「はにはに」こと「月は東に日は西に」(オーガスト)がようやく終わりました。かかった時間の合計は(おまけシナリオ込みで)41時間半・・・、途中居眠りしていた時間を引いても39時間くらいは行くでしょう。まさかここまでヘビー級のゲームだったとは・・・、参ったぜ。
全体の印象は「実にゴージャスなゲーム」で決まりです。絵、特に背景の緻密に書き込まれた綺麗さは感心しきりですし、OPアニメはガンガン動き、ゲームをやるときの気持ちを高めてくれます。操作性も、通常のせープ・ロードに加えて、きめの細かいキー設定が割り当てられるなど親切設計。声優の演技も良し。とどめでマニュアルが100ページ超の、設定資料やら漫画やらイラストやらが載った圧倒されるほどの超豪華版。とにかく全てに贅沢さが漂います。気合の入った作りです。
しかしねぇ・・・、お話がねぇ・・・。
ヒロインが「転校生」「毎朝起こしに来てくれる幼なじみ」「同居している従妹」「お色気養護教師」「おどおどな後輩」等、記号化の極致に有るのは、まあ、確信犯かもしれないので良いとします。実際ありがちなキャラ設定であっても、いろいろなイベント(体育祭やら水泳大会やら何やら)をうまく配置し、学園生活を軽妙な会話と恥ずかしくなるようなくすぐり展開をもって美味しく楽しませてくれます。途中までは。
しかし、中盤で唐突に「実は・・・」という隠し設定が披露され、それまでの愉快な学園恋愛物は、以後かなり方向を変えてしまいます。しかも、この設定というのが「はぁ?!」と言いたくなるような突拍子も無い物で、よく考えなくても二つ三つは突込みどころが見つかってしまう、かなり苦しいものです。こういう設定を学園恋愛物に無理やり「接木」してしまうので、中盤移行の展開もまた「なんだかなぁ」という感じの物と化します。この設定をまがりなりにも生かしていると思えるのはヒロイン六人中一人だけ、残りは「あんまり美味く生かしてないなぁ」程度なら良いほうで、「一体全体この展開はなんなんだよ?!」というシナリオもある位です。
「中盤以降の急展開」「クライマックスの悲しげなイベント(でもさっぱり心には響きませんが)」等、あからさまに2000年以降の流行作品のフォーマットをなぞっていますが、悲しいかな全く成功したようには思えません。前半の軽めの学園ドラマが良い感じだけに、後半の「接木した設定」を加えた物語は全くいただけませんでした。
もったいないですね。シナリオ以外の部分は文句なしだし、話も前半部分はかなり良いし、またサービス部分も「これでもか」と濃厚なものがこれでもかと用意されており、そういう部分でも抜かりが無いだけに、聞いただけで目を丸くしてしまうような唐突設定を持ち込まなければ、結構な学園ドラマとして面白かったでしょうにねぇ。
終わってみれば、この作品がなかなか評価が高いのもそれなりに納得できるのですが、少なくとも「シナリオの深み」にだけは期待しちゃいかん、という作品でした。
ではでは。
このゲームデザインは今見ても秀逸って言うか、ぶっとんでますね。ただただ短い断片
をつなげていくことで世界を見せきっちゃう。このゲームのストーリーのなさ・不条理
さ・意味のなさ加減がたまらなく好きだったんで、同様な感覚のゲームに当たらないので
ちょっと残念に思ってます。
『青い鳥』『SPARK!』『微熱情熱』のどれだったか忘れましたが、シナリオの渡部雅弘
(鉄砲犬)さんが「漱石の『夢十夜』はすげえ」とか書いてたと記憶しているので、方向性
はそっちなんだろうなと思います。
『青い鳥』のネタ解説http://www.pandahouse.net/pandahouse/aoitori/neta_1.html
> ゲームデザイン
このゲーム、たしか好感度などではなかったはずです。
ヒロインは選択肢一発で決定。激しくネタバレなので詳しくは攻略法参照^^;
http://xgamestation.cside.com/koryaku/2001/aoitori/index.htm
> 「河合」「代々木」「駿河台」
激しく同意。前者の方がちゃらちゃらぽくて、
後者の方がもの考えてるイメージがありますよねえ。
書けるウチに書いておこうと思い、ハコを机の脇に積んでROMを引き出しに待機させて
………とやったら、ほかの作業ができない状態になってしまいました。過積載(違)
・北野 妖介さん:
タイトルを拝見して、『ロマンスは剣の輝きII』を思い出してしまいました。
すっかりおぢさん化しているコトに苦笑。
>私のサイトの略称であり、Kenさんのサイト名のパクリです。(笑)
あれ、北野さんのサイトって、私より後でしたっけ? もっと古くから活動されていた
はずなので、Webのほうでもかなり古くからだったと思っていたのですが。
たしか、リンク集を作るときも、けっこう早い段階で見つけた記憶がありますけれど。
>・アンセブ解散
せんせい質問。「アンセブ」って何すか? いや、マジでわからないです。
>・ソフ倫近親ものOK
最近では学園もの表記への規制が緩和されそう、という未確認情報を目にしたことが
ありますが、こちらはどうでしょう?
いかにもな制服を着ていて、全部「学園」と呼び「学校」がNGとか、さらにわけが
わからないことに「先生」という表現も目にしないとか、そういう不自然さはなんとか
してほしいものなんですけれど。
>ただ、ゲームの場合は、昔ほどではなくなりましたが、
>社会的事件の発生と関わりがあります。
この「社会的事件」とは何でしょう? 昨今、口にさえしたくないような不可解な事件が
多発しているので、感覚がマヒしているだけかもしれませんが。
>まぁ、最も、今回の処置はメディア倫へのメーカー流失を防ぐ、
>また、それによる他、ソフ倫会員の批判をかわす趣意を感じます。
よくいえば、競争原理が働いたということでしょうかね。
・カール大公さん:
私もNiftyにはまったくアクセスしなくなってしまいました。
ROMっていたのの最後が2001年のはじめくらいまでで、あとはもうさっぱり。
まだIDはあるので、昨年アクセスしてみると、会議室が大整理されていて驚きました。
………いや、長文供給者が身を引いたのが一因といわれると痛いですが(爆)
それでは。
月末月初は「電撃G’s」でギャルゲーネタに浸っておりますが、そこからちょいちょいと。
ところで「永遠のアセリア」の事が載っていないということは、メディアワークスはアセリアは一般ゲームと認識しているんですね。まぁ、今時はビジュアルノベルで無きゃギャルゲーにはしてもらえないか。
・リアライズ移植
こんな酔狂なことを考えたのは、例によってインターチャネルの名物プロデューサー・多部田氏でございます。『個性があるので目をつけていた』と仰る。確かに個性的ですが、アレ、ギャルゲーブランドのインターチャネルが取り上げるゲームかしら? ギャルゲーの命「絵」だけで考えるなら、明らかに主流から外れてますし、少なくとも序盤五時間はスタンド・・・、もといエゴ使いの仁義無き戦いの連発で、恋愛なんか一つも有りませんでしたが・・・
・センチメンタルプレリュード
・・・、このシリーズ、まだ展開が続いているんだ? 悪い冗談みたい。
・トゥ・ハート2延期
いやぁ、予想通り伸びましたね。11月下旬だと良いなぁ、と書いてますが、という事は良くてクリスマス頃、下手すると来年ですか。
・マビノ×スタイル
キッドの新作。なんつーか「魔女っ子アラモード」へのオマージュ?
ではまた。
>さて、XESって何でしょう?
検索するとおそらくTopに出ると思うんでURLは省略しますが、
私のサイトの略称であり、Kenさんのサイト名のパクリです。(笑)
現在の挨拶の冒頭は、これで一括しているので、
ここでも統一しようかと思いまして。
> ああ良いな良いな。半端に関東圏に住んでいた経験が有ると「ああ、なぜ転勤なんか有るんだ」と余計に口惜しいですよ。その他にアニメの話題なんかも・・・(ゲーム購入だけはアマゾンのおかげで全くハンデが無くなりました)。
私も帝都から遠く離れた異国にあります故、
物量とイベント満載の帝都は、羨ましく思います。
お勧めのメイドカフェは、「メイリッシュ」と「キュアメイド」らしいのですが
私に何時、赴く時があると言うのだろふ。
>成年漫画では昔から完全フリーで実の親子や兄弟姉妹で関係しまくっており、翻ってゲームを見るたびに「まーた”義理の”かよ」と辟易していましたので、少しは自然になるのかもしれません・・・、って、家族で関係するのって自然じゃないですよね。
現時点では、情況のみなので、あくまでも噂としてお考え下さい。
メーカー関係者に探りを入れてみようかとは思います。
ただ、ゲームの場合は、昔ほどではなくなりましたが、
社会的事件の発生と関わりがあります。
まぁ、最も、今回の処置はメディア倫へのメーカー流失を防ぐ、
また、それによる他、ソフ倫会員の批判をかわす趣意を感じます。
>つっか通信そのものから数年はなれていましたので、その辺り記憶が吹っ飛んでいました。パソ通では昔馴染みもほとんど去られてしまいましたね。今はどこにいらっしゃるのやら。
あらら、そうだったたんですか?
Niftyに関しては私もアクセスしておらず、
風の噂では、皆さん元気にやっているとお聞きいたしましたものでありますから。
まぁ、周りがどんどんゲームから離れていきますので、
ここを見て、懐かしさはありました。
では、今後とも改めてよろしくお付き合いいただけれればと思います。
■to:北野 妖介様(9月30日(木)07時48分13秒)
さて、XESって何でしょう?
>・帝都で一日で回るお勧めのメイド喫茶って何処?
ああ良いな良いな。半端に関東圏に住んでいた経験が有ると「ああ、なぜ転勤なんか有るんだ」と余計に口惜しいですよ。その他にアニメの話題なんかも・・・(ゲーム購入だけはアマゾンのおかげで全くハンデが無くなりました)。
>・ソフ倫近親ものOK
成年漫画では昔から完全フリーで実の親子や兄弟姉妹で関係しまくっており、翻ってゲームを見るたびに「まーた”義理の”かよ」と辟易していましたので、少しは自然になるのかもしれません・・・、って、家族で関係するのって自然じゃないですよね。
>ハンドルが違っても、あの頃のシグネでありましたので解る人には解るかと思ったん
つっか通信そのものから数年はなれていましたので、その辺り記憶が吹っ飛んでいました。パソ通では昔馴染みもほとんど去られてしまいましたね。今はどこにいらっしゃるのやら。
ではまた。
XES 北野です。
え〜、まぁETCと多忙で死にかけています。
プリンセスブライドのプレイも1週間、止まったまま。
第二部に入ったトコなんですが、
このキャラは最後までとっとけというお勧めがあれば知りたいトコです。
さて、話を本筋にしまして、
私の所属しておりまする、
KEL(有志ミラーMLリスト)では、今、こんな話題が出ています。
・帝都で一日で回るお勧めのメイド喫茶って何処?
