『春待蜻蛉』こんぷ……。
コ、コレハナントモ、す、すごイげーむデスヨ……。
ミ、ミナサンモ、ゴイッショニ、イ、イカガデスカ……?
ハハハハハ……(カクカク)
……疲れました。
皆さん購入予定ないでしょうから、ネタばれで行きます。
シナリオのボリュームがない、整合性もない、情報収集してない、(ナイナイづくし)
……誤字だけ沢山あります。
順不同ですが情報収集から。
前回、「急性リンパ性白血病」がおかしいと書きましたが、まだありました。
11月1日にヒロインが「重度の筋萎縮症の一種で、このまま手術をせずに過ごせば
あと2ヶ月の命」と医者に診断され、
その後、家で彼女を「開発」し、(シーンは特になし)
12月22日には「手術をしないといつか身体が動かなくなる」と彼女が告白し、
クリスマスイヴに彼女が倒れ、吹雪の中を「山の細い旧道を越えれば10qで着く隣町の
病院」まで彼女を背負って走り、(ちなみに北海道)
年明けに手術の為、彼女がドイツへ旅立ちます。
……感動的です。
どこからツッコめばいいか解らないです。
余談ですが「筋萎縮症の一種」について。
医学的に「神経筋疾患」は2種類あります。
・筋萎縮症 :神経の障害が原因(代表例:筋萎縮性側索硬化症)
・ミオパチー:神経以外の障害(代表例:筋ジストロフィー)
症状は同じですが全く別の病気です。
で、筋萎縮症は3つありますが、後の2つは筋萎縮性側索硬化症の部分症状とする
考え方が最近の主流ですから、ある意味1つと考えて良いでしょう。
筋萎縮性側索硬化症は神経内科が担当で、根本的な治療法は確立されていません。
手術が必要など聞いたことありません。(原因不明の病気です)
ミオパチーについても(念のため)言及しますが、多くは遺伝性です。
今のところ、対症療法しかないのが実情です。
#ちゃんと調べろよ……
ボリュームとか整合性は、もはや書いても意味ないでしょう。
笑えるのが主人公の性格。
自殺しに来たにしては、ノーテンキです。それだけでも充分なのに、
真面目・シリアス・三枚目・意地悪・非常識(女性の部屋を物色)などなど
シーンによって性格が変わるなかなかユカイな好青年です。
と、ここまで書いておいて何ですが、購入予定の方いませんか?
私としてはkenさんのレビュー、拝見したいのですが……。
#冗談です
みてるとむかつきます。
あなたの敵です。
ここ数日は目の回るような日々で「ときどき帰宅する」とか「仕事が一段落
ついたから寝る」とかいった状況でした。明日の夜もちょっと忙しくはあるん
ですが、その後は少し手が空きそうです。
・FreshDollさん:
>11月は「Caliz」のみ。変化の少ない1ヶ月でした。
それでも新作を買っているのであれば、それなりに変化があったと言えるの
ではないかと。私など、結局今月発売のゲームは何も買っていませんから(^^;
(シナリオ重視?)
>絵は見たら解りますが、シナリオは実際にプレイしないと解らないので、
>そこが難しいと思います。
この点が大きいのですよね。
例えば一般の書籍のように、買う前に漠然とであってもイメージを掴みうる
のならともかく、実際には入手する前の断片的な情報に自分なりの期待度を加
えて「買う」わけですから。
発売する前にさまざまな情報が流れるわけで、その中でものを売っていくの
は確かにたいへんなことですが、動機や過程に対して消費者の姿勢を縛り付け
るかのような“メーカー”がちらほら見受けられます。
絵で買ったり、パターン(定型フォーマット?)で買ったりするのに比べ、
シナリオ(かなりレンジを広く取った意味で)で買うのはリスクが大きいのは
やむを得ないことでしょう。だからこそ、良作を引き当てたときのうれしさも
大きいのですが、そういう作品にかぎって大して売れなかったりするのが歯が
ゆいかぎりです。
・EP−ROMさん:
(〜突撃!ばっこんストリート〜)
どこかでタイトルだけは耳にしたことがあります。ジャストといえばXゲー
ム草創期からのブランド(らしい)ですが、今はもうなくなってしまったよう
ですね。
ちなみに「JYB」も名前だけは知っています。キーボードをもじったとい
うアレですね。
(〜すとりっぷルーレット・ロリータ編〜)
>「ゲームに登場する女の子は童顔幼児体型の大人の女性が子供の役を演じている、
(中略)
>本当の子供ではありません」
なるほど、やっていることは確かにかわらないですね。もっとも、今は「18
歳」という区切りそのものが「ビジュアルで区切れば大半のゲームがひっかか
る」という状況なので、少し事情は違いますけれど。
それでは(^^)/
ソフ倫の規定として性器には何らかの処理をしなければいけないわけですが、例外的
に女性器を1ドットの線1本で描くことは許されていました。ただしこれを実際に行っ
たゲームというのはほとんどありません。その数少ない例外の1つがタイトルのゲーム、
「すとりっぷルーレット・ロリータ編」です。スタジオみるくより1993年12月に発売に
なったゲームです。
この「スタジオみるく」というブランドは「マイト&マジック」の日本語版など、硬
派なゲームを出していた「スタークラフト」という会社の18禁ブランドなのですが、社
長の趣味で18禁モノを出していた、とのこと。しかしいずれもすでに消えてしまったブ
ランドではありますが。
このゲームで面白いのはマニュアルに、「ゲームに登場する女の子は童顔幼児体型の
大人の女性が子供の役を演じている、という設定になっております。本当の子供ではあ
りません」という但し書きが付いていることで、どう見ても18歳以上には見えないのに、
「このゲームの登場人物は全員18歳以上です」などという主張をしているゲームを見る
たびに、このゲームを思い出して昔も今もやっていることは変わらないんだなあ、と思
ったりもしています。
さてゲーム内容は、と言うとルーレットでお金を稼いで、お金が溜まったら女の子か
ら服を買い取ることができます。そうやって女の子の服を段々に脱がせていく、という
ゲームです。しかし脱がせても女の子は何の反応もしないので、人形を相手に着せ替え
遊びをやっているような感じがしました。ちなみに女の子は全部で10人います。
小学2年生、とか言いながらブラジャーしてたりするのは違和感あるのですが、上記
の理由を考えると納得せざるを得ない、などとも思ったことを覚えています。ちなみに
このゲームの広告で、「女の子の割れ目も見えます」と書いてあったのは苦笑せざるを
得ませんでした。
すでにこのゲームはどこかに紛失してしまったのでどんな画像だったのか改めて確認
することはできないのですが、中古屋さんでもこのゲームはほとんど見たことがありま
せん。よっぽど流通量が少なかったのか、はたまたユーザーが手放さなかったのか?
機会があったらまた見てみたい気がするゲームの1つです。
モザイクが取れてしまうゲーム、というのはいくつかプレイしていますが、そうでは
なくてソフ倫規定の「1ドットの線1本」という規定を全面的に採用して堂々と女性器
を描いた珍しいゲーム、ということで記憶に残っている1本です。
ではまた。
何とも凄いタイトルですが、ジャストより1993年10月に発売になったゲームです。
ジャストのゲームというのは他にも凄いタイトルのゲームがあり、中でも凄いのが、
「スーパーウルトラむっちんぷりぷりサイボーグマリリンDX」
別にふざけているわけじゃなくて、本当にこういうタイトルのゲームがあったのです。
このゲームは未プレイなんでどんなゲームかはわからないのですが。この手のタイトル
が凄いゲームというと思い出すのがカクテル・ソフトの「JYB」ですが、機会があっ
たらこのゲームの思い出も書いてみたいと思います。
さて「突撃!ばっこん」の方に話を戻しますが、内容はすごろくです。サイコロを振
って周回コースを回り、それぞれの場所にいる女の子をナンパして最終的に彼女にした
人数の最も多いプレイヤーが優勝、というゲームです。フロッピー2枚組で8800円とは
高いなあ、と思った記憶があります。
ゲーム的には特にどうということはない、と言いますか、そのままの状態で遊んでも
楽しくなかったのでデータ改造やって遊んだことを覚えています。というわけで、今回
話題にするのはゲーム内容ではありません。
女の子の中に「ゆんゆん」という子がいます。本名は「ゆな」ちゃんと言うらしいで
すが、彼女は何と「幼稚園児!!」です。もちろん幼稚園児と明記してあるわけではあ
りませんが、外見も言動も幼稚園児そのものです。(小学生には見えない)
「明らかに小学生」という女の子とのHシーンがあるゲームは色々やりましたが、幼
稚園児とのHシーンがあるゲームというのはこれ以外知りません。この当時はもうソフ
倫が出来ていた時代で、よく審査を通ったな、と感心した覚えがあります。この当時だ
からまだ許されたのかもしれませんが、今ではさすがにマズイんじゃないでしょうかね
え???
ところでこのゲームにはもう1つ思い出があって、例のごとく画像ローダーを作るべ
く解析を始め、αバージョンくらいのものができあがった時のこと。画像データの形式
が、どうもどこかで見た覚えがあるような気がしてきました。何だろう、と一生懸命考
えた末、「これはフリーソフトのPI形式ではないのか?」と思い当たりました。
16色画像のフォーマットというのは色々あったのですが、フリーで流通していたのは
ほとんどがMAG形式と呼ばれるものでした。PI形式というのはMAGの後から出てきたもの
ですが、こちらの方が圧縮率がいいなどフォーマットとしては優れていたのですが、圧
縮率が高い分展開のスピードが遅いという欠点などもあり、あまり普及しなかったよう
です。しかし市販ゲームの画像フォーマットで、PIよりも圧縮率が悪いというのは結構
あったので、ヘタな自前フォーマットを使うより選択としては正しいのだろう、とも思
いました。PI形式であることがわかったので、画像ローダーの開発は中止しましたが。
内容としては特に語ることのないゲームですが、上記2つの理由から忘れることので
きないゲームとなっています。しかし今のロリ好きの人がゆんゆんを見たらどう思うの
でしょうかねえ? 喜ぶのか、さすがに幼すぎると思うのか、興味がある所ではありま
すが。
ではまた。
こんばんは。FreshDollです。
11月は「Caliz」のみ。
変化の少ない1ヶ月でした。
Kenさま、仕事が忙しいようですが、年末なので、身体にはお気をつけください。
久々の書き込みにつき、個別レスは省略します。
<シナリオ重視?>
絵は見たら解りますが、シナリオは実際にプレイしないと解らないので、
そこが難しいと思います。
ライター氏が「名作」を意識しても、実際にプレイしたら「駄作」と受けられたり、
何気に書かれたシナリオが、「名作」として受けられる場合もあると思います。
ただ、「名作」では「死」が扱われることが多いのは否定できないと思います。
<犯罪?>
>ただし、その「楽しみ」を正しいことを前提として開き直ったような
>態度を取る発言が少なくないのを見ると、「際どいところにある」ことの
>危険性を認識していないのではないか、と思えてなりません
仮想現実ゆえ何でもあり、とはいえども、少なくとも強姦を肯定するような
行為は許されないでしょう。
<知的障害キャラクター>
個人的に思うに、安易な濫用は誤解を招くと思います。
「お涙頂戴」が目的では、どうかと思います。
現在仕事がピークを迎えていて、寝ているか仕事しているかのどちらかという状態に
なっています。この状況は来週半ばまで続くので、それまではメールなどのお返事がか
なり滞るものと思われます。ただし、OFF会に関する問い合わせについては、極力お返事
させていただきます(2日に1回は帰宅するようにします)。
・EP−ROMさん:
>ただ、ヨタ話に終始するゲームの場合はいいんですが、真面目に内容を振り返ってみよ
>うと思っているゲームの場合はうまくまとまらなくて困っていたりします。
まあ、急ぐこともないですしね。
量がまとまったら、掲示板だけでなく、「X-GAME STATION」の一コンテンツとしてまと
めさせていただく、というのもアリかもしれません<他力本願でどーする(^^;
>そう言えば話は変わりますが、先日送ったメールは無事に着きましたかね?
ありがとうございますm(__)m 中身も大丈夫でした(チェックだけしました)。ただし
上記のような状態もあって、全貌が見えていません。時間ができしだい、ということで。
cianさん:
(知的障害のヒロイン)
>私の知る限り、身体障害のヒロインはいても、知的障害はいなかったと思います。
>(あるようでしたら、ご存じの方教えてください。タイトルだけで結構ですので)
D.O.の「星空☆ぷらねっと」の中に自閉症のヒロインがいるようですね。形式として
は一般的な恋愛ゲームのようです。私は未プレイなんで内容は良くわからないのですが、
プレイした人の感想では彼女のシナリオが一番評価が高いとか?
GUSTAVさん:
(ミラージュ2)
>その昔、Playしました。たしかトリー・ニート・ローンとかいう三人娘が
>出てきた記憶と、絵がなかなかで、3Dダンジョンが割と面白かったことは
>覚えてますが、ハナシの方はとんと忘れてます(^^;。
やっぱりシナリオの印象は薄いゲームだったのですね。(^^;)
KO-1さん:
(ミラージュ2)
>エッチして体力回復(房中術?)という設定でしたっけ?
ダンジョンから町に戻ると体力を回復してくれる場所があるのですが、そこでの回復
の仕方がHシーンでしたね。何度もHシーンを見るのはウザイという方のために、呪文
だけで回復することも選択できました。(そんなことは覚えているのに、どうしてシナ
リオの内容を忘れてしまったのだろう?)
