「敵をつくる掲示板」過去ログ(2151〜2200)
2004年5月31日〜6月19日

2200.クラナド:風子エンド 投稿者:カール大公  投稿日: 6月19日(土)11時32分59秒

 今日は休みをもらって、昨夜から突貫で進めていた「伊吹風子」ルートのエンディングを見ました(うっかり渚の方に進んでなくて良かった)。昨日からあんまり寝ずにやっていたのと、中身が濃いわ重いわ、でクリアしたらグッタリ疲れてしまいましたです。

 さて、大型ヒロインのシナリオは「智代」「杏」「ことみ」と体験してきましたが、風子の話は、どういうのかな、その中で一番「『kanon』っぽい」、という様な印象を受けました。先のヒロインたちの話の方が幾分評価が高いので、風子の話は「0.2枚ほど落ちる(←一枚もは落ちてないから)」というところですが、それでもレベルがムチャ高いことは間違いないです。クライマックスはホンのちょっとだけグスっとしました。やはりKEY作品はBGMの入れ方のタイミングが絶妙です。


■to:EP−ROM様(投稿日: 6月18日(金)22時21分0秒)

 親切丁寧なヒントをありがとうございます。五大ヒロインのうち四人まで済ませ、「本命の渚&その後」に向けて、落穂拾いと言うか地盤固めの体勢に入ったみたいですので、サブは一気に済ませて渚にとりかかりたいです。しかし風子の話のボリュームからして渚ルートの量はもっと凄そうだ。体力が持つかどうか。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2199.クラナド:どっちのルートでショー 投稿者:カール大公  投稿日: 6月19日(土)01時09分32秒

■to:M1号様(投稿日: 6月18日(金)02時14分4秒)

 どうもヒント感謝です。早速頭からやり直しまして先日引っかかった難関部分は突破しました、しましたが・・・・、私は今「渚をダシに風子ルートを進んでいる」のか「風子をダシに渚ルートを進んでいる」のかさっぱり見当が付きません。まさかここまで見極めが付かないとは・・・・、どっちの結末に転ぶのかドキドキものです。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2198.CLANNAD:残りのメンバーのヒント 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月18日(金)22時21分0秒

カール大公さん:

 順調にクリアなさっているようですね。残っているメンバーを見ますとさっさとクリア
した方が良いと思いますのでヒントを。

・風子:
 とにかく渚につきまとうことです。その上で、4/17の放課後に探しに出て、隣の教室を
探すと風子に出会えます。あとは渚につきまといながら風子に会ったらちょっかいを出し
て、4/24に渚を抱きしめないこと。抱きしめても風子シナリオには入れるのですが、こっ
ちでクリアした場合は風子をクリアしたというフラグが立たないっぽいです。あとは4/26
の放課後に「訊いてみる」を選べば風子シナリオに入れます。
なお、風子は唯一エンディングが2つあるキャラで、終盤の夜の学校の選択肢で分岐しま
すので、ここでセーブしておいて下さい。

・勝平:
 まず渚シナリオに入らないように渚とはあまり関係しないこと。他のキャラは気にしな
くていいです。重要な所を列挙しますが、
4/15 椋からプリントをもらったら「謝っておく」
4/16 杏が教室に来たら「追求してみる」
4/20 芳野の仕事を手伝って芳野と知り合っておく
4/21 朝は「遅刻していく」。杏に轢かれそうになったら「右に跳ぶ」。これで勝平と知
   り合えます。後はマニュアルのヒントの通り春原の誘いは断っておけば、特に難し
   い所はないでしょう。

・幸村:
 まず渚シナリオに入って下さい。その上で、4/28にバスケットの練習について、
 「対策を練る」を選んで、バスケットの試合で負けます。そうすると幸村エンドが見ら
 れます。ただし、風子をクリアしてからでないと幸村はクリアできないかもしれないの
 で、風子をクリアしてからにしましょう。

・渚:
 クリアだけなら簡単なのですが、ちゃんとフラグを立てておかないとAFTER STORYに入っ
てからクリア不能になる恐れがあるので、渚だけは攻略情報を見ることをお勧めします。
AFTER STORYが事実上CLANNADの本編なのですが、こいつも結構難しいので攻略を見ること
をお勧めしておきます。


 ではまた。


2197.KEY作品のおもひで 投稿者:CiAN  投稿日: 6月18日(金)20時42分32秒

・EP−ROMさん:
(AIR)
>私はAIRでかなり痛い目を見たので

 EP−ROMさんもKenさんも、あまりいい記憶がなさそうですね。私は結構好き
なんですが。

 私は観鈴からクリアしたんですが、CGが全然埋まらなくて、躍起になって探し回った
んですよ。「他のシナリオは観鈴CG全部出してから」と決意して。で、色々やったんで
すがどうにもならなくて、万策尽きて攻略サイトに行ったら……呆然としました。

 その時点で気が抜けたので、残りは観客モードで攻略見ながらプレイしたんですが、
逆にそれが良かったのでしょうね。悪い印象は持たなかったです。特にSUMMER編は(エ
ロという意味ではなく)“大人の童話”として読む分には秀逸だと思いました。

 あと、主人公の位置付けですね。一応国崎住人というプレイヤーキャラがいますが、
彼が『AIR』の主人公とは言えないでしょう。それも観客モードになれた一因ですね。

 今から思えば、『CLANNAD』も『AIR』と同じスタンスでプレイすれば良かったのでし
ょう。私の評価が大きく変わるとは思えませんが、それほど不快になることもなかった
のではないかと思います。

(ONE)
> ん〜、やっぱり先入観がある分、要求が厳しくなるんでしょうかね。ただ、「音声い
>らない」とは思わなかったですけれど。

『Kanon』なら音声有りの方がよいというのは理解できるし否定もしないんですが、
『ONE』だとそう簡単ではないと思いますよ。というのも、私はみさき、澪、茜シナリオ
が好きなんですが、これらのキャラの“声”を実は全然憶えていないんです。
 その一方で、あまり評価していない瑞佳、七瀬の声は憶えていて、FV版で「声優が違
うとイメージが変わるな」と感じました。

 これは担当声優の演技力の問題ではなく、『ONE』のシナリオが声優の演技力に左右さ
れないものであるからだと思います。

 実際問題として、「声優の演技に難あり」という批判は私も知っていますが、「声な
んていらない」という批判は聞いたことないんです。せいぜいでKenさんがキーパー
ソンにも声があることに疑問を呈した(過去ログ1596)ぐらいで。

 PC版とPS版を比較してみると、PS版にマイナスαはあるんですが、プラスαはないんで
すね。私はPS版からプレイしましたから、そのマイナス面は“無視すればよい”範囲だ
と判断しましたが、PC版からのユーザーにとってはそう簡単に割り切れるものではなか
ったのでしょう。

 おそらくPS版に納得できなかったユーザーが、声優のキャスティングにも批判の声を
挙げた――という一面もあると思います。

・Kenさん:
>「こんなの、原作と違ーう!」という声が挙がるのは必至

『輝く季節へ』の新キャラは、そういうレベルではなかったような……。

 M1号さんもFV版を購入されるようですからネタバレ風味でいきますが、私がPS版を
購入したときは移植ものというのは知っていましたが、新キャラがいることは知りませ
んでした。それでもプレイ後に「なんかえらいラベル(意図的な誤字)の違うシナリオ
が一つあるなぁ」と思ったもんです。