・アンセブ解散
・ソフ倫近親ものOK
世相に疎いので、世間で話題になっているか不明でありますが、
後者に関しては、近親モノOKの他に、それ以外の規制が解除という憶測もあります。
え〜、ちなみにKELについての説明については、
時間が取れ次第、こちらで、ぼちぼちとお話できたらと思います。
余談ですが・・・
>お久しぶり、と言って良いのか・・・、ハンドルが違うので今の今まで気が付かなかったですよ。
ウン年ぶりでありますから、お久でありましょうね。
ハンドルが違っても、あの頃のシグネでありましたので解る人には解るかと思ったんですが。
ここ数日、急に冷え込んだせいか、咳がどうにも止まらず…。
・カール大公さん:
(ハードディスク)
>ところでクラスタの破損と物理的クラッシュって別物なんですか? 「Windowsが
>立ち上がらない」で一まとめに考えていたんですけど・・・
「完全に別物」というわけではないんですが。例えば、Windows2000/XPでchkdskコマンド
をまともに実行できないような不良クラスタの山、という状態であっても、電源が入って
BIOSとWindowsがHDDを認識していれば、データをサルベージできる可能性がある、という
程度にお考えください。物理的に摩耗が深化したりすると、不良クラスタが加速度的に増え
ていったりしますが、こうなるとどうしようもないので、データを早急に待避させ、処分
してしまうのがよろしいでしょう。
(バーチャコール)
>オペレーターがなぜ二人いたのか良く分からないのですが
初代に出てくるオペレータが「プリシア」で、彼女はヒロイン扱い。2作目のオペレータが
「ウィンディ」ですが、彼女は完全なサブキャラ(表情変化さえなし)で、2.2になると性格
少し変わってます(笑)。そして、悪名高い3になると、最初はウィンディがオペレータなの
ですが、展開によってはプリシアが代打をつとめます。最後のProjectVCで、第3代オペレータ
「ユーティ」が育成されます。なので、厳密には3人いるはずなんですけれど、ユーティは
黙殺かな? けっこうかわいいキャラで、個人的には好きなんですけどね。
それでは。
■to:Ken様(9月25日(土)23時02分12秒)
ノートPCは三年以上前のCPUがクルーソーの物で、正直遅さに辟易していたので、これが良い移行のチャンスになった、と前向きに受け止めています。ところでクラスタの破損と物理的クラッシュって別物なんですか? 「Windowsが立ち上がらない」で一まとめに考えていたんですけど・・・
>『SNOW FULL VOICE VERSION』 Studio Mebius
>もう出ちゃったんですね。私はいまだに音声なしバージョンの某キャラが未攻略のま
ここ数ヶ月先代を探し回っていて入手できずに困っていたので良いタイミングでした。値段もお安くなっておりますしね。しかし「プレミアムエディション」ってなんだろう・・・
>『バーチャコールクロニクル 【再販版】』 F&C・FC01
>一部、オリジナルと違う原画家さんが入っているとかいう話を目にしたことが。もっ
菊地政治氏とか入ってるみたいです。今では話を良く覚えていないのでオペレーターがなぜ二人いたのか良く分からないのですが、パッケージ絵の二人がオリジナルとは似ても似つかないので泣きました。ところでこのシリーズって難しかったです? VC3はキャラの半分が攻略できないという極悪仕様に激怒したもんですが・・・
>>あと「同窓会」って名作だったんでしょうか? 絵は抜群に評判よかったとは思い
> ゲーム自体の出来はさておいて、キャラの人気はけっこうあったのでは。そうでな
まあ、「センチメンタルグラフィティ」の原画の人と絵がそっくりですから人気も有るでしょうねぇ(同一人物だとは思うけど、うっかり断言は出来ないし・・・)。でも、私、あの絵にちっともそそられないので全然手を出していないのでした。
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■to:M1号様(9月25日(土)08時53分53秒)
>俺もKenさんの意見に同感です。コンシューマを例に取ると、例えば今「ときめき
>メモリアル」をリメイクした所で、どれだけの新規ユーザーを獲得できるのか(その
丁度、ときメモが携帯電話用ゲームとして移植、という記事が見つかりました。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0409/24/news093.html
これをどう捉えれば良いのか・・・、「ドラクエ等と並ぶ、古びることの無い名作」と考えるべきか、「暇を見つけてちょこちょこやっていく作業型ゲームと分類された」という事なのか・・・
>・アニメ版Wind
本編を知っている人にとっては、かなり荒っぽい作りですから不満爆発でしょう。ゲームを知らない人ならば「この程度のゲームだったんだな」と流してくれるかもしれませんが、それでも#13の突き放しぶりは滅茶苦茶です。まともなオチになっていません。所詮TV放送は「お試し版」で、DVD版が「本物」という事なんでしょうね。しかし、私、CS放送を見るのに¥1,500円ばかり払っているんですけどねぇ。
ではまた。
昨日「水夏AS+」が届いたのですが、パッケージを見て驚いたことに、新規シナリオを、元サーカスの社員で今はムーンストーンを設立した「呉」氏が書いているそうです。へーっ、という事は喧嘩別れという形でも無いのか。でも商売上は一応ライバルだと思うのですが、業界内の仲間意識の方が強いのかな。
・プッシュ!
今月のプッシュ!はウイルのブランド「るちゃ」の代表・ココノツ氏のインタビューが面白かったです。「ブランド潰し」「一作毎に出すところが違うじゃん」というすごい過去の持ち主だった氏ですが、その理由が今明らかに! ところでC誌とT誌が似ているというのは良くわからないけど、カラフルピュアガールとテックジァイアンの事かな?
・はにはに
「月は東に日は西に」(オーガスト)ですが、ようやくヒロインの最後・六人目の幼馴染キャラ攻略に入れました。しかし、長い・・・、今の目算だとトータルで40時間はかかりそうです。まあ、まじめに声を聞かなければ半分くらいには出来るでしょうが、それだともったいないし・・・、
それにしても本当に惜しい。普通の学園物としては会話なんか楽しいし、サービスシーンは数も多いし濃いし、と良いのですが、後半のシリアスパートの設定が「はぁ?」としか言いようの無い物で(突込みどころ満載)各ヒロイン毎の展開も無理が多く、はっきり言ってここで価値を下げています。もったいねー。F&C系恋愛作品よりははっきり格が上ですが、多分目指したKEY作品のレベルには悲しいかな届いていない、という感じです。いやぁ、いまさらながらに分かるKEY作品のレベルの高さよ。
ではまた。
今日は、ひさびさにCSSをいじくっていましたが、IEがもののみごとにワケわかんない
解釈をしてくれるので、断念。FirefoxやOperaではきちんと対応しても、最大シェアを
持つWebブラウザが対応していない場合、諦めざるを得ないんですよね。次にバージョン
アップするめどもたってなさそうだし、独占の弊害というものを痛感しています。
あ、Netscape Navigator4.xは、もう眼中にないです(笑)。
・カール大公さん:
災難でしたね。しかし、ハードディスクが物理的にクラッシュしてしまったのでない
かぎり、フリーソフト「復元」などを使ってデータをサルベージできる可能性はあります。
クラスタが破損しているくらいなら、ある程度は復旧できるかもしれません。でも、その
ディスクはもう使わないほうがいいでしょうね。
例によって、私は新作をチェックするどころではないのですが。
>『SNOW FULL VOICE VERSION』 Studio Mebius
もう出ちゃったんですね。私はいまだに音声なしバージョンの某キャラが未攻略のまま
です。もっとも『友達以上恋人未満』での芽衣子のナレーションを聴くと、ちょっと違和感
があるんですけれど。もう少し冷静かつ淡々と情け容赦ない口調、というのを想像していた
もので。
>『バーチャコールクロニクル 【再販版】』 F&C・FC01
一部、オリジナルと違う原画家さんが入っているとかいう話を目にしたことが。もっとも
今から『VC2』を自力でクリアしろと言われても、もう無理でしょうねえ。まあ、小夜子と
鈴音の2人くらいクリアできればいいかな。
(ハローグッバイ)
一応インストールして、最初の数分だけやったんですが……はぁ。
>あと「同窓会」って名作だったんでしょうか? 絵は抜群に評判よかったとは思いますけど・・・
私は発売当時のことはまだ知らないのですけれど、前半のスケジューリングが厳しすぎる
こと、Hシーンのクリックポイントがやたらとシビアなことを、ハッキリ覚えています。
前半はたったの2日、しかもクリアするポイントがやたらとあって、試行錯誤する間もなく
攻略可能なキャラが絞り込まれてしまうのはたまりませんでした。狙ったキャラを落とせない
だけならまだいいのですが、狙ってないキャラとのフラグはしっかり立ってしまったりする
のがなんとも。
ゲーム自体の出来はさておいて、キャラの人気はけっこうあったのでは。そうでなければ
続編が出ていることを説明できませんし。
・EP−ROMさん:
(コンシューマ版水月)
プレイされたら、インプレよろしくです(おい)。
> 名前を知っている中では花梨が「友永朱音」さん。この方、私にはCanvasの恋のイメージが
>強すぎて、恋が話しているようでどうにも違和感がありました。花梨と恋って、似たようなタ
>イプなんでしょうか?
けっこう似ているような気がしますけど。見た目は強気、実は甘え……てはきませんか、
花梨は(^_^;
・M1号さん:
(エーベルージュ)
内容の解説、ありがとうございます。男か女かわからん、というところしか覚えていま
せんでした(爆)。
私は『ときメモ』はやっていないのでわかりませんが、シミュレーションゲームが退潮
した原因の1つに、作成者側が「できるもんならやってみやがれ」的なモノを突きつける
ことがだんだん減ってきたこともあるような気がします。
これを、単なる「ユーザーへの媚び」と呼ぶことはできないでしょうが、「新たな市場
を掘り起こす」ことが、以前は「クリエイターからユーザーへの挑戦」というものとつな
がっていたのが、現在はこのラインが切れてしまい、ユーザーの嗜好を“開発”していく
方向に走っているのでは、と思えます。「属性」という括りが一般化しているのは、その
反映のような気がします。
(雪語り)
>まだ拓洋興業って存在していたんですか…
オリジナルは、Tarteから18禁PCとして出されているのですが、この両ブランドの関係は
よくわかりません。リメイクと販売のみを担当している可能性もありますし。
季節はずれではありましたが、特につまらなくはありませんでした。ケチのつけようなら
いくらもありますが、一応及第点かと思います。もっとも、絶滅寸前のPC一般ゲームだから
こそ買ったのではありますが(^_^;
それでは。
>Kenさん
・エーベルージュ
話の大筋はこんな感じですよ。異世界「ワーランド」に存在する魔法学園「トリフェルズ」。プレイヤーはこの学園に入学してきた生徒として、初等部2年間(中等部は自動で3年間経過)、高等部3年間の5年間を過ごすというものでして。
世界が滅亡の危機にある、という設定ですがノイシュ(主人公の初等部のルームメイト。12歳まで性が分化しない)が女の子になっていないとその真実にたどり着けない(しかし場合によってはそれを知ることなくノイシュに告白される事もできる)わけでして。
…なんて書くとそれなりの作品に見えますが実際はイベントはスカスカで、プレイ時間の長さと相成って不評でしたよ。
・過去の名作が何故リメイクされないのか?
俺もKenさんの意見に同感です。コンシューマを例に取ると、例えば今「ときめきメモリアル」をリメイクした所で、どれだけの新規ユーザーを獲得できるのか(その面白さを理解できるのか)を考えてみました。
まず今の世代にあの3年間の学園生活をプレイさせたとしても、シナリオの薄さとか(実際はプレイヤー自体が物語を作る形なのだけど)育成の煩雑さを受け入れられないのではないか、という事。
次に「ときメモ」タイプのギャルゲーが粗雑乱造(実はこれもKID・プリンセスソフトの台頭の原因の1つ)されたため、こうしたシステムに悪印象を抱いているプレイヤーがまだ少なからずいるであろうという事。
そうして考えてみると今過去の名作をリメイクしたとしても、せいぜい回顧主義者を懐かしがらせて終わり、程度にしかなり得ないのではないでしょうか。
・雪語り
まだ拓洋興業って存在していたんですか…(爆)処女作「エチュードプロローグ」の頃には「このレベルじゃいつかは消滅するな…」と考えていたのですが。
>カール大公さん
・アニメ版Wind
…話を聞いているだけでもろくでもない構成になってる事が見て取れますよ…
こちらのサイトでもアニメ版のレビューをしていますが、途中の展開故に感想を打ち切りにしたそうです。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/yshima/index.htm
長くなりそうなのでここらで一区切り。
今日は通販で「SNOW フルボイス版」と「微熱教師ちえり」が届いたのですが「月は東に〜」が終了の目処が立たなくて手がつけられない状態です。つまんないわけではないけど長すぎるぞ、これ。まだ三人目の途中なのにもう22時間かかっている・・・
・North Wind(ドリームソフト)
について気になる記事が・・・
http://www.game-style.jp/ogotte/200409/24/01ogg_as.php
>ないずみ: 「体験版をプレイしてくれたユーザーさんが初めに抱いている印象と、
>製品版をプレイした後に抱く印象が100%違っているという自信はあります(笑)
> 20人くらいの人に感想を聞いてみたんですけど、いい感じに騙されてくれてたんで
えーっと・・・、それって結局KEY系のお話(後半全然違う話になるのでビックリ!)って事かな? だとするとかなりウェェなんですが・・・、早く評判が聞きたいところです。「ファントム」みたいに『絵はしょぼいけど話は強烈に良い!』みたいな事なら嬉しいんですが・・・、F&C系ではなぁ・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■to:北野 妖介様(9月20日(月)09時33分25秒)
お久しぶり、と言って良いのか・・・、ハンドルが違うので今の今まで気が付かなかったですよ。声をかけてくださればよかったのに。
>具体名を上げますと、「同窓会」にインパクトを受けて、
>新世代が制作したゲームが「ハローグッバイ」
>私は製品版のプレイでは無く、諸般の事情で発売延期前のβ版をプレイしたのです
>が、・・・あぅ。(涙)
鈴木テンコーさんが原画のゲームですよね。アスキーの雑誌(名前失念。Eログでもテックジャイアンでもない三番目の雑誌、今は休刊した)に記事が載っていましたが、他の雑誌(パソパラとかPCエンジェルとか)には全く名前も載っていないし発売リストにも掲載されていないので、発売中止になったと思ってました。しかし後日F&Cのサイトにフェアリーテールブランドからきっちり発売されたと書かれていて愕然としたものです。
まあ、今のフェアリーテールブランドは「外注」用のダメゲームブランドになってますから、この評価もむべなるかな、では有るのですが、ベータ版をプレイした、って業界人っぽいですね。あと「同窓会」って名作だったんでしょうか? 絵は抜群に評判よかったとは思いますけど・・・
ではまた。
何気なくキッドのサイトをのぞいてみたら、タイトルは10/28発売のようですね。サンプル
ボイスが雪以外は登録されていたので聞いてみました。
驚いたのが那波が「倖月美和」さんで、「ええっ!?」と思いましたが、いざ聞いてみる
と、ともみや天音のロリ声とは違った声で、聞いた中では一番合っていたように思いました。
名前を知っている中では花梨が「友永朱音」さん。この方、私にはCanvasの恋のイメージが
強すぎて、恋が話しているようでどうにも違和感がありました。花梨と恋って、似たようなタ
イプなんでしょうか?