Mr.ARCさん:
(プロテクト)
>ついでにWin時代になってシステム触るのがタブー化してしまったんで、ディープな
>仕込みが出来なくなりました。
そう言えば、PC-98末期(1996年あたりかな?)においてはフロッピーのプロテクトが
激減しましたよね。何でも、Win95のDOSモードにおいては、プロテクトのかかったフロ
ッピーは正常に読めなかったからとか?
Kenさん:
(昔話)
何やら楽しみにして頂いているようで恐縮であります。昔のゲームを思い返してみる
と、ネタはあれこれ浮かんでくるのでこのペースで書いていたら「その30」位まで行
ってしまいそうです。ただ、ヨタ話に終始するゲームの場合はいいんですが、真面目に
内容を振り返ってみようと思っているゲームの場合はうまくまとまらなくて困っていた
りします。話がまとまったものから書いてみようとは思っていますが。
そう言えば話は変わりますが、先日送ったメールは無事に着きましたかね?
ではまた。
続きです。
・KO-1さん:
>うい、その『ジュリスト』です。
>あと『法律時報』にも載ってました。
さすがに専門外の社会人となると、こちらまではチェックしていませんでした(^^;
なるほど、今ホットな話題のようですね。
あと、コミケとキャラフェスの違いについての解説、どもです。私は全然知らないんで。
・Mr.ARCさん:
>でまあ、Kanonなんかは逆に「其処に居る理由しか与えられてない」訳で、これもま
>た「その時以外は何処で何やってんの?」となる。
誰の言葉だったか忘れましたが、この系統のゲームを「観念なき妄想のゲーム」と評し
た人がいます。行動や存在に一貫性がないというより、それを「説明できない」ことから
始まっているから、ということで。行動の「意味づけ」がこれ以上ないほどに細分化され、
それがキャラクターという“人間の造形”から離れている(乖離しているというよりは、
キャラの「意味づけ」が抽象化されている)のは確かでしょう。
>これも時代、と言ってしまえばそれまでですが・・・・・・僕みたいなジジイは、シナリ
>オ構成技術なんて皆どーでもいーのかなー、などと思ってし まいます(爆)
うーん、そういうこともないと思うんですけどね。私は『ONE』でかなりの衝撃を受けた
世代ですけれど、それでも「構成」のあるシナリオを見ると、進むにつれて引き寄せられ
るものを感じますから。
・caseさん:
(「鍵」作品)
>私は、これも作品の魅力の内に入るのでないかと思います。
キャラクターの作り(パターン化ではなく、人間表現としてのキャラクター)が抽象化
した結果、それを具象化する方向に働くのが二次創作といえますから、そういう面の魅力
なのでしょうね。私は特に興味ないので、具体的にピンとくるわけではありませんが。
>ヒロインの性格設定は楽になると思いますが、キャラクターデザインや塗りや声を
>しっかり作らないと売れる商品にはならないかと思います。
逆にいえば、グラフィックと声が優先するゲームができる根拠にもなってしまいますね
(^^; まあ、それさえ大したことのないゲームが多いのも事実ですけれど。
>開発期間や売上を考えると「シナリオで勝負」というのは、かなりの冒険になると思います。
現実問題として、これは否定できないでしょう。ただし、大半のメーカーが安全志向に
走り、一部の体力のあるメーカーのみが“冒険”できるとなれば、金太郎飴的なゲームが
大量生産されるのがオチのように思います。そういう中で、多少の差異化に成功したメー
カーが売上を伸ばし、2〜3作程度は中堅どころとして定着する。一ゲーマーとして現在の
業界は、そんな風に見えます。「成功」の原因が、制作における“冒険”とあまり関係な
いのですが、これなんとかならないもんですかねえ。
>現実の世界で手を出すと犯罪なので、ゲームの世界で楽しむのではないでしょうか?
>#陵辱系のゲームにも言えることですが。
いえ、犯罪に走ることとは同根ではないと思います。ただし、その「楽しみ」を正しい
ことを前提として開き直ったような態度を取る発言が少なくないのを見ると、「際どいと
ころにある」ことの危険性を認識していないのではないか、と思えてなりません。
・cianさん:
>(モニターの向こうのみなさんの呆れ顔が目に浮かびます)
>いや、何せゲーム関係って音楽CDしか興味ないもので……。(汗)
いえいえ、私も似たようなものです(^^; この種のイベントにはまだ参加したことはな
いし、今もほとんど興味はないのですが、別のサイトでのOFF会の開催時期などを見ている
ため、周期を漠然と知ってしまったというだけのことです。
>以前に比べてゲームにシナリオが求められている今、そういう「キャラクター」で
>カバーしてるんじゃないでしょうか?(善し悪しは別として)
キャラクターのパターンそのものが、ある特定のニーズにフォーカスした結果、かなり
「濃い」ものになっているという面はあるでしょうね。その結果、特定の層には確実に受
け入れられることを望む、と。
複数キャラを対等に近い形で取り上げるのが現在のゲームの主流となっている一方で、
単線的な一本道ゲームが寂れている現状をみると、
(僕と、僕らの夏)
>精神的にタフっていうより、単にそこまで観察力&感受性がないだけです。(汗)
あー、何の注釈もなしに書くのはまずかったかもしれませんね。「田舎」あるいは「集
団」の閉鎖性(善し悪しともに含んで)を体験したことがあれば、という認識がありまし
た。一般化するのは乱暴でした。
(春待蜻蛉)
>「ここは北海道!?」
………(^^;;; かなり展開が強引みたいですね。
・akitoさん:
>扱いにくいテーマであるほど、これを取り上げる場合には皆慎重かつ誠実になっ
>ているのではないかな、と思うのです。そうやって生み出されてきた作品は質は
>どうであれ、皆、このテーマに「誠実である」という点で一致しています。
私もこの問題(文章を日常的に公開していくかぎり、永遠の課題かも)と無関係でいる
ことはできませんし、こういっていただけると少し気が楽になります。何らかのものを表
現するという行為は、その手法いかんに関わらずさまざまなリスクを伴うものですが、伝
えたい内容を伝えることそのものが批判されるというリスクは、言葉を「出す」ものに
とっていちばん堪えるんですよ。
>昨今の、匿名性を前提としたコミュニティにおける「誠実さ」を求めない「お気
>軽」にできる「積極的な議論」が、必ずしも妥当な解を生み出せているとは思え
>ない現状を見ると、そういった一種の「社会的タブー」は必要なのではないか、
>と思います。
匿名可能な環境における「積極的な議論」は、自分の発言に付随するリスクをかなり軽
減する一方で、周囲の中における自分の位置を見据えることが不可能である(座標軸を描
くことができない)ため、「見えない他者」とのすりあわせが非常に困難です。「妥当な
解」とはほど遠い結論に落ち着きやすいのは、それがあくまでも「強制された名無しの群
衆」であり、参加者が相互を(見方によっては特権的な)発言者として承認している仮面
舞踏会にはなり得ないからでしょう。
そう考えると、発言の際の「制約」は、単なる必要悪にとどまるものではなく、「対話」
を保証する装置として機能している面があるのでしょうね。
(僕と、僕らの夏)
>異人歓待と異人殺しは表裏一体ですからねえ(^^; いつ裏切られるのか。
外来の王など「そのうち殺されるために奉られる存在」みたいなもんですが、こういう
モチーフを使ったシナリオはあまりないですね。王が「取って代わられる存在」であるこ
とを前提としたシナリオには『プリズムハート』(ぱじゃまそふと)がありますが、これ
はそういうバックボーンを意識しているとは思えないので、単なる偶然でしょう(^^;
>もっとも、この場合の主人公は「マチ」に住む者であり、「常民」なんですよね。
>だからなおさら『都市と農村』の見えない壁が立ちはだかってしまう。一見交流
>可能に見えるけど、確実に見えない断絶がある。
「交流」というのは、あくまでも「接触を拒否しない」ということなんですよね。
また、「マチ」に住む者(=完全な「客人」)と「マチ」から居着いた者(=「よそ者」)
という違いも無視できませんが、話の筋がややこしくなるので置いておきます。
>「身内意識」「我々意識」というのはいつの時代でも誰にとっても心地よいものです(笑
面白みは減衰しますが、楽ではありますよね。その「心地よさ」もまた、楽しみの1つ
ですし、これはこれでいいんですけれど。
『春待蜻蛉』
いきなり挫折。……まぁ時間がないってこともあるんですが。
主人公が死に場所を求めてテキトーに電車を乗り継ぐ……それはいいです。
しかし、気付かずに
「ここは北海道!?」
はあんまりだと思います。
青函トンネルがあるんですから、ボーッしてても気付くと思いますが。
さらに主人公の妹の死。
9月に倒れ10月に死亡。わずか1ヶ月。
「急性リンパ性白血病」という病名を出した心意気は買いますが、
この病気、普通倒れて1ヶ月で死にません。
そういう症例もあるかもしれませんが、万分の一以下でしょう。(多分)
というわけで、暫く封印します。
まだコンプした攻略サイトもなさそうですし。(マテ)
akitoさんwrote:
>そりゃ、小学校の体験学習(一泊)の引率をしたとき、小学4年生のツインテー
>ル娘やポニーテール娘たちに囲まれ、「先生、先生」と呼ばれてまとわりつかれ
>たときには我を忘れそうになりましたよ。
>(以下中略)
それはなんとも裏山……じゃなくて。
誰か1人商会……でもなくて。
それはいけません。今すぐ座禅を組むべきです。
山に行って滝に打たれるのもよろしいかと。
#で、何処の小学校ですか?
『僕と、僕らの夏』
>でも、久しぶりに非「萌え」ゲーをやったなぁ、という気がしました。本来は文
>芸映画などで見たい素材ではあるですが……。
それ、激しく同意です。
このまま埋もれさせるのは、勿体ないです。
KO-1さん wrote:
>うふふ。どっちもうそって事もあり得ますぜ(o^ー')b
がっかり。(涙)
愛とか正義とか修論はどうでもいいんですが(いいのか?)
熊は期待してたんです。
美味しいんですよ。あれ…………。
>#Visual Arts再び!I'veパックとKeyパック突撃決定?(T_T)
ワタシ、マキシシングルだけ欲しい……。
「子供」
いわゆるロリ系の作品ですが、いろいろなレビューを見る限り、ヒロインの精神年齢が
おそろしく低そうです。言動はどうみても小○生にしか見えない18歳のヒロインが
あちこちにいる模様です。
#私は、子供とは無垢でもなく純真でもなく、場合によっては大人より残酷なのだと思ってます。
Kenさん wrote:
> 子ども(=現実の力学において、対=大人では無抵抗な存在にならざるを得ない)
>を無垢で純真なものに仕立て上げ、その幻想をもって対象に対する支配欲を正当化する言
>辞の醜悪さといったら、タチの悪いことこのうえありません。
> ちょっとしたタネを明かすと、昨日の書き込みは、『先生だーいすき』(SCORE)の体
>験版をプレイした後に抱いた違和感をベースに書いたものです。
ホームページの絵を見るにロリ系です。
レビューにも
(http://gt.sakura.ne.jp/~aon/pc/pc_sendai.html より抜粋)
> ただ一つだけ痛い事があるとするなら、この作品に出て来るヒロインがロリなのは言うまでも
> 無い事だが、その精神年齢があからさまに幼児レベルなので、そのヒロインとのHはかなり
> ペド的要素が強い。例えば同じロリでも中身はハイティーン、最低でもローティーンなら
>『見た目だけの幼さ』として恋愛感情を経て肉体関係を築くのも納得出来るが、この作品は
>『見た目も中身も幼児』なので、その部分の割り切りをハッキリしておかないと苦痛しか
> 残らないと思われます
とあるので、醜悪なのでしょう。
cian さん wrote:
> 以前に比べてゲームにシナリオが求められている今、そういう「キャラクター」で
> カバーしてるんじゃないでしょうか?(善し悪しは別として)
> 業界に詳しくないですが、端から見てブランドの新規設立・解散が多すぎます。
> つまり企業に体力がないから、安易な手法でお茶を濁そうと……。
安易な手法でお茶を濁すというより、キャラクターを前面に押し出し、それで勝負
(というか作品を売る)つもりではないでしょうか?
ヒロインの性格設定は楽になると思いますが、キャラクターデザインや塗りや声を
しっかり作らないと売れる商品にはならないかと思います。
開発期間や売上を考えると「シナリオで勝負」というのは、かなりの冒険になると思います。
陵辱系は、一定の需要があると聞きます。
おそらく、ロリ系のキャラクター+萌えボイスにも、需要があるのでしょう。
(http://www.yi-web.ne.jp/~ap2/ero/toukei_kaiseki/hanbaisuu.php で
「はじめてのおるすばん」は12月02日現在12位)
> あと考えられる点は、(あんまり考えたくないことですが)そういう「歪んだ嗜好」を
> 持つユーザーが増えてるのかも……。
現実の世界で手を出すと犯罪なので、ゲームの世界で楽しむのではないでしょうか?