 なつき(新キャラ名)はオリジナル版にいなかった属性が二つ与えられています。一
つは眼鏡っこ。まぁそれはいいんですが、もう一つは主人公を「お兄ちゃん」と呼ぶ
属性。この時点でプレイ済みの方はスンバラシイシナリオを期待されるのではないでし
ょうか。

 流石に主人公は「お兄ちゃん」と呼ばれることに抵抗を感じる(当たり前だ)のです
が、なつきの死んだ兄と主人公が似ていることを知って受け入れるという、ココロあた
たまる展開が待ち受けています。
 あ、補足しておきますと、シナリオのボリュームはたいへん少ないです。

 一応フォローしておきますと、なつきシナリオに入る条件は他キャラルートに入らな
いことだったと思います。登場が非常に遅く、個別ルートに入ると影も形もありません。
 それはつまり、PC版キャラ攻略の邪魔をしていないということで、原作の個別ルート
の質は下がりませんから、そのことは評価しても…いい…ん…じゃない…か…と……。


2196.ぱんつはいてない 投稿者:Ken  投稿日: 6月18日(金)02時55分5秒

キーワードにGoogle検索してトップにくるページで紹介されているゲームの続編が開発
されているとかいないとか。まあ楽しいゲームではあったけれど、特に印象に残るような
ものでもありませんでしたが。

さて、仕事上の進行状況などを勘案した結果、少なくとも7月いっぱいごろまで、新規の
レビューアップは無理のようです。これは、新たにゲームをプレイして何らかの考えを
まとめられるだけの余裕がまったく取れそうにないことによるものです。
私の業種をご存じの一部の方にはメールにて事情をご説明(愚痴?)差し上げましたが、
すでに何らかのインパクトを受けてきたゲームはともかくとして、新しいものに対して
取り組めるだけの余裕がないのが現状です。単に“時間が取れない”というわけではなく、
心身ともに、ゲームに対してポジティブに向かう気になれない、すなわちゲームをプレイ
することが気晴らしにならない状況になっているためです。
現在の繁忙期は7月20日ごろまで継続するので、それが過ぎれば元に戻ると思いますが、
当面は新しいものに手を出せる余裕はまったくありません。
この点、あらかじめご承知おきください。

まあ、毎日確実に電車で帰ることができ、週末に最低1日は休める程度になればいいんで
しょうが…。

M1号さん
(天使のいない12月)
>もう一回深く解いていく意味でプレイしたいのは山々ですが、ダウナー加減に凹むこと請け合いですので…

うーん、別に考える必要などないような気が。むしろ、主人公を軸とせずに、ヒロイン
側を軸にして、主人公側に映った言動および言動を見れば、その幼児性(!)がかなり
ハッキリと見えてきた……と思います(クリアしてけっこう間がたっているのでうろ
覚え)。

それでは。

http://xgamestation.cside.com/


2195.ヒントの意訳とか 投稿者:M1号  投稿日: 6月18日(金)02時14分4秒

>カール大公さん
・CLANNAD
風子のバッドエンドに引っかかりましたか…彼女の姉・公子が重要な役割にある以上、渚と同時進行で進めた方が効率がいいですよ。
あと、マニュアルに書いてあるヒント(残りのシナリオの分)の意訳を。(ネタバレ)
(勝平1)ここから(4月21日・朝)スタートだ
読んで字の如し。「遅刻していく」こと、そして「どの方向に避けるか」が大切。
(勝平2)春原の誘いはことごとく断っていこう
これもそのまんまに。面白そうなことをしていても構うなかれ。
(幸村)幸村エンドを見るためには、公子さんと、渚シナリオで出会った後に…
その後、4月30日の3on3の試合(これもこれまでどのキャラと関ってきたかでメンバーが変化します)で負ければいい。渚シナリオのバッドエンド的扱いですが…


2194.クラナド:風子 投稿者:カール大公  投稿日: 6月18日(金)01時43分40秒

 今日は気を取り直して「風子」シナリオに挑戦したのですが、「何か進展が無いねぇ」とか思っている内にゲームオーバー地獄にはまりこんでしまいました。参考にマニュアルを読んだのですが、「ヒントに注意書きとして書かれている」まさにそこで引っかかってました。うーむ、これを読むに、相当前からやり直せって事なのね。まあ、早送りがあるからいいけどね。

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2193.婦女子のいない12月、パンツ穿いてない12月 投稿者:M1号  投稿日: 6月17日(木)20時06分7秒

クリスマスの野望に向けて邁進する功ちん、そのとき彼のズボンのベルトが切れた。
何と彼はパンツを穿いていなかった(少しでも男の究極奥義「ルパン脱ぎ」の成功率を上げるため)のだった。
婦女子の視線が12月の風より冷たかったのは言うまでもない。

>Kenさん
・天使のいない12月
後輩キャラの名前は葉月真帆ですよ。(このゲーム中唯一選択肢次第では真帆のHシーンなしでEDを迎えられますが。やはり彼氏持ちが祟ったか)
もう一回深く解いていく意味でプレイしたいのは山々ですが、ダウナー加減に凹むこと請け合いですので…
Kenさんの考えがまとまった頃にでもレビューしていただければ幸いです。

>カール大公さん
・CLANNAD
ええ。渚のAfterStoryに至るまでが長いですから。といってもぼちぼち他のキャラのエンドも見始めてますね。
CLANNADでは個人的には椋とことみが好きなのですが…(ことみの場合、「こもれびに揺れる魂のこえ」のスイたん(注)に似てる部分もあるのですが)

>EP−ROMさん
・CLANNADにもしCVがあったなら?
プレイしながらこんなキャスティングを考えていたり。(キャスティングは現状とか移植予定の会社とかを考えてしてます)
古河渚…野川さくら(というかランティスあたりが売り込みにきそう)
藤林杏…ゆかな(某最凶双子妹ではないですが)
一ノ瀬ことみ…柳瀬なつみ(なんとなくこうした不思議系の役もこなしそう)
伊吹風子…坂本真綾(何か名演してくれそうな感じですから)
坂上智代…緒方恵美(クールな女の子、という観点では似合うかも)
宮沢有紀寧…あおきさやか(和み系ボイスといえばこの人でしょう)
藤林椋…牧島有希(…というか「てんたま」の初音さんが入ってる気が)
相楽美佐枝…横手久美子(姉御肌といえばこの人でしょう)
春原陽平…上田祐司(もう主人公の悪友といえばこの人、という固定観念で)
春原芽衣…こおろぎさとみ(相当悩んだけどこの人に決定)
柊勝平…小林沙苗(どうも「PAPUWA」のロタロー(コタロー)のイメージがちらつく)
芳野祐介…森川智之(影のある美青年といえばこの人ですから)
伊吹公子…黒崎彩子(やはりおっとりとした女性はこの人しかいない…)
古河秋生…関智一(不良青年といえばこの人という固定観念ゆえに。個人的には「Gガンダム」のドモンの如く叫んでほしい)
古河早苗…井上喜久子(皆口裕子さんにすると某秋子さんとかぶるし…)
幸村俊夫…緒方賢一(老教師、というとどうもこの人が浮かんでしまう)
というか趣味が偏りすぎてます…


