターズの展開&ToHeartらしさのあるシナリオだが、中盤以降の中だるみ気味の展開と、菜々子イベントの時に前作否定につながるような発言(オカルト研究会の魔法使いさん(=芹香先輩)を訪ねてきた菜々子に対してのるーこの言葉)が気になった。
・このみシナリオ
前作のあかりシナリオのような難易度こそないが、その分シナリオも薄めになってしまった感じは否めない。幼なじみから女の子への意識の切り替えについても、雄二の言葉だけでは説得力不足と思われる。
・環シナリオ
キャラ的には前作の綾香を思わせるポテンシャルの持ち主だが、いかんせんシナリオの性急さが魅力をスポイルしている。
ラストで過去の約束を思い出すシーンがあるが、それもラストで取ってつけたように出すよりは小分けして出した方が物語の展開的に無理がなかったと思える。

・由真シナリオ
恋の成立の過程や、脇役として登場するダニエル(長瀬源蔵)とか愛佳もいい味を出しているのだが、由真が変貌する所のくだりが説明不足気味。
ここいらは中学時代からの友人・愛佳に活躍してもらいたかった。ラストの展開はなかなか上手い比喩になっていた為好感が持てるのだが。

・愛佳シナリオ
多分本作1のシナリオかも。キャラクターやCV演技もいいが、シナリオ自体ちゃんとToHeartが支持された要因である「主人公とヒロインが出会い、恋が成立する」までを描いている所がちゃんと描かれている。
ラストがやや駆け足気味なのが惜しいが、それでもラストはちゃんと感動に持っていくあたりスタッフの力が入っているといえよう。


俺ってレビュアーという人種にはなれないと痛感。
 

Comment about『最終試験くじら』2

 投稿者:CiANメール  投稿日:2005年 1月30日(日)16時40分18秒
   続きです。

・キャラクター
 まず主人公と攻略対象キャラの簡単な紹介を。
久遠寺睦――旅芸人の一家「久遠寺一座」の女形。一座が移動するたびに転校を繰り返
      す。一年生。(名前変更不可)

名雲さえ――病気で休学していたが、主人公の編入と同時に復学。メインヒロイン。
夢前春香――義妹。人見知りが激しいお兄ちゃん子。時々ぬいぐるみを産む。
御影仁菜――ロリィな先輩(三年生)。その料理は恐怖。空に浮く能力を持つ。
榛原胡桃――ジャーナリスト志望のクラスメイト。親(焼き物職人)と進路で対立。
茂木優佳――世界有数の財閥のお嬢様。一見完璧なお嬢様だが……。二年生。
茂木美佳――優佳の双子の妹。優佳には敵わない。男勝りの勝ち気なスポーツ少女。
神楽香倶那―「くじら」の世界を体感した者だけが出会える謎の少女。

 香倶耶は他の全キャラを攻略していないとルートに入れないんですが、このシナリオ
は単なるおまけですね。笑える内容でしたが、今回は無視の方向で。

 女のコは萌える人は萌えるんだろうけれど、人によっては媚を感じてしまうかも。つ
まりそういうキャラ達です。
 しかし私は媚を感じるより、スタッフの固定観念を見る思いでした。男キャラに声が
ないこともそうですが、自らの持つギャルゲーのイメージに囚われているのではないか
と。

 メーカーがそういうつもりで作ったのならそれでもいいのでしょうが、シナリオを見
る限りそうとは思えないんですよね。

・シナリオ
 夏休み間近に主人公がやってきた安武市(山陰地方のとある田舎町らしい)はくじら
の浮く世界。その不条理さにパニくる主人公だが周囲はどこ吹く風。くじらを受け入れ
友達も出来、折角慣れてきたのだが主人公は旅芸人、もうすぐこの地を去らねばならな
い。
 別れが前提の付き合いで、主人公はどんな体験をするのだろうか。そして「最終試験」
とは――。

 6人の女のコのうち、春香は胡桃攻略、さえは胡桃、仁菜、春香攻略が条件となってい
ます。私は胡桃→茂木姉妹→仁菜→春香→さえの順でプレイしました。

 この作品は恋愛は二次的な意味しかありませんので、各シナリオを個別にコメントは
いたしません。全てはさえシナリオへの通過点でしかありませんから。
 茂木姉妹シナリオだけ毛色が違いますね。さえシナリオの条件になっていませんし、
くじらは殆ど関係していませんし。

 このゲームのメインとなるテーマは“過去の克服”でしょう。最初はどうにも掴み所
がなくてなかなか理解できず苦労しましたが、さえシナリオの終盤で何とか全体像を把
握できました。(たぶん)

 メーカー曰くジャンルは「不条理ADV」だそうですが、くじらが空に浮く云々とは別に
不条理が当然の世界ではあります。その試みは買いますが、最後の謎解きをさえシナリ
オに依存しすぎてますね。直前の春香シナリオなど、さえシナリオ後でないと理解でき
ません。

 リプレイすればまた違う感想も出てくるでしょうが、その意欲が湧かないことが最大
の問題でしょう。というのも、スタートから各シナリオ分岐までの共通ルートが、どこ
かで見たような内容ばかり。決してつまらないとは申しませんが、基本的に一発芸的ネ
タが多く、何度も見ようという気にならないのです。
 しかし細かい所もじっくり見ないとわからない部分もありまして……。

・結論
 端的に言えば“『書淫、或いは失われた夢の物語。』アレンジ萌えゲー風味”といっ
たところです。何でも「訳わからん」という声が多いそうですが、宜なるかな。私は嫌
いではないんですけれど。