それから和泉が「草柳順子」さん。この方はまあまあかな。名前を知っていたのはこの3人
だけですが、聞き覚えのある声の方もいましたので、違う名前で出ているのかも。
レーティングは18歳以上ですが、コンシューマーのことですからHシーンの直接描写はない
でしょう、たぶん。それでも、サイトのオープニングムービーにに双子がレズってるシーンが
ありましたね。服ははだけてなかったですけど。
さて出来の方はいかに?
「最近硬いゲームばかりやっているなぁ、もっと羽目をはずした作品をプレイしてみても・・・」と先週はぷちばじゃまの「あねいも」を買ってみました。絵良し、コスプレ良し、それに安い! と美味しそうですが、バグを警戒して即プレイはせず。もっとも一週間ほど経ってもパッチは上がっていないのでそろそろ取り掛かっても良さそうです。あと、買う気は無かったのに、店頭で見かけたせいでつい「ファントム インテグレーション」を買ってしまいました。もうプレイする気は無いのですが、初回特典の小冊子に引かれて・・・、まあ、内容は今までの販促アイテムの絵柄を一同に集めたものなのですが、昔熱狂しただけについ・・・、アンノウンの「ABANDNER」は帯に「田中ロミオ推薦」とか書いてあるのでついうっかり買いかけましたが、直前で踏みとどまりました。さて、世間の評価はいかに?
今週(9/24)は六月末に続く大量攻勢ですが、意外と目玉が無い気がします。
・手ごたえ系
『North Wind 』 DreamSoft
『友達以上 恋人未満 』 Studio Mebius
『神樹の館』 Meteor
『Noel』 FlyingShine
『水夏A.S+ 〜SUIKA〜』 CIRCUS
『SNOW FULL VOICE VERSION』 Studio Mebius
・×××主体系
『boin(ボイン)』 Crossnet-Pie
『シスターマリヤの桃色聖歌』 ふぇちっしゅ
『微熱教師 ちえり』 ZyX
『ナースにおまかせ』 アトリエかぐや Berkshire Yorkshire
・うわっ懐かしい系
『バーチャコールクロニクル 【再販版】』 F&C・FC01
注目すべきは「North Wind」と「友達〜」くらいでしょうか? 「水夏」や「SNOW」は焼き直しですから新作とはいいがたし。「神樹〜」は田中ロミオ氏シナリオですが、新進ソフトハウスですから無条件に信用できませんしねぇ。どっちかというと「×××主体系」の方が気になるタイトルが多いなぁ。
ちょっとご無沙汰しています。先週の金曜日(9/17)に、それまで通信に使っていたノートPCが見事に昇天してしまい(CHKDSKで破損ファイル200個超!)、ようやく今になって代替PCを起動し、ネットに復帰したところです。バックアップが有ったのは自サイトのデータだけ、あとはメールログも、お気に入りも、暇を見て作っていたゲーム発売リストも、全て吹っ飛んでしまいました。まあ、メールはメルマガばかりだったし、お気に入りは「はてなアンテナ」が有るし、回復不可能な損害でないのが救いです(多分)
さて、ゲーム関係の話題も少し。
・月は東に日は西に(オーガスト)
メインヒロイン・美琴に続いて、従妹の茉理をクリアし、三人目・ロリロリキャラの結先生ルートを進行中です。しかし・・・、何これ? このゲームはご多分に漏れず後半にストーリーのひねり(雰囲気の転換)が有るのですが、これがなんとも・・・、茉理ルートは、ネタたばれになるので克明には書けませんが、超有名な某作品をまんま髣髴とさせる展開でしかもオチは「おいおい・・・」ですし、結先生ルートも似たようなもんです。
操作性・絵・会話の雰囲気、等は良いのに、後半の「ひねってやろう・意表をついてやろう」という試みが唐突過ぎて、ついていけないものが有ります。なんかなぁ・・・、F&Cをまんま真似ろとはいいませんが、あそこみたいにストレートな恋愛物にしておけば、すんごく評価が高かったと思うのになぁ。
・アニメ版Wind#13
昨日#13で完結したのですが・・・、凄すぎです。#12で彩ルートのラストで完結しており、#13は特別編という事でしたが、中身はなんとアニメの前半に有った「みなも」関係のイベントのダイジェスト、そして新規にみなもルートのクライマックス一歩前のイベントを追加、そして「それで終わり」です。はぁ? この状態で最終回? 続きはDVDでも買えとかそういう話? 酷すぎっ!
続きです。
・CiANさん:
(ラムネ)
これ、確か元Clearの秋津環さんのシナリオでしたよね? ……だいたい想像がついて
しまうんですが。素直に、小波乱を展開させる日常密着系のシナリオに絞っていれば
それなりのものになると思うんですけれど…。
> しかしその程度のことは織り込み済みなので今更ガタガタ言う気はないんですが、疑
>問が一つ。そんなイベントを入れず、「世はなべてこともなし」的なシナリオでは都合
>が悪いのか?
ほのぼのまったり系って、なぜかセールス的に成功しないようなので、とにかく最後に
(嘘くさかろうが何だろうが)盛り上がりが必要、ということなのでしょう。ちっとも
納得いかないのですが。
> 今の世代の制作者たちは、ここで話題になるような「工夫のあるDOS時代の名作」を何
>故リリースしない/出来ないのか? 出来ないとしたらそれ何故? 逆に昔のクリエイタ
>ーは何故それが可能だったのか?
理由は3つほどあるかと。
まず第一に、北野さんも指摘されておいでですが、“DOS時代の名作”を過大評価する
ことに、そもそもの無理があるような。もちろん、時代を超えて評価に値する作品が
あることは間違いないのですが、ユーザーが最後まで付き合ってくれるモノになり得て
いるかどうか。それを模倣して、現状で売れるかどうか。不可能とはいいませんが、
かなりの労力が必要になると思います。
第二に、インタフェースの問題があります。例えば『卒業写真2』を例にとってみる
と――通常ならとうていサンプルになり得ないゲームでしょうが、ここならまあいいで
しょう(爆)――、とにかく町中をあちこちうろつき、イベントを発生させて進んで
いくわけですが、この際に発生する各イベントでは、使い回しのイベントがほとんど
ない(紅茶館でのマスターなど、特定場所の汎用イベントを除く)にもかかわらず、
キャラごとの発言や設定の矛盾がほとんどないわけですね。単にゲームを進めて話を
読み取っていくだけでは、特に気が付くわけではないですし、それでも十分に楽しめる
わけですが、古いゲームで高い評価を受けているゲームは、こういった“職人芸”的な
ものがかなりあったと思います。しかし、シナリオで高い評価を受けるゲームの大半が
ノベルゲームになっている現状、こういった制作スタイルを実行できるものかどうか。
第三は、前述のような、ユーザーとクリエイターの直結現象による、市場の硬直化
ですね。単なる仮説にすぎませんが。
「泣かせ」ゲームの制作云々については、ちょっとまとまってないのでパスします。
それでは。
ひさびさの更新と相成りました。タマ(ストック)だけは売るほどあるんですけどね(^_^;
・北野妖介さん:
>また、こちらも調査中でありますが、
>DVDPGはDVDのレンタル市場となっている可能性があります。
>18禁の場合には、中古市場は存在しますがレンタル市場は存在しません。
確かDVDPGは、民生用(家電)DVDプレーヤで再生できるゲームですよね。PC以外で汎用
性の高いプラットフォームを使う、といったコンセプトだったような記憶があります。
さて、私はDVDPGは買ったことがないうえチェックしたこともないのですが、民生用で
再生できるのであれば、ご指摘のとおりレンタル市場に流れている可能性はありますね。
ただし、レンタル市場のマージンで売り上げを確保するためには、流通がレンタル市場を
認知することが必須なのですけれど、これは認められているのでしょうか? 自宅の近所
には、そもそもアダルトメディアを取り扱うレンタルショップがないので、よくわから
ないのですが。
>で、ユーザーの声とハードの技術革新で進化していったと、
>・・・って事は、ゲームの死っていうのは、ユーザーの死とも言えるのかしらん、
どちらが原因なのかを突き詰めてもせんないことのような気はしますが、「××のような
ゲームをやりたい」というニーズが、ユーザーサイドにも多かったのは事実でしょう。
かくいう私だって、初期に書いたレビューを見ると、既存の他作品――それも、決して
一時代を築き誰でも知っているような作品とはかぎらないものも含みます――と比較して
論じていることが多く、いわば「違い」を重視して評価しているものが目立ちますし、
こういう声のほうが出しやすいというのはあるでしょう。
そしてまた、インターネットが利用しやすくなった結果、ユーザーの声が、少なくとも
物量レベルで、作り手側に届きやすくなりました。これの功罪はさておき、インターネット
普及以前とのより大きな違いは、ユーザーと、個別のクリエイター(作品をプロデュース
する「メーカー」とは必ずしも一致しません)の距離が小さくなった結果、短期的な要求に
こたえる必要が大きくなり、市場が引っ張られていくようになった――そのような気がして
なりません。
私も数人のクリエイターと個別にメールなどでやり取りすることがあるのですが、熱心
なユーザーがいることに対して感謝するいっぽう、具体的に「作品として結実させたい」
ことを追求すると、市場の動向から離れざるを得ず、商業作品として可能な範囲を逸脱
してしまう、ということがままあるようです。これはむしろ当然のことなのですが、その
際の「市場の動向」の尺度が、「物言うユーザー」になっているわけで。
選挙などでもそうですが、物言う人の発言権が大きくなるのは当然ともいえます。しかし
もともと18禁ゲームというものの特性を考えると、露出を極力抑えようとする層もいる
わけで、いわばサイレントマジョリティの比率が通常の市場に比べてはるかに高いわけ
です。
そう考えると、ユーザーの「意見」が出やすくなり、なおかつオピニオンリーダーの
ような存在が不要になった(NIFTYの掲示板などとは、このあたりが根本的に違います)
ことを考えると、ユーザーと作り手の距離の変化が、市場の硬直化の要因の一つなのでは
ないか、という気がします。
あと、ひとこと。
>新世代が制作したゲームが「ハローグッバイ」
買ってないんですよね。
よかったですね。
………はぁ、これ、どーしよ(落涙)。
いったん切ります。
拝啓 CiANさん
このコメントより名称変換いたします、永遠の問題児ことXES北野です。
> 今の世代の制作者たちは、ここで話題になるような「工夫のあるDOS時代の名作」を何
仮にPC98世代としておきましょう。
まず、先に、あのゲームのようなゲームを作りたいと思った場合、それを超える事は不可能です。
もちろんDOS時代の名作をというものは、実はあります。
ただし、上のような事で世に知らしめる事が出来ないのではと思います。
具体名を上げますと、「同窓会」にインパクトを受けて、
新世代が制作したゲームが「ハローグッバイ」
私は製品版のプレイでは無く、諸般の事情で発売延期前のβ版をプレイしたのですが、
・・・あぅ。(涙)
まぁ、ともかくDOS時代のというものは、実はあるものです。
個人的に申しますと、時代は関係無く、模倣したものがとした方が正しい認識になるかと思います。
よく、DOS時代の名作と言う表現が有りますが、
そう思い込んでしまうのは危険かと思います。
> 勉強しなければならないことは沢山ありますね。シナリオ構成技術とか、テーマに関
>した一般知識とか。そしてこういう勉強は、すればするほど疑問がより多く出てくるも
>のです。それを乗り越えてプロになるには、相応以上の努力と根気が必要でしょう。
勉強しなければならない事では無く、
その意欲があるのか?