2192.クラナド:美佐枝さんエンド 投稿者:カール大公  投稿日: 6月17日(木)01時26分9秒

 時間が半端に余ったので、取りあえず手近な課題をやっておこうと美佐枝さんルートに再挑戦。これまたEP−ROMさんのヒントで見事関所を乗り切ってエンドまでたどり着けました。しかし最初は手ごたえが無くて失敗ばかりで「ここで戦闘力を選ぶべきなのか?」と真剣に悩みましたよ、ホント。時間は短いけど構成の妙でこれもなかなか堪能できました。気持ちよく眠れそうです。

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2191.クラナド:ことみエンド 投稿者:カール大公  投稿日: 6月16日(水)23時59分37秒

 EP−ROMさんご推薦の「一ノ瀬ことみ」ルートですが、つい先ほどエンドを確認いたしました。昨日は睡眠時間をギリギリまで削っても「クライマックスちょい前(多分)」の辺りまでしか行けなかったので、「今日も途中までで終わったら悔しすぎる」と思い、とにかく時間を作って余裕を持って臨み、結果穏やかな気持ちでラストを迎える事が出来ました。

 ラストはまたしても「ほふぅ」とため息をついてしまうような出来栄え。「智代」「杏」シナリオでも出来栄えにたっぷり満足していたのですが、またしても満たされてしまいました。智代・杏のシナリオとはまた微妙に立ち位置が違うというか、(上手く言葉に出来ないのですが)、各ヒロインで描かれる事が少しずつ違っているのですが、今回もまた良かったです。特にサブキャラの使い方が絶妙でした。話の大筋としては予想の範囲だったのですが、終盤は台詞の一つ一つを何度も何度も読み返したくなるような言葉の綺麗さにうっとりしていました。

 でも、これでもまだ半分来てないんですよねぇ。なんか「○○全集 全10巻」とかを読んでいるような心持ですが、大変なのだけど先がとってもとっても楽しみなの。

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2190.BGMはやっぱり一級品ですね 投稿者:Ken  投稿日: 6月16日(水)02時22分29秒

例によって例のごとくの状況での帰宅です(^_^;
明日か明後日あたりに「戯れ言」を更新します。

EP−ROMさん
(ONE)
時計箱はあったのですが、オリジナルの長森CDが見つからず、バックアップ用のCD-Rを持ち出す
ことになりました。このCD-Rが、今となっては懐かしい4倍速用メディア。

さて、インストール&パッチ適用で試してみました。環境はWindowsXP SP1、視覚効果(Luna)
オフです。インストールは無事に終了。
スタートメニューにショートカットを作成し、Windows95互換モードにしてしばらくプレイ
したところ、特に問題なくプレイできました。最後までプレイしたわけではなく、屋上に
みさき先輩が出てきたところまでですが、まあ十分でしょう。「Ctrl」キーでのスキップでも
問題ありませんでした。

以前にプレイしたときは、SP未適用&視覚効果オン&互換モードで強制終了しました。SPで
大きく変わることもないと思うので、視覚効果がけっこう大きいのかもしれません。

フルスクリーンですが、こちらではメニューから「フルスクリーン」を選択するといったん
ブラックアウトするのですが、「Alt」+「Enter」でフルスクリーン表示されます。
マウスカーソルをウィンドウ上部に持っていくとちゃんとメニューも出てきます。

さて、中身を吟味できるほどゆっくりプレイできるわけではないのですが、第一印象は
「懐かしい」ですね。「オンユアマーク」をはじめとして、BGMのメリハリが効いているのが
大きいと思います。

発売直後のNIFTYでの書き込みは、若気の至りというか、とにかく「思いこんだことを素で
とにかくぶつけた」という感じがありますね。今となってはずいぶん恥ずかしい気もしますが、
余裕ができたらアップしてみてもいいかもしれません。バイタリティがあったころの暴走録と
いった感じになりそうですが。

(夢幻夜想曲)
> 私はこのゲームについては哲学うんぬん、はあまり感じなかったのですけれどね。確
>かに沙里や由羅などは色々考えることがあるのですが、どっちかと言うと「問題提起」
>のような感じがして。(私の考えたことは「旧稿庫」にある通りですが)

まあ“哲学”というより、幸福ってなんだろうとか、(個別の)人にとっての幸せをほかの
人が判断できるのかとか、そういったことを考えさせるものになっていたと思いましたので。
テツガクというガクモンぽいというか、啓蒙“させられる”ような意味合いはあまりないと
思いますけれど、あれもいろいろなことを考えさせてくれる作品だと思いますよ。

>     リニューアル版もXPでは動かないみたいだし。DOS版をエミュレータで動かす
>方がまだやりやすい?

こちらも互換モードでNGだったのですが、『ONE』の例もあることだし、ちょっと試して
みます。一応、ベタ移植版とリニューアル版の両方が手元にありますので。しかし、
リニューアル版発売当時は、フルインストールで1GB超クラスで「こんなにデカいの残して
おけるかー」だったのですから、時代も変わったものだと思います。

それでは。

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2189.思い出いろいろ 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月15日(火)22時37分58秒

Kenさん:

(ONE)
>CiANさんも書いておいでですが、XPではインストールと起動はできるものの、固まったり
>強制終了して落ちたりといった現象が頻発します

 それは互換モードで動かしてもそうなんですかね? Win2000でも何もしないとすぐに
落ちるんですが。ネクストンのサイトにある一番新しい版(Ver1.40)にあるONE.EXEに対
して、

00009440 : 85 → 48
00009441 : C0 → 90

 と書き換えればWin2000では問題なく動くんですが。(ただしフルスクリーンモードが
使えない)

 それにしても、「昔話」のONEの回を書く際にNIFTYのログを読み直したのですが、あ
の当時はわかっている気になって偉そうなことを書いていたなあ、と改めて思います。
過去の恥と言えば恥ですが、思い出深い経験ともなっているわけで。しかしあの当時、
Kenさんがどんなことを書いていたのかここに来る方に知って頂きたい気もするので
すが。

(夢幻夜想曲)
 私はこのゲームについては哲学うんぬん、はあまり感じなかったのですけれどね。確
かに沙里や由羅などは色々考えることがあるのですが、どっちかと言うと「問題提起」
のような感じがして。(私の考えたことは「旧稿庫」にある通りですが)

 それにしても、このゲームいいゲームだと思うんだけど、最近のプレイヤーだとコマ
ンド総当たりが面倒過ぎるのと、Hシーンの無理矢理さで途中で投げちゃうかもしれま
せんねえ。リニューアル版もXPでは動かないみたいだし。DOS版をエミュレータで動かす
方がまだやりやすい?

 そう言えば、「ゲーム今昔記」の方ですが、ずいぶん長いこと中断してますけど、決
して投げたわけじゃなくて、やっとやる気が戻ってきて第8回を書き始めた所です。今
週中にアップできる、かなあ?


