続きです。
・EP−ROMさん:
(カスタムメイト)
> 胸の大きさが3段階、髪の毛の長さがショート、セミロング、ロング
>と3段階という。だから自分の好みに合った女の子を相手にできるわけですね。芸が細
>かいな、と思ったのは、年下系の女の子の場合、胸の大きさを一番小さくすると下着が
>ブラジャーからスリップに変わります。ぺったん好きの人のツボを心得ていたと言いま
>すか。(^^;)
なるほど。最近のゲームには、あるパターンをこれでもかと強調する場合がむしろ多い
のですが、いろんな嗜好にフレキシブルに対応(笑)できていたんですね。もっとも、
自分で「調整できる」となると、萌えの威力は逆に弱くなりそうな気もしますけれど。
(昔話)
> Kenさんとサワディの会話形式とか、こ
>ういうのを旧稿庫に転載できないもんでしょうかね? 特に1998年末から1999年初めに
>かけての「妹補完計画」なんかはブチ切れた発言がたくさんあって、今読んでも面白い
>ですけれど。
あ゛あ゛あ゛あ゛(^^;;;;;;
そういえばそんなこともあったようななかったような………
確かに、1998年末から1999年ごろは、発言数こそ少なくなってはいたものの、NIFTYの
会議室ではさまざまな新しい試みがあって、「成熟したなかで活性化していた」時期でも
ありましたからね。当時の発言をそのまま持ち出すのはけっこう恥ずかしいものはあるの
ですが、おいおい検討します。どうせネタには困りませんしね。
(「同級生2」発売当時)
> 会議室が同級生2の発言で一杯になってしまい、まともに他のゲームの話題をするこ
>とが事実上不可能になってしまいました。そこで特設会議室の設置要求が出されました。
1998年5月末に起こった『ONE』関連の一連の騒動を思い出してしまいました。NIFTYに
入ってまだ3か月かそこいらだった私にはピンとこなかったのですが、当時の「大量発言
集中現象に対するデリケートな対処」の背景には、この時代の騒ぎがあったんですね。
その後、私もFCGAMEP(コンピュータゲーム全般に関するフォーラムです)の過去ログ
を見ましたが、ああも“機能不全”状態になってしまえば、騒ぎと関係ない参加者が感
情的に反発してしまうのもしかたないかな、と思います(望ましいことじゃないですが)。
SYSOP氏の最初の見解については「こういう見方をする人もいるだろうね」ぐらいしか
コメントのしようもありませんが、それはさておき。
>私は自分の価値観と異なる価値観を認めるのに抵抗はありません。
この場におられない方の発言に対してあれこれ言うのはあまり好きじゃないのですが、
さすがにこれは黙っていられません。
こんなふうに断言できる人は、むしろ怖いと思います。
「自分の価値観と異なる価値観」に対しては、むしろ抵抗を覚えるのが自然でしょう。
でも、自分と異なるものも排除せずに、その存在を認める。そしてさまざまな価値観の
共存を図る。これが望ましい姿だと思います。
実際に「異なる価値観を認める」ためには、精神的な消耗が大きいですし、また摩擦を
起こさないためにたいへんな努力が必要です。こういうことを軽々しく言える方の意見を
素直に受け入れるのは、非常にリスクが大きいでしょう。
#その方の「その後」の姿勢についてはわかりませんので、FCGAMEX分離後については
コメントできない点を、付け加えておきます。
>この当時はパティオを開くと月7000円かかりました。
月7000円ですか。私がNIFTYに加入したときにはすでに月500円になっていて、インター
ネットでレンタルサーバを借りるよりもはるかに安価、しかもかなり細かい管理が可能と
いうこともあって、非常に魅力的なサービスだと思っていたのですが、当時は開設するに
も「かなりの覚悟」が必要だったのですね。
そういえば当時は「ホームパーティ」というサービスもあったようですね。私はそのこ
ろのことは知らないのですが。
それでは(^^)/
今日はアキバに顔を出してきました。もともと業務上の用事(パーツの仕入れ)があっ
て行ってきただけなんですが、スーツ姿であの街を歩くと「理解できる人は出入りできる」
(もはや「が」ではありません)空間がずいぶん増えている気がします。単なるパーツ
ショップやらゲームショップやらが「非日常空間」の存在を「示していた」のが従来のア
キバだったと思うのですが(少なくとも私が最初に行った1997年ごろはそんな感じでした)、
むしろそれらが醸し出す雰囲気が「日常」に食い込んでしまい、そこに“不自然”さを感
じさせるような甘い空間ではなくなっているような。
職場に戻ってから、「ごくろうさん。目的なしに歩ける場所じゃないよ」と同僚に言わ
れましたが、なんか納得できてしまいました。
#スーツ姿でゲー●ーズに行って某ゲームのサントラを買ってきた点については、見な
かったことにしてください(笑)
・akitoさん:
>それと、話をおもいっきり脇道に逸らしてしまって申し訳ありません(^^;
いえいえ、話は知らず知らずに逸れていくほうがおもしろいでしょう。
もちろん、具体的なテーマを定めてディスカッションをしているのなら話は別ですが、
あくまでも雑談の延長ですから、特にコレといった枠を決めないであーだのこーだのと
話がズレていくほうが、当人たちも意図しなかった新しいものが見えてくる場合がある
わけですし。
話を戻したいのであれば、いつでも戻せるのが、文字を介したコミュニケーションの
強みですしね。ディベートであればこうはいきません(逆に、いかに相手の話を巧妙に
かわすかも技術のひとつですし)。
>……この不況下では外部よりも内部犯行の方が多いらしいですし……。
今年は住基ネット(←ATOKでは一発変換できず(^^;)の施行(強行?)、自衛隊漏洩
事件など、この種の話題に事欠かない年でしたが、技術的な問題は近いうちにクリアで
きていくと思える一方、それを運用する側の知識や認識が追いつけないという面が露呈
した年でもありましたね。今後求められるのはマネジメントであり、それは例えばウィ
ルスメールへの対処など「個人レベルでのセキュリティ」と異なったレベルにおける管
理方法が求められるわけですが、まだ管理サイドの人海戦術に委ねられているのがネッ
トワークセキュリティの実態でしょう。
この種の話題ではいくらでもツッコミようはあるんですが、ここでディープな話をし
てもアレなのでこのへんで。
>いえ、そんな高尚な話ではなくて、学生が他の学生の個人情報を匿名掲示板に書きまくる、
>あるいはあからさまな差別発言(!)を繰り返すという非常に頭の痛いレベルの話です(^^;
うわー、生々しいというか何というか。私は情報システム業務に直接タッチした経験
はないのですが、「あの仕事につくとちょっとした人間不信になるぞ」などと脅された
ことがあったりします(^^; それはともかく、自分が「際どいことをやっている」とい
う認識があるにしても、比較的安全な立場にいるがゆえに気楽に行い、なおかつその
「スリル」をローリスクで味わいたい、という意識があるのでしょうね。たぶん、うち
の掲示板にそういうところから直接書き込む場合などは、それ相応の態度を取るのでしょ
うし(わざわざ串通したりすればまた別ですけど)。
>ところで、最近、あの「戯れ言」に刺激されて、自分自身がゲームや漫画やアニメといった
>趣味について「語る」ということを少し考え直しました。
まあ、単に「外部」の視点を保つためにはコミュニケーションを図ろうという姿勢を
維持するしかないのは自明なわけで、「語る」という行為もその一環でしかないわけで。
特に座を正す必要があるものではないのですが、「語る」ことによって“霧衆”(群衆
未満)への埋没を拒もうと抗う、いわば前時代的な反抗に過ぎないのかもしれません。
数年前にはやった言い回しとして「領域横断」というフレーズがありますが、これは
古くて新しい物言いとして今もなお有効です。ある巨大な観念のために偉大な知識人が
世界を牽引し得た時代が終わった現在(リオタールのいう「ポストモダン」の到来した
時代)、世界が際限なく細分化されていくという情勢は止めようがないものになってい
ます。これを止める術があるのかどうかの答えを出すことはできませんが(そもそも意
味があるかどうか…)、それに抗うには、横断的なコミュニケーションしかないという
ことはまちがいないでしょう。この状況は1970年代半ば以降、程度の差こそあれ、何ら
変わっていないと思います。
#こういう立場だから、オタク文化に造詣の深い某社会学者の論がピンとこないのかも
しれませんが(^^;
18禁のゲームの歴史において、エポックメイキングとなったゲームはいくつかありま
すが、この「同級生2」は間違いなくその1つに上げることができるでしょう。そこで
Part1では発売当時がどんな有様だったのかを書いてみたいと思います。発売はエルフ
より1995年1月です。(確か31日)
さてこのゲームが発売されてからNIFTYの会議室では、それまでは1日の発言が10〜20
程度だったのが、一気に100を超える発言で一杯になりました。発言の内容は「感動した」
「泣いた」「何々ちゃん萌え〜」といったものばかりです。中にはファンクラブ活動なん
ていうのを始めた人もいました。まあ私も発売日に購入しましたので、すぐにその中に入
り込んだんですけれど。ただ、この当時私は2400Kbpsのモデムで通信していましたので、
大量の発言を落とすのに難儀をしたのは事実ですが。
会議室が同級生2の発言で一杯になってしまい、まともに他のゲームの話題をするこ
とが事実上不可能になってしまいました。そこで特設会議室の設置要求が出されました。
NIFTYのシステムをご存じない方に説明しておきますと、NIFTYには「フォーラム」と
呼ばれる特定の話題を専門に話す場所がいくつもありました。そしてフォーラムには
「会議室」(巨大な掲示板だと思って下さい)と呼ばれる場所が20あります。会議室は
それぞれ特定の話題に分けて発言が行われるのですが、特に話題が集中するようなもの
の場合は一時的にそのことを専門に話題にする「特設会議室」と呼ばれるものが設置さ
れました。
さてこの設置要求に対するSYSOP氏(フォーラムの管理人です)の答えは「NO!」
理由をちょっと引用します。
> 私の理想は、老若男女どんな人でもゲームを楽しめる世の中になるこ
>とです。 ところが、多くの日本人には未だに「男の遊びは飲む打つ買
>う」「ゲームは女子供のするもの」という感覚が無意識に根付いている
>ようで、ゲームをするというだけで幼稚な人間だと思われたり、変な奴
>だと思われたりしてしまいます。 この状況を変革していくためには、
>現在のような中高生をメインターゲットに作っておきながら「アダルト」
>とか「18禁」などと名乗るような歪んだゲームの存在は非常に迷惑だと
>いうのが私の本音です。 従いまして、私にはこうしたゲームに価値を
>見いだせず、特設会議室を開くこともいたしません。
さて皆様はどう思われるでしょうか? それはまあ、さておき。ただ一連の発言の中
で、このSYSOP氏こうも言っているのですね。
> ただ、ここで問題になるのは「価値観は人によって異なる」というこ
>とです。 私は自分の価値観と異なる価値観を認めるのに抵抗はありま
>せん。(他人の迷惑になるような価値観は別ですが。) しかし、自分
>の持つ価値観よりも優れた価値観を誰かに示していただくか、自ら新し
>い価値観に目覚めるまでは、当然自分のそれに沿って行動します。
こんなことを言ったものだから、同級生2プレイヤーが何とかこのSYSOP氏を説得し
ようとして雑談を専門に扱う会議室が説得しようという発言で一杯になったのでした。
これを書くに当たって、一連のことを読み直してみたのですが、この当時の18禁ゲーマ
ーの熱意というのは凄いものがあったなあ、と改めて思わずにはいられませんでした。
結局、「何と言われようと18禁では特設会議室は設置しません」でケリがついたのです
が、だったら中途半端に期待を持たせることは言わなければいいのに、と思ったもので
す。
まあ事態の収拾を図るため、ある人がパティオを開いてそこに移動することになりま
した。パティオというのは個人で開ける会議室のことで、会議室が1つだけのフォーラ
ムのようなものです。この当時はパティオを開くと月7000円かかりました。私もちょっ
と参加したのですが、1日の発言が300を超えるとかいうすさまじい場所で、通信環境が
貧弱だった私はすぐに撤退したのでありました。(課金も今より高かったし)
しかしこの当時は一般も18禁も区別なく発言がなされていたのですが、この一連の騒
動で18禁の専門フォーラム、FCGAMEXができたのであろう、と思っています。18禁ゲー
マーのパワーを思い知ったのではないですかね?
ともあれ、こういった大きな騒動を引き起こしたゲームなのでありました。Part2では
実際のゲームの内容について触れたいと思います。
ではまた。
Kenさん:
(カスタムメイト)
> どういうシステムになっているのか、話をうかがうだけではなんとも想像がつかないの
>ですが、
ん〜、要するに、女の子とHするだけのソフトなんですが、女の子の外見を変化させ
られるわけです。胸の大きさが3段階、髪の毛の長さがショート、セミロング、ロング
と3段階という。だから自分の好みに合った女の子を相手にできるわけですね。芸が細
かいな、と思ったのは、年下系の女の子の場合、胸の大きさを一番小さくすると下着が
ブラジャーからスリップに変わります。ぺったん好きの人のツボを心得ていたと言いま
すか。(^^;)
そういえば書き忘れたのですが、このゲームでは年下系の女の子の場合はプレイヤー
を「お兄ちゃん」と呼びます。血縁関係のない相手を「お兄ちゃん」と呼ぶのはこのゲ
ーム以前では記憶にないんですけれどね。そういった意味では「お兄ちゃん」系の草分
け的存在と言えるのではないでしょうか?
