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  • 第7回 「将軍の首」

第7回

将軍の首 2月17日放送

前回のダイジェスト動画はこちら

覚馬(西島秀俊)が八重(綾瀬はるか)や尚之助(長谷川博己)たちのもとから離れ、容保(綾野剛)に従って都へと旅立った。
 そのころ都では、攘夷を唱える不逞浪士たちによる天誅(てんちゅう)騒ぎが相次ぎ、不穏な日々が続いていた。安寧を祈る孝明天皇(市川染五郎)は、容保を気に入り、自らの御衣を特別に授ける。

御衣(おんぞ)…天皇や身分の高い人の着衣を敬っていう言葉。

主要キャラ、続々初登場

個性豊かなキャラクターがこの第7回でさらにお目見え。
 キラ星のごとく有能な藩士が居並ぶ会津藩ですが、京においてその外交手腕を発揮するのが神保修理。ですがこの方、知る人ぞ知る“悲劇の貴公子”…斎藤工さんが切なく、美しく演じます。
 一方会津では、八重の幼なじみ・日向ユキとして剛力彩芽さんが登場、トレードマークの愛くるしい笑顔でドラマを盛り上げます!

容保、衝撃…!!

お目見えといえばこの方も。孝明天皇役の市川染五郎さん!その孝明天皇と容保との出会いも、今回の大きな見どころです。
 家臣の大反対を押し切ってやってきた京の都。そんな容保の、不安ながらも真っすぐなまなざしが、天皇の心をとらえたのか、なんと御衣を授けるのです。前代未聞のはからいに、容保は感激を超えて、もはや衝撃。しかし天皇のこのあつい信頼が、会津藩を争いに巻き込む要因となるのですが…。

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[什の掟]一、年長者の言ふことには背いてはなりませぬ。一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。一、虚言(ウソ)を言ふ事はなりませぬ。一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。一、弱いものをいぢめてはなりませぬ。一、戸外でモノを食べてはなりませぬ。一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ。ならぬことはならぬものです。

会津の人材育成の指針だったのが、階級差別のない「什の掟」(子弟教育7カ条)。「ならぬことはならぬもの」という理屈ではない強い教えこそが、「会津武士」の気質であり、私欲で道理を曲げない人間を形成したといわれている。

什の掟