CiANさん:

 遅ればせながらPS版「輝く季節へ」とフルボイス版の比較をありがとうございました。

> ところで声優の演技を批判するのは、PC版をプレイ済みの方ばかりではないかと思い
>ます

 ん〜、やっぱり先入観がある分、要求が厳しくなるんでしょうかね。ただ、「音声い
らない」とは思わなかったですけれど。「Kanon」を音声あり版と無し版を比較してみた
時に、「音声あった方がいいかな」と思いましたので。CLANNADは間違いなくコンシュー
マー移植があるでしょうけれど、私はCLANNADは音声あった方がいいと思いました。コン
シューマー版を買うつもりはないですが。


 ではまた。


2188.訂正 投稿者:カール大公  投稿日: 6月14日(月)23時17分25秒

>現時点でこなしているのが「芽衣」「有紀寧」「智代」

 もちろん間違いで、「芽衣」「有紀寧」「智代」「杏」の四個、です。何を寝ぼけているんだか。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2187.クラナド:ことみルート進行中 投稿者:カール大公  投稿日: 6月14日(月)23時12分52秒

 相変わらずクラナドを続けています。もう文字通り空いている時間全部つぎ込み状態です。同じ時間がかかる組でも「Canvas2」とは満足感が天と地の違いです(え?比較するな?ごもっともです)。でも(初めて、しっかりと)マニュアルを読むとエンドが最低10個有る、と書いているのに、現時点でこなしているのが「芽衣」「有紀寧」「智代」の三個だけです。おおお、このゲーム、大仕掛けすぎる。


■to:M1号様(投稿日: 6月13日(日)20時45分24秒)

>プレイご苦労様です。智代の方を先にクリアされたそうですが、美佐枝さんをクリア
>した後に再び智代シナリオをプレイしてみてください。マニュアルのヒントの意味が

 なるほど、そういう仕掛けでしたか。「渚」に関しては了解です。キャラの名前を知らないうちから、ネットで先駆者に「他の人のエンドで準備を整え、渚シナリオをラストにすべし」と承っておりました。で、プレイしてキャラの名前を聞いて、「ははぁ、この娘がメインヒロインなのかぁ、確かにパッケージで主役張っているよなぁ」と納得しました。しかし「AfterStory」ですかぁ。やはりそういうのが有りますか。でしょうねぇ。


■to:EP−ROM様(投稿日: 6月13日(日)22時00分49秒)

 ことみですが、取りあえず最初のプレイでもファーストコンタクトだけはしてました(その後すぐ接触を失いましたが)。改めて頭からやり直し、以前のヒントと合わせて行動したら、即、きっちりとことみルートに乗りました(というかそのはずです)。お勧めキャラですから頑張って進めます。

 今のところは「ちょっと重いけどまあ普通の恋愛物」としか認識していないし出来ないし、他のルートも見てみないと印象もどう転ぶか解りませんので、取りあえず感想は今は控えます(智代も杏も恋愛話としては良い感じなのですが、こういう恋愛ってクラナドの中では例外的な話なのかもしれないので、「良い恋愛物だねぇ」とか語るのは筋違いはなはだしいのではないか、という気がします。というか多分そうなんでしょうね)。全貌を知り尽くすのはいつになるのやら。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2186.後輩の名前忘れた(笑) 投稿者:Ken  投稿日: 6月14日(月)02時23分27秒

さきほど帰宅。もう寝ます。メールのお返事などはのちほど。

M1号さん
(天使のいない12月)
>しかしこのゲームも、EDは「ハッピーエンド」というものとは程遠いものですから。

まあ「ハッピー」とはほど遠いですが、しかし何らかの希求の結果なのか、あるいは運命の
結末なのか、そのあたりの説明付けが多分に中途半端という印象があります。
自己反省なき諦念と厭世観を、愚直に突き詰めただけなので「だからどーした」としか
思えないんですよ。ピューリタニスティックの反転を見せつけられているだけのような
感じで。もちろん、ネガティブさという点においてピュアだとはいえるのでしょうが。

明日菜のEDは多分これからも、騙した振りをしてる者と騙された振りをしてる者の関係が続くでしょうし

その「振り」の表現がうまくないというのか…。態度の変化の背景に、彼女なりの問題の
解決があったわけですが、それと主人公との間のリンクが切れているわけで。

雪緒のEDは2人とも生き延びても結局未来への希望を見ることはないのですから…

雪緒って誰だっけ、と思ってしまいました(笑) 須磨寺のことですね。
彼女の場合は「問題の解決」が破綻しているので、なおさら主人公とのつながりに関する
彼女なりの内部の説明がまったく無視されています。彼女の内部に理性が残っているという
自覚があったのなら、その時点で、現在ではなく、近過去に対する何らかの反省や総括が
あってしかるべきでしょうが、それがないんですから。

思春期の人間の思いこみによる暴走にしては、一切の反省を拒絶する姿勢を最後まで見せ
るのは無理があります。

この視点で見ると、唯一評価に値するかと思うのが榊のルートなんですけどね。
自虐を突き詰めていった結果、その姿をさらしだしてしまった相手であるところの主人公に
惹かれてしまった皮肉と、その事実を自分も、また相手も受け入れられない事実。その皮肉
にして滑稽な関係を、いくぶんかの冷笑をこめて眺めている姿は、とてもおぞましいほどに
人間的でしょうから。


このゲームについては、まだまだ考えがまとまっていないのですが、今のところはこんな
ところで。

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2185.CLANNADの好き嫌い 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月13日(日)22時00分49秒

カール大公さん:

 二人目終了おめでとうございます。ことみについてですが、まともにプレイすると出
会わないかも。4/15に授業をサボれば出会えますよ。CLANNADの中でラブストーリーらし
いのは智代、杏、ことみの3人なのですけれどね。もっとも、私はこの3つとも嫌いな
のですが。

 私が気に入っているシナリオは、

・椋シナリオ(杏ではない)
・渚恋人ルートの風子シナリオ
・有紀寧シナリオ

 の3つ。CLANNADは確かに「あまり好きにはなれない」のですが、「嫌い」と言い切れ
るほど嫌でもないわけで、自分でも位置付けに困っている、というのが現状です。もっ
とも、椋シナリオが気に入っている、などというのはKEYの信者に喧嘩売ってるようなも
のかもしれませんけどね。


 ではまた。


2184.おやや、いつの間にか進んでる 投稿者:M1号  投稿日: 6月13日(日)20時45分24秒

少し書いてない間にレスが進んでる…

>Kenさん
・天使のいない12月
うう、またもネタバレしてしまって申し訳ないです。
しかしこのゲームも、EDは「ハッピーエンド」というものとは程遠いものですから。
(ネタバレ)明日菜のEDは多分これからも、騙した振りをしてる者と騙された振りをしてる者の関係が続くでしょうし、雪緒のEDは2人とも生き延びても結局未来への希望を見ることはないのですから…

>カール大公さん
・CLANNAD
プレイご苦労様です。智代の方を先にクリアされたそうですが、美佐枝さんをクリアした後に再び智代シナリオをプレイしてみてください。マニュアルのヒントの意味が見えてくると思いますよ。
後余談ですが、渚のシナリオはなるべく最後にやることをオススメします。(AfterStoryにスムーズに入れますし)

>EP−ROMさん、CiANさん
・ONE〜輝く季節へ
アドバイスありがとうございます。素直にフルボイス版を買うことにしますね。(最もどこかで手頃な価格で売っていればの話ですが)
別に俺はKID信者でもないのでそこまで「輝く季節へ」の方に執着しなくてもいいですし。(どこぞのプレイ日記書き(コナミとKIDとプリンセスソフト偏重気味。エロゲーと廉価ゲーにかなりの偏見持ち)の方ではないですから)