#陵辱系のゲームにも言えることですが。
CGの絵の女の子は可愛いことに越したことはないと思ってますが、
それが「幼さ」から来るもの感じると、ちょっと引いてしまう今日この頃です。
#見た目と精神年齢は高校生以上にして欲しかったり・・・
ケース%すくぅるみぢゅぎやぶるまに萌える人がいる限り、ロリは消えないかと・・・
どーもです。ケースです。
#引用は適宜改行してあります。
「鍵」作品
Mr ARC さん wrote:
> 中が透けないように過酷なイベントで裏張りした、おとぎ話の張りぼて
> なんですよこれが(爆)
私は「演出の勝利」と感じています。
個人的には鍵作品はかなり好きなのですが、うまく話を盛り上げてるなと思います。
KANON の名雪シナリオで、主人公が目覚まし時計に吹き込んだ台詞を画面に出す
シーンでは、「やられた」と感じました。
#ちなみに AIR > ONE > KANON の順に好きです。
> でまあ、Kanonなんかは逆に「其処に居る理由しか与えられてない」訳で、
> これもまた「その時以外は何処で何やってんの?」となる。
> だからこそ未だに二次創作が延々と作られているともいえますが、それはちょっと置いといて。
私は、これも作品の魅力の内に入るのでないかと思います。
同人で創作できる(売れることを含む)は、二次創作が好きな人には、十分な魅力でしょう。
話はずれますが、以下の URL に同人に対する企業側のアンケートがあります。
http://www.d-dream.com/event/special/11sp.htm
興味のある方は行って見て下さい。
「僕と僕らの夏」
私は、仲魔のところでプレイさせて貰ったのですが、これは面白かったです。
キャラ萌えな方や、えちぃシーン大好きな人には勧めません。
シナリオ重視の方にはお勧めなのですが、
Ken さん wrote:
> あいたたた。これも、実は某氏に勧められて手を付けたものの、「ムラ」と「ヨソ」、
> さらに「ヨソ」の中でも多重化された階層がこれ以上ないほど残酷かつ自然に浮き上がっ
> ている重苦しさに耐えられず、貴理をクリアしてストップしています(^^;
Akito さん wrote:
> 「集落の子供たち」が主人公をあくまでも「ヨソモノ」として扱い続け、
> そこに一線を引いている描写が続きますと、私自身にとっては、民俗調査中
> の生々しいやりとりばかり(辛いことの方が多いです)思い出されてしまっ
> て、どうしても素直にゲーム世界にとけこむことができません……。
とあるので、精神衛生上、中断した方が無難かと存じます。
ちょっとネタバレになります。
僕と僕らの夏には、冬子さんの視点で描かれた裏ルートがあります。
表の貴理ルートと裏の貴理ルートの両方をクリアしてこそ、面白みがわかるのですが、
冬子さん自身が「ダム反対=村から迫害を受ける、そして村を出て行った」の家の
人なので、その心理描写はかなり痛いです。
後、他のヒロインルートは、あまり面白くないので、全スキップで十分でしょう。
表と裏のルートをクリアすると見れる、最後のおまけは一見の価値があると思います。
Kenさん wrote:
> このゲームをすんなりとプレイできる人って、精神的に相当タフな方なのではないで
>しょうか。
akitoさん wrote:
> 同感です。
cian さん wrote:
> 精神的にタフっていうより、単にそこまで観察力&感受性がないだけです。(汗)
私もすんなりプレイしましたが、おそらくcianさんと同じでしょう。
私的に、ゲーム自体を物語として楽しむ傾向(主人公にそれほど感情移入しない)が
あるので、無意識のうちに残酷さを軽減している可能性があるかも知れません。
#陵辱ゲーはしないけど、サスペンスの陵辱シーンはOKだったりする。
(続きます)
個人的な印象では、鍵のシナリオって
中が透けないように過酷なイベントで裏張りした、おとぎ話の張りぼて
なんですよこれが(爆)
まあ、ねぶた祭りの山車だって職人芸が使われている訳ですし、張りぼて=手抜きと言う訳ではありませぬ。
もっとも「こいつらの普段の生活ってどうなってんだ?」とは思いますが(爆)
さて、こっからジジイらしく昔話に入りますが(笑)
僕が最初にそう思ったのは、同級生2でした。
前作が各キャラ独自の行動テーブルを持っていたのに対し、こちらはほとんどランダムで登場します。うろ覚えですが、「夢遊病者かお前?」と主人公に突っ込まれてたくらいで(笑)行動に理由付けがなかったんですね。
でまあ、Kanonなんかは逆に「其処に居る理由しか与えられてない」訳で、これもまた「その時以外は何処で何やってんの?」となる。
だからこそ未だに二次創作が延々と作られているともいえますが、それはちょっと置いといて。
序盤戦で「コイツのことをもっと知りたい」と興味を掻きたてられないと、非常に引きが苦しくなります。それこそ、「最後は凄いぞと知っている」ならともかく。
個人的にONEはネットの発展なくしてはヒットしなかったと踏んでいまして、Kanonもその上に成り立ってると考えます。
これも時代、と言ってしまえばそれまでですが・・・・・・僕みたいなジジイは、シナリオ構成技術なんて皆どーでもいーのかなー、などと思ってしまいます(爆)
以上、Kanon30分以内挫折回数2桁の根性なしの繰り言でした(爆)
By 一応どうにか最後までは行った Mr.ARC
"最近なんとはなしに" Mr.ARC さん wrote:
> 父性愛と対等な恋愛感情がごっちゃにされてる気がしたり。
う、言おうと思ったところを突かれた^^;
BSでプリメ原作のアニメ『ぷちぷり』やってますしトレンドということでヾ(^^;チガウ
(…お父さん属性狙いかと思ったら実はコスプレアニメ(笑))
"積極的な愛は相手を固定化するおそれあり" Ken さん wrote:
> この夏の『ジュリスト』に、そんな特集があった記憶が。
うい、その『ジュリスト』です。
あと『法律時報』にも載ってました。
> 了解です。こちらもまだ具体的な日時などは決めていませんし、場合によれば別の日に
> 動かす公算も大きいですので。
らじゃ。では正式告知を待ちますです。
"センセイ、質問です" cian さん wrote:
> どっちが(うそ)ですか?前の方?後の方?(^^;
うふふ。どっちもうそって事もあり得ますぜ(o^ー')b
> コミケとキャラフェスって、どう違うんですか?
私も最近行き始めた人なので詳しくは知りません。詳しいところはakitoさんよろしく!
コミケは元々同人誌即売会から始まったもので、法人スペースが出来たのはつい最近だと
聞いております。キャラフェスはブースを出せるのが法人のみで、まあ販促やら新しいゲー
ムのデモ配布やらグッズの販売やらしています。見てる限りでは、法人がやってることは
どっちもそう変わらないと思います。
http://www.comiket.co.jp/
http://www.youyou.co.jp/chara/
#Visual Arts再び!I'veパックとKeyパック突撃決定?(T_T)http://c63.product.co.jp/
"漂泊と定住と" akito さん wrote:
> それは書き終えてから年越しせよという思し召しですよ(誰の?)
そうしたいもんですけど…
とりあえず教授とどう対決するか戦略練らないと^^;
(僕と、僕らの夏)
>主人公は、いわば歓待を受ける異人といえばいいのですが
異人歓待と異人殺しは表裏一体ですからねえ(^^; いつ裏切られるのか。
もっとも、この場合の主人公は「マチ」に住む者であり、「常民」なんですよね。
だからなおさら『都市と農村』の見えない壁が立ちはだかってしまう。一見交流
可能に見えるけど、確実に見えない断絶がある。
同じ異人でも、『銀色』第一章の2人のように、「常民」による迫害の対象とな
る「漂泊民(非常民)」になってしまえば、ドラマはそれを中心にして展開する
わけで、それはそれでこっちの気は楽なのですが(^^; 最後は「非常民」の価値
観でもって、「ムラ社会」の「オキテ」に縛られた「常民」を皆殺しにするなり
なんなりして、「戦慄せしめ」れば良いわけですから。
それこそ『痕』『顔のない月』『腐り姫』の主人公のように、仮に町に住んでは
いるものの、本来はムラの構成員であるという設定の方が、「ユーザー」として
はとても心地よいですね。「身内意識」「我々意識」というのはいつの時代でも
誰にとっても心地よいものです(笑
> このゲームをすんなりとプレイできる人って、精神的に相当タフな方なのではないで
>しょうか。
同感です。でも、
cianさんwrote:
>う〜ん。『僕僕』は私の今年のベストなので、出来れば
>プレイしていただきたいのですが……。
とcianさんがおっしゃっている通り、これは、突出したなにかを持っている作品
ですし、いつか正面から向き合わなきゃいけないなぁ、と思っています。
ところで、「多重化された階層」のくだりですが、貴理の父親とはまだあんまり
お会いしていない(笑)ので、今回はコメントを控えさせていただきます。
でも、久しぶりに非「萌え」ゲーをやったなぁ、という気がしました。本来は文
芸映画などで見たい素材ではあるですが……。
KO-1さんwrote:
>> 年明けごろに、「X-GAME STATION」のOFF会を開きたいと思います。
> いけたらいいなぁ…1月14日が締め切りなので直前までわかんないです。]
それは書き終えてから年越しせよという思し召しですよ(誰の?)
Kenさんwrote:
>「時間と人員に余力がなければ“その種”の話題は避けろ」という出版社
>(正確には、ある出版社のある部局)も実在します。
現実的な問題としてこれは仕方のないことだと思っています。むしろ、扱いにく
いテーマであるほど、これを取り上げる場合には皆慎重かつ誠実になっているの
ではないかな、と思うのです。そうやって生み出されてきた作品は質はどうであ
れ、皆、このテーマに「誠実である」という点で一致しています。『夏日』だっ
て理解の程度はどうであれ、制作者が誠実にこのテーマに向き合っていることだ
けはよくわかります。昨今の、匿名性を前提としたコミュニティにおける「誠実
さ」を求めない「お気軽」にできる「積極的な議論」が、必ずしも妥当な解を生
み出せているとは思えない現状を見ると、そういった一種の「社会的タブー」は
必要なのではないか、と思います。「タブー」の存在は、裏を返せば、それに挑
む者に対して「タブーを破るからにはそれなりの覚悟と責任を持て」という自覚
を促すわけですから。
>>「知的障害者」=「無垢な存在」
> これは知的障害者に限ったことではなくて、子ども(ロリっ娘(^^;)にしても同様で
>しょう。子ども(=現実の力学において、対=大人では無抵抗な存在にならざるを得ない)
>を無垢で純真なものに仕立て上げ、その幻想をもって対象に対する支配欲を正当化する言
>辞の醜悪さといったら、タチの悪いことこのうえありません。
ぐっさり。
いや、でも、あの、現実には許されないからこそ、幻想の中に遊ぶのであって、
ええ、ええ……(冷汗)
そりゃ、小学校の体験学習(一泊)の引率をしたとき、小学4年生のツインテー
ル娘やポニーテール娘たちに囲まれ、「先生、先生」と呼ばれてまとわりつかれ
たときには我を忘れそうになりましたよ。昼飯時に広場でお弁当を広げれば、
「あたし、先生の隣とっぴ!」「あー、だめー、そこあたしが座るのぉー」「じゃ
あじゃんけんね」「えええーっ!? ずるいよぉ、あたしじゃんけん弱いの知っ
てるくせにぃ」なんて座る場所の取り合いまでやってくれちゃって、さらには
「先生のお弁当小さいねー。わたしの卵焼きあげるぅー」「あー、ずるいー、じゃ
あ、あたしも苺あげるのぉー」なんて言われ、挙げ句の果てには「先生にもおや
つあげるね」なんて、300円分の少ないおやつ(バナナ除く)の中からマーブ
ルチョコレートをもらっちゃった時には、そりゃーいろんなことを頭の中で考え
ましたよ!(爆) でもそれが身勝手な幻想であると認識しないまま突き進んだ
ら社会面の囲み記事確定なわけで(笑)
#どーでもいいんですが、体験学習中に一番驚いたことは、肝試しと称して電灯
#のない夜の山道を歩かせただけで、泣き出す子が続出したこと。うーむ。
#今の子供たちって、本当に暗闇になれていないんですよね。
(続きます)
kenさん wrote:
> 年明けごろに、「X-GAME STATION」のOFF会を開きたいと思います。
> こういう趣味の持ち主であれば、この時期に首都圏にいる確率が非常に高いだろうとい
>うのが判断の理由ですが、私はたぶん1日ごろまでお仕事です(泣)
1日までお仕事とはお疲れさまです。ご無理なさらないように。
私、OFF会って出たことないんで興味はあるんですが……。
その頃は東京から500q以上離れたところにいます。
……で。
どうしてみなさん、年末年始に首都圏にいらっしゃるんですか?
里帰りとか、しないんですか?
心当たりといえば、コミケ?(開催時期知りません。年2回ってことだけ)
それからコミケで思い出しましたが、
コミケとキャラフェスって、どう違うんですか?