現実は、そちらの方の問題が先に出てくるのが現状と思っております。
私としては、現時点のシナリオは文章作成能力しか社内で評価されていないとしか思えず。
自分の意図をどれだけ伝えられるかの文章の伝達能力が評価されていないと思います。
また、実経験の中での文章では無く、
外面的に捉えた、理想でしか無い為にキャラの描写が浅くなっていると思われます。
> 作ろうと思えば作れるのではないでしょうか。むろんそれは出来る/出来ないのレベル
>であって、質が同等のものはやはり色々勉強しなければ無理ですが、単なる模倣品であ
>るならば。作れない部分は「外注」というテもありますし。
外注にはメリット、デメリットがあると思います。
一定以上のクオリティを得られるメリットがありますが、
デメリットとして、画一的になってしまうデメリットが生じると思います。
> ちょっと考えただけでおかしいと感じるイベントなど、「最近の泣かせゲーム」では
>ちっとも珍しくありません。そういうゲームを理想化したクリエイターはどれだけ勉強
>するでしょうか。全くしないとは思いませんが、昔のクリエイターが勉強したこととは
>内容が違うだろうと思います。
これに関しては、このような意見が生じるのは、シナリオ嗜好の方かと思います。
キャラ重視のパターンはゲームに限らず、
大量生産で作られたアニメや漫画の世界では多くなりつつあり、
かような環境に慣れた方であると抵抗はさほどないのではと推測しています。
キャラの記号化については、もう少しにつまってから
続きです。
『ラムネ』に関して思ったことをもう一つ。鈴夏(雪希+進藤マイルドバージョン)とい
う義妹がいるんですが、その扱いについて。
#余談ですが、私は『みずいろ』最大の敗因は“やかま進藤”を攻略できないことと考
えています。(ぉ
鈴夏は義妹なんですが、シナリオ上で言及されるのはたったの1センテンスだけ。『み
ずいろ』のようにはじめて会った日の描写などは一切ありません。ついでに言うと、義
理とはいえ兄妹なんですから、そういう面である程度の葛藤はあると思うのですが、そ
っち系の描写もありませんでした。
鈴夏シナリオのテーマを考えたとき、確かにそういう描写は不要です。しかしそれな
らば義妹である理由もないわけでして。幼なじみは他にいるし、血が繋がっているとソ
フ倫が許してくれないから……というのが理由でしょうが、では妹属性の方は鈴夏をど
う評価するのかな、と。
当方にも病弱属性とか巫女さん属性はほんのちょっとばかしありますが、そういうキ
ャラなら「それでいい」とは思わないんですね。おそらく鈴夏は雪希ほどには人気は出
ないでしょうし、それはメーカーも予測はしているでしょうが、『ラムネ』という作品
の中で鈴夏というキャラがどういう位置づけをなされているのか、正直よくわからない
です。
これも織り込み済みなんでどうこう言うつもりはないんですが、私がよく表現する
「キャラクターの記号化」の記号の存在理由そのものが不透明になってきている、とい
う印象を持ちました。
ここ1〜2年の新作はあまり手を出していないので断言はできませんが、何となく5〜6
年前の「泣かせゲーム」とは変質してきているように感じられます。いや、『ラムネ』
は「泣かせゲーム」ではないから、単純に比較出来ないことは重々承知しておりますが。
現在『みずいろ2』『ラムネ』プレイ中。最初はスルーの予定でしたが、ここでの皆
さんのご意見を伺って気になることがあったので、それを確認するつもりで購入しまし
た。
コンプはしていませんが、今までのプレイで感じたことを。
七海シナリオ(日和シナリオに相当)は“既成事実”が無いだけのカップルとしてス
タートします。途中サブキャラが主人公に告白するのですがあえなく玉砕(選択肢すら
なかった)、そのまま終盤に突入します。
終盤でとあるイベントが発生し、感動の大団円を迎えるのですが、このイベントはち
ょっと考えれば控えめに表現しても「考えにくいシチュエーション」なんです。
しかしその程度のことは織り込み済みなので今更ガタガタ言う気はないんですが、疑
問が一つ。そんなイベントを入れず、「世はなべてこともなし」的なシナリオでは都合
が悪いのか?
シリアス一辺倒のサスペンス系だとそんなわけにもいかないでしょうが、萌えゲーの
魅力はキャラにあるのであって、感動が絶対必要だと思わないのですけれどね。いや、
感動が悪いとは言いませんが、ちょっと考えただけでおかしいと感じるイベントでは感
動もヘチマもないでしょう。
しかしそれは『ラムネ』に限ったことではなく、泣かせ系の総本山たるKEYでも同様で
す。特に『CLANNAD』after storyの不自然極まりないシナリオは、テーマを語りたいが
ためとしか考えられませんからね。しかしその『CLANNAD』は否定派(例えば私)がいる
一方で、絶賛派も多数います。
そうなるとそのテのシナリオは需要があるということなのでしょうか。逆に不自然さ
はないが、感動イベントのないシナリオでは売れないということなのでしょうか。或い
はそういうゲームはクリエイターとして市場に出すわけにはいかないと、メーカー側が
考えているのでしょうか。
ここで最近話題になっていることの私の意見を少々。
今の世代の制作者たちは、ここで話題になるような「工夫のあるDOS時代の名作」を何
故リリースしない/出来ないのか? 出来ないとしたらそれ何故? 逆に昔のクリエイタ
ーは何故それが可能だったのか?
前世代のPCは、私のようなライトユーザー(ツッコミ不許可。ライトプレイヤーとは
申しませんので)にとっては、気分的にかなり敷居の高いものでした。その分市場規模
も限られたものだったでしょうが、それは制作者にも当てはまるのではないでしょうか。
ゲーム制作に便利なツールが多数存在する現在では、その気になれば誰でも一応クリ
エイターにはなれます。ある人が「工夫のあるDOS時代の名作」をプレイして、クリエイ
ターを目指したと仮定しましょう。
勉強しなければならないことは沢山ありますね。シナリオ構成技術とか、テーマに関
した一般知識とか。そしてこういう勉強は、すればするほど疑問がより多く出てくるも
のです。それを乗り越えてプロになるには、相応以上の努力と根気が必要でしょう。
ましてゲーム制作ツールのない時代では、ハードに関しても勉強する必要があったで
しょうし、何より市場規模が小さいのですから、弱い動機では目指す気にすらならなか
ったのではないでしょうか。
次にある人が「最近の泣かせゲーム」をプレイして、クリエイターを目指したと仮定
しましょう。
作ろうと思えば作れるのではないでしょうか。むろんそれは出来る/出来ないのレベル
であって、質が同等のものはやはり色々勉強しなければ無理ですが、単なる模倣品であ
るならば。作れない部分は「外注」というテもありますし。
ちょっと考えただけでおかしいと感じるイベントなど、「最近の泣かせゲーム」では
ちっとも珍しくありません。そういうゲームを理想化したクリエイターはどれだけ勉強
するでしょうか。全くしないとは思いませんが、昔のクリエイターが勉強したこととは
内容が違うだろうと思います。
更に「最近の泣かせゲーム」を理想とするクリエイターが、「工夫のあるDOS時代の名
作」をプレイしたとして、どう感じるでしょうか。おそらく――あくまで推測ですが――
自分の好きなゲームをより強く理想化するのではないかな、と。これには特に根拠はあ
りません。何となくレベルの意見ですが、それ程的外れでもなかろうと考えています。
一旦切ります。
>DVDPG版への移植はコンシューマー版とは違い**シーンは削りませんから、今回話題提起している「18禁作品を一般作に変換して移植」云々というテーマとは関係無さそうですから・・・、と言うか、すみません、それ以前の問題で頭の中に全く有りませんでした。
問題を複雑化して申し訳無いとは思いますが、
移植うんぬんを問題とするなら避けてはいけないと思いますし、
それをスルーする皆さんとは思えないからこそ期待をして提議していたりします。
DVDPGについては、私も把握できない状況であります。
コンシューマーの移植は商業ベースで理解できるものの、
DVDPGの市場って・・・?
でも、これだけのタイトルが移植されている事からして、
市場は成立していると言える訳であり・・・。
私はコンシューマーの移植は否定的では無いものでありまして、
そもそも、元のゲームがどれほどのものかが問題であると思っていますし。
注:ちなみにDVDPG(と、一応総称しておきます)の発売タイトルを把握できない場合、
ショップサイトを細かくチェックしてみてください。
それは、もうコンシューマー以上のタイトルがあります。
コンシューマーの移植が安易な移植と言われますが、
安易な移植の原点に近いものは、ここにあるかと。
違いとしては、コンシューマーの移植はキャラで売る絵で売るですが、
DVDPGはそれ以外になるかと思います。
また、こちらも調査中でありますが、
DVDPGはDVDのレンタル市場となっている可能性があります。
18禁の場合には、中古市場は存在しますがレンタル市場は存在しません。
> まあ、「KEYスタイルの作品が目立つ」とは言え、発売されるゲーム全体を見渡せばそれなりにバラエティは有りますので、そこまでは悲観していません。ただ「結末がシリアス=KEYスタイル」という流れがずっと続いたならヤだな。
個人的には、HOBI流通系のソフ倫離脱組が18禁のスタイルを貫くというようにも感じますが、
いかんせん、私の感じ方としては、新しいものを模索すると言うよりも、
過去の18禁の継承にしかなっていないような気がいたします。
全てがKEYスタイルというか、汎用ADVに近いというのは否定できませんが、
どこからか、新しい芽というのも・・・
可能性的には限りなく低いですが否定する事は無いのでは思います。
> もっとも、わかったからといって、なにか実りのありそうなものを提起できると
>いうわけでもないんですが。
やぁ、まぁ、そんな事に期待はしていません。
私としては、狭い視野やフィルターをかれた視野で、
皆さんが論じるとしたら悲しいかなぁ〜と、
>――が、逆にいえば、このように変化する“前”のゲームは、どのように制作
されていたのでしょうか。技術的にどうのこうのではなく、エンターテイナーとして
何を供給しようとしていたのか。
単純にこういう事をしたいの変化は無いでしょうね。
私の知る限り、RPGはウィルテマETCが基礎ベースになっていたような気がしますし、
パソで動画したいとかアニメーションしたいとか、
声を出したいとか演出に模索していたような気がします。
で、ユーザーの声とハードの技術革新で進化していったと、
・・・って事は、ゲームの死っていうのは、ユーザーの死とも言えるのかしらん、
今日はアニメ版の「Wind」の#12を見たのですが、最終回一つ前なのに彩編のラストで終わってしまいました(しかも凄いはしょり方)。しみじみするヒマもございませんでした。来週は「特別編」だそうですが、一体それ何?
--------------------------------------------------------------------
■to:永遠の問題児様(9月15日(水)08時45分39秒)
>DVDPGの移植の方がタイトル的にはある訳です、
>何故にそういうのは比較されないのか?
DVDPG版への移植はコンシューマー版とは違い**シーンは削りませんから、今回話題提起している「18禁作品を一般作に変換して移植」云々というテーマとは関係無さそうですから・・・、と言うか、すみません、それ以前の問題で頭の中に全く有りませんでした。
>ドリームキャスト版の移植は明らかにPS2版の踏み台としか思えないが、何故にP
>Cとコンシューマーの移植の問題しか提議されないのか?
こらちは私がコンシューマーに暗いからなのですが、この両者は性格的にどう違うのでしょうか? 性能の差だけ? レーティングも違いますか? というかコンシューマーにレーティングってまだ有りましたっけ?
>個人的には、ここいらがゲームというものの死と捉えたりするかと思うナリ。
まあ、「KEYスタイルの作品が目立つ」とは言え、発売されるゲーム全体を見渡せばそれなりにバラエティは有りますので、そこまでは悲観していません。ただ「結末がシリアス=KEYスタイル」という流れがずっと続いたならヤだな。
という訳で、今週末発売の『ABANDONER THE SEVERED DREAMS 初回版』(unknown)という作品に密かに注目しています。なかなか渋そうなSF物で、絵も良さそうですし、評判自体では買おうと思ってます(これまでオチが涙じゃないだろうなー)
-----------------------------------------------------------------------
■to:M1号様(9月15日(水)09時39分19秒)
>PCでそうした「ときメモの右に倣え」をしたゲームといえば「エーベルージュ」が
確かキャラデザがZガンダムの人でしたっけ?(良く知らない)
>「じぶにずむ」も当てになるのですが、いかんせん話の流れについていけなくて…
早速探してみてきました。うわぉ、回転早ぁ。アクチブな人ばっかりで情報満載ですがちょっと気合入れて読まないと辛そう。長文でじっくり書いたり読んだりしたい派ですから。
>・天使のいない12月
いやぁ、ちょっと。自分から憂鬱になりにいくくらいなら、未プレイの「うたわれるもの」(これも未プレイ)でもやるほうが精神衛生上良さそうな気がします。
>ているライトユーザーにとっては「マニュアルを読まなくてもわかる」KIDのシス
>テム周りのようなものの方が安心できるもののようですし。
してみると「永遠のアセリア」PS2版は大丈夫でしょうか? まぁ、日本一ソフトウェアのブランド名が強力で「ライト(ギャルゲー)系」ではない、ごく普通のゲーマーを引っ張りこめる可能性も有りますが・・・
・永遠の問題児さん:
>DVDPGの移植の方がタイトル的にはある訳です、
>何故にそういうのは比較されないのか?
>ドリームキャスト版の移植は明らかにPS2版の踏み台としか思えないが、
>何故にPCとコンシューマーの移植の問題しか提議されないのか?