2183.クラナド:二人目クリア 投稿者:カール大公  投稿日: 6月13日(日)20時07分44秒

■to:EP−ROM様(投稿日: 6月13日(日)16時49分24秒)

 ああ、すみません。二人目ですが、昼間に藤林姉妹のヒントを貰ったので即座に猛然とやり直しプレイを始めまして、藤林杏となりました。クライマックスの台詞を読んでいると「ああ、あの選択肢はこういう台詞のへの下準備だったのか」と納得できるのですが・・・・、あんな前の時点でそれを予見せいっちゅうのは無理でしょう。ちょっち意地悪ですね。でも苦労していたキャラが突破できてよかったよかった(あ、でも途中からのロードでやり直しちゃった)。

 美佐枝さんもヒントどうもです。でも二人目は「ことみ」ですね?取りあえずまだ会ってないか、名前を教えてもらってないかのどっちかです、というかマニュアルのキャラ表を読んでないので該当キャラがどれか今不明です。でも、二人クリアして、大体ゲームの雰囲気とか展開とか分岐のタイミングとか主要キャラの顔とか色々見えてきたので、そろそろマニュアルもキャラ表とヒント周りくらいはキチンと読んでおきます。

 ・・・・・、あ、でも考えたらEP−ROMさんはクラナドってあんまりお好きではないんですよね。色々つき合わせて申し訳ないです。

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2182.CLANNAD一人目終了おめでとうございます。 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月13日(日)16時49分24秒

カール大公さん:

 まずは一人目終了おめでとうございます。智代はひたすらつきまとっていればいいの
で、比較的簡単な部類ではないかと思うのですが。

 美佐枝さんはですね。3択が連続する所があると思うのですが、ここちゃんと正解が
あるんですよ。ここで美佐枝さんからいい反応を貰えないとクリアできないので、反応
がイマイチの場合はやり直して下さい。難しいのはここだけだと思います。

 藤林姉妹の場合は、4/15の選択で「ムシする」を選んだらそもそもルートに入れない
はずなんですが。椋が告白してきたら、そこまでは間違っていませんので、告白をOKし
た所からやり直してみて下さい。

 ただ、このゲームはエンディングフラグ方式を採用していますので、できれば一人ク
リアしたら最初からやり直すことをお勧めします。メッセージスキップ使えばすぐ進め
られますし。

 二人目は私としては「ことみ」をお勧めしておきます。難しいのは4/15の選択と、授
業をサボることと、渚に名前を教えてもらえるまではつきまとうこと、これぐらいに注
意すれば後は難しくないと思いますので。

 でも、マニュアルのヒントくらいは見ておいた方がいいんじゃないかなあ?


 ではまた。


2181.クラナド:本当に一人目終了 投稿者:カール大公  投稿日: 6月13日(日)16時23分29秒

 相も変わらず続けている「クラナド」ですが、ようやく恋愛物らしくヒロインの一人「坂上智代」のエンドまで持っていけました(”「クラナド」は恋愛物なんかじゃなくて、もっと崇高なものだ”というような批判はご勘弁)。ああ、エンディングテーマも今までより心に染み入りました。よーし、この調子でガンガン行くぞぅ。

 しかしマニュアルのキャラ紹介を全く読んでいないので、多分メインクラスのキャラですら初めて顔を会わせると新鮮でたまりません。うん、良い感じに遊べてるぞ(クリアした人から見るとバカ発言連発に見えるかもしれませんけど・・・・・)。


■to:EP−ROM様(投稿日: 6月13日(日)13時14分27秒)

 おおお、難しい部類でしたか。今日は朝から「美佐枝さん」狙いで行って結局失敗したので「これはもしかして《一度失敗して頭からやり直さないと何をやってもダメなシステム》なのか」と思ってましたが、前述の通り智代は途中からのデータのロードでクリアできたので迷っていたところです。

 ヒントありがとうございました。ぬぁぁ、あんなに前のフラグが影響していたのかぁ。そこまで遡るのが面倒なので「(検閲済み)の練習」のところからアレコレやり直してました。甘かったなぁ。


>しかしサイドストーリー的分岐、って何ですかね? 春原兄妹シナリオでしょうか。

 そーです。兄弟のです。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2180.CLANNADの難易度 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月13日(日)13時14分27秒

カール大公さん:

 CLANNADは決して簡単なゲームじゃないですよ。どうでもいいような感じの選択肢が
重要であったりする場合が結構あるので。特にAFTER STORYは渚シナリオできちんとフ
ラグを立てておかないとクリアできないので、ここだけは攻略見た方が良いと思います。

 藤林姉妹の姉、杏は実は私が一番手こずったキャラで、結構難しい部類だと思います。
妹の椋の方はひたすら気に入られるようにすればいいので簡単だと思うのですけれど。
藤林姉妹ルートに入るためにも色々条件はあるのですが、それはさておきましてこの姉
妹をクリアするための条件を。

・椋とは付き合う。
・髪の毛の長さとペンダントは狙っている方に合わせる。
・キスの練習はする。(椋狙いの場合はしなくてもかまわない)
・椋とはキスする。(杏狙いの場合でも!)

 この最後の条件に引っかかってなかなかクリアできなかったんですけど。

 CLANNADのわかりにくい選択の例としては、4/15に椋からプリントを渡された時の選択
で、「謝っておく」と「無視する」では、ことみ狙いの場合は「無視する」が必須で、
藤林姉妹と勝平の場合は「謝っておく」が必須です。これがわからなくてことみはちょ
っと手こずりました。他のキャラの場合はどっちでもいいのですが、渚はこの選択によ
ってイベントがちょっと変化します。

 しかしサイドストーリー的分岐、って何ですかね? 春原兄妹シナリオでしょうか。


 ではまた。


2179.クラナド:1stクリア 投稿者:カール大公  投稿日: 6月13日(日)01時33分14秒

今週空き時間をつぎ込みまくっている「クラナド」ですが、ようやく(微妙な形では有りますが)1stクリアを成し遂げました。当初藤林姉妹のエピソードに入ったのが解ったので「よっしゃ!」とばかり邁進したのですが、何故かどうやってもエンディングがバッド系(もしくは外れ系)のものばかり行き着いてしまい、色々選択肢の組み合わせを変えてみたのですが、ちっとも成果が上がりません。

 このやり直しで3時間くらい足踏みしてしまい、らちがあかないので結局途中からやり直して舵を切りなおしたのですが、なんかサイドストーリー的な分岐に入ってしまい、結局これで最初のプレイが終わってしまいました。ありゃりゃ。しかし、まぁ、これでやっとCG/音楽モードが使えるようになったたので良しとしますか。あんまり満足感が無いですけどね。

 うーむ、もしかしてクラナドってわりと難しい?それとも私がキーとなる選択肢の場所まで遡っていないだけ?まあ、途中まで色々選択は豊富で、『完全に行き詰った』というわけではないので、めげずに次のヒロインを狙いたいと思います(そもそも電撃G’sの最新号では既に攻略方法が出ていたから、ダメなら頼ればいいし、ね)


■to:Ken様(投稿日: 6月13日(日)00時15分12秒 )