(昔話)
これを書くためにNIFTYの過去LOGを読み直してみたのですが・・・ いや〜、以前は
色々面白いことがあったなあ、と思います。Kenさんとサワディの会話形式とか、こ
ういうのを旧稿庫に転載できないもんでしょうかね? 特に1998年末から1999年初めに
かけての「妹補完計画」なんかはブチ切れた発言がたくさんあって、今読んでも面白い
ですけれど。
ではまた。
タグの修正、お手数をおかけしました。
それと、話をおもいっきり脇道に逸らしてしまって申し訳ありません(^^;
Kenさんwrote:
>どうも「見えない対象社会への参加=(都合のよい)価値観の自己承認」という側面が大き
>くなっている気がします。
同感です。特に一般的な時事性のあるトピックスに関してはその傾向が顕著に見られるよ
うな気がします。自分自身にもその傾向がないと言えば嘘になりますね……。
> セキュリティ確保は、技術的には飛躍的な進歩を遂げる(数年前であれば、企業内で無
>線LANを全面的に導入するなど考えられませんでした)一方で、むしろ情報管理に対する
>甘さの「克服」が今後の課題になっていくでしょうね。
この点は、向こう数年でISOシリーズの導入等によりだいぶ克服されるだろうと楽観視して
います。……この不況下では外部よりも内部犯行の方が多いらしいですし……。
> そう考えると、「情報発信者」が知らないうちに情報を外部に出している(「公開」で
>はありません)ことをあまり意識せずに成立した「匿名性の高いネットワークコミュニ
>ティ」は、やや特殊なタイミングでできたのかもしれませんね。
今後は、発言に対する責任の明確化とある程度の匿名性を両立させた「スラッシュドット」
のような掲示板が残っていくような気がしています。9.11以降、米国を中心にそこら辺が明
らかに厳しくなってきていますしね。
>「世間の常識が学会の非常識」といった面はさほどなかったのですが、一般的にはどうな
>のかなあ。
いえ、そんな高尚な話ではなくて、学生が他の学生の個人情報を匿名掲示板に書きまくる、
あるいはあからさまな差別発言(!)を繰り返すという非常に頭の痛いレベルの話です(^^;
大学計算室で働いていると本当に情けなくなるような事例ばかり見てしまいます。学校の
トイレの壁に書いたら一発退学処分なものばかりなんですが……。完全に麻痺しているん
でしょうねぇ……。いや、もちろん、人のふり見て我がふり直せ。
ところで、最近、あの「戯れ言」に刺激されて、自分自身がゲームや漫画やアニメといった
趣味について「語る」ということを少し考え直しました。以前は、この手の分野において
「語る」行為は同人誌即売会での自費出版物の販売でのみ可能でしたから(「パソコン通信」
はお金とスキルのある本当にごく一部の「特権階級」のものでしたしね)、ネットの普及に
よってずいぶん気軽に「語りかける」ことができるようになったな、と思います。その代わ
り、ネットを手にした自分はかつての同人誌を作るくらいのモチベーションを保つことがで
きなくなってしまいました。でも、それは自分くらいなものらしく、全体的に見れば、同人
誌を作る人はまだまだ増加傾向にあると言われます。また、若年化&高年齢化傾向にあると
も言われますから、要はネット内で事足りてしまう自分は「冷めてしまった」ということな
んでしょうか(笑) Kenさんの感覚とはだいぶ違いますね(^^;
>今年のゲームの中で一番だったのは何かな、と考えると、どうにも困ってしまいます。
今年コンプリートしたゲームは……
『腐り姫』と『魔法少女アイ+』と『いもうとブルマ』
……だけだ。おいおい。
続きです。
>なのに、そこで肯定された観念(価値観といってしまってもいいのでしょうか?)
>を一般にも通用するものと勘違いして「公の場」に持ち出してひんしゅくを買っ
>てしまう人が(ときには社会的に断罪されてしまう人が)います。つまり「世
>間知らず」が増えているということです。
ある特定の職場環境のなかで形成される「世間知らず」は、そこから外に出て行くこと
によって(強制的に)解放されるわけですが、ネット上の(擬似)集団へは、参加も撤退
も完全に任意ですから、そこから「離されることがない」というケースも十分にありえま
す。これも、「Aの常識がBの非常識」という可能性に対処できない、すなわち柔軟性の
喪失という文脈で把握することもできるでしょうが(従来私はそう考えていました)、ど
うも「見えない対象社会への参加=(都合のよい)価値観の自己承認」という側面が大き
くなっている気がします。
ちょっと話は変わりますが、「ひんしゅくを買う」ことによって耳目を聳動させるとい
う、以前に比べると倒錯したかのような姿勢を示す人もいますね。
もともと「痛い系サイト」といえば、サイト運営者が一種のトリックスターのような役
割を演じることで、観衆をコミュニティに引き入れるという面がありましたが、ここ2年
くらいの間でそれが大きく変容してきたような気がします。
実際に個人サイトを運営している立場上、人様のサイト運営方針について口を出すこと
はできませんが、「これで楽しいのかなぁ…」と思うことはある、とだけ言っておきます。
>さらに、社会インフラとして整備されつつあるネットワークの管理体制は「一
>般の人」にとっての安全性を確保するために、確実に匿名性の排除へと動いて
>います。それは技術的な実装レベルの話にとどまらず、「社会組織」の意向に
>ついてもいえます。
セキュリティ確保は、技術的には飛躍的な進歩を遂げる(数年前であれば、企業内で無
線LANを全面的に導入するなど考えられませんでした)一方で、むしろ情報管理に対する
甘さの「克服」が今後の課題になっていくでしょうね。
そしてまた、ネットワーク上でさまざまな意見の授受を行う場合、自分の情報の保全に
注意するのはもちろんのこと、さまざまな形で流入してくる「他者の情報」についてもま
た入念な配慮が必要になっています。ワームを悪用すれば、常時接続されているPC内のさ
まざまな情報が漏洩する可能性があることはもはや「わかっている人」にとっては常識で
すが、「わかっていない人」が多数いるのが実情です。これに加えて、業務上集めた個人
情報の取り扱いについても、ネットワーク上でさえコンセンサスが成立してないという、
はなはだしくお粗末な現状があります。
そう考えると、「情報発信者」が知らないうちに情報を外部に出している(「公開」で
はありません)ことをあまり意識せずに成立した「匿名性の高いネットワークコミュニ
ティ」は、やや特殊なタイミングでできたのかもしれませんね。
研究機関云々については、私のところは直接「人間」を対象とした研究をしていたわけ
ではなかったせいか、むしろ外部に対する啓蒙のほうがより重要な要素になっていたため
「世間の常識が学会の非常識」といった面はさほどなかったのですが、一般的にはどうな
のかなあ。
それでは(^^)/
今年のゲームの中で一番だったのは何かな、と考えると、どうにも困ってしまいます。
感触で言えば『女郎蜘蛛 〜真伝〜』になるのですが、まだエンディングを4つしか見てい
ないし…。
・EP−ROMさん:
> F&Cがこの「カスタムメイト」シリーズの新作を出してくれんかなあ、と今でも思
>いますが、これ相当手間がかかるらしいので、ちょっと望み薄でしょうかね。
どういうシステムになっているのか、話をうかがうだけではなんとも想像がつかないの
ですが、恋愛ではなくターゲットとなる女の子そのものをシミュレーションするというも
のは、最近はあまりないような気がします。
名前は忘れてしまいましたが、今年発売されたゲームの中には「ヒロイン40人」という
ものがありました。ここまで極端な例は少ないにせよ、バリエーションの多さを、ヒロ
インの数に求める傾向があるように感じます。単純に、攻略対象キャラの頭数をそろえる
ほうが楽なのかもしれませんね。
・akitoさん:
編集したうえ、再アップしておきました。
12月23日の「戯れ言」で書いたのは、あくまでもサイト運営者である自分の目から見た
社会認識のズレを「自分が」どう受け止めていくか、について「自分の」視点のみからま
とめたものに過ぎませんが、観念のズレを知覚しない人々の群れ(集団はおろか「群衆」
にさえなり得ていない、ただただ複数形であるのみの「人々」)については、ご指摘のと
おり、簡単に流せる問題ではありませんね。
> 高齢化社会であるにも関わらず、学生や若い社会人の一部がコ
>アユーザーであり、大部分の中高年はそれほど関心を持っていないでしょうしね。
高年齢者(いわゆる「高齢者」とは別)のPCスキルについては実態を把握できていない
のですが、たとえ「仕事のツール」として使いこなしている人であっても、ネットワーク
上で形成される“世論”というものに対する平均的なイメージは、30代前半以下のそれと
はかなり異なると考えられますね。
もちろんこれは世代間格差のみを強調するべきものではなく、例えば携帯電話の使用
(単なる通話のみの利用は除外)によって、また違ってくるでしょうね。こちらが浸透し
た時期を考慮すれば、大人になってからそれらが普及した20代後半以上はすでに「高年齢
者」に分類できそうですし。
いったん切ります。
さらに、社会インフラとして整備されつつあるネットワークの管理体制は「一
般の人」にとっての安全性を確保するために、確実に匿名性の排除へと動いて
います。それは技術的な実装レベルの話にとどまらず、「社会組織」の意向に
ついてもいえます。つまり、「ネット社会」が「一般社会」の中に統合される
につれ、ネット内でのみ許される「甘え」が通用しなくなってきているという
ことです。さらに言えば、ネット内で「多数派」に思われてきた集団が実は
「少数派」であるという「現実」が明らかにされる、王様は裸だったことが明
らかにされてしまうということです。「多数派だと勘違いしていた観念」が
「社会通念上、許されない観念」であったと糾弾されてしまうわけです。実際、
私の所属する研究機関でもすでに「匿名性を盾にした公序良俗に反する行為」
を看過できる状態ではない、と判断しています。すでにかなりの数にのぼる企
業ではログの監視を行っていますが、おそらく、「学問の場」においても同様
の管理が行われ、ここ二,三年のうちに「現実のルール(=学則)」を適用し
た「組織」からの「厳正な処罰」が多数の学生にくだされることになると思い
ます。
ただ、そのとき「停学」処分の与えられた(=自爆した)学生の多くは呆然と
するかもしれません。なぜなら、彼らは、Kenさんのおっしゃったように「多数
派集団であると信じ込んでしまった”少数派”」に「認識を他者依存」させて
しまっていた結果「停学」「無期停学」に相当する行為を「日常的に」行って
いたという自覚が全くないからです(換言すれば「悪いことをやったという自
覚がない」、というトホホな状態)。さきほど私が「やるせない」と言った理
由はここにあります。もちろん、これは学生にとどまらず、場合によっては多
くのネットユーザーにも降りかかる事態かもしれません。
結論としては、ネット上での「ブレーンストーミング」?も有用だけれど、同
世代での会話には自ずと限界が生じるわけですから、もっともっと先達が残し
た書物を読み、自分の目で物を見て考えましょう。そうやって血と汗を流しな
がら自分の価値観を形作っていきましょう、となるのでしょうか。自分で言っ
ていて耳がものすごく痛いんですが……(笑)
※1 「集団」が実体として明確に見えてこない以上、「保証してくれた」と
いうのは受け手の「自分勝手な解釈」に過ぎないとは思います。
※2 もちろん、その中にもこの例からは除外できるカテゴリは多数存在しま
すし、いわゆるエロゲー板は他のカテゴリとはだいぶ趣を異にしているのでひ
とくくりにはできないと思います。
※3 運営者はその点、よく認識していらっしゃるようです。また当然ですが、
匿名掲示板が「善」であるか「悪」であるかの問題ではありません。社会的な
現象としては非常に興味深いものであることは間違いありませんし、多くの
「娯楽」や「物の見方」を提供してくれるものではあります。
EP−ROMさん wrote:
>JYB
大笑いしました。今度、使ってみよう。(どこで?)
Kenさん、みなさま
タグを間違えました。本当に申し訳ありません。
お手数をおかけしますが、修正をお願いします。
(これで2回目だぁ……)
戯れ言 12月23日 から:
>自分がある観念を「受容」することによって、その観念を受け入れた者とし
>て「ゆるやかな集団」への参加を表明し、それによって自己主張の正当性が
>確保されたものと安心する、という傾向が、より強くなってきているのでは
>ないか、と思えてなりません。
私としてはそれよりも、自分の「受容」した観念の提供元である「多数派の集
団」(※1)が実は「マイノリティー」であるという「現実」に気づかないま
ま、その観念をそのまま「一般の場」に持ち込んでしまい「自爆」する人が
増えていることに危機感(あるいは、やるせなさといった方がいいかもしれま
せん)を抱いています。
私はその「集団」に2ちゃんねるに代表される匿名掲示板群(※2)が該当す
ると思っています。ユーザーの急増とその匿名性によって、あそこでの「雰囲
気」が「本音の世論」であると錯覚している人もいますが、「沈黙の螺旋」を
持ち出すまでもなく、全人口に対するユーザー数を考慮するとそれは早計でし
ょう。それに、高齢化社会であるにも関わらず、学生や若い社会人の一部がコ
アユーザーであり、大部分の中高年はそれほど関心を持っていないでしょうしね。
なのに、そこで肯定された観念(価値観といってしまってもいいのでしょうか?)
を一般にも通用するものと勘違いして「公の場」に持ち出してひんしゅくを買っ
てしまう人が(ときには社会的に断罪されてしまう人が)います。つまり「世
間知らず」が増えているということです。
もちろん、「2ちゃんねる」がGoogleの検索ワードのトップに立ったというニ
ュースに見られるように、匿名掲示板は段々と「メジャー」になりつつあり、
それゆえ近い将来、「匿名掲示板で形成された意見」=少数派という見方は当
てはまらなくなるのではという指摘をする方がいるかもしれません。ですが、
結局の所、匿名掲示板はその匿名性ゆえにメジャーにはなれないでしょう。な
ぜなら、メジャーになる過程でその「匿名性」が「実社会のルール」と多数衝
突(警察の捜査、多数の高額訴訟、証券監視委の監視、等々……)せざるを得
なく、一般社会において力を持たない「運営者」(今は会社組織のようですが)
の方が消耗してしまうからです(※3)。
(続きます)
「人の好みは千差万別」と言いますが、巨乳が好きな人もいればぺったんが好きな人
もいる。ロリが好きな人もいればお姉さまが好きな人もいる。生意気なキャラが好きな
人もいれば従順なキャラが好きな人もいる。とまあ、そのように様々な好みがあるがゆ
えにソフトハウスはヒロインの数を増やすわけですが・・・
「それならば女の子をプレイヤー好みにカスタマイズしよう」という野心的? な試
みに挑戦したのがタイトルの「カスタムメイト」シリーズです。
初代「カスタムメイト」は1993年9月
「カスタムメイト2」は1994年10月
にカクテル・ソフトより発売になっています。実はこの「カスタムメイト」シリーズに
は「カスタムメイト3」もあるのですが、このゲームについては稿を改めて話題にした
いと思います。
では初代カスタムメイトから。年齢が年下、同世代、年上の3パターンに分かれ、そ
の中に性格の違う3人の女の子がいて、計9人の中から一人を選びます。そうしたらそ
の女の子の髪の長さ、胸の大きさ、おしりの大きさを3通りの中から選んでゲームスタ
ートです。(女の子は悪魔が呼び出すという設定になっています)
ゲームが始まったらやることは要するに女の子を口説いてHするだけなんですが、女
の子によって難易度は大幅に違います。年上タイプは比較的簡単なんですが、年齢が下
がるほど難しくなるようで、特に「年下・生意気」タイプのみゆきちゃんは激ムズでと
うとう自力ではクリアできませんでした。しょうがないのでセーブデータを書き換えて
強制的に先に進むという反則技を使ってクリアしたことを覚えています。
個人的に好きだったのは「年下・甘えん坊」タイプのさやかちゃんかな? この娘と
の会話が一番面白かったように思います。ともあれ、胸の大きさや髪の毛の長さを自分
好みに変更できるというのはかなり燃えてプレイしました。
では続いてカスタムメイト2。今度はまず最初にシチュエーションを選んで、その中
で女の子の性格、髪の毛の長さ、胸の大きさ、体型を選びます。体型のみ2パターンで、
他は3パターンの中から選びます。初代は女の子の性格を変えると別人になってしまっ
たのですが、2ではセリフと目元が変わるだけで別人になるわけではありません。性格
によるセリフの違いなんかを楽しむことができます。シチュエーションは、
[1] 教育実習生と生徒(女の子の年齢によって2パターンあり)
[2] 先輩と後輩(プレイヤーが先輩の場合と女の子が先輩の場合の2パターンあり)
[3] 医者と看護婦(女の子の年齢によって2パターンあり)
[4] 入院患者と看護婦(女の子の年齢によって2パターンあり)
[5] バニーガール(バーテン、客、店長の3パターンあり)
があります。初代では口説くのがかなり難しい女の子がいましたが、2では大幅に難
易度が下がり、途中でゲームオーバーにする方が難しい、というくらいの難易度になり
ました。そう言えば、初代は女の子は悪魔が呼び出していましたが、2ではバーチャル
マシンでの疑似体験と変更されました。こういうのがのちに「バーチャコール」シリー
ズに影響しているのかもしれませんね。また、1プレー10分程度で終わる超お手軽ゲー
ムになりました。
ただ惜しまれるのはこのゲーム、キャラクターデザインに癖がありすぎることで、正
直馴染めませんでした。もっと一般受けするデザインだったらなあ、と今でも思います。
F&Cがこの「カスタムメイト」シリーズの新作を出してくれんかなあ、と今でも思
いますが、これ相当手間がかかるらしいので、ちょっと望み薄でしょうかね。ただ、こ
のシリーズがのちのゲームに与えた影響というのは結構大きかったようで、Piaキャロッ
トシリーズの「ユニフォームセレクトモード」というのはここからの影響ではないか、
と思っています。
ともあれ、「女の子をカスタマイズできる」という珍しいタイプのソフトということ
で思い出に残っている1本です。
ではまた。
・cianさん:
>ただ、一つ気になった点が。
>私のモニター(17インチ、1024x768)ですと、何故か左側がはみ出ております。
>これは私のPCの問題でしょうか? それとも掲載時の設定ミスでしょうか?