うーむ、言われてみれば確かに。興味ない領域を知らず知らずのうちに単純化して
いたわけですね。ご指摘ありがとうございます。
もっとも、わかったからといって、なにか実りのありそうなものを提起できると
いうわけでもないんですが。
>結論といたしましては、ゲームの制作環境が変化してしまったのです。
>また、ゲームを取り巻く環境も、そのように変化してしまったと思います。
だいたい同意できます――結論に対しては、感情的にあまり同意したくはないのです
けれど――が、逆にいえば、このように変化する“前”のゲームは、どのように制作
されていたのでしょうか。技術的にどうのこうのではなく、エンターテイナーとして
何を供給しようとしていたのか。
インタフェースや制作ツールの限界が強かったため、その枠内で工夫が凝らされた、
というのが、仮設としてあるとは思いますが、どうもそれだけでは弱いような気が
します。制作者の世代交代により、広範に認知された作品が暗黙の了解事項となって
しまったとはいえ、この現象が、その前の世代に起こらなかったといえるのはなぜか。
このへん、ちと疑問が残ります。
・M1号さん:
>PCでそうした「ときメモの右に倣え」をしたゲームといえば「エーベルージュ」がそれなりに有名ですけど。
買ったけどすぐに投げました(^_^; なので、そもそもどういう内容だったかまったく
覚えていません。
(天使のいない12月)
>ただし話の流れがかなり退廃的(あまり続けてやると鬱になりそう)なので
果たして、退廃的でしょうかね? 私にはむしろ、思春期特有の内向性を(無理矢理)
急進化させた際に出てくる歪みを表示させることで、かかる歪みが外見的(客観的、と
までは断定できません)にどれだけ醜悪かを示したという感じがするんですけれど。
ともかくエンディングが用意されているわけで、あれで退廃的とはいうのはどうかと。
それでは。
都内の某繁華街を普通の人として歩いていると、『双恋』のラッピングバスが目の前を
通り過ぎていきました。あの広告にどの程度の効果があるんだろうか、などと思いながら
見送りましたが、周囲の喧噪が一瞬、心なしか小さくなったような気がしました。
・そとみち.さん:
>結局のところコンシューマー独自の魅力がないというのが大きな要因
逆の見方をすれば、果たしてPCベースでは何が支持基盤になっているのでしょうね。
プレイしたゲームの本数は300近くになるはずですが、ここ2年ぐらいに関してはもう
何がなにやら。
>ねこねこソフトやオーガストの場合、同人からの転向組ですが
>同人時代のゲームなんか見てもまさにそんな感じですからね
ほかにも、ぱじゃまソフトやういんどみるなどもそうだとか。ストーリーの作りを
キャラへと収斂して小っちゃくさせているというイメージがあるんですけど、これは
偏見かな。
>といっても雑誌やHP上に新作の情報が載ったのを見て「これは!」というゲームに
>声をかけてみるって感じみたいですけど…
事後的に「売れそうなもの」を使っている、ということなんでしょうか。それにしては
PCのほうで「どうしようもない」という評判が明らかになったものが移植されたりする
ケースもあるんですけれど、市場の反応を見る余裕はないのでしょうね。
・カール大公さん:
(工画堂スタジオ)
>「トリスティア」はキッチリアニメ化されてますよね。
アニメ化は最近積極的なようで、トリスティアのほかにも『エンジェルラビィ』などが
ありますね。それでもコンシューマ移植は、私の記憶にあるかぎり『エンジェリック・コン
サート』ただ1つだけなんですよ。PCギャルゲー市場で唯一といってよい現役ブランドだけに、
そこそこの売り上げが見込まれる、というハラもあるのかな。
>「**が好きだから」は制作の動機としてOKですが、制作結果も「**の二番煎じ」では
>仕方ないではないですか。
これは、永遠の問題児さんのご指摘のとおりかなと思います。作る方が、自分が気に入った
ゲームを理想としてしまったために、金太郎飴の大量生産になってしまったのでは。
>「このネット時代だから他の人から情報得たいよ」と熱望しているのですが・・・
新作をプレイしてさっさと感想をアップするというタイプの掲示板って、けっこうあるの
では。もっとも、個人が運営する掲示板で、情報をすばやく回していけるとなると、何年も
続けられるものではないので、1年半程度のサイクルでチェック先が入れ替わることになる
かと思いますが。私は新作チェックする意欲も必要性もないんですけどね(苦笑)
いったん切ります。
まさにグレシャムの法則そのものですな。
>Kenさん
・製作者の変遷
売れてるゲームの右に倣え的な発送は「ときメモ」の頃からの業界の悪癖ともいえます。
PCでそうした「ときメモの右に倣え」をしたゲームといえば「エーベルージュ」がそれなりに有名ですけど。
PC一般ゲームにギャルゲーがほとんどなかった時代だったのでそれなりに売れましたが、5年間という期間の冗長さ、長い割りにスカスカなシナリオ(コンシューマの移植時にやっと普通のゲーム並みにイベントが発生するようになりました)など、今プレイすると卒倒しそうな内容ですが…
>カール大公さん
・評価の掴み所
俺の場合、USG氏のサイトが健在だった頃にはそこの意見を参考にしてましたよ。
「じぶにずむ」も当てになるのですが、いかんせん話の流れについていけなくて…(資金的余裕とか諸々で)
今、こうした信頼に足るレビューサイトが激減しているのも事実なのですが。
・天使のいない12月
未プレイなら今のうちにやっておいたほうがいいとおもいますよ。
ただし話の流れがかなり退廃的(あまり続けてやると鬱になりそう)なので同じくリーフの「Routes」あたりと同時進行でプレイしておくことをオススメします。
>そとみちさん
・ギャルゲー市場の衰退について
やはりKID・プリンセスソフトの移植攻勢(+それによる売り逃げで稼いだ資金)に正面切って対抗しうるメーカーが不在というのも原因のひとつにあげられますよ。
例え他のメーカーがゲーム性などで勝負しても、今ギャルゲーのプレイヤーの大半を占めているライトユーザーにとっては「マニュアルを読まなくてもわかる」KIDのシステム周りのようなものの方が安心できるもののようですし。
一旦切りますか。
・徒然に
>>とにかくコンシューマーのギャルゲー市場はすでに死んでます。
> 「死んでいる」というのがどの程度のものなのか解らないのですが、PCゲーム並(一万本越えればバンザイ、下手すれば数千本)の世界なのでしょうか? あれだけ狂ったように毎月移植が出ているから、傍目には美味しい市場だと思っていたのですが、そうでもないと?
死んでいるの意味合いが両者で異なるかと思います。
そとみちさんの場合には、ゲームとしてのスピリッツが死んでいるという意味に感じますし。
カール大公さんの場合には、商業ベースでは生きているのにと言ったように感じています。
卑怯では、ありますが私としては、どらも正しいと思う訳でありまして。
また、いろいろ読んでおりますと、その人の置かれている立場が見えます故に、
意見交換をしつつ、相手の立場も読みつつ楽しんでおります。
>「作り変える」ほど大げさな話でも無いのではないのかな、と。元々(移植で声をかけられるような)ソフトハウス側は
一度、移植という形が出来てしまうと次からは、それに準じた形になってしまうんじゃと思います。
まだ、私もetcと論ずる未整理ではありますが、
大きな視野で持っていきたいし、行っていただきたいと、
私的に市場の把握ができていませんが、
DVDPGの移植の方がタイトル的にはある訳です、
何故にそういうのは比較されないのか?
ドリームキャスト版の移植は明らかにPS2版の踏み台としか思えないが、何故にPCとコンシューマーの移植の問題しか提議されないのか?
話変わりまして・・・
>制作結果も「**の二番煎じ」では仕方ないではないですか。
これは、諦めるしかないのではと思います。
私の思います所に、二番煎じという自覚すら無いでありましょうものに、
それ、今までと大差無いと言っても労力を消耗するだけかと。
二番煎じと定義するものに、彼らはそれが彼らの言うゲームの無言の常識であり、
ゲームはそのようなものであるという既成概念であり、
時代を異なる者としては違うと叫んでも、それは理解不能なものになるなり。
結論といたしましては、ゲームの制作環境が変化してしまったのです。
また、ゲームを取り巻く環境も、そのように変化してしまったと思います。
漠然としたイメージよりゲームを興すのではなく、
○○のような感動するゲームを作りたいみたいな・・・。
個人的には、ここいらがゲームというものの死と捉えたりするかと思うナリ。
■to:そとみち.様(9月14日(火)23時30分43秒)
>とにかくコンシューマーのギャルゲー市場はすでに死んでます。
「死んでいる」というのがどの程度のものなのか解らないのですが、PCゲーム並(一万本越えればバンザイ、下手すれば数千本)の世界なのでしょうか? あれだけ狂ったように毎月移植が出ているから、傍目には美味しい市場だと思っていたのですが、そうでもないと?
>そういえばToHeart2は直でコンシューマーで持ってきましたが
私は「1」のPC版と同じくらい行くのではと踏んでいます。リーフの絵描きもライターも総動員なのですから、「1」の高橋龍也テイストは全て消え去るとしても「こみパ」の親戚みたいな雰囲気は期待して良い訳で、私も押さえる気で居るんですよ。この切り札的タイトルで「天使のいない12月」みたいな真似はしないでしょうし(←未プレイですがかなり憂鬱な展開だとか・・・)
>ただオーガストの場合、H度に関して言えば反面教師にしている部分がある訳で
>これ自体は一概に悪と決め付けたくはないです
まあ「月は東に日は西に」だけしかプレイしてませんが、かなり濃い目では有りますからね。ただ、結論というかオチというか、とにかくラストの傾向は結局「key」作品とと似たような方向性に持って行ってますからね。正直「まただよ」と言われても仕方ないかと。新境地を切り開いて欲しいですよ。
>・コンシューマー移植が前提
>これは少々疑問。たとえばPia3なんか年上組のシナリオを見ると
そうですか? F&C作品で『移植前提ではない』と言えるのは「レッドゾーンブランド」の様な強烈なヤツくらいでしょう(そもそも設定からして移植無理でしょう?)。少なくともF&Cの恋愛ベースのゲームならば、なんであれ移植はそんなに難しい話でも無い、と思っています。ヒロインのシナリオを多少いじる必要が有る、とは言っても、どうせコンシューマーに移植する際にオリジナルヒロインを一人二人追加するんですから、シナリオ関係でどっちにしろいくらか手間はかかる訳で、それくらい計算済みなのでは?
余談ですが、私が最近プレイしたF&C作品は「Canvas2」だけですが、あれは実に簡単に移植出来そうです。ラストの***シーンを「二人がしっかりと抱き合って愛情を確認する」CGにでもすり変えておけばそれで通じます。多分「魔女っ子アラモード」の次はこれが来るでしょう。
>というか「コンシューマーに移植しやすいように作り変えて」何て言われたら
>断ると思うんですよね。そんな手間と時間が掛かる事なんてやりたくはないでしょう
「作り変える」ほど大げさな話でも無いのではないのかな、と。元々(移植で声をかけられるような)ソフトハウス側は、そういう事を念頭において作品を作っているのでは無いかと。で、移植話が来て、『待ってました! そういう事も有ろうかと(真田技師長口調で)簡単に***シーンは削れるような話に作って有りますのでご安心下さい』みたいなやりとりが交わされているのでは無いでしょうか? (まー、全て邪推ですけど、全くはずれとも思えない)。「メディアミックス」なんて壮大な構想は無いにしても、もしものために用意はしている、という姿勢かな、と。
>緑川さん、18禁作品の方には結構出てますよ。>とらハ3、それ散る、MARIONETTE
ガハハ、とらハ3以外未プレイです。とらハ3って主人公の友達役?(それ以外いないし・・・)全く気がつかなかったです。
■to:Ken様(9月14日(火)00時33分31秒)
>工画堂スタジオぐらいですからね。逆に、あそこのゲームでコンシューマに移植され
>たものは極めて少ないのが不思議で仕方ないのですが。
「トリスティア」はキッチリアニメ化されてますよね。移植に関しては工画堂側に何かこだわりが有るのかも?