>た『ONE』とはまったく違うのでは。

 ああ、すみません、かな〜り強引なくくり方だった事は認めます。ですが、「当初はコミカルな台詞で軽快に進むが、途中から段々おかしくなる(←言い方変ですが、ニュアンスを解っていただけると幸い)」という方法論の系統に連なる、という意味では同類の様に思えました。ONEは正しくこの方法論の偉大なる嚆矢だと思います。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2178.雨といって真っ先に思い出すゲームと言えば… 投稿者:Ken  投稿日: 6月13日(日)00時15分12秒

続きです。
%タイトル%のようなことを思うと、いまではもう『シンフォニック=レイン』が先に
なってしまいました。

M1号さん
(天使のいない12月)
考えがまとまっていない、というより、全体をうまく把握できていないため何も書いてい
ませんが、一応コンプリートしています。
なお、できればキャラの“別の姿”については、ネタバレ扱いしてください。須磨寺なん
かは序盤ですぐにわかることですからいいんですが、特に榊なんかは序盤と中盤、そして
終盤のイメージがまったく違いますから。あ、トン子は基本事項なんでそのまんまでよい
かと。
#あえてキャラ名を明記しましたが、たぶんM1号さんの説明とは直接結びつかないと
 思います。

>主人公はリーフ作品には珍しくどうにもならない無気力でそれを屁理屈で正当化している

『雫』もそういえないこともないんですけどね。1980年代に思春期を迎えていればごく
自然(「当然」ではないですよ、念のため)なスタイルだったかと。

>そういわれると少しやってみたい気持ちにも駆られます。(たぶんコンシューマ版の>「輝く季節へ」になると思われますが。当方KID信者じゃないのですが…)

Keyチームといっても、シナリオと原画が同じであるものの、サウンドのメイン担当や
総指揮担当は別の(Keyに移籍しなかった)人ですから、特に気にしなくてもよいかと。
ただし、CiANさんのご説明のように、PC版のほうがよいとは思いますが。

さすがにKeyチームの作品は「CLANNAD」しかやったことがないので他の作品に触れたい気持ちも少しありますが…

>しかし今はゲームそのものがあまりにも過剰供給されすぎて、旬が短く感じてしまう
>(いちいち気に入ったゲームを「名作」クラスにしてる暇もない)のも事実なのですが。

「名作」と呼べる作品が少ないというのは、別におかしくはないと思いますが、それ以前
に、プレイして“よい”と思える作品は、プレイヤーの中では枯れることはな8いと思い
ますよ。

カール大公さん
>「Sense off」「Lien」等、同じような「当初冗談、後から××」パター
>ンの作品は連発されました

私もこの両作品はプレイしましたが、『ONE』の影響を受けているのは間違いないにして
も、見せる方向性がまったく違うような気がします。前者は一種の箱庭的生活という不気
味かつ不自然なる“人工性”が真っ先にありましたし、後者は超常現象をベースに万事の
基盤の脆さという大前提がありました。けっこう素直な恋愛感情を基本的な要素としてい
た『ONE』とはまったく違うのでは。

CiANさん
詳細な説明、ありがとうございます。

>一応新キャラはいるんですが、これがまたロクなシナリオじゃなくて……。

新キャラ=新シナリオを作るとなると、えらいことでしょうからねえ。できないことは
ないでしょうが「こんなの、原作と違ーう!」という声が挙がるのは必至ですから、
少なくとも商業的にはいらんプラスαだったかと。「理解できない」というのは同感……
って、私はプレイしていないんですけどね(苦笑)

それでは。


2177.この年齢で完徹2連はつらい… 投稿者:Ken  投稿日: 6月13日(日)00時13分53秒

ここ数日、例の繁忙期に入っていたため、今日の8時過ぎに帰宅してシャワー浴びて寝て、
半日爆睡して早めの夕飯とって寝て、また起きて風呂入って…それでもけっこう眠かった
りします。明日もわりと早めに出社する必要があるので、体力を温存するためにメインPC
には触れずに寝ます。
いえ、山のように来ているであろうウイルスメールを思うと、ちゃんとチェックするべき
だと思うのですが、机に向かう気になれなくて…。

例によって『CLANNAD』以外の部分について。

EP−ROMさん
(ONE)
私は今でもWindowsXPおよびWindows2000とは別のマシンで、すぐにWindows95/98を起動で
きる状態になっているのですが、それでも『ONE』はさすがに入れていませんでした。

>その1 互換モードを使う。

CiANさんも書いておいでですが、XPではインストールと起動はできるものの、固まったり
強制終了して落ちたりといった現象が頻発します(初版およびSP1。SP2では未確認です)。
発生する場所はある程度決まっているようなので、バイナリエディタで該当部分を書き直
すという方法もあるかもしれませんが、正直言ってめんどうですね。XPでのプレイはやめ
たほうが無難です。

>「昔話」の中でも少し書きましたが、あれを何とか理解しようとしてあれこれ考えては
>発言をアップしていたころのことを。

さすがにリプレイするだけの体力が残っていないので(両肘と両手首が痺れている状態と
いうこともあります)、CDだけ出してBGMを聴いてみましたが、それだけでも本当に懐かしいですね。あのころはすごい勢いでいろんなことを考え、いろんな書き込みをして、
そのたびにリプレイしていたものですが、あれだけの気力はもう今となってはないです
ね。年齢的なものを差し引いても、ああいったタイプのゲームに出会えたという喜び――
いわゆる“萌え”とか“感動”とかいったものより、もっとシンプルでプリミティブな感
覚――があったのだと思います。恥ずかしいので、当時のログを読み返す気にはなれま
せんが(CD-Rに保存してあるので読むことはできます)。

>「AIR」「CLANNAD」になると、私の許容範囲を
>超えてしまっているみたいですね。

何というか、『AIR』の場合「お膳立てはしっかりしているんだ、さあ考えろ」といった
一種の“押しつけがましさ”を感じるんですよ。ゲームの中で哲学を語るというのであれ
ば、例えば『夢幻夜想曲』なども当てはまるでしょうが(特に、沙里や由羅など)、
『AIR』の場合は、国語の答案を書けと言われているような感じがしてしまいまして。

いったん切ります。

http://xgamestation.cside.com/


2176.Re:『輝く季節へ』 投稿者:CiAN  投稿日: 6月12日(土)22時59分3秒

・EP−ROMさん、M1号さん:

 まずPS版『輝く季節へ』ですが、確かに評判は悪かったですね。しかしこれは考え方
の違いで、私はそんなに悪い評価はしていないのですが。

 バッシングされた理由は主に二つ。

1:PC版との違いがない
『To Heart』は綾香シナリオなどが強化され、単なるベタ移植に留まっていなかったの
ですが、『輝く季節へ』はそのまんまだったはずです。一応新キャラはいるんですが、
これがまたロクなシナリオじゃなくて……。

 しかしものは考えようで、両方プレイする気がないならベタ移植でも構わないんです。
私は当時PCを持っていなかったのでベタ移植でも気になりませんでした。新キャラシナ
リオはアレでしたが、見なかったことにすればそれまでですし。
 というか、私にはあのシナリオで新キャラを入れるKIDの方針が理解できないんですけ
どね。