(モニターの向こうのみなさんの呆れ顔が目に浮かびます)
いや、何せゲーム関係って音楽CDしか興味ないもので……。(汗)
> これは知的障害者に限ったことではなくて、子ども(ロリっ娘(^^;)にしても同様で
>しょう。子ども(=現実の力学において、対=大人では無抵抗な存在にならざるを得ない)
>を無垢で純真なものに仕立て上げ、その幻想をもって対象に対する支配欲を正当化する言
>辞の醜悪さといったら、タチの悪いことこのうえありません。
私は体験版もデモも見ないし、それ程プレイする方ではないです。
で、そういう「外野」から見ると、
以前に比べてゲームにシナリオが求められている今、そういう「キャラクター」で
カバーしてるんじゃないでしょうか?(善し悪しは別として)
業界に詳しくないですが、端から見てブランドの新規設立・解散が多すぎます。
つまり企業に体力がないから、安易な手法でお茶を濁そうと……。
あと考えられる点は、(あんまり考えたくないことですが)そういう「歪んだ嗜好」を
持つユーザーが増えてるのかも……。
『僕と、僕らの夏』
> このゲームをすんなりとプレイできる人って、精神的に相当タフな方なのではないで
>しょうか。
私はすんなりプレイできました。
精神的にタフっていうより、単にそこまで観察力&感受性がないだけです。(汗)
KO-1さん wrote:
> 愛のため正義のため修論のため、山に籠もって熊と戦う毎日です(うそ)。
どっちが(うそ)ですか?前の方?後の方?(^^;
『顔のない月』
>#えちぃしーん単体はえちぃでいいんですけど(笑)
ああ、あれはなかなか……。(爆)
Mr.ARCさん wrote:
>ちなみに鍵ライター諸氏は、そっち方面はあまり得意ではないようで。
私は後半の見せ場への布石、と解釈しています。
おかげで何となく「あざとさ」を感じますが……。
#なんか問題発言ばかりしてるよーな……。
ちょっとしたタネを明かすと、昨日の書き込みは、『先生だーいすき』(SCORE)の体
験版をプレイした後に抱いた違和感をベースに書いたものです。この違和感(というより
ぬめっとした不快感といったほうがいいかもしれませんが)は『ゆめくみ』(megami)の
体験版をプレイしたときにも覚えたのですが、対象が“人間”に見えないんですよね。
その無垢さ・純粋さを消費対象とする、いわばペットのような扱いに感じられたわけで。
私もお気に入りの年下キャラはけっこういますが、どうも「ロリ」と総称される低年齢
キャラそのものが大きく変わってきているように思います。
・KO-1さん:
> 学校の図書館で法律系専門誌をぱらぱら眺めていたら精神障害者と刑法の絡み
>で特集が組まれてたりしました。そっちの方がホットな話題のようで。
この夏の『ジュリスト』に、そんな特集があった記憶が。
心神喪失者医療観察法案廃案運動も地道に行われてはいるのですが、どうも総合メディ
ア(放送・新聞・雑誌などを含む)で目にすることはほとんどありませんし、法曹界と一
般世論との間で「共通の問題点」が提示されることってやっぱり少ないんだな、と思って
います。
一方、個人情報保護法は流れそうですが、これはナガタチョーの話であって、法曹界は
おろか霞ヶ関さえあまり関係なさそうですし(^^;
>> 年明けごろに、「X-GAME STATION」のOFF会を開きたいと思います。
> いけたらいいなぁ…1月14日が締め切りなので直前までわかんないです。
了解です。こちらもまだ具体的な日時などは決めていませんし、場合によれば別の日に
動かす公算も大きいですので。
・Mr.ARCさん:
>父性愛と対等な恋愛感情がごっちゃにされてる気がしたり。
そのほうが、受け手にとって精神的に楽ですしね。
「愛がすべてさ」という具合に、心情を単純化して聖化すれば済んじゃいますから。
さらに、父性愛は「一方的に与える愛」ですし、
>よほど強烈な一目惚れでなければ、恋愛感情の確立には日常の積み重ねが必須だと思
>うんですがねえ。
もちろん「積み重ね」といっても、何らかのトリガーを用意する必要はあるわけですが、
最近はそのトリガーに依存して「気が付いたらくっついておしまい」というものが多い
………いえ、昔から多かったのですが(^^;)、以前のものはもっとあっけらかんと「ヤれれ
ばいい」という割り切りの良さがあったとも思います。
この点「幼なじみ」というのは「確立」を描くうえでは反則気味なんですよね。
>ちなみに鍵ライター諸氏は、そっち方面はあまり得意ではないようで。
得意でないのか、あえて「日常」から避けているのか、それはわかりませんけれど、あ
のトーンは一種独特の「非日常的な不気味さ」を含んでいますよね。言葉と言葉の交差が
刹那的というか、あるいはそれらの交差が二次元レベルに留まって三次元化しない(世界
を作らない)というか。
父性愛と対等な恋愛感情がごっちゃにされてる気がしたり。
まあ、本能に近い父性愛とか母性愛とか家族愛とかは、理由付け要らないので楽なんですが。書く方が(爆)
よほど強烈な一目惚れでなければ、恋愛感情の確立には日常の積み重ねが必須だと思うんですがねえ。
・・・まあ、ゲームで『日常』を実現するのって、ちょっとしたスキルとゆーかコツみたいなものが必要だったりします。そういった方面での名作秀作を並べてみれば、何がしかの共通項があるでしょう? そこが巧いと言われる由縁なんです。
ちなみに鍵ライター諸氏は、そっち方面はあまり得意ではないようで。
と、地雷設置しつつ仕事に転進〜。
By さり気に埼玉在住 Mr.ARC
みなさんこんにちはKO-1です。
愛のため正義のため修論のため、山に籠もって熊と戦う毎日です(うそ)。
"論文書きの時期、がんばってくださいね" Ken さん wrote:
> 実は、「精神薄弱」については、法的な規定は存在しなかったりします
学校の図書館で法律系専門誌をぱらぱら眺めていたら精神障害者と刑法の絡み
で特集が組まれてたりしました。そっちの方がホットな話題のようで。
"とりあえず、1人クリア" cian さん wrote:
> プレイはしたんですが、ストーリーがちょっと進んでえっち、ちょっと進んで
> えっち、の繰り返しで嫌になったんです。
> 1回はクリアしましたが……勿体ないことしましたか?
うーん、えちぃシーンが嫌になったのならしょうがないかと。ストーリー的に
は最後の最後のどんでん返しが全てみたいなゲームにもかかわらず、えちぃしー
んがストーリーの流れを断ち切ってくれるゲームですから。私もストーリーの合
間合間に入ってくるのがうざくて正直「このえちぃシーン全部スキップさせろ
や!」って思ってプレイしてましたし。
#えちぃしーん単体はえちぃでいいんですけど(笑)
> 医学的に精神発達遅滞(Mental Retardation:MR)は0〜18歳(発達期)に低
>い知能がみられる場合をいいます。
調べてくださったんですか。ありがとうございます。
勉強になります。
"もう12月ですか…" Ken さん wrote:
> 年明けごろに、「X-GAME STATION」のOFF会を開きたいと思います。
いけたらいいなぁ…1月14日が締め切りなので直前までわかんないです。
> いえ正直なところ、私もよく覚えてないんですけどね。
> とゆーわけで、繭萌えの某氏にフォローいただければ幸いですヾ(^^;
お呼び?^^;
うん、まあ繭は、シナリオも一番短くておまけみたいなもんですし、キャラコ
ンでも万年6位ですから。萌えな人が少ない方が倍率も少なくなってよろしいで
す、なんて言ってみたりする(笑)
#繭の場合は実年齢の問題もありますし…小6か中3か(^^ゞポリポリ
え〜、突然ですが。
年明けごろに、「X-GAME STATION」のOFF会を開きたいと思います。
こういう趣味の持ち主であれば、この時期に首都圏にいる確率が非常に高いだろうとい
うのが判断の理由ですが、私はたぶん1日ごろまでお仕事です(泣)
ちなみに、今日は一日家にいられましたが、紙の山と3枚のMOに囲まれてボールペンを
駆使していたのが実情です(更泣) まあ、テキストエディタに向かいながら断続的に
CD-Rを焼いていたりしましたが(^^;
・akitoさん:
>この種の作品は「健常者」に「複眼的な思考」を促すことができるという
>意味で、積極的に鑑賞の対象となるべきであると思います。
本来は「積極的」に「なるべき」なんですが、実際には消極的になることが多いんです
よね。
表現方法ひとつを取ってみても、外部のさまざまな(官民問わず)団体からの“指導・
意見”があるため、それらをたんねんに反映させていくと納期に間に合わなくなることも
珍しくないため「時間と人員に余力がなければ“その種”の話題は避けろ」という出版社
(正確には、ある出版社のある部局)も実在します。
その結果、視聴者・読者が「複合的な視点」を得る機会がなくなっても、「圧力に対す
る報道・出版の自由」が結果的に保全される、という事例が多数存在します。
このため、「消極的」であることを非難することは私にはできませんが、しかし「積極
的」なアプローチを可能とする機会を多く提供してほしい、と「一消費者」としては思い
ますね。
>「知的障害者」=「無垢な存在」
これは知的障害者に限ったことではなくて、子ども(ロリっ娘(^^;)にしても同様で
しょう。子ども(=現実の力学において、対=大人では無抵抗な存在にならざるを得ない)
を無垢で純真なものに仕立て上げ、その幻想をもって対象に対する支配欲を正当化する言
辞の醜悪さといったら、タチの悪いことこのうえありません。
単に「ロリ万歳」というのではなく、いわば「無条件で守るべき対象」とした相手を措
定し、それによって自己の立場を確立することで「快感を得さしめる」ような設定が昨今
どうにも増えているような気がするのですが、考えすぎでしょうかね?
………イカン、ロリキャラばっか相手にしてたせいか、思考が歪んできました(^^;
>#大江健三郎はいつ読んでも挫折する。すいません……。
ご安心ください。私も完全に「読めた」のは『万延元年のフットボール』だけです。
安部公房や中上健二なんかは抵抗なくすらすら読めるけど(^^;
>歴史好きでしたら迷わずおすすめします。
>ゲーム中のステータス画面には「歴史用語辞典」がありまして、これがまた
>……とんでもなくマニアックというか、なんというか……。
えーーーと…………
やっぱりアタシ、やらなきゃダメ?(一応史学科卒)
専門は現代政治史であって、中世のことはさっぱりわからない(中世史よりは国際政治
学のほうがむしろ近い)ので、さっぱりついていけないよーな気もするんですが。
(僕と、僕らの夏)
あいたたた。これも、実は某氏に勧められて手を付けたものの、「ムラ」と「ヨソ」、
さらに「ヨソ」の中でも多重化された階層がこれ以上ないほど残酷かつ自然に浮き上がっ
ている重苦しさに耐えられず、貴理をクリアしてストップしています(^^;
主人公は、いわば歓待を受ける異人といえばいいのですが、メインヒロインといえる
貴理はさらに微妙な存在なんですよね。貴理の父親が「人間として」まっとうな人である
ために、その「階層」の呪縛(受けているのは貴理やその親にとどまらず、関係者すべて)
の重苦しさが「見えない糸」として主人公の行動範囲、そして登場人物の思考の範囲を拘
束しているのが非常に生々しいところです。
このゲームをすんなりとプレイできる人って、精神的に相当タフな方なのではないで
しょうか。
>『月陽炎』のような「幻想としての田舎」に遊ぶ方が精神衛生上はよろしい
>のでしょうね(笑)
ま、そういうゲームのほうがずっと多いですからね(^^;
・cianさん:
>詳しくは投稿レビューで有名な某サイトに投稿しましたので、
>興味のある方はそちらをご覧ください。
うーん、どこでしょ? 最近は投稿系サイトってまったく見てないので。
(『ONE』繭シナリオ)
いえ正直なところ、私もよく覚えてないんですけどね。
とゆーわけで、繭萌えの某氏にフォローいただければ幸いですヾ(^^;
>……えっと、上記の通り投稿レビューしました。
いえ「ダメーッ」云々は単なる冗談ですんで(^^;;;
『夏日』終了しました。
詳しくは投稿レビューで有名な某サイトに投稿しましたので、
興味のある方はそちらをご覧ください。
HNはcianを使っておりますので、すぐ判ると思います。
本当はちょっと恥ずかしいのですが……。(汗)
kenさん wrote:
>「障害者と思えるパターンをつなぎあわせた」ものだ、と考えておくのが無難でしょう。
う〜ん。私は『ONE』はそれ程プレイしてないし、
まして繭シナリオは殆ど憶えていませんが、
これも「美少女ゲーム的なご都合主義」のあらわれでしょうか?
#鍵っ子を敵に回したか?
> こらーっ、その「上目遣い」っての、ダメーッ!
> それでなくても、11月以降にプレイしたゲームが『白詰草話』だの『ギャラクシー
>エンジェル』(クリアしたのがミルフィーとミントだけ…)だったりする私にそういう
>姿勢を取るのはハンソクーッ!!
ははーっ!(土下座)申し訳ありませぬっ!!
以後、かような行動は慎みますっ!!!
……えっと、上記の通り投稿レビューしました。
本当はkenさんにはお見せしたくないんですが……
↑いや、恨みとかじゃなくて、単に恥ずかしいだけで……
でも、ダメでしょうね?
> 「道を間違えた」とは、「通路」を間違えたのでしょうか、あるいは「人としての道」
>を間違えたのでしょうか?(^^;
多分、「ありとあらゆる道」です。(笑)
akitoさん wrote:
>いえいえ。お忙しいのに、無理強いするのもあれなので(^^;
いや、別に忙しくないです。(胸張って言うことか?)