>(他の「私の一言」は問題ありません)
この件ですが、ほかにも複数の方からメールでご連絡いただきました。
掲載時の設定ミス(正確には、ブラウザ表示確認の手抜き)です。
HTMLのミスではなく、Windows版IE5.5/6のバグによるものです。
Opera6.05/Phoenix0.1(Mozilla互換)/NN3.01でしか表示確認してなかったために
見落としました。
現在、暫定的にCSS(カスケーティングスタイルシート)へのリンクを切っています。
一両日中に対処いたしますので、もうしばらくお待ちください。
こんにちは、cianです。
え〜っと…………。
kenさん、「私の一言」に以前お送りした考察を掲載していただいて、
ありがとうございます。
というか、まさか載せていただけるとは思っていませんでしたから、
今、焦っております。(滝汗)
ただ、一つ気になった点が。
私のモニター(17インチ、1024x768)ですと、何故か左側がはみ出ております。
これは私のPCの問題でしょうか? それとも掲載時の設定ミスでしょうか?
(他の「私の一言」は問題ありません)
確認していただけませんか?
それから、他の方の書き込みにレスを付けたいのですが……。
すみません、判るゲームないです。(涙)
EP−ROMさんの「昔話」で『同級生2』が取り上げられるまで、
お待ちしております。(汗)
特に何も考えずに、お気楽極楽にプレイできるゲームをやっていると、精神的にも疲れ
なくていいですね。いつもいつも何かひっかかるようなものばっかりだと、やはりいけま
せん。
・Mr.ARCさん:
(LIXUS)
さすがにこんなに古いと、もう何が何やら(^^;
>しかもどうやら続き物っぽかったんですが、続編が出たかどうかも知らなかったり(爆死)
これはフォア・ナイン唯一のRPGなので、おそらく続編は出ていないと思います。
・FreshDollさん:
>実は私も、1月最も期待のゲームは「マージ」のほか「SimCity4」だったりします。
私はあんまり街づくり系のゲームはやってなかったりします(^^;
こらえ性がないというか、成果が目に見えないとほったらかしやすいタチなので。
これまでプレイした総数は、やっと片手を越える程度です(18禁モノ含む)
もっとも3Dゲームも、モノによってはベンチマークをしているような気になって仕方な
いものもありますが、今のところ現状のハードウェア構成で大きな問題はなさそう。
・EP−ROMさん:
(きゃろらいん=ようこさん)
『カナン』のキャラ原画担当者2名のうちの1名もこの方でした。これ以外では特に思い
入れのあるゲームはちょっと思い浮かびません。
(ロマンスは剣の輝き)
> ま、確かに論評するほどの内容はありませんね。ただ、「With You」をプレイした時
>に、私はこのゲームを思い出したんですよ。F&Cのゲームって、探してみると案外元
>ネタが古いゲームにある、っていう場合が多いのかも?
確かに2人のヒロインに対するプレイヤーの支持の分かれかたなどが重なりそうですね。
・Syn1さん:
>ただねぇ・・・「あの」ADMは実に不安定でした。確か、他にもADM使ってるソフトをい
>くつか持ってたんで、adm.dllを一番タイムスタンプの新しいやつに揃えてみたりとか、
>色々試行錯誤した記憶が。『ADM使ってる他のソフト』の一本は【Natural】だったなぁ。
1998年前半までのF&CのWindows対応ゲームは、ほぼすべてADMを使っていましたから
ね。基本的に後のバージョンのADMほど安定するようなので、私は最後のADM採用ソフトで
ある『ProjectVC』収録のものを使っています。
・マホラさん:
情報ありがとうございます。
しかしリンク先を見ると、Win98/MeだけでなくWindows2000でも一応動くようですね。
32ビット対応プログラムが別途用意されているんでしょうかね?
ちなみに、Windows2000 SP2以降およびWindowsXPには「互換モード」というものがあり
ますが、F&CのADM採用ゲームは互換モードではまったく動きませんでした。なので、
おそらく互換モードで動くというわけではないでしょうし。うーん謎。
アーヴォリオですが13cmの一ブランドとして復活してます。
昔の作品の続編として注射器2出してますけど名前だけでつながりは無いようです。
http://13cm.product.co.jp/news.html
あと逆玉王のWIN版メーカーが1000円で特価通販やってます。
http://www.st-angel.com/
しかし全然ソフト出してないのに大丈夫なんでしょうか?
懐かしい話題につい出てきてしまいました。
私もEP−ROMさんほどじゃないけど98DOS時代からやってるもので。
> 実はWindows版は「あの」ADMを使っているらしいです。まあですからWindows9x系な
>らば動くとは思いますが。
私は【逆玉王】はWin3.1版をプレイしました。はい、間違いなく「あの」ADMを使ってい
ました。この当時の私のプレイ環境はPC9821Na9、OSはWindows95でした。あはは、まだ
PC98を見捨てられなかったのね。ま、ともかく【逆玉王】がWindows9X系で動くのは確か
です。
ただねぇ・・・「あの」ADMは実に不安定でした。確か、他にもADM使ってるソフトをい
くつか持ってたんで、adm.dllを一番タイムスタンプの新しいやつに揃えてみたりとか、
色々試行錯誤した記憶が。『ADM使ってる他のソフト』の一本は【Natural】だったなぁ。
【逆玉王】は私にとっても『私的名作』の一本だったりするので、お薦めしたいところ
なんですけどねー。今となっては、入手するのも難しいかも。最近は大須の中古屋でも
見かけませんし。
FreshDollさん:
>Satyrって、確かリメイクされたゲームですよね?
そうですね。「Satyr95」というタイトルで、1997年10月に発売されたようです。私は
このゲーム未プレイなのですが、何でも年下のキャラが追加されたとか?
>「Aypio」(アーヴォリオ)といえば、きゃろらいんようこ氏が原画をされていたことで
>知られていたようで。
「きゃろらいん=ようこ」のペンネームを最初に使ったのがこの「Satyr」らしいで
すね。ただこの方、エクセレンツ系列やビジュアルアーツ系列のゲームの原画も描いて
いらっしゃるのですが、のちにフリーになったんでしょうかね?
>キャラクターデザインは今でも通用するかもしれませんが、既に他界されているのは
>大変残念なことです。
そうですね。もしご存命でしたら今でもこの方の原画のゲームが出ていたかもしれま
せんね。どうしてお亡くなりになられたのか、私はいきさつを知らないのですが、残念
なことだと思います。この方の原画のゲームで個人的に思い出深いのがデザイアーの、
「せいんと・だいありぃ 〜聖ちゃんの日記〜」なのですが、これもそのうちに昔話で
書きたいと思います。(このゲームはPC-98版しか出ていないようです)
Kenさん:
(PC-98エミュレータ)
> 私はMS-DOSをエミュレータ作成のためだけに購入しましたが、確かに中古のPC-98実機
>を買うほうが安いですね。ただし、ハードウェアの耐久性や性能を考えれば、実機でプレ
>イするよりはエミュレータを使うほうがパフォーマンスは上がると思います。
そうですね。ただ、実機があった方がイメージファイル化する時にも便利ですし、OS
と実機が同時に手にはいるわけですから、プレイはエミュレータでするにしても、置き
場所に問題がなければ実機もあった方がいいのではないかと。実際に比較してみると、
ハードディスクのアクセスが速いので、エミュレータの方が快適にプレイできます。
(ロマンスは剣の輝き)
> 『ロマンスは剣の輝き』も一応プレイはしましたが、今となっては特に書くほどのもの
>もないかな、というのでレビューも感想も書いていません(^^;
ま、確かに論評するほどの内容はありませんね。ただ、「With You」をプレイした時
に、私はこのゲームを思い出したんですよ。F&Cのゲームって、探してみると案外元
ネタが古いゲームにある、っていう場合が多いのかも?
(逆玉王)
> ふぅむ。こういう情報を得てしまうと、むらむらと興味がわいてきました。今度中古
>ショップで探してみることにします。たぶんWindows9xなら動くでしょうし。
実はWindows版は「あの」ADMを使っているらしいです。まあですからWindows9x系な
らば動くとは思いますが。
ではまた。
カナKEY ヲ ロックシテ J・Y・B ト タイプスル…
ソレガ 「JYB」 ノ カイハツコンセプト!!
いきなり凄い文章ですが、実はこれ、タイトルのゲーム「JYB」のパッケージに書
いてあったものなんですね。カクテル・ソフトより1993年4月に発売になったゲームで
す。文章の意味についてはやってみて頂ければ一目瞭然なので省略いたします。
じゃあどんなゲームなのかということですが・・・
主人公の彼女の桃子ちゃんは、主人公がもっと積極的になるようにするおまじないを
かけます。ところが手違いで呪いがかかってしまい、主人公は女になってしまいます。
元に戻るためには人間に転生した「魔界のプリンセス」を探さなければいけないのです
が、そのためには「究極のエクスタシー」を与えなければならない、という。しかも、
1週間以内に元に戻らないと二度と戻れなくなる、ということで、さて主人公の運命は
いかに、というゲームです。
設定からしてもそうですが、ゲームのノリも完全にバカゲーです。主人公は女になっ
てしまったし、他のキャラは全て女性なのでHシーンは全てレズです。で、色々と捜査
を行い、容疑が固まった? 女の子に「メハメ・ハルーガ」(意味は逆から読めばわか
るでしょう)という呪文をかけてHシーンに入ります。「リミテッド」のPC-98版をお
持ちの方はミュージックモードでこのゲームの曲が聴けますが、実はこれ、Hシーンの
BGMなんですね。Hシーンにこれほど騒がしいと言いますか、にぎやかと言いますか、
そういう曲を使ったゲームというのはこれしかないのではないかと。また、Hシーンで
もアイテムを色々駆使しないと女の子がイってくれないので(どのアイテムが効果があ
るかは女の子によって違います)Hシーンも気が抜けません。
そういうゲームですが、このゲーム自体はかなり難しかったことを覚えています。見
た目とは大違いですね。元に戻れないと当然バッドエンドになるわけですが、ゲームで
はテキストで表示されるだけです。何でも、本当はバッドエンド用のCGが用意されてい
たのですが、時間等の関係で入れることができなかったそうで、のちに雑誌でバッドエ
ンド時に表示される予定だったCGというのが公開されました。
タイトルだけならまだしも、パッケージに冒頭の文章を入れていた、というのが何と
も凄いですが、昔は自由奔放なゲームが出ていたなあ、ということを感じさせてくれる
1本です。
ではまた。
こんばんは。FreshDollです。
<EP−ROMさま>
今までEP−ROMさまに対するレスはしていませんでしたが、
PC98を使用したことがない(最初からDOS/Vユーザだった)ため、
紹介されたどのゲームもプレイしたことがなく、レスできなかったのです。
(私が「マイナー好き」(決して自称ではない)ということもあるでしょうけど。)
Satyrって、確かリメイクされたゲームですよね?
「Aypio」(アーヴォリオ)といえば、きゃろらいんようこ氏が原画をされていたことで
知られていたようで。
キャラクターデザインは今でも通用するかもしれませんが、既に他界されているのは
大変残念なことです。
<Kenさま>
>なんだか最近レビューのネタに一般ゲームの比率が妙に高くなっている気がしますが、
>どうしてでしょうね(^^; 別に意識してやっているわけではなく、結果的にそうなってい
>るだけなんですけれど。
まあよろしいのではないですか?
実は私も、1月最も期待のゲームは「マージ」のほか「SimCity4」だったりします。
私が所有している「SimCity3000」は、WindowsXPで動作しないので。
このゲーム(SimCity3000)、WinMeで16時間ぶっ続けでプレイしたことがあります。
いわゆる「エンディング」がないゲームなので、個人的には人口100万人達成で終わりに
しています。
世間の流れは「FFXI」ですが、こちらはブロードバンドとは無縁なので・・・。
LIXUSしかしらない僕(爆)
しかもどうやら続き物っぽかったんですが、続編が出たかどうかも知らなかったり(爆死)
ゲームそのものは、粗削りながらも良く纏まってた記憶があります。
当時の18禁RPGにしては珍しく、そこそこバランスも取られてましたし。
難易度的には、大体初代ドラゴンナイトくらいでしょうか?