2:声優の演技
まずPS版の声優陣ですが、
・長森 瑞佳= 飯塚 雅弓
・七瀬 留美= 横山 智佐
・川名みさき= 雪乃 五月
・椎名 繭 = 大谷 育江
・里村 茜 = 中川亜紀子
他には今井由香、南央美、川澄綾子、川上ともこという布陣です。(敬称略)

 質そのものは悪くない、いや、結構豪華なラインナップだと思いますけれど。少なく
とも演技力は問題ないと思います。

 ただしEP−ROMさんの指摘する“演技指導”については何とも言えません。流石
に記憶が曖昧ですが、今から思うと、“声”があるがために不条理な世界観よりもラブ
ストーリーの方に目がいってしまうように思います。また声優の演技も、そういう感じ
でしたし。

 ところで声優の演技を批判するのは、PC版をプレイ済みの方ばかりではないかと思い
ます。私のようにPS版が初めてならば、逆に何の先入観もないので「こんなものか」と
なりますし、少なくとも私は“演技力”に不満は感じなかったです。
 もっとも、私は声は「あってもなくてもいい」人間ですので参考にはならないと思い
ますが。

 あと付け加えると、CGは期待しない方がいいです。まあPCとPSを比較してもしょうが
ないんですけどね。音質もしかり。

 次にフルボイス(FV)版ですが、こちらの声優陣はネクストンのサイトを参照してく
ださい。
 演技力については、私は上記のとおり声を重視していませんので、正直よくわかりま
せん。気にするほど酷くなかったと思いますが。
 ただし、FV版は全キャラに声が付いてるんですよ。チョイ役の声はご愛嬌ですが、不
条理な世界に生きるキーパーソンにも付いてるんですよね。

『ONE』の理解不能な謎に挑戦するか、秀逸なヒロインとのラブストーリーを楽しむか、
どちらを重視するかでバージョンを選べばよろしいかと。
 前者なら声なしの旧版、後者ならFV版がお勧めです。PS版は担当声優さんに思い入れ
がなければ選ぶ理由は見あたりません。

 ただし旧版はXPですとインストールは出来るのですが、プレイ中にしょっちゅう強制
終了してかーなーりー鬱陶しいです。Meを含めた9x系は問題ないんですけどね。それが
お嫌でしたら迷わずFV版を。

 私の意見は以上です。


2175.クラナド日記、の様なもの 投稿者:カール大公  投稿日: 6月12日(土)01時26分18秒

今は「とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱」(2001年)・「MILKジャンキー」(2003年)・「クラナド」、という雰囲気の全く違う三作を同時並行で進める、という荒業を敢行中です。前の二本は一日10〜20分程度で、あくまでクラナド主体で進めていますけどね。

 今まではゲームの大作(ドラクエ、FF、等)のプレイのため発売後数日会社を休む、という人の事をどうにも理解できませんでしたが、今「クラナド」をやっていてなんとなく同意できて来ました。いえね、「面白いから一気にやりたい」とかいうのではなくて、「一日一時間弱というペースでちまちま続けていたら、二ヶ月もかかっちゃうじゃないか!?他のゲームも山積みなのに」という焦りからです。まあ休日にできるだけ時間を稼ぐつもりでは有りますが、それでも足掛け三週間はかかりそうです。はぁぁ。

 ちなみに本命クラナドは、あちらこちらを彷徨った挙句、恥ずかしがり屋の委員長・藤林椋(か、その姉)のルートに落ち着いたようです。選択肢がありすぎてどの娘の道に行くべきか悩みまくっていましたが、いつの間にかそういうことになってました。相変わらず冗談は面白いし、それでいてシリアスっぽいものがちらちら見えるし、良い感じです。自分の方も、「AIR」の時と違い、肩の力が抜けていて「感動するというけど本当なのかよ!?」みたいな姿勢になってません。こっちも良い感じです。


■to:M1号様(6月11日(金)01時12分40秒)

>確かに先入観無しでプレイ、というのは大切なことかもしれませんね。

 「AIR」のプレイ時は周囲が騒ぎまくっていたのと、「お気に入り『Kanon』の後」という事で肩に力が入りまくってしまい、「どうも『Kanon』と比べると・・・・」という感想になってしまったのが今から考えると反省点です。そのため「クラナド」はまさにベッドで眠りに入るときの様に何も考えずに自然体で取り組んでます。


■to:EP−ROM様(6月11日(金)23時11分41秒)

>ただ、「ONE」を今のプレイヤーがプレイして楽しめるかどうかは正直わからないで
>「ONE」の影響を受けたゲームはいくつも出ています。そういった後発を先にプレイ
>してしまうと、どうしても元祖は印象が薄くなってしまうので。このあたりの事情は

 んー、まあ、当時のプレイヤーの受けた衝撃度そのままは無理でも、(ネタバレを見てない限り)今でも80%くらいは受けられるのではないでしょうか。「ONE」以後も「Sense off」「Lien」等、同じような「当初冗談、後から××」パターンの作品は連発されましたが、既にある程度そういうパターンを知っていたとはいえ、それぞれ優れた作品に感じました。もう「ONEに初めて触れたあの頃」に戻ることは出来ませんが、「もう古臭くて価値が無い」という程には落ちてないと思います、というかそうであって欲しいなぁ。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2174.PS版「輝く季節へ」はやめた方が… 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月11日(金)23時11分41秒

M1号さん:

 正直な所、PS版「輝く季節へ」は、ちょっと聞いた限りでは声優の演技に難ありだと
思うのでやめた方がいいような気が。これは声優さんの演技力の問題ではなく、KIDの
演技指導が悪かったのだろうと思います。どうもキャラの設定や状況を声優さんがちゃ
んと把握していなかったように思われるので。コンシューマー版だったらKanonの方が
いいんじゃないかな?

 声付きなら本家からフルボイス版というのが出ています。キャストは当然PS版とは別
ですが。私はプレイしてないのでコメントできないのですが、CiANさんは「輝く季節へ」
とフルボイスバージョンと両方プレイしてたんじゃなかったっけ? 詳しいことはネク
ストンのサイトhttp://www.tactics.ne.jp/~nexton/にどうぞ。

 ただ、「ONE」を今のプレイヤーがプレイして楽しめるかどうかは正直わからないです。
私の十数年のゲーム歴の中で、「ONE」はトップクラスの衝撃を与えてくれたことは確か
ですが、それは「似たようなゲームが他になかった」からにほかなりません。現在では
「ONE」の影響を受けたゲームはいくつも出ています。そういった後発を先にプレイして
しまうと、どうしても元祖は印象が薄くなってしまうので。このあたりの事情はKen
さんの「きゃんきゃんバニーエクストラ」のレビューを見て頂くとよりわかって頂ける
かと思いますが。

 かつて「Kanon」が発売されて間もない頃、「ONE」と「Kanon」とどちらがいいか、と
いうのが話題になったりしたのですが、どうも「先にプレイした方の評価が高くなる」
傾向があるようです。ゲームとしての完成度や取っつきやすさはKanonの方が上ですが、
ONEは荒削りで、理解不能な所もあるが、一発のインパクトの強さがある、というのが
私の印象ですけれどね。

 まあONEでもKanonでもどちらでもいいので、一度は体験しておくことをおすすめして
おきます。先ほども書きましたがコンシューマー版を考えているのでしたらKanonの方が
良いでしょう。