ただ「大学教授(kenさん)に小学生の作文(私のレビュー)を見せる」のが
恥ずかしいってだけでして。
>>『奴隷市場』
>正体は泣きゲーです。
をを、泣きゲー……。何と甘美な響き……。(うっとり♪)
とりあえず『春待ち蜻蛉』済ませたら、買います。
情報、ありがとうございました。
>ところで、『僕と、僕らの夏』(light)に手をつけました。
>(以下略)
う〜ん。『僕僕』は私の今年のベストなので、出来れば
プレイしていただきたいのですが……。仕方ないですね。
ところで余談ですが、『夏日』は『アルジャーノン〜』より
むしろ『僕僕』を連想しました。
テーマは違えど抱える問題点は似てる、そんな気がして。
でも、投稿レビューではどうしても「突っ込みきれない」部分があるんですよね。
近い内にここ(X-GAME STATION)で、言及できればな……と思っています。
↑
to kenさん
その時は、よろしくお願いします。
ところで、『僕と、僕らの夏』(light)に手をつけました。いきなり、
「集落の人間」と「ヨソモノ」という、一番、重いテーマを出してきたのには、
驚かされました。主人公がまた微妙な立場の「ヨソモノ」であるがゆえに、
ずいぶん「生々しいドラマ」になっているなあ、と感じました。
「集落の子供たち」が主人公をあくまでも「ヨソモノ」として扱い続け、
そこに一線を引いている描写が続きますと、私自身にとっては、民俗調査中
の生々しいやりとりばかり(辛いことの方が多いです)思い出されてしまっ
て、どうしても素直にゲーム世界にとけこむことができません……。
「調査地」では周りの人は親切にしてくれますし、「友達」もたくさんできます。
一方で、どこまでいっても当方は常に「ヨソモノ」であり、その一線は決し
て越えられないんですよね。それが本当に辛い。どんなに親しくなっても、
必ずどこかで「拒絶」されるわけですから。
さらに、ライターの方も当方と同じツーリングが趣味ということもあって、
ライダー(当方は自転車ですが)としての「集落」に対する「見方」が似て
いることが、私がこの作品から受け取る生々しさに拍車をかけています。
というわけで、この作品はしばらく封印してしまうことになると思います。
ちょっと今の精神状態でやるとどうなるかわからんので(^^;
『月陽炎』のような「幻想としての田舎」に遊ぶ方が精神衛生上はよろしい
のでしょうね(笑)
KO-1さんwrote:
(アルジャーノンに花束を)
> これについてはある本*で「ちょっと『アルジャーノンに花束を』を連想
>させるところがありますけど」という問いに「後で気がついたらって感じで
>すね。最初から狙ってたわけではないですよ」という回答を真琴シナリオ担
>当の麻枝氏がされています。とりあえず公式見解ということで(笑)
なるほど、そういう見解が出ていたのですか。個人的にはぼろぼろ泣いた
シーンなんで、思い入れがあります。
Kenさんwrote:
>>インスパイアされて作ってみたのかな? という感じです(^^;
> うーん、そこまで考えているかどうか。私が体験版をやってみたところでは、コミュニ
>ケーションがうまく取れない、でも主人公はヒロインに対して興味を抱く、という程度な
>ので、この先どうなるかはまったくわかりませんが、]
「花束」がドラマ化されるなど、
数年ぶりにこのトピックがとりあげられることが増えてきたので、
時期的にあわせてみたのかな、という程度の感想です。
ですので、それほど深い意味ではとらえないでいただけると幸いです(笑
この種の作品は「健常者」に「複眼的な思考」を促すことができるという
意味で、積極的に鑑賞の対象となるべきであると思います。
一方、ただ単に「知的障害者」=「無垢な存在」として扱ってしまっている
作品が散見されますが、ユーザーとしてはそれはあくまで「フィクション」
であり「夢物語」であると認識したで鑑賞する必要があると思います。
そもそも、この種の作品に対しては、「美男美女」の「知的障害者」が
「美しいドラマ」の「主人公」になること自体に、「嘘くささ」と
制作者の「欺瞞」と「偽善」と「自己満足」を感じてしまう「当事者」が
たくさんいるわけですから。
だからせめて我々としては「現実」を認識した上で、フィクションとして
楽しみ、また、「複眼的に」思考を巡らせたいものですね。
#大江健三郎はいつ読んでも挫折する。すいません……。
cianさんwrote:
(夏日)
>いや、おかしいとは思ってたんですよ。数日間で終わる話か?って。
>これはメーカーにもっと気をつけて欲しいですね。
私は、短くて、かつ、切れ味の鋭い作品が好みなので、「数日間」の
方が良かったのですが(笑
日めくりカレンダー?式のだらだら型って苦手なんですよね(^^;
>>cianさんの感想を見てから判断しようと思います(笑
>
>まだコンプしてませんが、感想を一言。
>地雷ではないです。
>
>……あの、それだけじゃダメですか?
>いや、感想を述べるのはいっこうに構わないのですが……
いえいえ。お忙しいのに、無理強いするのもあれなので(^^;
どうもありがとうございました。
評価がわかれそうですね。人によってはお気に入りになるかもしれない、
といったところでしょうか? もう少しいろんな所できいてみてから手を
出したいと思います。
……論文が……。
>『奴隷市場』
>これ、気にはなっていたんです。歴史好きですから。
>しかし題名から調教モノかと思って回避してました。
>ところでakitoさんの歴代ベスト5ってことは、もしかして鬱ゲーですか?(^^;
正体は泣きゲーです。
一応、調教モードもありますが、どう考えてもメインは純愛です。
(ここまでは客観的事実だと思います……)
調教物目当てで買った人を「涙が止まらなくて……」と言わせしめましたからねえ。
私なぞはミアのハッピーエンドに到達したときなんて思わず身震いしてしま
いましたから。
歴史好きでしたら迷わずおすすめします。
ゲーム中のステータス画面には「歴史用語辞典」がありまして、これがまた
……とんでもなくマニアックというか、なんというか……。
まあ、この微妙な世界観に入り込めないとちょっと評価は辛くなるかもしれません。
(続きます)
・マホラさん:
どうも、お久しぶりです。
(知的障害のヒロイン)
>あのー、ONEの椎名繭って知的障害じゃなかったんですか?
繭の例は、後のエピローグで出てくる有人との会話から考えれば、自閉症でも精神遅滞
でもないでしょうし、どういうカテゴリに分類できるかよくわかりません。私は臨床心理
についてはかじった程度なので断定はできませんが、知的障害の一例として出していると
いうよりは「特殊な精神障害」としかいえないように思います。
「障害者と思えるパターンをつなぎあわせた」ものだ、と考えておくのが無難でしょう。
>察するところ父親の為のエロ物件を探していたのではないでしょうか?
そのために子ども連れで?(^^;
親父は別にいいとして、子どもの将来がそこはかとなく心配……。
・cianさん:
(夏日)
>これ、間違いです。前のカキコとは違う意味で。(笑)
………だめじゃん(^^;
こういうデリケートな題材を扱うのに、あらすじ紹介でまちがっているという時点で、
どうも(以下不安を煽るだけなので省略(^^;)。
(顔のない月)
>これ、初回版持ってたんですが売りました。(汗)
私、初回版持っていますが、いまだにコンプしてません(汗)
どうも、WindowsXPでプレイできないゲームは後回しになる傾向があるようです(^^;
一応マルチブート対応にしてはいますが、やはり通常使うOS以外でのプレイとなると
「何かのついでに」という気になれないんですよね。
>プレイはしたんですが、ストーリーがちょっと進んでえっち、ちょっと進んで
>えっち、の繰り返しで嫌になったんです。
逆にエロエロを求める向きには割と評判はよかったと思いますが、1プレイにかかる
時間がやたらと長いうえに分岐がめちゃめちゃ激しいので、とにかく面倒なんですよね。
>いや、感想を述べるのはいっこうに構わないのですが……
(中略)
>……ダメですか?(上目遣いに)
こらーっ、その「上目遣い」っての、ダメーッ!
それでなくても、11月以降にプレイしたゲームが『白詰草話』だの『ギャラクシー
エンジェル』(クリアしたのがミルフィーとミントだけ…)だったりする私にそういう
姿勢を取るのはハンソクーッ!!
………というアホ丸出しは置いといて(^^;、別にどんな感想をどんな風に書いていた
だいても何の問題もないですよ。立場も視点もさまざまなのは当然なんですから。
ただ、この掲示板は1回に10発言までしか表示できないので、かなり長い文になる場合
は別途ご連絡ください。ウチのサイトには「私の一言」というコーナーもありますし、こ
ちらに掲載させていただくというやり方もアリっす。
>「道を間違えた母娘連れ」のショックは以外と大きかったようです。
「道を間違えた」とは、「通路」を間違えたのでしょうか、あるいは「人としての道」
を間違えたのでしょうか?(^^;
・藤八さん:
(ネジレ)
一応私も2回だけプレイしたのですが、どうにも「退屈」という印象でした。
前作の『夕闇の童詩』では、一瞬たりともそんな印象を持つことはなかったんですけど。
>…メールでお知らせした「○称」の件は、実行されたら嫌なのでご紹介しません。
確かに、アレを実行する人が出ないという保証はありませんからね。
ども、藤八です。
というか、こちらでは1年以上のご無沙汰です。GEHA
『ネジレ』(えん)が某ショップで特価だったので、買ってまいりました。
プレイできるのはいつの日やら。
> 実は、「精神薄弱」については、法的な規定は存在しなかったりします(医学会方面で
>の定義は知りませんが)。
ネットで調べた所、法的な定義はないようですね。
因みに医療や福祉の現場では、アメリカ精神遅滞協会の定義が広く使われているそうです。
http://tron.um.u-tokyo.ac.jp/TRON/EnableWare/990615/study.html
http://www.arsvi.com/1990/990600ms.htm
後者は長文ですから、「アメリカ精神遅滞協会」のキーワードでページ内検索をされればと存じます。
それでは失礼致します。
追記:
旧・通産省の個人情報保護ガイドライン
(法的拘束力はともかく、現在も生きています)
http://www.jipdec.jp/security/guideline/privacy-guideline.html
とりあえず、第14条をチェックですね。
…メールでお知らせした「○称」の件は、実行されたら嫌なのでご紹介しません。
まず最初に……。
cian wrote:
>『夏日』(すたじお緑茶)
>世の中を少し失望した主人公と、片田舎で出会った知的障害を持つ少女・千夜との
>数日間のお話です。(メーカーHPより)
これ、間違いです。前のカキコとは違う意味で。(笑)
正確には、
世の中を少し失望した主人公と、片田舎で出会った知的障害を持つ少女・千夜との
一夏のお話です。
いや、おかしいとは思ってたんですよ。数日間で終わる話か?って。
これはメーカーにもっと気をつけて欲しいですね。
私の場合、体験版とかデモのDLとか全くしませんから、
情報は雑誌とかメーカーの作品紹介が頼りなんです。
それが間違えているとなると……。
誇大広告は嫌ですが、「プレイしたくなる」作品紹介をして欲しいです。
KO-1さん wrote:
『顔のない月』
これ、初回版持ってたんですが売りました。(汗)
プレイはしたんですが、ストーリーがちょっと進んでえっち、ちょっと進んで
えっち、の繰り返しで嫌になったんです。
1回はクリアしましたが……勿体ないことしましたか?
>> 私個人にそういう知り合いはいませんが、知り合いの知り合いの子供の同級生(長
>>い)に知的障害とまではいかないが、少々遅れ気味……という子供がいるそうです。
> 正直この辺の区別(程度?)がよくわからない…
私にもよく判りません。(前にも似たやりとりがあったよ〜な)
し・か・し・今回は「疲れて」いません。(笑)
医学的に精神発達遅滞(Mental Retardation:MR)は0〜18歳(発達期)に低い知能がみられる場合をいいます。
原因は主に2つ。
1特に原因はなく、社会適応に十分な知能水準に達していない場合
(軽度に多くみられる)
2脳に何らかの原因があって、精神遅滞をきたす場合
(重度に多くみられる)
MRの程度はIQによって判断されます。
軽度 IQ 50ー70 (精神年齢9−12歳未満)
中等度IQ 35ー49 (精神年齢6−9歳未満)
重度 IQ 20ー34 (精神年齢3−6歳未満)
最重度IQ 20未満 (精神年齢3歳未満)
これ以上は私も知りません。
それから私の前の書き込みですが、
知的障害=最重度、遅れ気味=軽度
くらいにお考えください。
akitoさん wrote:
>ちょっと意地悪な見方をすれば、
>ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』早川書房
>にインスパイアされて作ってみたのかな? という感じです(^^;
プレイした感じでは、そういうことはなさそうです。
というか、『Kanon』ほど似ていなかったです。
>『Kanon』の真琴シナリオもこれにインスパイアされたのではないか、
>という見方もありますしね。
私、『Kanon』では実は真琴シナリオが一番お気に入りです。
で、その話を仲魔にしたところ、
「それだったら、『アルジャーノンに花束を』を読んでみろ」
と言われまして。
先に『Kanon』、後に『アルジャーノンに花束を』(中編)の人間からみると、
「結果として似たんじゃないかなぁ」
という感想でした。
>cianさんの感想を見てから判断しようと思います(笑
まだコンプしてませんが、感想を一言。
地雷ではないです。
……あの、それだけじゃダメですか?
いや、感想を述べるのはいっこうに構わないのですが……
ここで述べるとどうしてもkenさんも読むし……
それって私的には「大学教授に小学生の作文を見せる」ようなモノでして……
それはなるべく避けたいかなーっ、なんて思っちゃったりしてるんですが……
……ダメですか?(上目遣いに)
『奴隷市場』
これ、気にはなっていたんです。歴史好きですから。
しかし題名から調教モノかと思って回避してました。
ところでakitoさんの歴代ベスト5ってことは、もしかして鬱ゲーですか?(^^;
kenさん wrote:
> 大丈夫ですか(^^;
> いえ、あとでショックが大きくなるかもしんないと思うと。
とりあえず『夏日』は大丈夫そうです。
『春待蜻蛉』は、『夏日』でカクゴしてた分を
こっちに回そうかと……。(やっぱりなんか間違っている……)
> そのツッコミ以前に、そのコーナーを闊歩する親子連れが「何を期待していたのか」が
>非常に気になります。
をを、(ぽんと手を打つ)言われてみれば確かに。
そのツッコミは今まで全く気がつきませんでした。
「道を間違えた母娘連れ」のショックは以外と大きかったようです。
to マホラさん
はじめまして、cianです。
マホラさん wrote:
>あのー、ONEの椎名繭って知的障害じゃなかったんですか?