実はワゴンセールだったから買って来たとは、スタッフの前では言えない秘密です(爆)
By Mr.ARC
変わったタイトルですが、「サティア」と発音します。「Aypio」(アーヴォリオ)
より1994年9月に発売になったゲームです。この「アーヴォリオ」というブランドは
今はありませんが、「13cm」というのがここの後継ブランドのようですね。
このゲーム、「お花の育成シミュレーション」という、変わったジャンルのゲーム
で、そのことに興味を持ってプレイしたのでした。
内容は、と言うと、
お隣のお花屋さんが2週間の旅行に出かけることになり、一人娘で短大生の綾香さん
が一人でお留守番することになりました。そこで主人公(たぶん高校生でしょう)がお
花のお手入れのお手伝いをすることになった、というゲームです。綾香さんと主人公の
関係は明確には語られていませんが、ゲーム中のセリフから判断するとお互いに小さい
時からの知り合いのようです。
さてお花には妖精が住んでいまして、無事に花を咲かせることができるとその妖精と
Hできます。2週間の終わりには綾香さんともHできます。まあ、それだけのゲームな
んですが。
ゲームバランスとしては相当ヌルいと言ってよく、普通にプレイしていれば問題なく
花を咲かせることができるでしょう。このゲームは毎日の妖精や綾香さんとの会話を楽
しむゲームと考えた方が良いかもしれません。1プレー3〜4時間くらいで終わるお手
軽ゲームですし。
面白いのはこのゲーム、インターフェイスがWindowsのようになっていることで、壁紙
を張り替えることができたり(ただし2種類しかないが)、メッセージやパラメータが
ウィンドウ表示され、メッセージウィンドウはリサイズ可能など、Windowsの操作性をマ
ネたものになっています。この当時はWindows3.1が普及しはじめたころですが、DOSでも
Windowsのようなインターフェイスが可能だぞ、という気構えを見せたものかもしれませ
んね。ただしこれの操作性が良くないんだ。(^^;) 普通にウィンドウを固定表示にした
方が良かったのでは、と思えるのですけれど。
ところでなぜこのゲームを取り上げたのかと言いますと、綾香さんはXゲームのヒロ
インとしては非常に珍しい「年上の幼なじみ」なのですね。「親戚のお姉さん」は除く
と、私の記憶している限りでは「年上の幼なじみ」は片手で足りるほどしか知りません。
「幼なじみ」はヒロインとして掃いて捨てるほどいますが、ほとんどは同い年、若干年
下がいる、という程度で「年上の幼なじみ」というのはほとんどいないと思います。設
定を考えると綾香さんを年上にする積極的な理由というのは感じられませんが、なぜこ
うしたのか不思議な所です。なお、この綾香さんはのちに「SEX2」というゲームで再登
場しているようですね。
このゲーム、Windows版は「Satyr95」というタイトルで発売されていますが、何でも
年下ヒロインが追加されているとか?
別に積極的にお勧めする理由はないのですが、のんびり雰囲気を楽しむつもりでプレ
イするのであればそう悪くはないゲームだと思えます。間違ってもシナリオや恋愛模様
を期待してはいけませんが。珍しい「年上の幼なじみ」が登場するということで記憶に
残っている1本です。
ではまた。
なんだか最近レビューのネタに一般ゲームの比率が妙に高くなっている気がしますが、
どうしてでしょうね(^^; 別に意識してやっているわけではなく、結果的にそうなってい
るだけなんですけれど。
・caseさん:
(GAOGAO!→ミューティアクロニクル)
>windows版が出るのなら、それをプレイする方が私的にはいいのですが、
>望み薄でしょうね(しみじみ)
>#中古を買うのが吉かな
中古品であっても、手に入れられるうちに入手しておくほうがいいと思います。
もちろんWindows化が行われない、というわけではないのですが、DOS時代のフォア・ナ
インの作品を知りつつ、現在までミューティアクロニクルに期待しているユーザーの絶対
数が多いとは考えられない以上「立ち消え」という可能性も覚悟しておかないと。
#今になってはせんないことですが、『ワイルドフォース』を先にリメイクした方が
「食いつき」はよかったのではないか、とも思うのですけどね。
・EP−ROMさん:
毎度の「昔話」シリーズ、お疲れさまです。いつも楽しみに読ませていただいており
ます(^^)
>「今プレイしても面白い」ものもあるのもまた事実。「こんなゲームもあったんだ」と
>いうことを何らかの形として残しておくべきかな、何て思ったりもしています。
そうですね、こういう「面白さ」を「誰でも見られる形で残し、伝える」ことが、特に
流れの速い世界では大事なことのように思えます。なくなってしまうのは一瞬なのですし。
それでは(^^)/
現在「その16」まで書いた所でありますが、ちょっとここまでを振り返ってみたく
なりました。最初書き始めた時点では改造・解析といったどっちかというと邪道とも言
える遊び方についてメインに書くつもりだったのですが、Kenさんよりもうすこし広
い範囲で書いてみては、というおすすめを受けましたので、様々な理由があって思い出
に残っているゲームについて書いてみました。ちょっと真面目な紹介が続いたのでこの
あたりで息抜き的な内容を書こうかな、と思ってるのですが。とりあえず今後書こうと
思っているのは、(PC-98版のみ。Windows版についてはどのあたりを書くのか考慮中で
す)
カスタムメイト/カスタムメイト2/カスタムメイト3
Satyr
同級生2
恋姫
卒業写真2
V.R.デート五月倶楽部
せいんと・だいありぃ 〜聖ちゃんの日記〜
瑠璃色の雪
ラブ・エスカレーター
あたりかな? 何か思い出したらこれ以外にも書くかもしれません。
それにしてもこれを書くために、積んであったPC-98ゲームをプレイしたりしてるの
ですが、妙に安心感があったりします。古いメディアが消えていくのはどの世界でも同
じで、それを懐かしむのは年をとった証拠なのかもしれませんが。それでも、「今プレ
イしても面白い」ものもあるのもまた事実。「こんなゲームもあったんだ」ということ
を何らかの形として残しておくべきかな、何て思ったりもしています。
ではまた。
どーもです。caseです。
Kenさん wrote:
> 実は、私がこのゲームをプレイできたのも、EP−ROMさんからこれをご紹介いただ
> いたことがきっかけだったりします。
私は、Kenさんの X-GAMESTATION でこのシリーズに興味を持ちました。
「シルバージーン」は購入してプレイしたのですが、プロローグとしてはこんなのか
と思った次第です。
#他に「アトラク=ナクナ」と「夢幻夜想曲リニューアル」があります
EP-ROMさん wrote:
> それだけに、残りの3作は果たしてWindowsに移植されることはあるのか、
> かなり不安ではあるのですが。
MS-DOS版のない私としては、移植されて欲しいのですが、なかなか進まないようです。
#待つのは火浦功で慣れてしまったのですが・・・
Kenさん wrote:
> ほかのブランドで収益を確保し、開発に余力があればこちらを手がける、というのが
> 実情のようですから、あまり期待できそうにないですね。
調べてみたですが、他のブランドのラインナップを見るに・・・。
私の嗜好をかなり外れているみたいで、そのためだけに買うのもアレな気分です。
#闇色の童話は買ったのですけど、あまり面白くなかったです。
EP-ROMさん wrote:
> このゲーム、今ならまだ中古等で手に入るようですから、エミュレータ等でプレイす
> ることをお勧めしたいのですが、
windows版が出るのなら、それをプレイする方が私的にはいいのですが、
望み薄でしょうね(しみじみ)
#中古を買うのが吉かな
続きです。
・EP−ROMさん:
(ワイルドフォース)
実は、私がこのゲームをプレイできたのも、EP−ROMさんからこれをご紹介いただ
いたことがきっかけだったりします。
> プレイを終了して、「楽しかった」と感じると共に、大きな疑問が浮かび上がってき
>ました。「いったいこのゲームのどこに18禁の必然性がある???」
2作目の『パンドラの森』では、けっこう必然性は高かったんですけどね。
>それだけに、残りの3作は果たしてWindowsに移植されることはあるのか、かなり不安
>ではあるのですが。
ほかのブランドで収益を確保し、開発に余力があればこちらを手がける、というのが
実情のようですから、あまり期待できそうにないですね。
そういえば、キャンドルのサイトにはいまだに『サンクチュアリ』が「開発中一覧」
の中に残っていますが、本当に開発しているのかどうか。
>MS-DOSの新品自体はまだ売っていますが、Ver6.20は確か12000円だったかな? 結構高
>いのが難点です。場合によるとOSが入っているPC-98の中古を手に入れる方が安いかも
>しれませんね。
私はMS-DOSをエミュレータ作成のためだけに購入しましたが、確かに中古のPC-98実機
を買うほうが安いですね。ただし、ハードウェアの耐久性や性能を考えれば、実機でプレ
イするよりはエミュレータを使うほうがパフォーマンスは上がると思います。
・cianさん:
(メロディ)
>ゲームで使われる曲はシーンに合ってると、普通の曲でも良い曲に聴こえますから。
「G線上のアリア」まで使っていますからね。これもゲームをプレイしながら聴くと
「なるほど、こういう使い方もあるか…」と感心したものです。
>それなんですが、どのシナリオですか? いや、こんなこと訊くのは邪道なんですが。
こずえシナリオです。彼女のシナリオはパラメータ的にもそんなに難しくはないので
一度トライしてください。
ただし、WindowsXP上ではなかなかまともにプレイできるものではないので、ある程度
割り切る必要があります。互換モードも効果ありませんから。
それでは(^^)/
今日は有給を使って1日休んでいました……といえば聞こえはいいのですが、実際には体
が思うように動かないので養生していただけだったりします。
・Mr.ARCさん:
>君望なんかもそうなんですが、どうも最近キャラがシチュエーションエンジン以上でも
>以下でもないのが多い気がします。ライターの都合のいいようにだけ動く、人型をした
>何か。
この手法は、例えば『ONE』なんかでは確実に有効なんですよね。それぞれのキャラク
ターが「人間である」と意識させないほうが、話を流していくことができるわけですから。
あのストーリーの中で各キャラの人間くささを前面に出してしまうと、逆に生臭さが浮き
出てしまってよろしくないでしょう。
でも「シリアスな展開の場合は、キャラを駒として使い、ストーリーの叙述はキャラと
別にする」という手法が定着している(そして、そういう作品が売れている)ことが事実
とはいえ、これは必ずしもいい方法とはいえないと思うのですけどね。それぞれのキャラ
が物語を演じていく以上、その背景にライターの存在を感じさせないような「生き生きと
したさま」が見えるほうがおもしろいと思うのですけれど。
・BGMmasterさん:
>何でこんな勢いで返信が来てますか?
いえ、そんなこと言われても(^^;
(終ノ空)
>まあ、この作品は極めて特異でしたね。確かに。
>実は、結構気に入ってるんですけどねぇ。一般受けはしないでしょうね。(^^;
どうなんでしょう。私は私なりに、妙なむずがゆさを覚えたんですけど、ああいうのを
予備知識なしに見ると………うーん、やっぱりわからん(^^;
まあ、現象学と唯脳論とを結びつけた某ゲームよりは、私はずっと好きです。
(メモオフ2)
>「音質が悪い」ってのがトドメでしたね。
てっきりCD-DAだと思っていたんですけどね。なんでピアノソロまで持ち出すくせにこ
ういうことするかなあ、と。
>初代は開始後15分でやめてしまった私・・・。
前半部がダルいのはどのシナリオでも同じ(というか、前半部は共通)なので、もうし
ばらく我慢されるのが吉かと。
>失礼ながら、もしかして「レビューを書くために」ゲームやって
>ませんか?
あ、大丈夫です。ただ単に「中途半端に数分だけ手をつけて、あとほったらかし」がHDD
内に溜まっているというだけなので。
(迷セリフ)
読者が意味を把握できないことを前提とした、いわゆる「電波系なセリフ」はけっこう
あるんですが、そうではなく、シリアスなシーンで「いいたいことを込めてライターが表
現したつもり」であるセリフだけに、見ていてけっこう笑えるというかなんというか。
>ちょっと、これだけのために『メモオフ2nd』やるのも良いかな、
>と思ってしまったくらい。(笑)
「だけ」のためにやるのは無謀かと。笑える以上に頭痛がしてくるシーンも多いので。
>いやぁ、私としては先に、こちらに目がいってしまったんですけどね。(^^ゞ
いや、論理的なツッコミとしてはそちらが先なのではないかと。
ただ、ここで引き合いに出す場合「愛」という表現の妥当性そのものをからかい半分で
書こうとするのにいいな、と思っただけです。
>余談ですが、当然この発言の意図は「『愛』という言葉によって表さ
>れるところのものは、言語化することによって理解できる(したつもり
>になれる)ものじゃない」ということなんでしょう。
たぶんそんなところだと思います。ただ、一般的には「言語化」という過程はこういう
ふうに受け止められているのかな、と思い……たくないなぁ(--; 「言語なき認識」の有
効性を前提とした思考って、あまり意味ないと思うんですが。
いったん切ります。
akitoさん wrote:
>あのですね、あれに出会う前までは本当に純愛専門だったんですよ。
>初めてやったこの手のゲームは『to heart』、マルチエンドで泣いた
>のが運の尽き。続いてやった『kanon』で打ちのめされ、初めて秋葉原
>で予約してまで買ってしまった『AIR』で立ち直れなくなり、『銀色』
>でとどめ。
それを言うなら私は昔、超硬派のやり込み系でしたよ。
兄のPCで『Wizardry』をShield+2以外ゲット、『Might&Magic』(初代)を自力でコンプ、
MD版『アドバンスド大戦略』はコンプこそ出来ませんでしたが、「フレンチ・アフリカ」
まで行きました。(これがどれだけ大変か、判る人には判るハズ)
それがSSで「一生に一度はこんなゲームをやっても良かろう」と『野々村病院の人々』を
プレイ、次に『下級生』、最後に「このメーカーは面白いから」と『YU-NO』をやって、
人生狂いました。(当時はelfが業界でどういう位置にあるか、全く知りませんでした)
あのころの私は何処へ…………。(T_T)
kenさん wrote:
> CD-ROM内のデータファイルをそのままHDDにコピーすれば、インストールだけは大丈夫
>ですよ。
情報ありがとうございます。インストールできました。
> おぉ、同志よ! この『あしたへ…』は、ゲーム用ボーカル曲中、私的永久欠番の位
>置を確保しています。
け、kenさんの魂に火が点いた……。(ちょっと引き腰)
あ、でもkenさんのお気持ち判るような気がします。
ゲームで使われる曲はシーンに合ってると、普通の曲でも良い曲に聴こえますから。
まして「あしたへ…」は単独で聴いても良い曲ですからね。
>この曲はあるシナリオのあるシーンで非常に効果的にか
>かるので、ぜひ一回は「BGMとして」聴いていただきたいな、と思います。
それなんですが、どのシナリオですか? いや、こんなこと訊くのは邪道なんですが。
今抱えているのは『うたわれるもの』、『果てしなく青い、この空の下で…』(仲魔から
借りた)、購入予定として『奴隷市場』、『てのひらを、たいように』、『朱』と
これだけを3月上旬にはクリアしないといけない状況でして……。
つまり時間がないんです。
そういう理由がありますので、気が進まないかもしれませんが教えていただけませんか?