> 「泣きゲー」を見て、「こんな作品が作りたい」と考えた人たちが業界に参入し、
>私もこのセンが強いかと思います。“泣きゲー”が、市場で大きな反響を呼んだこと
泣かせる事を否定するつもりは無いのです。例えば「DESIRE」「EVE」も究極的に言えば泣かせ型でしたが、それぞれスタイルが違い工夫が有ったではないですか。しかし近頃のゲームはみんな「Keyスタイル」(最初笑わせ、後から暗転)ばっかしなのがどーもね。「**が好きだから」は制作の動機としてOKですが、制作結果も「**の二番煎じ」では仕方ないではないですか。
> 「一般」で売るより「18禁」の方が数が稼げると考えているから。
ま、しょうがないかなと。最近の作品では「巣作りドラゴン」がゲーム性が有りそうな作品ですが、あれを一般で出しても「・・・」でしょうからねぇ。
>私は「我関せず」で、自分の好みと第六感だけで買っていますね。あとは、この掲示
>板なりメールなりで勧められたものをチェックするぐらいでしょうか。
うわっ! 凄っ! 私はそこまで達観し切れません。「このネット時代だから他の人から情報得たいよ」と熱望しているのですが・・・、私も未プレイ時点でレビューサイトを見るのは「全く買う気が無いけど興味はそこそこある」作品に限っています。
> ひとつ質問なのですが、それでは「(カール大公さんから見て)若い奴ら」の評判
>はどんなものなのでしょうか? 前作を知らない世代のプレイヤーも少なからずいると
いや、それが知りたいんですよ。「エルフ? ああ、らいむいろのメーカーね」とか言うような人がうっかり「下級生2」を買っちゃったらどう思ったのか? という辺りが興味津々なんですけどね。
RE:カール大公さん
>一般PCゲームは壊滅、コンシューマーも厳しい。
>一般物で出したいが厳しいから取りあえず18禁で出そう。
とにかくコンシューマーのギャルゲー市場はすでに死んでます。
結局のところコンシューマー独自の魅力がないというのが大きな要因
『ゆめりあ』なんかコンシューマー側の持つ技術力の高さで18禁側にない魅力が
あったんですがこういうゲ−ムが殆ど産まれず、エロ抜きの劣化版って印象しか
与えられなかったのが大きな敗因でしょうね。
結局技術力も企画力もない連中が安易な移植って道を選んだ報い。
そういえばToHeart2は直でコンシューマーで持ってきましたが
どれだけ売れるか注目。
>「泣きゲー」を見て、「こんな作品が作りたい」と考えた人たちが業界に参入し、
>同じようなゲームを再生産している。
ねこねこソフトやオーガストの場合、同人からの転向組ですが
同人時代のゲームなんか見てもまさにそんな感じですからね
ただオーガストの場合、H度に関して言えば反面教師にしている部分がある訳で
これ自体は一概に悪と決め付けたくはないです
>・コンシューマー移植が前提
>移植のために手間がかからないように18禁シーンの少ないゲームを作る。
これは少々疑問。たとえばPia3なんか年上組のシナリオを見ると
コンシューマーに移植をしやすい作りとは到底思えません。
下級生2にしても後半の展開を見ても「どうやって移植するの?」って思いますけど…
つまり、本当にコンシューマーに持っていくことを前提にした作りなら
もっと、ハッキリとしたモノになると思うんです
たとえばKanonの選択肢次第にHシーン回避可能とか
SNOWのED曲をコンシューマー版のメインヒロイン役の声優さんが唄っていたとか…
>「ソフトハウスがPC版を作っている段階から既に移植のために声をかけている」
といっても雑誌やHP上に新作の情報が載ったのを見て「これは!」というゲームに
声をかけてみるって感じみたいですけど…
というか「コンシューマーに移植しやすいように作り変えて」何て言われたら
断ると思うんですよね。そんな手間と時間が掛かる事なんてやりたくはないでしょう
(まーあ実際にSNOWはそれで遅れたようだが…)
ましてや発売前から声をかけているって事はそれだけ競争相手が多いって事になるはず
ですから一番条件のよい所を選びますよ。
まーあ企画段階からコンシューマー化を考え大掛かりなメディアミックスを考えている
ような作品ならあり得る話だと思いますがそんなゲームはほんの一握りでしょう。
>はにはに
>アニメで主人公の声をあてているのは緑川光ですが、
>ゲームの方でもそうですよねぇ?
緑川さん、18禁作品の方には結構出てますよ。>とらハ3、それ散る、MARIONETTE 糸使い
特徴のある声なんて聞けば一発だと思いますが・・・
続きです。
・カール大公さん:
> 一般PCゲームは壊滅、コンシューマーも厳しい。一般物で出したいが厳しいから
>取りあえず18禁で出そう。
一般PCゲームはホントに悲惨な状態で、いわゆるギャルゲーをリリースしているのは、
工画堂スタジオぐらいですからね。逆に、あそこのゲームでコンシューマに移植された
ものは極めて少ないのが不思議で仕方ないのですが。
> 「泣きゲー」を見て、「こんな作品が作りたい」と考えた人たちが業界に参入し、
>同じようなゲームを再生産している。
私もこのセンが強いかと思います。“泣きゲー”が、市場で大きな反響を呼んだことは
まちがいないですし、またインターネットの普及による通信コミュニケーションがごく
当然のものになったあとに、作る側に入ってきた人の発想として、いちばん自分が衝撃を
受けたゲームのようなものを作ってやろう、と思うのもわかる話です。
もちろん、例えば『同級生2』のようなゲームに感銘を受けた人も多数おられるでしょう
(私は『卒業写真2』を先にやったために大して感銘を受けませんでしたが)。今から見る
と、インタフェースが古くさいのは事実なので、ここをクリアすれば何とかいいお話が……
ということもありえます。しかし、このゲームの場合、退屈な作業と表裏一体の“ご褒美”
としての物語に魅力があったわけで、プレイをしやすくしてしまうと、ゲームにかかわる
時間も減ってしまい、むしろプレイの密度そのものが下がってしまう面もあるんですよね。
まあ、これは本筋とはあまり関係ありませんが(^_^;
> 「一般」で売るより「18禁」の方が数が稼げると考えているから。
残念ながら、これも事実なんでしょうねぇ。私は判官びいき半分で、一般PCギャルゲー
が出るとひとまずチェックし、何だかんだいって買ってしまうことが多いのですけれど、
これは18禁ゲームの「後付けエロ」に、魅力を感じられなくなってきている証左かも。
Hシーンを入れなくとも、ストーリーの中でキャラクターのエロティシズムを浮かび上が
らせることは可能なんですし。ヘタにアンアンやられるより、目覚めのコーヒーなんて
いうほうが魅力的だったり。
>最近は業界の流れが速いのか、はたまた単に自分の情報収集能力が退化したのか、どんな
>大作ゲームでも発売されるとすぐ過去の物になった様な感じで
「リリースされるゲームが多すぎる」という声は、この5年くらいずっと言われ続けて
いるような気がしますが、ゲームそのものがパターン化してきたという面があるのかも
しれませんね。客観的にではなく、主観的に、ですが。
> ところで皆様は「これがヒットしている」とか「あれは見掛け倒しで悪評だらけだ」
>とかどんな感じでキャッチされているんでしょうか?
私は「我関せず」で、自分の好みと第六感だけで買っていますね。あとは、この掲示板
なりメールなりで勧められたものをチェックするぐらいでしょうか。
ゲームの評判は、買ったものや買う予定があるものは、プレイを終えるまで基本的に
見ません。これは、レビューサイトを開いているため、書き終えるまでは自分の判断を
ブラしたくないからなので、わりと特殊な理由ではありましょう。
> 「下級生2」の評価には何故に決まって「最近のゲームしか知らない若い奴らには
>このゲームの面白さはわかるまい」みたいな屈折した評価が書かれているのかしらん。
ひとつ質問なのですが、それでは「(カール大公さんから見て)若い奴ら」の評判は
どんなものなのでしょうか? 前作を知らない世代のプレイヤーも少なからずいると思い
ますので。
それでは。
すいません、ちょっとお返事サボりぎみでした。
・M1号さん:
>それに多くのプレイヤーたちが、「告白されるためにいかにして努力するか」という事を
>忘れ始めたのも(そういうのを煩雑と感じる世代になったのも)そうした状況に拍車を
>かけてますが。
いわゆる「ギャルゲー」と恋愛シミュレーションは、必ずしも統合で結びつけられるも
のではありませんけれど、エロ要素の低い(←きわめて曖昧な表現ですが、後付けのエロ
で済んでしまう、という感じです)シナリオにおいて、主人公がコミットしていく程度が
小さくなったということはいえるでしょうね。
べつだん、主人公が大きい物語を切り開いていく必要などないのですが、天衣無縫にし
て闊達なキャラよりは、ヒーロー性を緩和して、心理的な弱さを露呈させるタイプのシナ
リオが広がってきたわけですが、これは市場(需要)のせいなのか、あるいは供給(制作
者)の判断なのか。ともすれば前者ばかりにスポットが当たりがちですが、同人活動の経
験を積んだクリエイターが中堅どころに多いことを鑑みるに、後者の要素がかなり大きい
のではないか、と見ております。
まあ、卵が先かニワトリが先か、かもしれませんが。
・永遠の問題児さん:
>ここの掲示板の人の要請があれば、
>永遠の問題児復活します故、申し付けてください。
どうもありがとうです。ただ、今回は私の書き方がかなり不味かったもんで。
ゲームやらこの業界やらとは何の関係もない、フツーの新聞に載っていた“事件”の
調査の手伝いを頼まれておりまして。まあ手伝いといっても、単に翻訳やってただけなん
ですが。
(はるのあしおと)
>個人的には、まぁ、ちょつと騙されたと思ってやってみるのが良し。
財政事情と保管場所が確保されれば買うかも。
いや、後者がのっぴきならない状況になっておりまして。ゲーム処分するか服を処分す
るか悩むようになってしまっては人間オシマイかなと(苦笑)。
(オーガスト)
>しかし、それを補うすぎるくらいにキャラが生きているのです。
>俗に言う、キャラが勝手に喋りだすというヤツです。
>同人系の創作好きであれば大層申し分ないでありましょうが、
>ゲームを楽しむという観点からするとNGなのかもしれません。
やっぱり。
ここのメーカーが出したはにはに以前の3作品、すべて体験版だけはプレイしているん
ですが、個別のキャラが完結しちゃっていて、それについていくだけのように見えてし
まったもので、回避しておりました。同人に興味ない私には無縁のメーカーかもしれま
せんな。
・FreshDollさん:
>先日は泊まりで名古屋出張。ほとんど1日打ち合わせで、当然、大須などには行けず。
>今後も名古屋出張がありそうですが、仕事以外は宿で寝てるだけかも。
出張に出られるだけいい……と思ったのですが、宿で寝てるだけ、ですか。とにかく、
無理はなさらないでくださいね。人間、限界を超えて仕事を続けると、峠を越えてもなか
なか集中力や注意力が戻らなくなりますから。
#いえ、最近レビューがぜんぜん書けなくなっていることの言い訳ではけして(^_^;
>最近のPCゲームが、コンシューマゲームへの移植を前提にした作りになっているのでは?
>と思います。
今にかぎったことではありませんけどね。ただし、コンシューマの市場とPCゲームの
市場って、そんなにキレイにわかれているのでしょうか? コレクターズアイテム的にマ
ルチ買いさせようとしても、そこまでの市場になっているとは考えにくいですし。
いったん切ります。
最近は業界の流れが速いのか、はたまた単に自分の情報収集能力が退化したのか、どんな大作ゲームでも発売されるとすぐ過去の物になった様な感じで、あとから雑誌の売り上げランクを見て「ほほう、このゲームがこんなに売れているのか・・・、あれは思ったほどでも無かったな」とか感じているこの頃です。うーん、これってネット(インターネットとちゃいます、昔はパソコン通信の事をこう言ってました)を利用する以前の状況に退化してないか・・・?
ところで皆様は「これがヒットしている」とか「あれは見掛け倒しで悪評だらけだ」とかどんな感じでキャッチされているんでしょうか?
と言いますのは、ちょっと「下級生2」のレビューを色々とサイトで読んだのですが「システムは昔のままだけどまあ面白い」みたいな感じなので、「一体、全体的な評価はプラスマイナスどっちなんだよ?」と疑問に思ってしまいまして・・・、もっとも「同級生2」の段階で、『こんなモン独力でやってられっか』と他の方の攻略情報に95%頼り、初代「下級生」は『あれを一年も続けられるか!』と蹴っ飛ばした身としては「前作同様の面白さ」と言われてもちょっち解らんのではありますが・・・、
(蛇足)
「下級生2」の評価には何故に決まって「最近のゲームしか知らない若い奴らにはこのゲームの面白さはわかるまい」みたいな屈折した評価が書かれているのかしらん。
■to:FreshDoll様(9月13日(月)01時29分5秒)
>最近のPCゲームが、コンシューマゲームへの移植を前提にした作りになっているので
昔からF&C系列の作品はその方向で作っていると考えています。(NEC)インターチャネルとのコンビで幾多の作品をコンシューマーにリリースしてきましたよね。しかし、最近ではプリンセスソフトがこの傾向の原動力と言えましょう。なにせ「ソフトハウスがPC版を作っている段階から既に移植のために声をかけている」そうですから、「移植前提の作り」となって当然です。
ただ「永遠のアセリア」は、思いがけないPC版のヒットを受けての移植、という純粋な流れだと思ってます(あんな時間のかかるゲームをコンシューマー移植前提で作ったとは考えにくいですし・・・)。あと「ナチュラル2」は未プレイなんですが「1」から想像するとやはり調教ゲームだと思われ、それをどうコンシューマーに移植するのか謎過ぎるんですが・・・、PS2で何させる気なのでしょうか?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
最後に、おまけですが、「PCエンジェル誌」でシナリオライター鏡裕之氏が連載している「美少女ゲームシナリオ論」から、何故こういう○が薄いゲームが出るのか、についての考察を引用してきます(2004年4月号)
・一般市場が厳しい
一般PCゲームは壊滅、コンシューマーも厳しい。一般物で出したいが厳しいから取りあえず18禁で出そう。
・泣きゲーの流行
「泣きゲー」を見て、「こんな作品が作りたい」と考えた人たちが業界に参入し、同じようなゲームを再生産している。
・コンシューマー移植が前提
移植のために手間がかからないように18禁シーンの少ないゲームを作る。
・18禁の方が売れる
「一般」で売るより「18禁」の方が数が稼げると考えているから。
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こう書くと一見あざといように思えますが、考えてみりゃ「PCゲームで儲けて、さらにコンシューマーでもう一回金をふんだくれて一石二鳥」ですね。鏡氏は『エロに興味が無いなら業界に入ってこなければいい。金儲けがしたいのならば株でもやってろ』と書かれていますが、こういう意見はもう少数派でしょうなぁ・・・、
こんばんは。FreshDollです。掲示板ではご無沙汰です。
ようやく次の業務が決定したのですが、年末が納期なので、いきなり高負荷の状況。
先日は泊まりで名古屋出張。ほとんど1日打ち合わせで、当然、大須などには行けず。
今後も名古屋出張がありそうですが、仕事以外は宿で寝てるだけかも。
さて、その名古屋出張ですが、
1日目は台風の近づく中を新幹線で移動。
2日目は深夜に名古屋で地震。
皆様、地震と台風はいかがだったでしょうか?