>当然名前出ると思ったんですが。
……確かに。
どうして今まで出てこなかったんでしょう?
というか、私的には『ONE』はみさき先輩と澪と茜しか
印象に残ってませんので。(汗)
久しぶりの書き込みになります。
cian さん wrote:
> 私の知る限り、身体障害のヒロインはいても、知的障害はいなかったと思います。
>(あるようでしたら、ご存じの方教えてください。タイトルだけで結構ですので)
あのー、ONEの椎名繭って知的障害じゃなかったんですか?
当然名前出ると思ったんですが。
>この母娘連れ、エロゲコーナーとエロDVDコーナーを、2人で商品を吟味しながら往復していました。
>呆然とする私の横を通った時、母親が呟きました。
>母「アニメと実写、どっちがいいか……」(実話)
察するところ父親の為のエロ物件を探していたのではないでしょうか?
自分の為に買うなら迷うと思いません。
ところでカップルでエロゲー買いに来る人っているんですね。
実際に目撃するまで信じられませんでした。
前回の発言で「単なる精神障害の延長程度で済ませてしまっていたら嫌ですが」と書き
ましたが、知的障害も精神障害の一部ですし、この表現は不適切でした。撤回いたします。
「広義」の延長に「部分」をもってきてはいけませんね。
・cianさん:
(夏日)
>エロゲコーナーで獲物をゲット。
>『夏日』、『春待蜻蛉』の2品。
大丈夫ですか(^^;
いえ、あとでショックが大きくなるかもしんないと思うと。
>この母娘連れ、エロゲコーナーとエロDVDコーナーを、2人で商品を吟味しながら往復していました。
>呆然とする私の横を通った時、母親が呟きました。
>母「アニメと実写、どっちがいいか……」(実話)
……………
え〜と………
世界が固まりますね、そんなん見ると(^^;
>私(アニメとエロゲって、別物じゃん)
そのツッコミ以前に、そのコーナーを闊歩する親子連れが「何を期待していたのか」が
非常に気になります。
・KO-1さん:
>> 私個人にそういう知り合いはいませんが、知り合いの知り合いの子供の同級生(長
>>い)に知的障害とまではいかないが、少々遅れ気味……という子供がいるそうです。
> 正直この辺の区別(程度?)がよくわからない…
実は、「精神薄弱」については、法的な規定は存在しなかったりします(医学会方面で
の定義は知りませんが)。正確には、精神薄弱者福祉法、同施行規則、同施行令などにお
いては、「精神薄弱」あるいは「精神薄弱者」の定義がないのです。
確か、厚生労働省の通達で、関係施設においてそう判定された者を精神薄弱者とする、
というものがあったと記憶しています(もし違っていたらご指摘ください)。
花束を…… 投稿者:akito 投稿日:11月29日(金)23時30分08秒
・akitoさん:
(アルジャーノンに花束を)
>インスパイアされて作ってみたのかな? という感じです(^^;
うーん、そこまで考えているかどうか。私が体験版をやってみたところでは、コミュニ
ケーションがうまく取れない、でも主人公はヒロインに対して興味を抱く、という程度な
ので、この先どうなるかはまったくわかりませんが、
ちなみに、精神薄弱以外の精神障害者を扱ったゲームとしては、『雨に歌う譚詩曲』が
あります。割ときちんと……というより、部分的には怖いくらいに真に迫った描写があり
ました。
(奴隷市場)
そういや、これ勧められてたっけ(^^; DVD-ROMドライブも買ったことだし、落ち着いた
らいってみますかな。
>まあ、あれは「脇役の」男性陣が主人公とヒロインを食ってしまっている、
>という恐ろしい作品なのではありますが(笑) ドラクアおじさん萌え。
脇役男性陣が頑張っているゲームといえば『アンヴィバレンツ』を思い出すんですが…
…やっぱりもう古いのかな?(^^;;;
"花束を……" akito さん wrote:
> ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』早川書房
一応この本は二種類あるということは書いておいては。
先にakitoさんが紹介されていたのが最初に出した短編版。
以下の本が後から出した中編版です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152033932/qid=1038581449/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-1478704-2820332
中編版の方は基本的なプロットは同じで記述内容を増やしたものだと思います。物語としては中編版の方が書き込みの量が多くて心理描写が追いやすいのですが、「切れ味」は短編版の方がいいように思います。
なお短編版が文庫形態なのに対して、中編版がハードカバーです。
> 『Kanon』の真琴シナリオもこれにインスパイアされたのではないか、
> という見方もありますしね。
これについてはある本*で「ちょっと『アルジャーノンに花束を』を連想させるところがありますけど」という問いに「後で気がついたらって感じですね。最初から狙ってたわけではないですよ」という回答を真琴シナリオ担当の麻枝氏がされています。とりあえず公式見解ということで(笑)
*エンターブレイン『Kanonビジュアルファンブック』ゲーム・システムp.02
http://www.enterbrain.co.jp/021101/magic-oll.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757700393/249-1478704-2820332
まあ『アルジャーノンに花束を』でダニエル・キイスの凄いところは「主人公の主観が書かれることによって物語が進行する」というメタレベルな事柄で小説を書いたというところですから、その辺に踏み込んでない時点でまあ方向性が違うな、と。
#真琴シナリオは「泣かせチューニング」仕様^^;
あと参考URLとしてhttp://www.noguchi.co.jp/archive/diary/990123.html
> ……つーか、論文と積みゲーが……はわわわ……。
私も。ホント、山にでも籠もろうかなあ…
忘れてました。
cian さん wrote:
> 私の知る限り、身体障害のヒロインはいても、知的障害はいなかったと思います。
>(あるようでしたら、ご存じの方教えてください。タイトルだけで結構ですので)
『奴隷市場』(ruf/大吟醸)にビアンカというキャラクターがいました。
http://www.ruf-soft.com/gr11/
舞台は17世紀の地中海世界。
ヴェネチアからコンスタンティノープルに派遣されてきた主人公が奴隷市場
で購入する少女ですね。もとはルーマニアの地方領主の娘だったそうですが、
戦乱によって精神的なショックを受け、「少々知恵遅れ気味」(解説より)
になっています。まあ、後天的なものですね……。
個人的には歴代ベスト5に入れているゲームなのに、忘れてはいけませんね(^^;
まあ、あれは「脇役の」男性陣が主人公とヒロインを食ってしまっている、
という恐ろしい作品なのではありますが(笑) ドラクアおじさん萌え。
(夏日)
Kenさんwrote:
> 知的障害者に対する偏見もさることながら、知的障害者との恋愛そのものが非常に複雑
>で難しい問題を抱えることが多い(一般化できるほどではありませんが)ということも、
>取り上げることを難しくしていると思います。
ちょっと意地悪な見方をすれば、
ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』早川書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151101012/ref=pd_bxgy_text_2/250-3255214-9169038
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/hanataba/
にインスパイアされて作ってみたのかな? という感じです(^^;
『Kanon』の真琴シナリオもこれにインスパイアされたのではないか、
という見方もありますしね。
個人的にはああいうノスタルジックな雰囲気は好きなので
気になっていたのですが、やはり地雷臭ぷんぷんなので様子見です。
cianさんの感想を見てから判断しようと思います(笑
……つーか、論文と積みゲーが……はわわわ……。
"特攻計画" cian さん wrote:
> 『夏日』(すたじお緑茶)
緑茶は『女神さま☆にお願いっ!!』がコメディ作品としておもしろかったので
ちょっと気になっています。今回は方向性が違うのでアレですが(^^ゞポリポリ
しかしあんまり目立たないメーカーだと思ってたんですが、この前のキャラフェスで
も結構な列ができていましたんで案外注目されてるのかな?(単なる無料配布だったり
して^^;)
> 私の知る限り、身体障害のヒロインはいても、知的障害はいなかったと思います。
>(あるようでしたら、ご存じの方教えてください。タイトルだけで結構ですので)
『顔のない月』の**がそうかなあ(ネタバレがあるので名前は伏せます)。ちょっと
遅れてるだけかもしれないけど。この娘はTrueルートに入ったときに出てきます。意味
としては…まあありがちですが「無垢」でしょうねえ。
> 私個人にそういう知り合いはいませんが、知り合いの知り合いの子供の同級生(長
>い)に知的障害とまではいかないが、少々遅れ気味……という子供がいるそうです。
正直この辺の区別(程度?)がよくわからない…
#『夏日』のヒロインは精神薄弱だそうで。
業務終了後、一旦帰宅。
PCを立ち上げネットに接続、X-GAME STATIONへ直行。
kenさん wrote:
>(夏日)
> こっちのほうが、個人的には気になっておりました。しかし、体験版をプレイしてみて、
>そこはかとない不安が(^^;
この書き込みを見て、計画変更を決意。
夕食を摂り、愛車スカイラインを始動。
銀行でお金をおろして、一路100満ボルトへ。
エロゲコーナーで獲物をゲット。
『夏日』、『春待蜻蛉』の2品。
…………
何か間違っている……
ところでこのお店、エロゲコーナーの横にエロDVDコーナーがあります。
そこに30代後半の女性と、その子供と思われる小学生(低〜中学年)の2人が乱入してきました。
この母娘連れ、エロゲコーナーとエロDVDコーナーを、2人で商品を吟味しながら往復していました。
呆然とする私の横を通った時、母親が呟きました。
母「アニメと実写、どっちがいいか……」(実話)
…………
何か大きく間違っている……
何か納得できないモノを感じたまま家に帰る途中、あることに気付きました。
私(アニメとエロゲって、別物じゃん)
流石にお店に戻って、教えてあげる気にはなりませんでした。
続きです。
・KO-1さん:
> まあその辺はリモートホストを見ればわかることですので
発信元の見当はつきますし、それに掲示板の管理会社を通じて調べればわかるんですが、
そこまでするほどのこともないので削除に留めました(元ログは手元に残っています)。
>私なんかはむしろ資本主義の原理を生かしてうまくやってるよなー、くらいにしか思わ
>ないんですが。
私もこの種のグッズにはほとんど興味はありませんが、一般論として「コレクター」と
して見ると、発売元から直接購入した場合、ブローカーが価格をつり上げるのを見て不快
に思ったことはありますし、以前はそういう行動を規制してほしいと思ったことさえあり
ます(中学生のころ、テレホンカードやオレンジカードがブームになっていた時代の話)。
しかし一歩下がって考えれば、地理的・時間的にそういうアイテムを入手できない人もい
るわけで、価格が上がっても入手機会がほしい、という需要がある以上、それを満たすよ
うな行為が生まれるのは、需給関係がひずんでいる以上当然のことです。もちろん、その
商品が生活必需品であれば話は別でしょうが、嗜好品どころか趣味として集めることその
ものが第一の目的となる以上、それは水の流れを新たに開拓するという役割を担っている
のでは、と思っています。
もっとも、需給関係にひずみが出ない程度に供給された場合、その時点で収集欲が下落
するという面もあるので、単純な経済原則は該当しないものだ、という点も留意しておく
必要がありましょう。
したがって、私は「転売」という行為は、積極的に肯定するわけではないけれど、存在
を否定する理由はない、と考えております。
・caseさん:
>すると、会場までの交通費を含めると、10000円くらいの利益がないと
>やってられないのではないでしょうか?
逆にいえば、遠隔地に住んでいる人にとっては、数千円程度のマージンであれば安いも
のなんですよね。前述の「需給関係のひずみ」のなせる業です。
>限定品が欲しいの人たちの社会では「転売」という行為は「反社会的」
>なのはわかりますけど。
特定の立場から安易に「反社会的」といった仰々しい表現を持ち出してレッテルを貼る
ことは非常に危険なんですけどね。自分とは違う立場の人がなぜ生まれるのか、それを考
えなければ、他者否定の泥沼に入っていく危険があります。
・cianさん:
引用が後先になりますが、
>勝手にメーカーHPから抜粋しましたが、問題ないでしょうか?