> さすがにこんな価格がついていると、悲しくなってきます(T_T)
いや、泣かれるとちょっと罪悪感……。(汗)
NIFTYで私よりもゲーム歴の長い方々の中には強固なフォア・ナインファンの方とい
うのが結構いらっしゃいました。フォア・ナインというブランドは今はありませんが、
スタッフの皆様はキャンドルにいらっしゃいますね。それはさておき、アクティブに活
動している人から一定の支持を集めるということは何かあるのだろう、と思うようにな
りました。そこで評価の高かったGAOGAOシリーズについての情報を集めてみると、
[1] 1作目の評価はイマイチ
[2] 2作目は人によってかなり評価が分かれる
[3] 3作目はだいたいみんな誉めている
[4] それぞれは独立した話なのでどこからプレイしても可
ということなので、3作目「ワイルドフォース」をプレイしてみることにしたのでし
た。発売は1994年10月。
詳細につきましてはKenさんのレビューを参照していただくとしまして。とにかく
このゲームをプレイしていて感じるのは「楽しい」ということです。プレイし始めて、
どこで中断しようかなかなかやめられなくて困ったことを覚えています。ただ、今のシ
ナリオ重視系のゲームにおいては求められているのは「感動」でしょうから、はたして
現在のプレイヤーがこのゲームをプレイしたならどんな感想を持つのか、興味あると共
に不安ではあるのですが。
プレイを終了して、「楽しかった」と感じると共に、大きな疑問が浮かび上がってき
ました。「いったいこのゲームのどこに18禁の必然性がある???」
必然性は全然なく、単に「サービスとして入れた」と言わんばかりのHシーンが多々
見受けられる、というのは昔のゲームに多いのですが、このゲームもその1つと言わざ
るを得ないでしょう。Hシーンがむしろ評価を下げかねない方向になっているのは残念
だと言わざるを得ません。Hシーンカットして、一般指定で出した方がよほどスッキリ
するのでは、と思えるのですけれど。
このシリーズ、1作目の「ラジカルシークエンス」は「シルバー・ジーン」という名
でWindowsに移植されているのですが、あくまでプロローグという感じで、このゲーム
自体はそれほど高い評価ができるものではないでしょう。それだけに、残りの3作は果
たしてWindowsに移植されることはあるのか、かなり不安ではあるのですが。
このゲーム、今ならまだ中古等で手に入るようですから、エミュレータ等でプレイす
ることをお勧めしたいのですが、問題はMS-DOSが必須ということでしょうねぇ。私のよ
うに古いゲーマーにとっては何の問題もないのですが、最近の方ですと。MS-DOSの新品
自体はまだ売っていますが、Ver6.20は確か12000円だったかな? 結構高いのが難点で
す。場合によるとOSが入っているPC-98の中古を手に入れる方が安いかもしれませんね。
ただ、Windows95プリインストールモデルではダメですが。
ところで。このシリーズを3本とも揃えるとフォア・ナインからおまけディスクが送
られてきたらしいですね。それを入手した方が、「どなたかこのゲームの画像ローダー
を作ってえ。マジにお礼しますから」という発言をアップしました。そういうことなら
ば応えねばなるまい、と解析を始め、ローダーを作成したのでした。ただしある事情が
あって、このローダーは一般に広くは公開していません。
それからしばらくしてそんなことがあったことも忘れていたころのこと。この方から
メールが来まして、「過去ログを整理していたら、お礼をするのを忘れていました」と
のこと。別にお礼が欲しかったわけじゃありませんが、忘れられていたというのはちょ
っと悲しかったです。それはさておき、その方はアクセスギフトを贈ろうとしたのです
が、「できない」と言われたのでどうしたらよいか、と問い合わせてきたのでした。
アクセスギフトというのはNIFTYの課金を相手にプレゼントするというものです。た
だし、これが利用できるのはクレジットカード決済の人に限られていました。この当時
私は銀行引き落としだったので、アクセスギフトは利用できなかったのですね。先ほど
も書きましたが、別にお礼が欲しかったわけではないので、「別にお礼が欲しかったわ
けではないですからいいですよ」という意味のメールを送りました。しかしいくら贈っ
てくれるつもりだったのかは興味ありましたが。
これもおすすめ度はかなり高いゲームなのですが、実機なりエミュレータなりを利用
してPC-98環境を整えなければならないというのが残念な所です。ともあれ、これを読
んで興味を持ちましたらぜひプレイしてみて下さい。
ではまた。
というわけで、字数オーバーしたみたいです。とほほ。(T T)
★Ken様
私信の件、突然で申し訳ないです。
もしご無理でしたら、その旨遠慮なくお伝え下さい。
> まあ、勧められるようなシロモノではないので、別に「ひど」ってことはないです。
いや、何か踏み台にしてしまったみたいで。(^^;
「音質が悪い」ってのがトドメでしたね。
> 初代は割と面白いと思うんですけどね。
初代は開始後15分でやめてしまった私・・・。
> 手が空いているうちにそこまで行きたいのですが、年内にプレイできるかどうか微妙な
>情勢ですね。ほかにHDD内に溜まっているのがけっこうあるので、それらを消化(=レ
>ビュー書き)してスペースを作らないことにはどうしようもないので。
失礼ながら、もしかして「レビューを書くために」ゲームやって
ませんか?無意識にでもそうなってしまっていたら、ちょっと
まずいと思うので、一応。
確かにレビューを読むのは、こちらとしては面白いのですが、
それでKenさんの楽しみが阻害されるようなことは避けて頂き
たいもので。
> ………
> ………………
> ………………………
> まあ、「(純)愛」という言葉は融通無碍に変化させられるものでありますゆえ。
なんだよぉ。
Kenさんなら、私と付き合い結構長いし、信じてくれると思って
いたのにぃ。ミ/_;ミ
(cianさんへの返事はどうなった、俺?)
>「愛は言葉にできるほど、論理的なものじゃないと思うよ?」
ウケました。(^^;;;
色んな意味でツッコミどころ満載ですね、これ。
ちょっと、これだけのために『メモオフ2nd』やるのも良いかな、
と思ってしまったくらい。(笑)
> 「言葉にできる」ことが「論理的」の度合いを示す尺度として有効かどうかはひとまず
>置いておきましょう。
いやぁ、私としては先に、こちらに目がいってしまったんですけどね。(^^ゞ
>しかし「愛は論理で計れない」のであれば、そもそも「愛」という
>言葉を持ち出すことが、単に抽象名詞を持ち出して「もっともらしい」ものを作り上げる
>ことに過ぎないのではないか、というツッコミを私は入れたのですが………。
ごもっとも。(^^;
論理的に考えれば、ごく自然にさような結論に到達するかと思います。
一応解説すれば、この発言をしている当人は「言語化できる→論理的」
と考えているわけで、対偶を取れば「論理的でない→言語化できない」
となります。
んで、「愛は論理で計れない」と言っている以上、「愛とは言葉に
できないもの」と言っているのと同義ですね。すると、「言葉に
できないものを言語化している」という根本的な矛盾に行き当たり
ます。(こんなところで良いっすか、Kenさん?)
余談ですが、当然この発言の意図は「『愛』という言葉によって表さ
れるところのものは、言語化することによって理解できる(したつもり
になれる)ものじゃない」ということなんでしょう。
それをこんな風にねじ曲げて解釈しちゃう、私とKenさんが歪んで
ますので、皆さん、真似されないで下さいね。(^_^A
ま、実際にプレイしていないので、この辺にて。(汗汗)
> ………。
> いえ、なんでもないです。
> 何か思うところがあっても、気のせいだと思っておくほうが吉かと。
こんな面白いネタ目の前にしといて、無茶言わんといて。(^^;;;
それでは。(^^/~
何でこんな勢いで返信が来てますか?
何か、ものすごいハイペースなんですけど・・・ここって
Kenさんところの掲示板ですよねぇ。・・・謎だ。(爆)
★cian様
>どうも引っ張り出してしまったようですね。申し訳ありません。(ぺこり)
あ、いやいや。ここに来る口実ってやつですから、気になさらないで
下さい。(^^;;;
#剣乃ひろゆき氏
>で、私が思うに「このライター氏の作品、1つやれば充分かな」と思います。
ん〜・・・『DESIRE』はSS版やっただけですが、確かに他の
作品知っていると、オチが読めますね。(^^;
『EVE burst error』と『YU-NO』の2作はやる価値があると思います。
>私の考える漢のロマンは「冒険」、「自爆」、「裸エプロン」なんですけど……。
・・・ふぅん・・・・・・。(損敬の眼差しで)
>>ちなみに私も純愛系専門なんですけど、多分素直に信じて下さる方、
>>あまりいらっしゃらないでしょうね。ははは。(T T)
>いや、私は信じますよ。
嘘だ、私は信じない!(ぉ?
その・・・自分で自分のセリフに半信半疑なもので。ミ._.ミ
>ちなみに私はプラトニックラブ推奨派ですけど、BGMmasterさんは信じてくれますよね?
・・・・・・直前の「漢のロマン」を聞いてなければ、そう思った
かもしれませんね。ヾ(^^;
★akito様
>……ショックで立ち直れません(笑)
嬉しそうですね?ヾ(^^;
>もう論文の残りを書く気力が失せました。どーしてくれるんですか!
>(関係ない)
この気持ちは良く理解ります。それはもう。(T T)
>もし、そのまま突き進んでいたとしたら、うぐぅTシャツとか着て秋葉
>原を歩いていてもおかしくなさそうですよね?
そんなakitoさんも見てみたい☆
今度お会いするときは、是非是非。
>……ただ、『終ノ空』あたりからだんだんおかしくなってきたのかも。
まあ、この作品は極めて特異でしたね。確かに。
実は、結構気に入ってるんですけどねぇ。一般受けはしないでしょうね。(^^;
>ああ、そうか、今ようやく気づきました。
>私を悪の道に誘ったのはKenさんだったんですね?
たとえ誘われたとしても、よほどの素養がないと、ここまでは
転落できないものです。
諦めて、御自身の真の御姿を見つめられるのがよろしいかと。
・・・おいおい、アクマか、私は?ミ-_-ミ
最近アニメでも何でも、人間が描かれてないと思う今日この頃、如何お過ごしで?
Mr.ARCです。
>鍵っ娘
君望なんかもそうなんですが、どうも最近キャラがシチュエーションエンジン以上でも以下でもないのが多い気がします。ライターの都合のいいようにだけ動く、人型をした何か。
メガヒット飛ばしたのは事実なので、そういうのもありなんでしょうな。ユーザー的に。
>プロテクトとか
Win95以降ポートを直接見れなくなってしまったので、BIOSが認識出来るフォーマットにしか出来なくなった訳なんですよコレが。
なのでGAP3に有効なデータ放り込むとかもアウトです(爆)
ビット密度を動的に変える、所謂ウェーブフォーマットは原理上は大丈夫のはずなんですが、当時486・Pentiamへの移行期だったこともあってソフト的に不具合続出(爆)
かくしてプロテクトは衰退し、ついでにCD-ROMの台頭によってFDも衰退したのでした。まる(爆)
>自分的名作
何を置いても「DE・JA」です。僅差で「YU−NO」。
前者は初の徹夜ゲーです(爆)前半確かにちとタルイ部分もあるのですが、それはフラグが立たなくて填まってたからでして(爆死)
後半戦の怒濤の謎解きは、推理物が大して好きではない僕をも興奮のるつぼに叩き込みました。自分で考え、自分の手で解き明かして行く手応えと快感。ちょっと種類は違いますが、「逆転裁判」に通じるものがありますね。
後者はシナリオ構成術の極致と言いますか、一種の芸術品です。
「繰り返されるシナリオ」と言う、ADVの宿命をテーマに据えて昇華したこの作品は、ADV究極の姿と言ったら言い過ぎでしょうか?
少なくとも、へたれライターの僕は戦慄しました。もしかすると、創った当人ですら超えられないんではなかろうかと余計な心配するくらいに(爆)
・・・失礼ながら、今のところその懸念は当たってるようにもみえますが(爆)
と、またもや地雷を投げ棄てつつ撤収〜。
By Mr.ARC
>フォーマットな何か
古い記憶なんで都合のいい解釈してるかも知れませんが、確かその形式奨めたの僕です(爆)
高速ローダーのソースが手に入ったんで、それを当時のメインプログラマに渡した記憶があります(笑)
ちなみにばっこんストリートの企画&ライターは、まりりんDXを最後に娑婆抜けしました(爆)おかげで廻り廻って最後にゃ僕に全部お鉢が回ってくるんですが(爆死)
それはそれとして、僕がメインプログラマになってからも時折、ローダー対策にフォーマット変えようと言う意見が社内から出てきてました。
が、どーせ何やったって解析されるのは目に見えてるし、何より買った商品どうしようがユーザーの自由です。今みたいにMXやらで簡単に、巨大ファイルが飛び交える時代でもなかったですし。
まぁそんな訳で目立った損害はないだろうと判断して、僕が居る間の作品は全てあの形式です(笑)
レビューのネタとなるゲームはいっぱいあるので、もう年内は何も買わない公算が大
です。一部マークしている旧作があるので、それを発見できれば確保するかな、という
程度。
・cianさん:
(メロディ)
>私XPですから、インストールすら出来ないんです。(涙)
CD-ROM内のデータファイルをそのままHDDにコピーすれば、インストールだけは大丈夫
ですよ。WindowsXPの利点として「CD-ROMやCD-Rから別のディスクにファイルをコピーす
ると、リードオンリー属性が自動的に解除される」というものがあるので、これ以上の
操作は不要です(Windows2000の場合は「プロパティ」で「読みとり専用」を外す必要あ
り)。また、起動も一応できます。
ただし、終了できませんし、マウスやキーボードがまともに動かなくなりますが(^^;
>そもそもこれを買ったのは、「あしたへ…」が欲しかったからなんです。
>以前メーカーHPでDLして、一発で気に入りまして。
おぉ、同志よ! この『あしたへ…』は、ゲーム用ボーカル曲中、私的永久欠番の位
置を確保しています。しかし、この曲はあるシナリオのあるシーンで非常に効果的にか
かるので、ぜひ一回は「BGMとして」聴いていただきたいな、と思います。
Windows9x環境、もうないんですか? あれば問題なくプレイできると思いますが。
>¥480と安かったし
さすがにこんな価格がついていると、悲しくなってきます(T_T) ケタ1つ以上違う…。
・akitoさん:
>初めてやったこの手のゲームは『to heart』、マルチエンドで泣いた
>のが運の尽き。続いてやった『kanon』で打ちのめされ、初めて秋葉原
>で予約してまで買ってしまった『AIR』で立ち直れなくなり、『銀色』
>でとどめ。ここらへんのプロセスは、典型的な「葉鍵猫っ子」?ですよね。
それを言うなら、私だって最初にプレイしたのが『痕』。その1年後に『ONE』に出会っ
てネット上で大暴れ(某氏や某氏がよくご存じのはずなので詳細は省略)。これから定期
的に感想文などをアップするようになり……ほら、似たようなもんでしょうが(^^)
>発言番号444が私のこのサイトへの初書き込みですが
最初のネタフリが『魄冬』と『終ノ空』でしたからね。
>私を悪の道に誘ったのはKenさんだったんですね?