さて、コンシューマゲームとPCゲームの関係について、私なりに思うことを。
最近のPCゲームが、コンシューマゲームへの移植を前提にした作りになっているのでは?
と思います。
ある月の雑誌を眺めても、
「下級生2」「North Wind」「ホワイトブレス」「クラナド」はほぼ確定、
「Dear My Friend」もかなり可能性高し、
「らずべりー」「お願いお星さま」あたりも、可能性が高いと思います。
また、今月の「G's Magazine」では、PCからの移植だけで
「なついろ」「空色の風琴」「はにはに」「魔女アラ」「水月」「永遠のアセリア」「バルドEXE」
「Natural2」「パティシエなにゃんこ」「Lien」「DESIRE」「CloverHeart's」
となります。多すぎ。
PCゲームだけでの売り上げでは開発費を回収できないので、コンシューマゲーム移植や
メディアミックスによるライセンスビジネス、ということかもしれません。
それでは今日はこれにて。
「月は東に日は西に〜Operation Sanctuary〜」(オーガスト)ネタです。
ファーストプレイが終了したので、遠慮なく既読台詞の早送りを利用してセカンドプレイを始めました。今度は妹分の従妹”ツインテール”茉理を狙いに行ったのですが・・・、あれぇ? どうしたの? メチャメチャ面白いじゃないの。
なんというか・・・、ホント、びっくりです。一回目の美琴シナリオは肌に合わなくてげんなりしていたのですが、茉理ルートは雰囲気一転、ラブラブな雰囲気がすっごく気に入りました。まだ一学期が終わったくらいなので先は長そうですが、この雰囲気で続いてくれるならこりゃ今後が楽しみですよ。
しっかし、何故に同じゲームでこんなに受ける印象が違うのかな? 順当に考えれば書いた人が違うからでしょうが、自分の精神状態(躁・鬱)のせいなら、ちょっと自分が怖くなりそう・・・
■to:永遠の問題児様(9月12日(日)08時13分12秒)
・「月は東に日は西に」
>シナリオを楽しむゲームでは無く、キャラを楽しむゲームと思っていただけれればと
前述の通り一回クリアしましたが、あんまりキャラが楽しいゲームとも思えなかったです。まあ、「べっかんこうキャラ萌え萌え」の人ならばまた違うのでしょうが、私はあの絵にあんまり興味が無いものですから・・・、
>シナリオに関しては、矛盾満載、突っ込み所満載すぎです。
取りあえず琴美シナリオは、なんつーか、オチがオチになってません。もっとも「他キャラのエンドと合わせて一つの世界が完成する」というパターンならば良いのですが、今のところ謎が残りすぎて未完成シナリオです。弱った。
テキスト量はなかなか・・・、というか、後半選択肢がまるで無かった・・・、まぁ、今時の作品はこういうものなので割り切ってますが、F&Cの一連の作品みたいに、ある程度(答えがミエミエでも)「プレイヤーに選ばせる」という事をしてくれてもいい様な・・・、
「月は東に日は西に〜Operation Sanctuary〜」(オーガスト)の一回目を終了しました(美琴エンド)。所要時間は約十時間半ですが、途中居眠りこいていた時間も有るので一時間くらいは引いてもいいのかもしれません。
OP曲「divergent flow」はノリが良くて、毎回気持ち良くスタート出来るので、いきなりポイント高し。操作性は良好で、セーブ画面のCGが見えるとか、バックログが簡単に参照できるとか、あまつさえそこで昔の台詞の音声の再生も出来るとか、で、さらに好感度アップしました。
CGは綺麗です(特に背景)。まぁ、べっかんこう氏のキャラは正直あんまりそそられる物は有りませんが、そこそこには良いと思います。
し・か・し、テキストのほうはちょっと辛口になります。学園恋愛物の定番的なお話なのですが、何故か今回は主人公キャラ「直樹」に妙に反感を感じてしまいました。具体的には「直樹が独り言や他キャラとの会話で面白おかしい事を言うシーン」においてで、これ自体は今時のゲームではごく普通の事なのですが、これが文章で笑えない。クスリとも出来ず、「これが面白いつもり?」みたいにいちいち反発してしまったのでした。
他のゲームと比べて、書いてある内容が酷いと言う訳でもなく、結局自分でもどこがどう気に入らないのか説明できる理由を見つけられなかったのですが、とにかく最後の最後まで馴染めませんでした。結局「シナリオライター氏の感覚と波長が合わない」としか言いようの無い事なのでしょうか。
これが理由で物語の方にもあまりのめり込ませんでした。中盤、美琴が突然直樹に好意を表明するシーンでは、「え〜?! 今まで何か好きになるようなイベント有った〜?」みたいに心の中でブーイングを飛ばしたりして・・・、まあ、『特別なイベントが無くてもずっと一緒に居るうちに好きになる』タイプの話かもしれないのですが、直樹のキャラクターが好きになれなかったので、こういう風に感じてしまいました。
あと、(マニュアルにそれっぽいヒントが有るので見え見えなのですが)途中からわりと雰囲気が変わりますが、これが「え゛?! マジッ?! もうびっくり」ではなく、「あー、やっぱりその方向だったの?」という、最初から予想の付く範囲のネタだったのがちょっとガッカリでした。不意打ちが全く不意打ちになっていない寂しさですね。それでいてそのネタがあまり話に生かされていないというか・・・、ゲーム界の流行(もう定番?)フォーマットに基づいて話を構成してみたけど、自分たちの中で上手く消化し切れなかった、という様な印象を受けました。
まあ、ヒロインはまだまだたっぷり残っていますから、全員をクリアすると壮大な世界観が見えてくる、という可能性も無きにしも非ずです(そういう作りで「名作」と呼べる作品も知ってます)が、一回目で何も感銘を受けなかった、という事を思うと、ちょっとこのあとの大逆転は望み薄かもしれませんね。取りあえず次は定番の幼なじみか妹分キャラに挑むつもりです。
★ついで
アニメで主人公の声をあてているのは緑川光ですが、ゲームの方でもそうですよねぇ?
カール大公さん江
>ファーストプレイで、取りあえず序盤から三時間の位置まで進めました。一回目なのでセオリー通り(?)、看板ヒロイン・美琴目指して驀進中です。
>適度に可愛いキャラ、美しい背景、使いよいシステム、等、は良いんですが・・・、今のところどうも馴染めないです。
人には適正というものがあります。
「はにはに」しか実際にはプレイしていない私が言うのもなんですが。
シナリオを楽しむゲームでは無く、キャラを楽しむゲームと思っていただけれればと思います。
これからetcのキャラを攻略すれば解りますが、
シナリオに関しては、矛盾満載、突っ込み所満載すぎです。
しかし、それを補うすぎるくらいにキャラが生きているのです。
俗に言う、キャラが勝手に喋りだすというヤツです。
同人系の創作好きであれば大層申し分ないでありましょうが、
ゲームを楽しむという観点からするとNGなのかもしれません。
>し、この作品も(Wind同様)三時間程度では全く進んだ感じがしません。という事はまた今日明日かけてやっとエンドが一個見えるか見えないか、という長編ストーリーなのかしら。
姑息なフラグ立てはありませんので、
シナリオを読ませたいというゲームなんでしょうね、
シナリオ量はありますから、
しかしながら、シナリオ面の練りも突出した表現力もありません。
キャラの攻略、後半に入りますとスキップ機能がかなり有効になりますので
全てのクリアには時間はかからないかと思います。
さて、現在、私は「おねパパ」をプレイ中。
私もおにぃちゃんというよりも、はゃハパ的な歳なものでありまして、
購入しょうとしていた矢先に、メーカーから暗黙の挑戦状を受けました。
俗に、限りなく製品版に近い体験版を送りつけられた訳です。
で、プレイ中でありますが、
よくゲームにあるある悪いトコロがそのままです。
「イベントのみに終始して、キャラの描写がなってない。」
御約束なイベントシーンを希望の方にはお勧めでありますが、
好きになるとという描写が欠落して、
援助交際のHシーンの連続、プレイヤー置いてきぼり・・・
「月は東に日は西に」(オーガスト)の話題です。
ファーストプレイで、取りあえず序盤から三時間の位置まで進めました。一回目なのでセオリー通り(?)、看板ヒロイン・美琴目指して驀進中です。
適度に可愛いキャラ、美しい背景、使いよいシステム、等、は良いんですが・・・、今のところどうも馴染めないです。
なんというのか、話に微妙にノレないんですよね。まず、直樹(主人公)の心の中の独り言やら周りのキャラとの掛け合いが、コミカルを目指しているはずなのに全く面白く感じないのが一番辛いところです。あと、美琴とのイベントが一回有ったのですが、「よしっ! 一歩前進」とか「仲が進んで嬉しい」という感情が発生しないのも恋愛物としては厳しいです。
どうせ後半雰囲気が変わるのは見え見えなんですから、前半はひたすら楽しみたいところなのですが、ここで学園生活を満喫できないのは・・・、先行きが不安です。
しかし、この作品も(Wind同様)三時間程度では全く進んだ感じがしません。という事はまた今日明日かけてやっとエンドが一個見えるか見えないか、という長編ストーリーなのかしら。
KENさん江
>ここ数日、某事件がらみであれこれやってまして、
ほほぉ、ここいらちよっと気になります、
ここの掲示板の人の要請があれば、
永遠の問題児復活します故、申し付けてください。
ただ、何事も初動が大事でありまして、
機を逸しているかもしれませんが。
> 倫理観というか、世界観みたいなものは『Wind』でも出ておりました。
> 私にはとうてい受容できませんでしたけれど(^_^;
Windはやる気ナシなんでコメントが難しいですが、
はるのあしおとは洗練されていると思います。
個人的には、まぁ、ちょつと騙されたと思ってやってみるのが良し。
> ふうむ。むこうさんの水着には、ああいうのはないのでしょうか。
外の国には逝った事ないからなぁ〜。
巫女服やメイド服やETCについては、
制服すらもコスチューム化してありますからして、
同等に捕らえられているのではと推測していますです。
ちなむに、向うさんとは、遥か米国も含まれるそうな。
ヨーロッパやイスラムまでは把握できませんが。(笑)
余談
最近プレイしたゲームは、オーガストFAN BOXでありますが、
この委員長シナリオについては、これをプレイして語る無かれですので
皆様、注意を・・・。
評価サイト等ではシナリオが薄いとか書かれていたりしますが、
ドリキャス版の委員長シナリオのイベント部分がかなり省略されており。
マジでおまけシナリオ化しております。
M1号さん江
>俺の住んでる所(札幌)では停電しましたよ…帰ってきてみると俺の住んでるあたりは真っ暗で、近所から蝋燭もらって何とか灯りにしたくらいですから。
ろくでも無いトコに住んでいますね。(溜息)
あっこは、妙に濃ゆい人間が住んでいる所でありまして、
とらのあななんか、通販での需要が多いという事で出店されたという話を聞いています。
そういう私もサッポロ在住。(爆)
もしオフなんかされる時は声をかけてくださいませ。
>Kenさん
・台風の影響
俺の住んでる所(札幌)では停電しましたよ…帰ってきてみると俺の住んでるあたりは真っ暗で、近所から蝋燭もらって何とか灯りにしたくらいですから。
幸い早いうちに電気が元に戻ったので安心しましたが、暗闇の恐怖を改めて感じましたよ。
・ゲームの重厚長大さ
「何とか寝てるだけで、女の子にモテまくれないかなあ、と言う実に大笑いな欲求」と俺の知人が揶揄してるような受動的な話が増えたのもギャルゲーが軽薄短小に移りつつあった頃と同じですし。
それに多くのプレイヤーたちが、「告白されるためにいかにして努力するか」という事を忘れ始めたのも(そういうのを煩雑と感じる世代になったのも)そうした状況に拍車をかけてますが。
>カール大公さん
・コンシューマとPCゲームの変遷
2000〜2001年ごろといえば、1500円や1980円といった廉価なギャルゲーが出始めた頃でもありますが。
しかし「夏色セレブーション」や「おかえりっ!〜夕凪色の恋物語」のようにそうした移植にも、アドベンチャーゲームが多数取り入れられる点が特徴的ですが…
ここ数日、某事件がらみであれこれやってまして、ゲームから完全に離れておりました
ため、サイトもほったらかしでした。しかし、トシのせいか、語学力がすっかり落ちてる
のを痛感…。
ちなみに台風は、窓の外がガタガタうるさくて眠りにくいぐらいで、被害は皆無でした。
・ruiruiさん:
どうもはじめまして。
『Fall Down』ですが、CGモード(回想モードでしたっけ)は、いったん登録されても
ゲームを再起動するともう消えていたりと、バグがひどく、とても安心して使えるもの
ではありません。改造ツールを使っても全部埋まらないそうなので、コンプできないこと
そのものは、気にしないほうがよいと思います。
さて、カードの組み合わせですが、メールアドレスをお教えいただければ、組み合わせ
の簡単な一覧をお送りします。
通常ならば「がんばってください」というところですが、ゲームがゲームなので、がん
ばるだけムダかと思います、正直なところ。
・永遠の問題児さん:
>海外からのアクセスの場合には、絵柄によるものが大きく、
>外見的に見えない属性によるものは影響が無いようです。
考えてみれば、ストーリーに依存するシチュエーションは、やってみないとわからない
わけですから、海外からの需要は相対的に減るでしょうね。
>とは言っても、コスチュームとしては、巫女服や他もありましょうに、
>スク水だけ突出するのは、男のロマ・・・いぇ、謎です。
ふうむ。むこうさんの水着には、ああいうのはないのでしょうか。巫女服なんかは、
神聖さを感じられなければそれで効果(何のだ)激減ですからわかりますけど、スク水
ねえ…。
(はるのあしおと)
>また、ライターさんの生き様が反映されている所が多々あると思っていますが、
>そうでない部分は雑というか、他のゲームと代わり映えはありません。
倫理観というか、世界観みたいなものは『Wind』でも出ておりました。
私にはとうてい受容できませんでしたけれど(^_^;
それでは。
Kenさんへ
>妹モノとかって海外ではウケてるのでしょうか
海外からのアクセスの場合には、絵柄によるものが大きく、
外見的に見えない属性によるものは影響が無いようです。
とは言っても、コスチュームとしては、巫女服や他もありましょうに、
スク水だけ突出するのは、男のロマ・・・いぇ、謎です。
検索ワードに関しては、韓国・中国言語は化けるので不明ですが、
日本からの場合には、話題作を省くと凌辱ものが上位を占める傾向が
ウチのサイトでは見られます。
>ありがとうございます……と調べてみたのですが、こちらはDVD-ROMですね。プリンセス
ううむ、こいつは失敬。
プリンセスソフトには同情的な部分があるので、
ろくたら調べをせずにコメントしてしまいました。
同情的というのは、etcああだ、こうだと言っても、
f&cからの慣習というかいろいろある中、
努力されているからです。
カール大公さんへ
>しかし、こうなると実質三作目の『はるのあしおと』は買いかどうか迷いますね。
Windはプレイしておりませんが、「はるのあしおと」は個人的に買いかと思います。
Windはくどいという話を聞いておりますが、
「はるのあしおと」は、それと比較すると洗練されていると思われます。
ただし、ここにいらっしゃるETCな濃い皆様には、
甘いと思われる所や作りの甘さが多々あるかもしれません、
また、ライターさんの生き様が反映されている所が多々あると思っていますが、
そうでない部分は雑というか、他のゲームと代わり映えはありません。
初めまして〜
今更ですが!Fall Down 〜堕ちた天使の物語〜のCG1ページ目がどうしてもコンプできません。どなたかカードの組み合わせ教えてください;;
何回やってもだめで・・・・;;一回も出てこない;;
続きです。
・CiANさん:
> 私がKenさんより濃ゆいのは、髭ぐらいぢゃないですかね?