その後の部分を説明するためには、抜粋した部分が必要であり、なおかつよけいな部分
は含んでいませんから、問題なく「引用」の範疇に入ると解します。大丈夫大丈夫(^^)
(空色の風琴)
旧カクテル・ソフトの威力がどの程度見られるか、なんですが、果たしてどうなるか。
デモの前半部分、発声がまったくなくテキストと背景画のみという演出には驚きました
が、私は一応様子見とさせていただきますヾ(^^;
(夏日)
こっちのほうが、個人的には気になっておりました。しかし、体験版をプレイしてみて、
そこはかとない不安が(^^;
>まぁ冗談はさておいて、このゲーム「知的障害の少女」がメインヒロイン……という点
>が気になります。
最大の問題はこれですね。私も「知的障害のヒロイン」という例はしりません。
知的障害者に対する偏見もさることながら、知的障害者との恋愛そのものが非常に複雑
で難しい問題を抱えることが多い(一般化できるほどではありませんが)ということも、
取り上げることを難しくしていると思います。
単なる精神障害の延長程度で済ませてしまっていたら嫌ですが。
それでは。
・通りすがり その弐さん:
発信元を確認しないで「多重書き込み」と決めつけてしまい、申し訳ありませんでした
(詳細は後述)。
> 法的には優先順位ということがあり、今事例ではこの契約は私的自治・契約自
>由の原則に従いが所有権より優先します。
私もこのあたりの知識がすでに曖昧になっていたのですが、確かにそうですね。ご指摘
ありがとうございます。民法総則の大原則の1つではありますが、持ち出される事例がさほ
どない(私の記憶が鈍いだけ?(^^;)ということもあって、すっかり頭から抜け落ちてい
ました。
名前=個人情報を用いるという手法の是非はさておき、確かに所有権の不当な侵害は瑕
疵理由にはならないでしょうね。
> また「利益目的の為の転売か否か」が争点となりますが、今事例の場合出品
>時の開始値段からして明らかに利益目的の転売であることを否定する余地があ
>りません。
これもそうですね。その行動の倫理的な是非はまったく違う次元の話ですが。
> 今事例においては「合法ではあるがメーカー側が『不完全な』行使を行った」
>の一言に尽きます。
この点については、どうやら結論が出たといえるでしょうね。ただし、
>※法の不備を突く反社会的な商取引を支持する人たちは論外として扱います
今回、転売をした人の行為(契約違反)がどの程度「反社会的」であったかという点は
議論の余地があるように思います。もともと、個人名というこれ以上ない個人情報を盾に
使うという、一般的な企業ではまずあり得ないことを前提としている以上、それが実際に
「行使される」と確信していない人が出る可能性もまた確かにあったでしょうから。
・Mr.ARCさん:
>説明責任
この「説明」を、一連のWebサイトでの動きに対する説明、という意味で把握すれば、こ
れは完全にminoriの失策でしょう。それが行われていれば、今回のような騒ぎにはならな
かったでしょうね。もっとも、注目されたり騒ぎになったりしなければ、そもそもペナル
ティとしての効果もなかったのでしょうが、そのあたりのバランスをminoriがどう考えて
いたのか。
>まあ、今回メーカーがすべきだったことは「ブラックリスト入り」にでもして、次回以降
>販売拒否と言う辺りではないかと。
このあたりが妥当でしょうね。個人名の収集も、次回以降における布石としておけば、
Web上におけるこういう騒動にはならなかったでしょうし。
>副作用があまりにも強すぎる的外れな劇薬であります。
同感です。
こういう問題があまり表面化しないのは、企業にとって「信用」が第一であって、個人
情報というデリケートなものについては「大丈夫です問題ありません」ということを必死
にアピールするのがむしろ自然だからなんですけどね。実際には個人情報の管理がいい加
減な企業などいっぱいあるのでしょうが、それはまた別。
>仮に公開に踏み切ったとして、名誉毀損等で逆に訴えられるとか考えなかったんですかね?
事前の承認がある以上、名誉毀損で金をふんだくられる可能性は低いでしょうね。
むしろ、個人情報をこういう形で扱うという「姿勢」を見せてしまったほうのデメリッ
トが大きいと思います。
続きます。
こんにちは、cianです。
「minori騒動の議論がまだ熱かったら、こんなノーテンキな投稿しにくいな〜」と思って恐る恐る覗いてみたのですが、どうやら細かい見解の相違はあるものの収まりつつあるようですね。良かったです。
いや、投稿の為だけに喜んでいるわけじゃないんですが。
当初の予定では、今週はマッタリと『空色の風琴』をプレイしていたはずなのですが、発売延期……。
おまけにここでminori騒動に書き込みしたり、某BBSで「DCへの18歳以上推奨」から始まって「コンシューマへの18禁移植」、「若者の性意識低下」、「宗教問題」、「言論の自由」など、およそ煩悩とは正反対の議論をしておりました。
しかし来週は大丈夫でしょう。ターゲットは無事発売されるそうですし。
『夏日』(すたじお緑茶)
世の中を少し失望した主人公と、片田舎で出会った知的障害を持つ少女・千夜との数日間のお話です。(メーカーHPより)
この時点でほんのりと地雷の香りが漂っている気がしますが、気のせいでしょう。
「やめろ、やめるんだ〜!」という声がどこからか聞こえていますが、空耳でしょう。
逝きます。カクゴはできました。
まぁ冗談はさておいて、このゲーム「知的障害の少女」がメインヒロイン……という点が気になります。
私の知る限り、身体障害のヒロインはいても、知的障害はいなかったと思います。(あるようでしたら、ご存じの方教えてください。タイトルだけで結構ですので)
この知的障害、扱いが非常に難しいと思います。
私個人にそういう知り合いはいませんが、知り合いの知り合いの子供の同級生(長い)に知的障害とまではいかないが、少々遅れ気味……という子供がいるそうです。
で、親が「その子とは付き合うな」とか学校でのいじめとか……。
詳しくは知りませんが、偏見は根強いと思います。
そういう難しいキャラをメインヒロインに据えて、どういうストーリーを展開するのか、興味があります。
ただまぁ最近のギャルゲーでは、「身体障害」とか「トラウマのある少女」とかが出てきても、「何だかなぁ〜」というゲームが多いらしいですが。
そういう意味ではあまり期待しておりませんが、たまにはいいかと。
to kenさん
勝手にメーカーHPから抜粋しましたが、問題ないでしょうか?
私は大丈夫と思って抜粋しましたが、問題あるようでしたら削除してください。
こういうことには、全く無知でして。(汗)
どーもです。ケースです。
KO-1さん wrote:
> この「法の不備を突く反社会的な商取引」が転売(屋)ですか?どの辺が法の不備を
> ついているのでしょう?私自身はお世話になってないので立場としては中立なんです
> が、なんかあっちこっちで嫌われているのを見てちょっと不思議に思っています。私
> なんかはむしろ資本主義の原理を生かしてうまくやってるよなー、くらいにしか思わ
> ないんですが。
大体似たような見解なのですが、私は「よくやるよな」です。
現在のアルバイトの相場はよく知らないのですが、モノを入手するためには、
並ぶことから始めてかなりの時間、拘束されることになります。
すると、会場までの交通費を含めると、10000円くらいの利益がないと
やってられないのではないでしょうか?
#私はそこまでする根性も体力もない。
通りすがり その弐さん wrote:
>※法の不備を突く反社会的な商取引を支持する人たちは論外として扱います
とりあえず「法の不備を突く反社会的な商取引」=転売とみなしますが、
転売のどのあたりが「反社会的」な商取引になるのか首を傾げます。
#個人的には支持もなんにもしてないのですが・・・
私的には、仮に転売という行為が「反社会的」だとすると、その原因を
少なくするのが正しい方向だと思います。
「イベントでの限定販売グッズ」がある以上、「転売」という行為は
なくらならいのではと思っています。
#単純な需要と供給の関係
限定品が欲しいの人たちの社会では「転売」という行為は「反社会的」
なのはわかりますけど。
ケース%転売で得た利益は、厳密には所得申告の対象になる筈だと思う。
おそらく誰も収めてないだろうから、その点では多分「反社会的」
"妥当なペナルティなのか?" Syn1 さん wrote:
Syn1さん、どうも。
こちらでもよろしくお願いします。
"私的自治・契約自由の原則" 通りすがり その弐 さん wrote:
> どなたが、どのような意図で行われているか知りませんが
> 不愉快ですので止めて頂けませんか?
まあその辺はリモートホストを見ればわかることですので、わかる人にはある程度
はわかってるんですけどね(今は消されてしまいましたけど)。
> 従って今事例の契約は「民法の所有権には反していない」となります。
調べてみましたが「契約自由の原則」が「物件の絶対性」を優越するというのは、
どうも通りすがり その弐 さんのいう通りみたいですね。これで「法律に反している
かもしれない」(契約そのものが有効ではないかもしれない。対応が法律に反してい
るかもしれない)という部分に関しては、まず「反していない」(契約は有効である。
対応自体は法に反していない)ということで収束しそうです。
#マコちゃんの民法総則(笑)とか法律学小辞典とか引っ張り出しちゃいましたよ。
> 今事例においては「合法ではあるがメーカー側が『不完全な』行使を行った」
> の一言に尽きます。
3発言目にしてようやく通りすがり その弐 さんの意見が聞けましたね。途中経過
とその程度はともかく、最終的な結論の部分ではここの多くの人とほとんど同じであ
るといえるんじゃないですか?
> ※法の不備を突く反社会的な商取引を支持する人たちは論外として扱います
この「法の不備を突く反社会的な商取引」が転売(屋)ですか?どの辺が法の不備を
ついているのでしょう?私自身はお世話になってないので立場としては中立なんです
が、なんかあっちこっちで嫌われているのを見てちょっと不思議に思っています。私
なんかはむしろ資本主義の原理を生かしてうまくやってるよなー、くらいにしか思わ
ないんですが。
>EP−ROM氏
いやあお懐かしい話で・・・・・・とかゆーと歳がバレる罠(爆)
僕も昔は、色々解析やったモンですよ。テープ/FD時代のプロテクトは、芸術品が多かったなあ。FM−7のキャッスルなんて、感動すら覚えました。
純技術的に言って、CD時代のプロテクトは詰まらんです。CD規格自体がエラー訂正を行う事を前提にしているので、思い切ったことが出来ないんですよねえ。
ついでにWin時代になってシステム触るのがタブー化してしまったんで、ディープな仕込みが出来なくなりました。
大局的には正しいんでしょうけど、なんか寂しい話です。
>Ken氏
いやあはっはっは。
良く「もう少し加減しろ」と言われます(爆)
まあ、今回メーカーがすべきだったことは「ブラックリスト入り」にでもして、次回以降販売拒否と言う辺りではないかと。
コレもグレーっぽくはありますが、少なくとも『目的に沿った手段』ではあると思います。
個人情報公開と言う手段は、今回の目的に対して間接的な効果しか期待出来ず、また副作用があまりにも強すぎる的外れな劇薬であります。
仮に公開に踏み切ったとして、名誉毀損等で逆に訴えられるとか考えなかったんですかね?
By Mr.ARC
僕はその場にいた訳でも関係者でもないので解らないのですが、
「説明責任」
は十全に果たされてたんですかね?
今回の事件は商慣例上、余り見られないケースだと思うんですが。
ここが不明瞭だと、ヘタすりゃ詐欺扱いされかねないと思いますが、如何?
By また出た途端に(以下略)Mr.ARC
#レスは後ほど〜
私の発言が執拗なまでに再掲載されてますね。
どなたが、どのような意図で行われているか知りませんが
不愉快ですので止めて頂けませんか?
それでは本題に
>私的には「オークションで販売してはいけない」という契約そのものが、
>民法の所有権に反しているといるように思えるのですが、いかがなものでしょう?
とありましたが、今事例の商取引に際して結ばれた規約は、所有する為の条件
として双方同意のもとで結ばれた「契約」として成立してます。
法的には優先順位ということがあり、今事例ではこの契約は私的自治・契約自
由の原則に従いが所有権より優先します。
・・・これが強制されて結ばれたものであれば明らかに違法なのですが、双方合意
の上での契約ですので違法性はありません。
それと念のために書いておきますが「利益目的の為の転売を禁ず」と
「不要になった物の処分を一切を禁ず」は同義ではありません。従って
「オークションで販売してはいけない」と解釈するのは適切ではありません。
また「利益目的の為の転売か否か」が争点となりますが、今事例の場合出品
時の開始値段からして明らかに利益目的の転売であることを否定する余地があ
りません。
・・・個人的な解釈ですが「不要になった物の処分」としての適切な値段設定は
「上限を購入価格」に設定してある場合のみ「利益目的の転売ではない」とい
う反論が成立すると思います。
従って今事例の契約は「民法の所有権には反していない」となります。
※同レベルか否か?