いや、素材があったからこそですよ。
ふっ、調教実験完了(違
・EP−ROMさん:
(ドラゴンナイト4)
あ、これも最初の数分を試しただけです……。うーん、いけません。
それでは(^^)/
この前「メモオフ3の噂」と書きましたが、どうやらこれは『想い出に変わる君』のこと
を指しているようです。なんでも、初代やセカンドに出てくるキャラも一部再登場するそ
うで。もっともPS2もDCも持っていない私には関係ありませんけれど。
・FreshDollさん:
>個人的にはメモオフはまったく興味なし。
>どうも「お涙頂戴」ものは好きになれないので。
取りあえず、2ndについては大丈夫です。一応退屈はしなかったものの、感動はおろか
同情も憤慨もしませんでしたから。もっとも、それが作品の意図と合致していたかどうか
となるとまったく違いますが(^^;
>それでも、自分の場合は、趣味の時間を削る気はないし、今までどんなに忙しくても
>趣味の時間は確保していましたから。
うらやましいかぎりです。私は仕事が極限状態になった場合は、もはや「寝る」以外の
ことはできませんでした。仕事に支障が出ても睡眠時間を削るほど、社会への適合能力を
失っているわけではないようです(いばれることか?(^^;)。
>最近、平日に有給とって(ズル休みして?)いつなくなるかも解らない青春18きっぷで
>遠出したいと思う今日この頃です。
青春18きっぷ廃止の噂はここ数年絶えませんね。周遊券と同じ運命をたどるのかもしれ
ません。もう18きっぷを使えるほどの時間を確保できなくなった私には関係ないのが悲し
いところですが。
・BGMmasterさん:
>『メモオフ2nd』のレビューもお疲れ様でした。ありがたく回避させて
>いただきます。(ひど・・・)
まあ、勧められるようなシロモノではないので、別に「ひど」ってことはないです。
初代は割と面白いと思うんですけどね。特に、評価基準がプレイヤーの価値観によって
左右されるフシもありますし。個人的には、みなもとかおる以外はいりませんが(爆)
>次は『Never7』ですか?(笑)
手が空いているうちにそこまで行きたいのですが、年内にプレイできるかどうか微妙な
情勢ですね。ほかにHDD内に溜まっているのがけっこうあるので、それらを消化(=レ
ビュー書き)してスペースを作らないことにはどうしようもないので。
>ちなみに私も純愛系専門なんですけど、多分素直に信じて下さる方、
>あまりいらっしゃらないでしょうね。ははは。(T T)
………
………………
………………………
まあ、「(純)愛」という言葉は融通無碍に変化させられるものでありますゆえ。
『メモオフ2』のほたるはさまざまな迷セリフを吐いてくれるのでその面では飽きない
のですが、こんなセリフがあります。
「愛は言葉にできるほど、論理的なものじゃないと思うよ?」
「言葉にできる」ことが「論理的」の度合いを示す尺度として有効かどうかはひとまず
置いておきましょう。しかし「愛は論理で計れない」のであれば、そもそも「愛」という
言葉を持ち出すことが、単に抽象名詞を持ち出して「もっともらしい」ものを作り上げる
ことに過ぎないのではないか、というツッコミを私は入れたのですが………。
………。
いえ、なんでもないです。
何か思うところがあっても、気のせいだと思っておくほうが吉かと。
いったん切ります。
「ドラゴンナイト」というのはエルフの出世作なのですが、初代、2、3はヤマトタ
ケルというキャラクターが主人公になっていました。3で一応タケルの話は完結したの
ですが、4ではタケルの息子のカケルが主人公という、続編で世代代わりをしたという
非常に珍しいゲームになっています。発売されたのは1994年2月。
内容は、と言うと、タケルの元にある国の王から助けを求める手紙が届きます。それ
に対してタケルは息子のカケルを派遣したのでした。さてカケルの冒険の結果はいかに
? というゲームです。エルフはこのゲームをSLGと言っていますが、内容的にはシ
ミュレーションRPGの方が適切な気がします。
さてカケルはエルフの主人公らしくひたすら脳天気なキャラです。そういうノリでゲ
ームは進むのですが、所々に謎な行動をするキャラがいて、プレイヤーはその意味につ
いて考えされられることになります。
で、敵ボスの所にたどり着くのですが、実はここまででゲームは前半が終わっただけ
なのです。その後後半に突入する際にプレイヤーは驚愕の事実を知らされることになり
ます。後半では前半の謎が解き明かされていくのですが、前半の雰囲気とはうって変わ
ってひたすら重い雰囲気になります。
そして最終戦に勝てばエンディングが待っているのですが・・・ いや〜、私の10年
以上のゲーム歴の中でこれほど切ないハッピーエンドというのは経験ありません。まあ、
そもそも「切ないハッピーエンド」というもの自体が少ないと言えばその通りなのです
が。
このハッピーエンドというのは一人の人物の悲劇との引き替えなのですが、よくある
「自己犠牲」ではありません。この悲劇はどうやっても回避できないものなのです。そ
れだけにいっそう切なさを感じさせることになるわけですが。
実はこのゲームがテーマとしていることはその14で話題にした「DESIRE」と同じな
のですね。ただ大きく違うのは「DESIRE」が悲劇で終わっているのに対して「ドラゴン
ナイト4」はハッピーエンドになっている、ということでしょうか。
この2つのゲームのうち、どちらが上かという評価は人によって大きく異なっていま
す。ある意味、人生観なんかも影響するのかもしれませんが。私としては「ドラゴンナ
イト4の方がずっと上」なのですが。
ただ惜しまれるのは戦闘部分が単に足かせにしかなっていないことです。私としては
それほど難しいとは思わなかったのですが、それでも面倒なのは確かです。面倒で放り
出した方もいるそうですし。キャラクターのパラメータエディタがいくつか公開されて
いるので面倒な方はそれを使った方がいいかもしれませんね。
ところでこのシリーズで面白いのは、1と3のヒロインであるルナも、4のヒロイン
であるナターシャも、「裸は見れてもHはできない」ことです。ルナはそれほと意味が
あるとは思えませんが、ナターシャの場合はHができないというのは明確な意味があり
ます。ネタバレになってしまうのでこれ以上は書きませんが。そう言えば、同級生2の
桜子がナターシャにそっくりですが、これは「似てしまった」のではなく、「故意に似
せた」のだそうですが。
このゲーム、PC-98版だけでなく、PlayStation版も出ています。シナリオは18禁であ
る必要性は全然感じられないモノなので、PlayStation版でも問題ないと思います。そ
れにしてもエルフは旧作のWindows移植に熱心なソフトハウスなのに、どうしてこのゲー
ムは移植されないのでしょうかねえ? F&Cが「きゃんきゃんバニーエクストラ」を
移植しないことと共に、埋もれてしまうのはもったいないゲームなのですが。
Windowsに移植されずに消えていくゲームの中ではおすすめ度は相当高い部類のゲーム
なのですが、戦闘シーンが足を引っ張っているのが残念な所。その13で書いた「逆玉
王」もそうなのですが、戦闘部分がシナリオに没入するための障害になっているのは残
念でなりません。面倒になって放り出す危険性がかなりあるだけにねぇ・・・
ではまた。
akito wrote:
>元々純愛系専門ヌルゲーマーだった私に「エロゲーはエロくてナ
>ンボ!」と思わず口走らせてしまった作品ですからね。
Kenさんwrote:
> ふーーーーーーーーーーーーーーん………………(-_-)
cianさんwrote:
>いや、あんまし説得力ないような気が……。
BGMmaster さんwrote:
>いや、その・・・既に方々から突っ込まれまくっているようですが、
>「説得力」って言葉、御存知ですか?(←ひどすぎ・・・)
……ショックで立ち直れません(笑)
もう論文の残りを書く気力が失せました。どーしてくれるんですか!
(関係ない)
それはともかく、自分自身が思っている姿と他人から見た姿は全然
違うもんなんだなぁ……と、しみじみ思います。ぐっすん。
あのですね、あれに出会う前までは本当に純愛専門だったんですよ。
初めてやったこの手のゲームは『to heart』、マルチエンドで泣いた
のが運の尽き。続いてやった『kanon』で打ちのめされ、初めて秋葉原
で予約してまで買ってしまった『AIR』で立ち直れなくなり、『銀色』
でとどめ。ここらへんのプロセスは、典型的な「葉鍵猫っ子」?ですよね。
もし、そのまま突き進んでいたとしたら、うぐぅTシャツとか着て秋葉
原を歩いていてもおかしくなさそうですよね?
……ただ、『終ノ空』あたりからだんだんおかしくなってきたのかも。
http://xgamestation.cside.com/log/09.htm
発言番号444が私のこのサイトへの初書き込みですが、あの時点でゲーマー歴
わずか6ヶ月でしたからねえ……。思い起こせば、あれ以来、急激に当方の
性向が変わってきたような気がするのですが……。
ああ、そうか、今ようやく気づきました。
私を悪の道に誘ったのはKenさんだったんですね?
それに、あの時点で面識が無かったはずの某常連さんと、今こうして席を
並べて勉学に励んでいるのも決して偶然の結果ではなくて、すべてKenさん
によって周到に仕組まれた罠だったんですね。
……非道いです(爆)
まず最初に。
BGMmasterさん、こんにちは。
どうも引っ張り出してしまったようですね。申し訳ありません。(ぺこり)
to EP−ROMさん
『DESIRE 〜背徳の螺旋〜』
昔話お疲れさまです。
やっと、わかるゲームが出てきました。未プレイですが……。(汗)
私、このライター氏の作品は『EVE -burst error-』、『YU-NO』、
『エクソダスギルティー』の3作(いずれもコンシューマ)プレイ済みです。
で、私が思うに「このライター氏の作品、1つやれば充分かな」と思います。
面白いことは面白いんですよ。(特に『YU-NO』)
しかしどの作品も舞台や設定が違うのに、何故か同じ作品に見えるんです。
特に伏線の張り倒し方なんか……。(爆)
kenさん wrote:
> このゲームは個人的にはお気に入り度上位3つに入るものなのですが、構成とテキストと
>の双方で癖が強いので、何回かエンディングを終えて「もうだめーっ!」となったらさっ
>さと売っちゃうほうがいいかも。
私XPですから、インストールすら出来ないんです。(涙)
プレイできないんですから、売ってもいいんですけど、ボーカル曲が……。
そもそもこれを買ったのは、「あしたへ…」が欲しかったからなんです。
以前メーカーHPでDLして、一発で気に入りまして。
探したけどなかなか見つからなかったのですが、3ヶ月ほど前発見しました。
プレイできないのは誤算でしたが、¥480と安かったし、「シングルCD買った」
と思ってます。
#いずれ売るつもりですが。
『YU-NO』
>>とにかくメンドイんで。特に文系の方には合いそうにないかも…。
> ……………え(^^;;;;
> 私、おもいっきり文系なんですけど……………
私、文系ですけど、おもいっきり楽しめましたよ。
というか、これでおもいっきり人生間違えました。(涙)
FreshDollさん wrote:
>「戦うヒロインが調教される」というのは、ある意味斬新かもしれませんね。
>これこそ漢のロマン!というやつでしょうか?
私、このテのゲームは全くやらないんですが、これも漢のロマンでしょうか?
私の考える漢のロマンは「冒険」、「自爆」、「裸エプロン」なんですけど……。
BGMmasterさん wrote:
>ちなみに私も純愛系専門なんですけど、多分素直に信じて下さる方、
>あまりいらっしゃらないでしょうね。ははは。(T T)
いや、私は信じますよ。
ちなみに私はプラトニックラブ推奨派ですけど、BGMmasterさんは信じてくれますよね?
顔見せ程度ってことで。(^^;
いや、その・・・cianさんに『うたわれるもの』の音楽買いを
勧めたの私なんで、出てこないわけにはいかないかな、と。(^_^A
え〜・・・音楽はかなり良い出来ですね。今年のベストを狙える
一本でしょう。特にヴォーカル曲は、cianさん好みのゆったりした
曲です。エンディングで流れてくるあれには、涙した人も多かった
のではないかと。
BGMや演出なら、『BALDR FORCE』も凄かったんですけど、ヴォーカル
曲は歌唱力が今一つ。それにしても、『BALDR FORCE』はBGMサントラ
出してくれないかな。(あるいは、WAVE抽出できるフリーソフトとか)
★Ken様
こちらではお久しぶりです。m(__)m
ようやく修羅場を抜けられたようで、お疲れ様でした。ごゆっくり
お休みになられた後は、某所にも来て下さいませ。
『メモオフ2nd』のレビューもお疲れ様でした。ありがたく回避させて
いただきます。(ひど・・・)
次は『Never7』ですか?(笑)
★akito様
>元々純愛系専門ヌルゲーマーだった私に「エロゲーはエロくてナ
>ンボ!」と思わず口走らせてしまった作品ですからね。
ざっと見ていて、あまりにツッコミ入れたくなるようなお言葉
でしたので、ついつい。(^^;;;
いや、その・・・既に方々から突っ込まれまくっているようですが、
「説得力」って言葉、御存知ですか?(←ひどすぎ・・・)
しかしですね、本当に純愛系専門な人は、そんなセリフ口にしない
です。
私の中でも、以前お会いしたときに「『エスカレイヤー』万歳!」
って方としてインプットされてしまいましたので、「純愛系専門」
と言われてもしっくり来ません。ごめんなさい。(^_^A
ちなみに私も純愛系専門なんですけど、多分素直に信じて下さる方、
あまりいらっしゃらないでしょうね。ははは。(T T)
それでは。
近々、愛知と和歌山に出張なので、ちょっとうんざりしている
BGMmasterでした。
こんばんは。FreshDollです。
皆様は今年の冬の漫画市場はどうされますか?
私は1・3日目に参加予定です。
その後帰省します。
個人的にはメモオフはまったく興味なし。
どうも「お涙頂戴」ものは好きになれないので。
<kenさま>
>ここ数日はかなり時間に余裕があるので、ゲームをプレイする以外でも、いろいろとリ
>フレッシュができました。人間、たまには休まないといけませんな。
私は逆に余裕がなくなってきているようです。
それでも、自分の場合は、趣味の時間を削る気はないし、今までどんなに忙しくても
趣味の時間は確保していましたから。
(ここで言う趣味とはゲームではありません。Kenさまなら御存知かも。)
やはり、どんな時でも「趣味」という「逃げ場」は必要ですね。
<akitoさま>
(プリマヴェール)
>個人的には初めてやった調教ゲーであるにも関わらず、シチュ
>エーションがツボにはまったこともあり、すでに名作扱いです。
声なしにもかかわらず、中古市場でも6000円ほどの値がついていたので、
結構面白いのでは、と思っていましたが、購入していませんでした。
丁度、音声追加版が発売されたので、12/13に購入しました。
ただし、まだ積んでます。
「戦うヒロインが調教される」というのは、ある意味斬新かもしれませんね。
これこそ漢のロマン!というやつでしょうか?