 但し、お勧め度となるとちょっと辛いです。萌えゲー派には物足りないでしょうし、
感動ゲー派にはもっと物足りないでしょう。プレイ後にもまだ謎が残りますから、あま
りすっきりするゲームでもありません。

 一応「毒にも薬にもならない」作品ではありませんから、取りあえずフェイントもの
が好きな方にはお勧めしておきます。
 

Comment about『最終試験くじら』1

 投稿者:CiANメール  投稿日:2005年 1月30日(日)16時39分23秒
  『最終試験くじら』終了いたしましたので、感想などを。なお、今回は久しぶりに手抜
きなしで書いてみようかと。

・システム
 必要と思われるものは揃ってますね。CGモード、BGM鑑賞、シーン鑑賞。メッセージス
キップ(既読/未読識別)はもちろんのこと、一度読んだシーンは次回からあらすじだけ
で進める親切設計。セーブは80ヶ所あって、サムネイル表示でアイコン選択可。至れり
尽くせりとはこのことか。
 で、私の評価は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。

 シーン鑑賞はえっちシーンのみならず、全てのシーンが登録されます。しかも分岐に
は関係ない、お遊び選択肢もそれぞれ1シーンとして扱わるので、全シーン回収する気な
ら結果的に「コマンド総当たり」が必要になってきます。
 クリアだけが目的のプレイヤーならいいんでしょうが、私のように空欄が気になるタ
イプにはちょいと面倒な手間になりますね。というか、そもそも全シーンを回想できる
ことにどれほど意義があるのだろうかと思います。

 それでも全シーン回想にしたければ、一度選んだ選択肢の色を変えるくらいのことは
して欲しかった。この機能は必須とは考えていませんが、『くじら』にはあった方が良
いと思います。

 もう一つ疑問なのがあらすじモード。攻略対象は6人+1人ですが、メインヒロインを攻
略しないと全体像が見えない作りになっています。当然そのコは先に攻略できない仕様
になっているんですが、あらすじモードを使うと、ただでさえわかりにくい世界設定が
もっと掴みにくくなるんです。
「そんなの使わなきゃいいじゃん」と言ってしまえばそれまでなんですが、あると使い
たくなるというか、ぶっちゃけ、あると使ってしまう内容なんですよね。別につまらな
いわけではないんですが、それはまたシナリオの時に。

 あらすじモードを無くして、メッセージスキップの速度調節可にすれば、問題解消に
なるはずです。流し読みするだけでも全然違いますからね。
#一応速度調節は可なんですが、最速にしても遅い遅い。はっきり言って間に合わんで
 す。

 他にもあるんですが、とりあえず言及は避けておきます。ユーザーフレンドリーに色
々機能を付けている割にはどこか抜けている――そんなシステムでした。
#それにしてもあれだけ機能を付けておきながら、なんでエンディングのスキップが出
 来ないかなぁ?

・CG、音楽、音声
 原画家はマニュアルを見ると3人のようです。それは構わんのですが、イベントCGで主
人公の顔が違うのはちょっと……。私は絵柄にはそれ程拘っていませんが、気になる人
は気になるのではないでしょうか。
 イベントCGの枚数は100枚。差分を入れるともっとあります。数字だけ見ると量はあり
そうなんですが、プレイした印象では少ないと感じました。あればいいなと感じたイベ
ントでなかったことが原因でしょう。

 BGMは鑑賞モードで42曲確認しました。こんなに必要かという気もするんですが、出来
は良かったですね。ゲームを離れて曲のみで聴きたいとまでは思いませんが、そこそこ
以上のレベルかと。
 ボーカル曲は6曲。こんなに必要(以下略)、曲そのものはなかなか。総じて音楽関係
は満足しています。

 CVは女のコ(立ち絵あり)のみフルボイス。攻略対象キャラのみを紹介すると、かが
みありす、神山ひな、榊原ゆい、成瀬未亜、海原エレナ、シイーナ・コウといった布陣。
(敬称略)
 声優さんの名前はよく知りませんが、演技のレベルは高かったと思います。

 わからないのが男キャラに声がないこと。このシナリオで女のコのみに声を充てるそ
の感性が理解できません。もしかして「ギャルゲーたるもの、男キャラに声などあって
はならない」とでも考えているんでしょうか。

 一旦切ります。
 

魔女アラ:五万本伝説

 投稿者:カール大公メール  投稿日:2005年 1月27日(木)01時17分39秒
   この春発売予定の『魔女っ娘ア・ラ・モードII ~光と闇のエトランゼ~』のお話。

■ギャルゲドットコム
http://www.galge.com/galge/nomember/sbp/topics/05/01/25b/index.html

 「今作ではSLG要素も追加!」と謳っており、それがウリの一つらしいのですが、それって「天空のシンフォニア」と一緒じゃん。しかも「天空~」って評価がいまいち(←好意的な表現)だったからなぁ。前作とはスタッフがごっそり入れ替わっている事を思うと、あんまり期待しちゃいかん気が・・・、

 それより驚いたのがコレ。

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>2003年8月に発売され、シリーズ出荷5万本を誇り、コンシューマ版(PS2)
>も発売された人気作『魔女っ娘ア・ラ・モード
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 五万本!! F&Cのゲームがっ! そんな数字「Piaキャロ2・3」でも無理だと思ってたのに! まっこと、こつえー氏の力は偉大であったと言えるでしょう(いや、まあ、他にも原画家居ましたけど・・・)。今回も「蒼い空のネオスフィア」(http://www.kogado.com/html/kogado.htm)でスケジュールがかち合わなければ描いてもらえたかもしれなかったのに、残念な事です。

 ではでは。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm

 

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