モラルの定義は色々とあるかもしれませんが、最低限の社会ルール(法律)
が守れている状態で問われるモノともいうべきものですから、オークション出
品者は双方合意で結んだ契約を破っている時点でモラル以前です。
逆にメーカー側は最低限の社会ルールは遵守していますが、ペナルティー
の行使に際して適切な配慮が伴わなかったと言えます。
今事例においては「合法ではあるがメーカー側が『不完全な』行使を行った」
の一言に尽きます。
※法の不備を突く反社会的な商取引を支持する人たちは論外として扱います
※また矮小な閉じた世界の暗黙の了解や仁義、感情論も一律に扱えませんから
・通りすがり その弐さん:
ひとつ確認しておきたいのですが。
> 今事例において商取引において、購入者が「所有権」という権利を
>主張する為に必要な最低限の「義務」と「責任」は以下のものとなり
>ます。
それ以前に、契約内容そのものが公序良俗に反する場合は、契約は当事者の合意に関わ
りなく無効となりますよね。今回の場合、「所有権の一部である処分権限を恒久的に制限
すること」が含まれており、その制限は当事者の利益に直接関係しないものであり、また
公共の福祉を損なうものでもありません。いわば、私権の最も基本的な権利を、さしたる
合理性が認められないままに恒久的に制限するものですが、これも有効と認められるので
しょうか。
#繰り返しますが、売買契約全体が無効になるはずはありません。
>メーカー側がOHPであのような警告を行うことは慣習的にも十分に
>許される範囲です。
そうであれば(仮定に基づく類推は避けたいのですが)、説明不足にほかなりません。
ああいった恫喝的表現を用いているのですから、なおさらです。
>法律で犯罪とされていないことを盾に、商取引に際しての契約で禁止され
>ているにもかかわらず利益目低の転売が平気で行う転売屋、それを悪い事
>と知りつつ利用する人のモラルが問われる事例です。
「転売屋」という表現に「業として行う」という意味が含まれているのかどうかはわか
りませんが、その行為を「悪」と決めつけるのは非常に危険な行為ではないでしょうか。
また、「それを悪い事と知りつつ」と仰いますが、その行為の善悪を判断するのは個人の
価値観に直接基づくものであり、両者の妥当性を一義的に確定するのは不可能ですし、か
つ「するべきでない」ことです。
ここで断定調をもって片づけられても、そこから生まれるのは、(C.シュミットの言葉
を借りれば)敵と味方とを識別・分離するだけです。もともと狭小な趣味的世界の中でこ
ういう「識別・分離」に走っても、得られるものは決して多くないと思うのですが。
・caseさん:
>今回の例ですが、「オークションで販売してはいけない」としているので、
>「処分する権能」を否定していると考えられます。
>ところが、「処分する権能を否定」している物件というのはどこにもないです。
私も民法についてさほど詳しい知識はありませんが、この点は同感です。調べた範囲で
は、単一個人の所有する動産を個人間で取引することを制限することを認める判例は見当
たりませんでした。
・Syn1さん:
どうもお久しぶりです。某所はアクセスしなくなってもう1年ほどたっていますが、今
はどうなっているのでしょうか。
>個人情報を公表しても、ユーザーには実質的に何の損害も生じないかもしれません。
>違法な手段によって莫大な損害が生じるかもしれません。どうなるかは誰にも予測できま
>せん。即ち、『ペナルティとして損害を生じさせる手段が適法であるとは保証できない』
>『損害の上限を定める事ができない』という事です。
そう、個人情報の取り扱いのこわいところは「どのような結果をもたらすかわからない」
ことなんですよね。
メディア(新聞社や出版社)では、たいてい自社内部の担当者等の露出方法についてガ
イドラインを定めていますし、外部ソースの取り扱いについても、メールアドレス1つのた
めに幹部が会議を開くことさえ稀ではありません。これは法的にどうかというより、事前
の防止を重視しているためです。
法的救済は、特に民事においては事後的なものに留まり、その段階ではもう取り返しが
つかない事態になるケースも多いわけですから。
>特にその合意が『グッズを欲してやって来た客に対して、その場で個人情報を委託しなけ
>れば売らない、と条件を強要』する形で行われた場合には。
ただし、そのグッズを実際に購入した客の大多数にとっては、その個人情報の価値(正
確には、漏洩時の危険性)を認識していない以上、「その程度のことでガタガタいうなよ」
という論理にもなるのでしょうね。
・Mr.ARCさん:
>ただでさえ18禁界隈は世間が狭いです。もう少し身の丈というものを考えるべきかと。
相も変わらず、簡にして要を得たというか、寸鉄人を刺すというか、みごとな言葉です
ね。あまり認めたくない事実ではありますが、倫理の通用度は“力”(その世界ごとに異
なります)によって幅を変えているわけですから。
そういう「処世術」を持たない「会社」と付き合っていく気がするかどうか、という心
境になったのが、今回でありました。
一日半ぶりにアクセスすると、自分の書き込みがすでに流れてしまっていて驚きました。
なお、多重書き込みは、最初のぶんを除いて削除いたしました。Netscapeの古いバー
ジョンなどでリロードすると多重書き込みが起きることがあります(私は書き込みに使う
ブラウザと読むブラウザとを使い分けているので問題はありませんが)。ご注意ください。
・EP−ROMさん:
> ここだけ見るとソフ倫は悪の権化のようですが、今冷静になって考えると、このゲー
>ムでは生徒がソープランドでアルバイトするとか、エンディングもAV女優とか高級娼
>婦なんていうのもあり、大手を振って一般指定、と言える内容でもないと思えます。
その時点で、今ならまちがいなくアウトですな。少なくとも一般指定で堂々と出せるも
のではないでしょう。
ただし、AV女優やら娼婦やらといった存在を蔑視の対象として遠ざけておしまい(事
実に対していっさい説明しない)、というのが現在の教育機関における「性教育」だった
りすることを思うと、そういうところに踏み込むものがあってもいいだろうな、とは思い
ますけどね。
>基本的にフリーエリアを雑誌や書籍に収録した場合の謝礼というのは掲載誌1冊、というの
>が原則みたいですね。
ソフトウェアをCD-ROMに収録する場合は、たいていそうですね。このほか、あるWebサ
イトを取り上げて具体的に紹介する場合なども、掲載紙1冊を謝礼にすることがあります
(「X-GAME STATION」で掲載紙をいただいたこともありました)。
ちなみに、CD-ROMが実質的にメインとなっている書籍でも、一応数ページ程度が申し訳
程度に付いているのは、そうしないと書籍扱いされず、ソフトウェア扱いされるため、出
版の流通を通すことができず(したがって再販制度が適用されない)非常に取り扱いが難
しくなるためだったりします。
・cianさん:
>さらに突っ込んで考えると、「悪い奴らを懲らしめるんだから、世間も納得してくれる
>だろう」という考えもあったのではないかと思います。
「世間も納得…」とまで考えているかどうかはわかりませんが、「相手=悪者」という
意識が(少なくとも、担当者において)あったのは間違いないでしょう。あの一連の説明
では、「オークションで転売する人」を一貫して「悪意の購買者」と位置づけています
(この「悪意」は法律用語ではなく日常用語の意味で考えてください)。
・GUSTAVさん:
>法にさえ反しなければ何をやっても良いのか(今回の件が法に触れるおそれが
>ない場合ですが)、と言ったところでしょうか。
結局のところ、他者に対する「許容範囲」がきわめて小さいのでしょうね。
自分たちが属していると考えている集団の規範なり基準なりをベースとし、その外部に
対する視線が希薄化している、あるいは外部の視点からの批判に耐えうる可塑性を敢えて
はねのけることによって、自分たちの行動の正当性を確保しようとする集団(ないしは、
帰属意識を抱く対象)を保存しようとしているように見えます。
>多様性というのは、多くのものが存在しているだけではなく、その間に
>意思の疎通が不可欠であり、それこそが多様な存在というものを保証する、
>と考えれば、この業界における作り手と受け手、それぞれの振り幅の狭さ、
>許容範囲の狭さがもたらす将来に思いを致さずにはいられませんねぇ。
これは業界内に限った話ではなく、むしろこういった趣味を持つコミュニティが屈折し、
その内部において自己保全と存在確立に汲々としてきたことは、決して今に始まったので
はなくここ数年前から見られていたことを思えば、趣味(敢えて「ゲーム」とは言いま
せん)の“大衆化”の一つの帰結なのではないか、という気がします。
顔を合わせずともコミュニケーションが日常的に可能となりながら、発話行為(=コト
バの操作)そのものの敷居が低くなった結果、むしろその発話の「負の面」を操作しきれ
ないケースが多くなり、逆にコトバが“集団への帰属”を求めさせる踏み絵のような効果
をもたらすことがあります(何度も繰り返した気もしますが)。今回の「傲慢な認識」も、
結局は「コトバへに対するまったき無邪気さ」が招いた喜劇と説明できるのでは。
続きます。
さて画像ローダーを作るべく解析に入ります。これはオールアセンブラで作られてい
たらしく、比較的プログラムが読みやすかったせいなのか、苦労は比較的少なくてすみ
ました。
で、完成したものをまずはWizard V3 Reportに投稿しましたが、それからNIFTYのデー
タライブラリにもアップすることにしました。これまでにいくつかの画像ローダーが完
成していましたが、モロ18禁、というゲームのローダーをNIFTYにアップするのはちょっ
と抵抗があったので、このゲームの画像ローダーがNIFTYにアップした第1号となりまし
た。
それからしばらくたったある日のこと。京都メディアの者と名乗る方からメールを受
け取りました。京都メディアと言っても何のことかわからない方がほとんどだと思いま
すので説明しておきますと、ゲームのバックアップツールを作っている会社というのは
かつてはかなりの数があったのですが、段々に淘汰されてこの当時では事実上WESTSIDE
と京都メディアの2社だけになっていたのです。
一体何事か、と思えば内容は次のようなものでした。「今度ゲームの画像ローダーを
集めた本を作ろうと思っているのだが、その中にフリーウェアのものも収録したいので、
私の作ったローダーを商品として扱わせてもらえないだろうか。もちろんロイヤリティ
はお支払いいたします」とのこと。
正直、びっくりしました。まさか自作のプログラムが商品価値を持つなどとは思わな
かったので。少し考えましたが、例え100円であったとしてもお金を貰えば責任が発生
するもの。わざわざ面倒なことを背負い込みたくなかったので、「お申し出は大変あり
がたいのですが、あのプログラムはフリーとして公開したものですので、商品化は辞退
させて頂きます。ただ、収録なさりたいのでしたら、無料で行って頂いてかまいません」
という意味のメールを送りました。その後返事はこなかったのでどうなったのかはわか
りません。しかし、お金が欲しいわけではありませんが、いったいいくら払ってくれる
つもりだったのかは興味ありますねぇ。
それからまたしばらくたったある日のこと。今度はベクターからメールが来ました。
内容は同じようなもので、「ベクターではフリーウェアをCD-ROMに収録した書籍を発行
しますが、ここに私のローダーを収録させてもらえないか」というものでした。
今回はフリーなので気軽にOKを出しました。ちなみに謝礼? は掲載誌1冊です。基本
的にフリーエリアを雑誌や書籍に収録した場合の謝礼というのは掲載誌1冊、というの
が原則みたいですね。
その後他のゲーム用のローダーもNIFTYにアップするようになってからは毎回ベクター
から収録許可を求めるメールが来ました。そのため、私は毎年このフリーウェアを集め
た本を貰っていたのでした。こんなチャチっぽいプログラムで何千円もする本を貰って
しまって申し訳ないなあ、と思ったりもしたのでした。ちなみに現在ではベクターでの
公開は終了してもらいましたので、今のベクターに行っても私のプログラムはありませ
ん。
ともあれ、かなり貴重な体験をさせてもらったゲームなので、プレイしての印象とはま
た違った思い出深さを持ったゲームだったのでありました。
ではまた。
仮に今回の件が法的に落ち度がなかったとしても、企業戦略としては大チョンボと言うべきでしょうな。
中小企業が某ゲイツの真似したって自滅するだけでしょう。
ただでさえ18禁界隈は世間が狭いです。もう少し身の丈というものを考えるべきかと。
まあ、今更言っても遅いですけど。
By 暫くぶりに出て来たらコレかい(爆)>Mr.ARC
はじめまして、Syn1と申します。
Kenさん、EP−ROMさんには、お久しぶり、ですね。
KO-1さん、ども。こちらにもしゃしゃり出て参りました。
>通りすがり その弐 さん
私は個人情報の公表に問題が無いという主張には疑問を感じます。
個人情報の公表が『違約のペパルティ』として妥当なのか、そもそも適法なのかが怪しい
と考えるからです。違約によってメーカーに生じる損失に比して、常識的な範囲を外れた
ペナルティを科す契約は適法と言えるんでしょうか?
ペナルティとしての個人情報の公表とは、どういう意味でしょう?
個人情報を公表されたらユーザーにはどういう不利益があるんでしょうか?
不利益が無ければペナルティにはなりません。メーカーはそれがユーザーの不利益になる
と知っていて個人情報を公表します。当然そうですね?
ネット上で個人情報が公開されたら何が起こるかは、現にネットを利用している者ならば
ある程度は知っているはずです。ペナルティによって生じるユーザーの損害は、どういう
ものになるでしょうか? 真っ先に思いつくのは、メーカーのファンから嫌がらせが殺到
する事です。他にどんな形の損害が生じるか、予測がつきません。
ユーザーの損害がどの程度になるか、予測は不可能です。
何故なら、損害を生じさせるのは公表するメーカーではないから。
公表された個人情報によって損害を発生させるのは、契約の当事者ではありません。
不特定多数の第三者です。誰が何をするか、予測できるわけがないんです。
どんな規模や手段かは予測はできないけれど、メーカーはユーザーに損害が生じると期待
して個人情報を公表する。不特定多数の第三者に、特定個人を攻撃するよう教唆している
という事です。規模も手段も限定せずに。
個人情報を公表しても、ユーザーには実質的に何の損害も生じないかもしれません。
違法な手段によって莫大な損害が生じるかもしれません。どうなるかは誰にも予測できま
せん。即ち、『ペナルティとして損害を生じさせる手段が適法であるとは保証できない』
『損害の上限を定める事ができない』という事です。
更に、不特定多数の第三者であるが故に罰則が『取消不可能』となります。
一旦公表してしまえば、メーカーとユーザーが和解したとしてもペナルティを解除する事
は不可能。
・契約の当事者でない不特定多数の第三者による私的制裁
・手段が適法である保証はなく、違法なものとなる可能性がある
・損害を『損失の補償』『報復』の範囲に限定できない
・解除不可能で、最初から和解を拒否している
私には、こうした性質の手段がペナルティとして妥当であるとは思えません。
妥当どころか、『適法と保証できない』手段によるペナルティは違法だと考えます。
違法な手段による、『報復』の範囲を逸脱したペナルティを含む契約が適法でしょうか?
例えば、Aという会社が問題を起こした社員Bを解雇したとしましょう。
それ自体は雇用契約の罰則であり、適法だったとします。元社員Bが再就職しようとした
C社から問い合わせがあれば、A社は解雇理由を回答します。これは当然。
では、A社が他社に回状を回して元社員Bを雇わないよう(暗黙裡にでも)要請するのは?
許されるわけがない。現実には各社の人事担当者には個人的な横のつながりがあり、事実
上回状が回るのと同様の効果が存在しますが、表立ってやったら違法でしょう。
Bの解雇時、A社が「ごねたら回状回してやる」と恫喝するのは許されるでしょうか?
実際に行わなかったから問題無いとは言えないはずです。社員Bがどんな問題を起こした
にせよ、それでA社の行為が正当化できるわけではありません。例え雇用契約にそういう
罰則が明記され、合意が存在していても。
合意していようと、妥当性を欠くペナルティは許されるべきではないでしょう。
特にその合意が『グッズを欲してやって来た客に対して、その場で個人情報を委託しなけ
れば売らない、と条件を強要』する形で行われた場合には。