<cianさま>
>私はゲームの中ぐらい「現実では相手にしてもらえない高嶺の花」をオトしたいです。(笑)
まあ、そこがゲームのゲームである所以で。
現実では起こらないこと、起こってほしくないことだからこそ、ゲームで描けるのでしょう。
普段の淡々としたシチュエーションではゲームにならないでしょうし、
好きな人が現実世界で本当に悲劇的な死を迎えたら、それこそゲームどころではなくなるでしょう。
最近、平日に有給とって(ズル休みして?)いつなくなるかも解らない青春18きっぷで
遠出したいと思う今日この頃です。
では。
ここ数日はかなり時間に余裕があるので、ゲームをプレイする以外でも、いろいろとリ
フレッシュができました。人間、たまには休まないといけませんな。
・HKさん:
はじめまして。こちらこそよろしく(^^)
(Memories Off 2nd)
>各ヒロインと結びつけるためには、無理矢理作り上げたこの邪魔な存在をどうやって切
>り捨てればよいのか!健ではなく各シナリオライターが腐心している様が見え隠れさえ
>し、これではどうしようもありません。
前作の彩花は「切られた存在」だったのですが、ほたるは「切り捨てないと始まらない」
存在ですからね。題材としてはものすごく難しくなるわけですが、ならそんな手法を取ら
なければよかったわけで。
ほたるの側にやましさがまったくないような「徹底的なピュアな存在」にするか、ある
いは主人公側の「心変わり」に勘づいて何らかの動きを起こさせるとか、やり方はほかに
もあったと思うのですけれどね。このあたりは、あくまでも「プレイヤーとしての無責任
な発言」ではありますが、ほたるをもうちょっとうまく処理してほしかったものです。
>むしろ娯楽品としては前作以上のものに仕上がっていると思っています。
娯楽品……………ですか。
確かに、シナリオとサウンド以外は前作よりも高い水準になっていますし、話のテンポ
やテキストのセンスは読み手によって大きく評価が変わりますから何ともいえませんが。
>ただし商品のターゲット層とのズレも大きいのだろうと思っています。いい歳した人間が
>自分の価値観で一刀両断してしまって良いのだろうか?しばしば思うことです。
ははは(^^; 確かに、30の大台に乗った人間が、高校生の恋愛譚をシミュレートした
フィクションをもとにあれこれ語っているのは、むしろゲームのメーカーにとっては「い
い迷惑」そのものかもしれません。でも、特定の世代であることを示すよりは、素直に
「そこで感じたもの」を出すほうが、より「出すべき問題点」が(よけいなフィルターを
介することなく)出てくると思います。
ただし、このゲームはその描写を考えれば、「高校時代」に対してノスタルジーを感じ
られる世代向けのものと考えられますし、ホンモノの高校生を対象としたものとは思えま
せんけどね。
>KIDのゲームが X-GAME STATION にぶった切られるとこうなるのか、なるほど〜と
>ちゃっかり楽しんでいます。
えーと(^^; 別に「ぶった切」るつもりはないんですけどね。むしろ、気息奄々たる
一般PCゲームをまだ出してくれているソフトハウスとして、まだまだがんばってほしいと
思いますし。
(YU-NO)
>とにかくメンドイんで。特に文系の方には合いそうにないかも…。
……………え(^^;;;;
私、おもいっきり文系なんですけど……………
(雪花 −きら−)
>良い作品に巡り会えて嬉しく思います。
こういって頂けると、紹介した甲斐があります。
フリーで公開されているものに対して、いわば「楽しませていただいた」立場から紹介
文や感想を書くのは非常に難しく、感想文を書くにも市販ゲームのレビューよりはるかに
長い時間がかかるのですが、やはりいいものはいい、と思います。そういうものが「埋も
れたまま」になっているのは、ゲームという趣味を持つ者としてもったいないな、と思っ
ています。
これからも、できる範囲でいろんなものを取り上げていきたいな…。
それでは(^^)/
どうも初めまして。時折ココを巡回している者です。
『Memories Off 2nd』が早くもアップされましたね。18禁ゲームとコンシューマ、共にプレイしている身としては
むしろ、どんな反応をされるのかが興味深かったりします。(^^;
随分と辛口評価のようですが概ね同感です。(自分がプレイしたのはコンシューマ版、かつ発売直後でした)
>Offにする必要のないMemoriesを強引に作ってしまい、その除去作業といううざったいものをプレイヤーに押しつけるという
>「作為性」を濃厚に残しているといえます。
この一文がとても的確だと思います。ほとんどのシナリオにおいて、ほたるの存在が活かされていない。
それどころか、彼女は健自身にとっての葛藤の要因にすらなりきれていない。各ヒロインと結びつけるためには、無理矢理作り上
げたこの邪魔な存在をどうやって切り捨てればよいのか! 健ではなく各シナリオライターが腐心している様が見え隠れさえし、
これではどうしようもありません。MemoriesOff であることを強引に押し進めたがゆえに、相当に無理のある作品となってしまっ
ていると思います。作為性もですが、ターゲット層プレイヤーへの配慮が媚びたものに映り、それが狡猾にさえ感じられました。
前作は好きだった(決して高評価しているわけではありません)ので購入したのですが、あまり良い印象の無かった作品です。
しかしながら、退屈でつまらないものではなかったのも事実です。前作ファン故の好奇の目、これが大きいのは自覚していま
すが、途中放棄することなく一気に終えられるだけのゲームであったのも事実です。それが作為的に過ぎるとはいえ、退屈させる
ことなく楽しんでもらおうという努力は随所に感じられました。むしろ娯楽品としては前作以上のものに仕上がっていると思って
います。好きではないがなかなか楽しかったところもあるゲーム、これが自分の抱いた印象です。
ただし商品のターゲット層とのズレも大きいのだろうと思っています。いい歳した人間が自分の価値観で一刀両断してしまって
良いのだろうか? しばしば思うことです。もっとも、客観的になったつもりではなんにもなりませんし、各自が自分の視点を持
ち、感じたことを素直に書き綴ることは見る側にとって有意義だと思っています。KIDのゲームが X-GAME STATION にぶった切
られるとこうなるのか、なるほど〜とちゃっかり楽しんでいます。18禁ゲームの楽しさは、その後のレビューサイト巡回やネッ
トでの対話の締める割合が人によっては相当に大きいのではないだろうか? そう思っています。
>YU−NO
思えば自分が最も高く評価している18禁ゲームの一つですが。積みゲーばかりが増えて飽食状態の今初めてプレイしたとして
も楽しめるかどうか自身がありません。とにかくメンドイんで。特に文系の方には合いそうにないかも…。
>雪花 −きら−
えーっと、少々昔のことになりますが。良い作品に巡り会えて嬉しく思います。同人・フリーのゲームはほとんど未体験なので
すが侮れませんね。
ではでは。ついメモリーズオフネタに反応してしまった者でした。
1つのゲームを、発売日から3日以内にプレイしてレビューを書いたのは、昨年秋の『月
陽炎』以来だったりします。そこまでのめりこんだわけではなく、単にひさびさに時間が
取れたので一気にコンプリートしたというだけなんですが。
・cianさん:
>『Melody〜恋のメッセンジャーガール〜』(Melody)
>のみ、という状況です。
このゲームは個人的にはお気に入り度上位3つに入るものなのですが、構成とテキストと
の双方で癖が強いので、何回かエンディングを終えて「もうだめーっ!」となったらさっ
さと売っちゃうほうがいいかも。それだけ、ほかにほしがっている人の手に行き渡る確率
が高くなるのですから。
#古いお気に入りゲームに対しては「買えー!」とは言えないんですよね…。
(Memories Off 2nd)
>私、前作のBGMが好きで、今回もCD-DAだったら嬉しいなぁと思って購入したのですが……。
>PCMの上、シナリオが良くなさそうなので、ちょっと後悔しております。
音楽そのものはいいのですが、おそらくレートがかなり低い形式になっているものと思
われます。コンシューマでのサウンドはわかりませんが、PC版のBGMはほめられたものでは
ありません。前作はCD-DAだったんですけどね。
なお、レビューをアップしてから、ほかのレビューサイトをいくつかまわったのですが
(アップする前はほかの情報を原則としてシャットアウトしているので)、なんだか評判
がけっこうよかったりします(^^;;; うーん、「こんなんじゃみなもが泣くぞ」なんて
思ったのは私ぐらいなのかも。
>むしろ病気をそれなりに調べ、現実的になりすぎないように描くのがプレイヤーにとって
>理想かな?と。(言うだけなら簡単ですが)
理想といえば理想でしょうね。ゲームはあくまでもフィクションであってドキュメンタ
リーではありませんから、フィクションとしての「深刻さ」が伝わればそれでいい。そう
考えれば問題はありません。しかしプレイヤーの側に立つと、そういった「病気」を知っ
ている人がいる可能性は十分にあるわけで、その可能性を無視するのは好ましくはないで
しょう。
・EP−ROMさん:
(DESIRE 〜背徳の螺旋〜)
これもまだやっていません…。ちなみに『EVE -burst error-』(Win版)や『YU-NO』
(DOS版)も入手済みながら手つかずだったりします。どうも古いゲームは「集めて安心
してしまう」傾向があるようで、困ったものです。
> しかしシーズウェアは「DESIRE完全版」とか言う螺旋がほどける部分を追加したもの
>を出してしまったみたいですねぇ。プレイした方によると「蛇足としか言いようがない」
>とのことですが。
シーズウェアの作品は、元祖はすぐれているものの、続編やリメイク版は蛇足の集積だ
という意見が一時期(3年くらい前まで)盛んでしたね。最近はどうだかわかりませんが。
> こういう熱烈な支持者のいるゲームというのは人を選ぶ場合が多いものです。ですか
>らそれが自分に合えばいいですが、合わない危険性もかなりあるわけで。
ありますね。ただし、そういう「熱烈な支持者」がいるゲームに対しては、それと同じ
程度にそれを否定する人も多く、単に「なんで多くの支持を得るのかわからない」に留ま
らず、インターネットの掲示板上では賛否両論が同時に沸騰することが多いように思いま
す。この「敵をつくる掲示板」では、ある特定のゲームに対してケンケンゴウゴウやりあ
うことはあまりないですが。
それでは(^^)/
タイトルが発売になる(1994年7月)以前にシーズウェアからは2本のゲームが発売
になっていたのですが、プレイした人の感想によると、「Hシーンてんこ盛りのサービ
ス重視のゲームで、とてもシナリオでどうこう評価できるゲームじゃない」とのこと。
ですからこのゲームも、「そういうゲームなのだろう」と思って購入された方が多かっ
たらしいです。が。
このゲームが発売されてからNIFTYの会議室では「感動した、感激した」という発言
で一杯になったのでした。中には「永遠の名作」などという方もいて、かなりの盛り上
がりを見せていたのでした。
ところで私は、と言うと、興味は持ちましたが、警戒感の方が先に立ったのでした。
感想を読んでいる限りにおいては、どうも私には合わないんじゃないか、と思えたから
です。そういうわけでしばらくプレイすることはなかったのですが、勧めてくれる人も
いたりしたので思い切ってプレイしてみることにしたのでした。
このゲームで特徴的なのは「マルチサイト」と呼ばれる形式を取っていることでしょ
う。具体的には、アルバート編とマコト編の2つのシナリオがあり、それぞれの立場で
プレイすることによって逆の立場の時はわからなかった相手の行動の意味がわかって来
る、というものです。
この形式自体はDESIREが第1号というわけではなく、スタジオみるくの「マリオネッ
ト・マインド」(1993年8月発売)というゲームの中でも出てきます。(このゲームに
ついても書かないといけないかな?)ただ、こういう形式を広めたのはDESIREでしょう
が。
で、この2つのシナリオを終えると「???」というもう1つのシナリオが追加され、
多くの方はこのシナリオに涙されたようです。
ところで私の感想は、と言うと・・・ 「正直、このゲームのどこがいいのかわから
ない」。どうも感動された方達とは感性が異なっていたようです。まあ、予想した通り
ではあったのですが。
このゲームになじめなかった理由の1つとして、ゲーム中で「反応装置」というもの
が出てきます。これが一体何なのか、これで何がしたかったのか、ということはゲーム
中ではほとんど説明されません。そこでこれが何なのか、多くの方が意見を出していま
すが、ゲーム中の情報が少なすぎて決定版と言えるものはないようですね。「ONE」では
「えいえんの世界」という理解不能の世界が出てきますが、プレイヤーに判断する情報
すら与えない、という手法は案外このゲームが元祖なのかもしれませんね。
このゲームはセガサターンやWindowsにも移植されていますが、なぜかその際にはサブ
タイトルの「背徳の螺旋」が抜けてしまっています。これは重要な意味があるのですが
ねぇ。
どういうことか説明しますと、このゲームって一見すると救いがない話のように見え
ます。しかし実はそうではなく、「輪」ではなくて「螺旋」であることがポイントで、
登場人物達は同じ事を繰り返しているのではなく、螺旋が1回転するごとに立場は少し
ずつ変化しており、その変化が大きくなればいつかは螺旋がほどける時が来る、そうい
う意味合いがあるのです。これは私の勝手な解釈ではなく、雑誌のインタビュー記事に
載っていたものです。
しかしシーズウェアは「DESIRE完全版」とか言う螺旋がほどける部分を追加したもの
を出してしまったみたいですねぇ。プレイした方によると「蛇足としか言いようがない」
とのことですが。
このゲームを「名作」と言っている方はかなりいるので名作なのかもしれません。が、
私にとっては「どこがいいのかわからない」状態です。ただ、このことから1つの教訓
を得ました。それは、「強烈にプッシュする人のいるゲームは気をつけろ」。
こういう熱烈な支持者のいるゲームというのは人を選ぶ場合が多いものです。ですか
らそれが自分に合えばいいですが、合わない危険性もかなりあるわけで。実際、強烈に
プッシュする人がいるので回避したゲームというのも私のゲーム歴の中では存在してい
ます。
そういったわけで、世間一般の評価と自分の感性のズレというものを大きく意識させ
てくれたという特殊な思い出を持ったゲームなのでありました。
ではまた。
しようと整理して、10本売ってきました。(『春待蜻蛉』含む)
ところで私、基本的に「積まない」ので、この時点で未プレイは
『Melody〜恋のメッセンジャーガール〜』(Melody)
のみ、という状況です。
つまりやるゲームがないんです。
『Memories Off 2nd』はゲットしてありますが、これは今やる気ありませんし。
というわけで、以前akitoさんから推薦された『奴隷市場』を購入しようとしたのですが、
在庫なし。代わりに某氏に薦められた『うたわれるもの』を買いました。
#半分以上は音楽狙いです。
to kenさん。
『メモオフ2』お疲れさまでした。あまり出来は良くなかったようですね。
私、前作のBGMが好きで、今回もCD-DAだったら嬉しいなぁと思って購入したのですが……。
PCMの上、シナリオが良くなさそうなので、ちょっと後悔しております。
いずれ、プレイはするつもりですが……。
kenさん wrote:
> 『雨に歌う譚詩曲』(emu)などは、精神科や心療内科での治療あるいは投薬に関する
>経験(あるいは知識)がないと書けないようなところまで踏み込んでいましたが、やはり
>こういうのは例外なのでしょうかね。
う〜ん。『雨に歌う譚詩曲』は未プレイですが、あまり生々しく描くのもどうかと、
個人的には思います。(例えば『加奈』とか)
むしろ病気をそれなりに調べ、現実的になりすぎないように描くのがプレイヤーにとって
理想かな?と。(言うだけなら簡単ですが)
>投企なき支配欲の肯定を求める方々にはそれでいいのでしょうが、私はそれでよしとでき
>ない程度の生臭さを残しています(^^;
私はゲームの中ぐらい「現実では相手にしてもらえない高嶺の花」をオトしたいです。(笑)
akitoさん wrote:
>個人的には初めてやった調教ゲーであるにも関わらず、シチュ
>エーションがツボにはまったこともあり、すでに名作扱いです。
鬱ゲー派かと思ってましたが、何でもござれの「強者」だったんですね……。
>元々純愛系専門ヌルゲーマーだった私に(以下略)
いや、あんまし説得力ないような気が……。
現在、通販で購入した『メモリーズオフ 2nd』(KID)をプレイ中です。主人公の名前が
「健」なので、たびたび「ケン」と呼ばれるんですが、だんだんうっとうしくなってきま
した(^^;
・akitoさん:
(プリマヴェール)
そんな意外でした?(^^;
>元々純愛系専門ヌルゲーマーだった私に「エロゲーはエロくてナ
>ンボ!」と思わず口走らせてしまった作品ですからね。
ふーーーーーーーーーーーーーーん………………(-_-)
>金字塔をうち立てた作品といっても過言ではないと思います。
確かに「1つの小さな流れ」を作った作品であるとはいえるでしょうね。それまでのもの
は、単なるコスプレの延長に近いものでしたから。
・EP−ROMさん:
(〜Wedding Errantry −逆玉王−〜)
> そう言えばこの出だしって、フェアリーテールの「ロマンスは剣の輝き」に似ている
>のですが、(正確には向こうが似ていると言うべきか)案外このゲームがヒントだった
>のかもしれませんね。でも、「ロマンスは剣の輝き」は1995年6月の発売だから時期的
>に考えると単に「偶然の一致」かな?