貴君は大器晩成型だと見ておりますが、如何か?
>「どうでもいい」という表現は拙かったですかね。私は「一線を越えた」ことがプレイ
>ヤーにわかる形であれば、実況生中継(笑)は不要と考えているだけです。
あ、なるほど。了解です。私もそんなスタンスですから。もっとも、具体的なシーンと
なると、けっこう笑えるところがあったりするので、一時期はけっこうじっくり見ており
ました。でも、けっこういい歳になってからこういうゲームに手を出すと、いわゆるアダ
ルトメディア的に扱う気にはなれないし、そう見てるなら、そもそもこんなにたくさん買
いません(^_^;
> 私はコンシューマは常に一機しか所有していません(新しいのを買うと、古いのは押
>入の肥やし→不燃物)でしたが、それは少数派で、普段から五機以上いつでもスタンバ
>イしているユーザーは少なからずいます。
うーん、そんなもんなのですか…。ゲームといえばゲーセンでやるという習慣が身に付
いてしまっている化石な私にはピンときませんです(苦笑)
・M1号さん:
>重厚長大から軽薄短小(といってもグラフィックのみで売るようなチープなゲームはほぼ
>死滅した)へとギャルゲーも変わってた過渡期でもありましたし。
“重厚長大”のイメージが今ひとつわかないのですが、ゲームに対して能動的でなく受
動的であっても一応クリアできる、といった感じでしょうか。
>「グラフィックだけの見掛け倒し」の作品を多くリリースしていた翔泳社などがゲーム
>業界から撤退したのもこのあたりですから。
あらら、翔泳社ってゲーム事業も手がけていたんですか。アプリケーション開発をやって
いるというのは知っていたんですが…。雑誌や書籍のラインナップだけから固そうなイメー
ジを持っていただけに、意外。
・永遠の問題児さん:
>こちらについてですが、minoriのHP
>(サポート:はるのあしおと)を見ると、
>その背景が見えてくると思います。
ありがとうございます……と調べてみたのですが、こちらはDVD-ROMですね。プリンセス
ソフトの例のブツはCD-ROMメディアなので、根本的に違います。どうやらSafe Discの新
バージョンのようです。しかし、こういう“被害”にいったん遭ってしまうと、つぎに
ゲームを買おうという意欲がガクッと落ちますね。
>個人的には、プロテクト論議もしたいのでありますがね。
この掲示板ではノープロブレムっすよ。問題提起やら爆弾発言やらもOKです。もともと
そういう掲示板としてスタートしてますし(笑)
>ただ、最近の傾向としては絵ではなく、コスチューム的なものもあるようです。
>日本に限らずスク水関連のアクセスは壮絶なものがあるそうです。
シチュにこだわるのがアジアのトレンドなのでしょうか。これがアングロサクソン系
だと肉体美がどうのこうのになっちゃいますから、そういうところで好みがあうのかも。
>個人的に、アダルトゲームというのは、同人の分野からの流入も歴史的考察に
>入れる必要があると思います。
必要性自体は程度わかりますが、私が語れるエリアじゃないので、みなさんぷりーず。
それでは。
当初の予定では、今日中にレビューを1本アップする予定だったのですが、(一部の方は
ご存じかと思いますが)別の方面に注力していたため、ちょっと延期します。
・カール大公さん:
(Wind)
終了おめでとうございます。
>彼女のシナリオが物語の締めくくりとなっていて、彼女の話をクリアしてしまうと、他の
>ヒロインの話が”添え物”程度にしか感じられなくなりました。CG枚数でも一番力が
>入っていましたしね。
締めくくりというか、エッセンスを全部集約させちゃってましたからね。ごていねいに、
彩みずからが、ほかのヒロインの“想い”を懇切丁寧に最後で解説しているぐらいですから。
>もう少し(いや大量に)台詞を刈り込み、短い言葉の中で心を打つようにして欲しかった
>ですね。感動させるべきシーンでしらけが入ってくるのはダメでしょう。
音声のないゲームなら、まだ許容範囲は広いんですけどね。フルボイスでえんえんと演説
かましてくれてもねえ。
>いやー、レビューってこんな風に書くんですねぇ。
単に思ったことを書き連ねただけで、それこそNiftyの当時とトーンはあまり変わっていな
いんですけれど、このゲームを終えたときはけっこうテンションが高かったですからねえ。
当時は、この掲示板や「戯れ言」にも断片的に書き散らしていましたし。……しっかし、今
読み直してみると、「シナリオ」パートの最終文なんか、すごくえげつないこと書いてます
ね、私(^_^;
> しかし五点というのは手厳しい。
これは、やっぱり「力」の使い方が致命的だと感じ、平均――私の設定では6点――を上
回る評価は無理、と判断したためです。あと、おじさんの歴史認識とか、けっこう細かい
マイナス面もあるのですが、時勢が時勢だけにヤバいかもなので割愛。
(下級生2)
> それはそれとして、先週発売の「下級生2(エルフ)」ですが、なんかゲームの質以外
>のところでえらく話題になってますね。なんか言いがかりっぽい話ばっかり目にして世の
>中の荒みようを目の当たりにしたような気持ちですが、2ch時代としては仕方ない話な
>のでしょうか。
私はまったく興味ないゲームなので具体的なことは知らないのですが、確かにいろいろ
な掲示板で話題になって、もはやゲームを離れて議論そのものを議論するようなところも
見えますね。もっとも、自分の好みを正当化して押し通すような“意見”を一方的にぶつ
け合うといった構図は、なにも2ちゃんねるがメジャー化して以来のことではなく、ずっと
前からあったような気もします。まあ、昨今のほうが、言葉遣いは悪くなっているとは
いえるでしょうが。
・マホラさん:
>資料が無いので断言できませんがコンシューマではPS2が発売した時期でこれがきっか
>けでライトゲーマーが増えたのかも知れません。
なるほど、PS2がありましたね。確か2年くらい前は、DVDプレーヤのうち半分以上をPS2
が占められていたといった調査結果がありましたし、これで新規ユーザーが入った可能性は
ありますね。あくまでも“可能性”であって、実証できるものではありませんが。
いったん切ります。
■to:ken様
「Wind」ようやくクリアしましたので、サイトのレビュー欄をようやく心置きなく読んだのですが・・・、いやー、レビューってこんな風に書くんですねぇ。読んでみて、「おお、そうだよな、うんうん、確かに」と頷きっ放しございました。”力”の使い方とかキャラの饒舌振りとか、「他の人もそういう風に感じてたのかぁ〜」と妙に嬉しくなりました。
しかし五点というのは手厳しい。私なら彩シナリオに免じて七点(買っても損は無い)は上げてもいいですね(そこはかとなくkey作品テイストがあふれているとしても)。
しかし、こうなると実質三作目の『はるのあしおと』は買いかどうか迷いますね。絵は最初から射程外ですし、話も「Wind」と同等ならば「まあ、悪くは無いが褒め称えるほどでも無い」という微妙なラインですからね。うむむ、悩む悩む。
「Wind −a breath of heart−」(minori/2002年)をようやくクリアしました。所要時間は22時間半。思ったよりかかってしまいましたね。
パッケージ裏には「ちょっと不思議な学園ラブストーリー」と謳われていますが、はっきり言って違ってました。伝奇系学園ファンタジーという方が近いでしょう。
前半部は明るい学園恋愛物、しかし後半は・・・、という、2000年代の定番となった構成で、この辺りには目新しさは有りません。数多いKeyの追随者の一つ、という印象です。
ヒロインは五人いて、表ヒロインは幼なじみの「みなも」ですが、実際のところ真のヒロインは物語のキーパーソン・彩(ひかり)です。彼女のシナリオが物語の締めくくりとなっていて、彼女の話をクリアしてしまうと、他のヒロインの話が”添え物”程度にしか感じられなくなりました。CG枚数でも一番力が入っていましたしね。
テキストは、表現のレベルも話の構成も一定のレベルはクリアしており、まずまずなのですが、物語が佳境に差し掛かると、とかく登場人物が不必要なまでに饒舌になるのはちょっとウンザリでした。パッケージ裏に
『本作のシナリオでは、キャラクターの喜怒哀楽すべての感情を、文章の力で出来る限り、鮮やかに表現するよう心がけました』
とあるので、心情吐露シーンで出来るだけ心の内を喋らせたかったのでしょうが、どのヒロインもが同じような意味の事を繰り返して延々と述べるので、決まって半分くらい白けてしまいました。もう少し(いや大量に)台詞を刈り込み、短い言葉の中で心を打つようにして欲しかったですね。感動させるべきシーンでしらけが入ってくるのはダメでしょう。
という訳で、最後のヒロイン・彩の話までは、絵と操作系は高評価を与えつつも話には辛口で来たのですが、彩の話でなんとか挽回した、というところです。他のヒロインの中で漠然とだけ語られていた設定、「Wind」というタイトルの意味、等が明快に解き明かされ、ラストではちょっと泣かせる演出も有り、と、かなり印象が良くなりました。
まあ、全体の構成や彩シナリオの展開など、正直Keyの作品の影響を色濃く感じますので(これで影響されて無いと言っても信じられない)、独自性では点数は辛めになりますが、まずまず良かったと褒めておきましょう。
よし、これでもうアニメもネタバレの心配無しにガンガン鑑賞できるぞ〜。
EP−ROMさんへ
>North Windデモムービーの第2弾が公開されましたが、これを見ていると、
ここのBBSのチェックが遅れましたが体験版が公開されました、
あいも変わらず、プレイの余裕すらない割には、ここで息抜きしていますが・・・
今後の予定は、17日にトレイラームービーの公開予定となっております。
ヒロインについての疑問については質問してみようかと思いますが、
何分にもかなり忙しいようで返信は期待できません。