『ロマンスは剣の輝き』も一応プレイはしましたが、今となっては特に書くほどのもの
もないかな、というのでレビューも感想も書いていません(^^; 途中の「山場の作り方」
に少なからぬ無理を覚えてしまったこと、展開がベタベタであることが印象に残っていま
す。ちなみに、その途中の山場を見てから『ロマ剣II』の例のイベントをリプレイすると、
また感慨がわいてきました。
閑話休題。
> RPGなので最後にはラスボスがいるわけですが、ラスボスは「世界を滅ぼそうとす
>る大魔王」でも「世界を支配しようとする悪人」でもありません。そのようにしか生き
>られなかったのであろうという哀しみが伝わってきます。セス君の行動も世界を救おう
>とかいう要素はなく、最初から最後まで「姫のため」で貫かれています。「RPGは世
>界を救うばかりじゃない」ということを実に実感させてくれるゲームです。
うーん。考えてみると、RPGのエンディングは「これでゲームが終わり」という幕
引きとして非常に定型化されていて、「ボス(=悪役)を倒すことで話が終わる」こと
に終始しているものがほとんどですね。途中でいかにプレイヤーを飽きさせないかが
RPGを作るには重要なのですけれど、逆にいえばエンディングは定型的なパターンで
もそれがゆえに評価が下がることはない、という見方もできそうです。
にも関わらず、ラスボスに「そのようにしか生きられなかったのであろう」と思わせ
るというのは、大したものですね。その展開も、やたら崇高な理念で動くのではなく、
もっと地道で切実、あるいは身丈にあったものに基づく行動がベースになっているとな
ると、描写はずいぶんたいへんなものだったろうと思います。
この条件をクリアしているのは、『ロマンスは剣の輝きII』くらいしかちょっと思い
つきません。やや特殊なものとしては『キャッスルファンタジア聖魔大戦』(Studio e.go)
というものがあります。
> このゲームWindows3.1版も出ていますので、もし今からプレイしようと思われるので
>したらこちらの方が良いでしょう。(追加要素もあるそうですし。私はWindows版は未
>プレイですが)まあ、今となっては中古でないと手に入らないとは思いますが。
ふぅむ。こういう情報を得てしまうと、むらむらと興味がわいてきました。今度中古
ショップで探してみることにします。たぶんWindows9xなら動くでしょうし。
それでは(^^)/
最初は情けなくて笑える話が続くのですが、段々に話はシリアスになって行き、最後
はシリアスそのものになります。このあたりのバランスの取り方は素晴らしいものがあ
ります。のちに知ったのですが、このゲームのシナリオを書いたのはこの当時は大学生
で、のちにアリスソフトに入社したふみゃさんらしいですね。
RPGなので最後にはラスボスがいるわけですが、ラスボスは「世界を滅ぼそうとす
る大魔王」でも「世界を支配しようとする悪人」でもありません。そのようにしか生き
られなかったのであろうという哀しみが伝わってきます。セス君の行動も世界を救おう
とかいう要素はなく、最初から最後まで「姫のため」で貫かれています。「RPGは世
界を救うばかりじゃない」ということを実に実感させてくれるゲームです。
このゲームをプレイした人の感想というのはほとんど共通していまして、「システム
は腐っているがシナリオは素晴らしい」。私もこの意見に基本的に同じなのですが、イ
ンターフェイスの古めかしさやゲームバランスがメチャクチャなのを差し引いてもプレ
イする価値はあるんじゃないか、と思っています。そう言えばこのゲームのラストを、
「少女マンガのようだ」と評した方がいましたね。私は少女マンガって読まないのでこ
の評が正しいのかどうかわかりませんが。
ま、しかしハードディスクのAドライブにしかインストールできないというのは現実
的には不便で仕方がないので、どのドライブでも動くようにするツールを作りました。
のちにこのゲームを作ったグローサーの方がNIFTYに見えられて、このツールのお礼と共
に、なぜAドライブにしかインストールできないとかインターフェイスが古めかしいの
か、という理由をメールで頂きましたが、それをここで公開してよいのかどうか判断で
きませんのでとりあえず伏せさせて頂きます。
このゲームWindows3.1版も出ていますので、もし今からプレイしようと思われるので
したらこちらの方が良いでしょう。(追加要素もあるそうですし。私はWindows版は未
プレイですが)まあ、今となっては中古でないと手に入らないとは思いますが。
取っつきの悪さから最近の快適なゲームに慣れた方だと放り出す危険性があるので、
うかつに人には勧められないのですが、私的名作にしている1本ですので紹介させて頂
きました。
ではまた。
タイトルはグローサーより1994年12月に発売になったRPGですが、私がこのゲーム
に興味を持ったのは、ショップでこのゲームを見た時、次のような意味のシールが張っ
てあったことでした。
「注意! ハードディスクのAドライブにしかインストールできません」
「なんじゃそりゃあ???」と思いました。PC-98を知らない方に少し説明しておき
ますと、PC-98というのはドライブレターがフロッピーからOSを起動した場合はフロッ
ピーがAドライブに、ハードディスクから起動した場合はハードディスクがAドライブ
になるという仕様ですが、ハードディスクが複数のパーティションに分割されている場
合はパーティションの順にA,B,C・・・となります。PC-98はどのパーティション
からも起動できるという特性があり、(この点はAT互換機より便利)用途によってパー
ティションを分けるということは普通に行われていました。その点からするとAドライ
ブにしかインストールできないというのは実に不便です。そう言えば、その2で書いた、
「やんやんのクイズいっちょまえ」もハードディスクのAドライブにしかインストール
できない(正確に言うと他のドライブにインストールすると動かない)という仕様で、
しかもマニュアルにそのことが書いてなかったので動かずに悩んだことを覚えています。
頭に来たのでどのドライブでも動くようにするパッチを作りましたが。
さて逆玉王の話に戻りますが、その時はすぐには購入しなかったのですが、このゲー
ムのことは頭に残っていました。のちほどプレイしたのはその記憶があったためと思い
ます。さてゲームの内容は、と言うと、
主人公のセス君は女の子にフラれてばかりの平凡な小市民です。そこへある日、王様
から姫の婿選びを行う、という通知が来ました。内容は、と言うと、「いい男養成ダン
ジョン」というのが作られ、そこを制覇して姫の好みの男になったものが選ばれるとい
う話で、その姫の好みの男というのは「強くて、優しくて、たくましくて、Hの上手な
人」という。それを見たセス君は、「さすがに姫を射止められるとは思わないけれど、
ダンジョンではいい思いができるのではないか」と思って登録所に出かけます。そこで
ちょうと1000人目の登録者となって姫から祝福のキスをしてもらいます。そのことで姫
に一目惚れしてしまったセス君の冒険が始まる、というストーリーです。
そう言えばこの出だしって、フェアリーテールの「ロマンスは剣の輝き」に似ている
のですが、(正確には向こうが似ていると言うべきか)案外このゲームがヒントだった
のかもしれませんね。でも、「ロマンスは剣の輝き」は1995年6月の発売だから時期的
に考えると単に「偶然の一致」かな?
しかしプレイを開始してシステムの古めかしさには驚かされました。前述のように
1994年のゲームですが、インターフェイスは90年か91年くらいのゲームの作りです。
ハードディスクのAドライブにしかインストールできない、ということと併せて、ど
うして今頃こんな古めかしいゲームが出るのだろう、と疑問に思ったものでした。
さて冒険を開始したセス君ですが、装備を揃えることができなかったセス君は、中華
鍋の鎧にお玉の武器という何とも情けない状態でスタートします。このスタートの時点
がこのゲームの難関で、戦おうとしても1回勝つのにも四苦八苦という状態です。実は
ちょっとしたコツがあるのですが、それに気が付かないとお手上げ状態になるかもしれ
ません。
ここでいったん切ります。
Kenさんが、あの『プリマヴェール』をやっていらしたんですか!(驚
いや、なんか私も勧めたうちの一人のような気もしますが……(^^;
個人的には初めてやった調教ゲーであるにも関わらず、シチュ
エーションがツボにはまったこともあり、すでに名作扱いです。
元々純愛系専門ヌルゲーマーだった私に「エロゲーはエロくてナ
ンボ!」と思わず口走らせてしまった作品ですからね。
もしこの作品が無かったとしたら、『魔法少女アイ』(colors)、
『メタモルファンタジー』(エスクード)、『エスカレイヤー』
(アリスソフト)といった作品も生まれなかったことはほぼ間違い
なく言えると思います。もっといえば、ひたすら「正義の少女」を
主人公に据える某官能小説ブランドも生まれなかったことでしょう。
金字塔をうち立てた作品といっても過言ではないと思います。
ところで、この作品の企画・シナリオ担当の志茂ひろ雪氏ですが、
『いちょうの舞う頃』(TYPES)『いきなりはっぴぃベル』(テリオス)
のハヤシフミト氏だったことには驚かされました。
純愛物も調教物もそつなくこなせる方なんですねえ……。
常に一定の質を保った「商品」としての「美少女ゲーム」を作れる
方はとても貴重な存在だと思います。
余談ですが、私は氏の作品の中でも、氏の個人サイトに掲載されて
いる舞台脚本が一番好きだったりします(^^;
久々に、まともに夜の電車で帰れました(笑……えんよな)
余勢をかって、久々にレビューを追加しましたが、我ながら「ハマれなかったゲームの
レビュー」という雰囲気が出てしまって、ちょっと気が重かったり(^^;
・cianさん:
(春待蜻蛉)
>コ、コレハナントモ、す、すごイげーむデスヨ……。
>ミ、ミナサンモ、ゴイッショニ、イ、イカガデスカ……?
なんだかPPSDを抱えることになりそうですので、私は謹んで遠慮させていただきます。
>どこからツッコめばいいか解らないです。
同感。
障害者以前に、病気を扱う場合はその症例についてアバウトではあっても調べてから書
くのが当然だと思うのですけどね。
『雨に歌う譚詩曲』(emu)などは、精神科や心療内科での治療あるいは投薬に関する
経験(あるいは知識)がないと書けないようなところまで踏み込んでいましたが、やはり
こういうのは例外なのでしょうかね。私はもともと病気や病院に関するものって「安易に
触れてほしくない」という思いもあってあまりプレイしていないのですけれど。
>私にロリ属性はありませんので解らないのですが、
>kenさんが問題視していたキャラって、そもそもニーズがあるのでしょうか?
うーん。単発ならともかくとして、けっこうこういうタイプのキャラを押し出している
ゲームがコンスタンスに出ていることを考えれば「ニーズがある」とメーカー側が判断し
ている可能性は高いですね。ZEROの『はじめての…』シリーズの単なる後追いかもしれま
せん(私はこのシリーズはプレイしていないのでコメントできません)から断定はできま
せんが。
>いくらゲームの中だといって「お人形ロリキャラ」を求めるというのは、
>私には正直、理解を超えています。
ゲームの中の「虚構のキャラクター」においてさえ「従属性を前提としたお人形」を求
めるのは、もはや脳内交渉力さえも放棄したものであり、自分の中で生み出した「心地よ
いと感じている虚像に対する“自発的な”自己従属」に安住することなんですけれどね。
投企なき支配欲の肯定を求める方々にはそれでいいのでしょうが、私はそれでよしとでき
ない程度の生臭さを残しています(^^;
連続投稿です。
kenさん wrote:
> キャラクターのパターンそのものが、ある特定のニーズにフォーカスした結果、かなり
>「濃い」ものになっているという面はあるでしょうね。その結果、特定の層には確実に受
>け入れられることを望む、と。
私にロリ属性はありませんので解らないのですが、
kenさんが問題視していたキャラって、そもそもニーズがあるのでしょうか?
ロリ属性の人も、「子供っぽい」キャラを求めているのであって、
「お人形」みたいなキャラを求めているわけじゃない、と思うのですが。
いくらゲームの中だといって「お人形ロリキャラ」を求めるというのは、
私には正直、理解を超えています。
> 逆にいえば、グラフィックと声が優先するゲームができる根拠にもなってしまいますね
>(^^; まあ、それさえ大したことのないゲームが多いのも事実ですけれど。
グラフィックはともかく、声ってそんなに重要ですか?
というか、時々「キャラと合ってない」という声を耳にしますが、それは単に
そのユーザーの思いこみじゃないかと思えますが……。(上手下手はともかく)
ちなみに私は、テキスト読んだらセリフの途中でもクリックします。(笑)
EP−ROMさん wrote:
> D.O.の「星空☆ぷらねっと」の中に自閉症のヒロインがいるようですね。
情報ありがとうございます。
こうやってみると、以外とありますね。(『夏日』みたいなヒロインではありませんが)
Freshdollさん wrote:
><知的障害キャラクター>
>個人的に思うに、安易な濫用は誤解を招くと思います。
>「お涙頂戴」が目的では、どうかと思います。
私個人の感想は、「知的障害者」のみならず、「身体障害者」「難病」ともに
いい加減に扱われているケースが多いです。
こういうキャラは「慎重」かつ「丁寧」に扱って欲しいです。(当然以前の話ですが)