 ではまた。


2173.欝の花咲く6月 投稿者:M1号  投稿日: 6月11日(金)01時12分40秒

相変わらず「CLANNAD」後遺症も抜けないのに「天使のいない12月」なんぞをプレイして鬱になってます。
主人公はリーフ作品には珍しくどうにもならない無気力でそれを屁理屈で正当化しているし、ヒロイン達も負の意味で一癖ある(主人公と上辺だけの肉体関係を持った目立たない眼鏡っ子・クラス委員長で潔癖に見えても淫乱でリストカッター・優しいお姉さんだがそれらは全て演技の女子大生・最初から自殺願望をほのめかす、失うことを恐れた優等生・主人公の友人の彼女)キャラばかりですから…
でも「心」の意義については結構考えさせられた気がします。

>Kenさん
・てんたま2wins
改めて振り返ってみると、何か「未完成じゃないのか?」と思わせるような部分もありますし。(以下ネタバレ)
純菜の表ルートAエンド「未来へ贈る純色の愛」で、純菜はEDの十数年後、晶と結婚して一人娘・晶菜を産み、その後心臓病の悪化で亡くなってしまったことが推測されるのですが、純菜が亡くなるシーン、そして晶はかつての椎名のように大切な人を失ったことで絶望するも、前作の「新しい生命」(椎名が双葉の母・葉子、そして生まれたばかりの観月と出会うことで、双葉の事ばかり考えていた自分を恥じ、ヒロインとの未来を選ぼうと決意する)のエピソードのように、晶菜の存在が心の支えとなるまでも書いてくれた方がさらに感動は増したと思いますし。
後、純菜裏ルートで椎名と晶が出会い、その時に双葉と純菜の関係(かつて同病同室で、姉妹のように仲が良く、双葉は純菜を死の恐怖から癒やしてくれていた)を語るシーンがあるのですが、それだけでなくクリスマスイヴ(双葉の命日)に渡瀬家に椎名と千夏が訪ねてきて、渡瀬夫妻とともに双葉が生きていた頃の思い出を(それぞれの視点から)語るイベントなどかあった方が前作未経験者にも判りやすい上、25日のイベント「繰り返さない為に」にも説得力が出てきますし。
それに、晶と双葉は従姉弟同士に当たりますが一度も会ったことがない以上、双葉のことをよく知っている人たちがかつての椎名と双葉と同じ運命を辿ろうとしている晶と純菜を見守り、励ます姿となり、前作経験者も納得できると思います。

最近のKIDは「Remember11」騒動以降どうにも信用できないものとなっていることも確かですが。

>EP−ROMさん
・ONE〜輝く季節へ〜
そういわれると少しやってみたい気持ちにも駆られます。(たぶんコンシューマ版の「輝く季節へ」になると思われますが。当方KID信者じゃないのですが…)
さすがにKeyチームの作品は「CLANNAD」しかやったことがないので他の作品に触れたい気持ちも少しありますが…

>CiANさん
・心に残るゲームと心に届くゲーム
確かにいつまでも心に残るゲームってのはありますからね。(俺の場合でしたら「ToHeart」とかですが。「天使のいない12月」の主人公・ヒロイン含めたネガティブさに今でも充分太刀打ちできるキャラのポジティブさが魅力ですし。)
しかし今はゲームそのものがあまりにも過剰供給されすぎて、旬が短く感じてしまう(いちいち気に入ったゲームを「名作」クラスにしてる暇もない)のも事実なのですが。

>カール大公さん
・CLANNAD
確かに先入観無しでプレイ、というのは大切なことかもしれませんね。
ゲームのプレイ日記書きやレビュアーじゃないですが、ブランドイメージなどの先入観に囚われると本来語られるべき肝心なことを見落とすようになりますし。
プレイ時間はかなり長くかかりますから覚悟して置いてください。

「天使のいない12月」の放つネガティブな雰囲気がより泥沼へと引きずり込みそう…


2172.「ONE 〜輝く季節へ〜」再び 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月10日(木)21時52分52秒

 CLANNAD終了後、色々思う所があって過去にプレイしたゲームを引っ張り出してきて
リプレイしたりしているのですが、そういうわけで久々に「ONE」を出してみました。
ところで、私の現在のメイン環境はWindows2000なのですが、私の持っているONEは音声
無し版(初回「長森時計バージョン」)です。これは基本的にWin9x系でしか動きません。
で、手としては2つほど考えられるのですが、

その1 互換モードを使う。
 互換モードを使えば1つ不具合があるものの、それ以外は問題なくプレイできるよう
です。不具合というのは主人公の姓と名が1文字ずつ欠けてしまうというもので(例え
ば主人公の名前が「折原 浩平」ならば「折 浩」になってしまう)、これはゲームを
立ち上げるたびに主人公の名前を登録してやれば回避できるので、それほど大きな問題
にはならないでしょう。Win2000の互換モードで動くのだから、XPの互換モードでも多分
動くと思うのですが。

その2 パッチを当てる
 色々探しているとこんなものが。http://www.baywell.ne.jp/users/cat/
ここにTacticsのWin9x系のゲームをWin2000で動かすためのパッチが置いてあります。
ただしこれ、コマンドライン型のツールなんで、コマンドライン型のプログラムを使っ
たことのない人だとやり方がわからないかも。
これだとその1の不具合は出ないのですが、今度はフルスクリーンモードを選べないと
いう問題が。どちらにしても一長一短なので、お好きな方を選んで下さい。


 まあしかし、久々にプレイしてみると、かつての懐かしさがよみがえってきます。
「昔話」の中でも少し書きましたが、あれを何とか理解しようとしてあれこれ考えては
発言をアップしていたころのことを。あのころはまだ気力がありましたけど、今はもう、
あれほどの気力は続かないですね。もし今あの当時くらいの気力があったらCLANNADの
解釈を書きまくっていることでしょうが、ちょっと今はそこまでの気力がないです。

 ま、しかし、理解不能の「えいえんのせかい」をとりあえず無視してみると、ONEで
言っていることは意外と単純なことであることに気が付きます。哲学も「ONE」「Kanon」
くらいまでならまだ許容範囲なのですが、「AIR」「CLANNAD」になると、私の許容範囲を
超えてしまっているみたいですね。


 ではまた。


2171.クラナド:第一印象 投稿者:カール大公  投稿日: 6月 9日(水)01時32分7秒

ようやくプレイを開始です。取りあえず90分だけやりました。そもそも購入時点でゲーム内容をさっぱり知らなかったのですが、それを徹底しようと、マニュアルもインストール説明部分を軽く読んだだけで伏せ、見たのは箱の裏の文章だけ。

 始めてみると、背景CGの超絶な綺麗さには感激。最初はちょっと暗くて引きましたが、すぐに軽口交じりのストーリーにも馴染んで夢中になって進めました。それでいて、あとあとの伏線になりそうな重そうな物も仕込んであって万全という感じ。

 「あのKEYの・・・」とか変に意識すると素直に楽しめなくなりそうなので、気楽に肩の力を抜いて虚心坦懐にやってます。でも期待はぐんぐん高まるです。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2170.CLANNADが意図したもの その2 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月 6日(日)23時32分8秒

CiANさん:

 どうもCLANNADをどのようにプレイしたのか、が私とCiANさんではかなり異なっている
ようですね。私はAIRでかなり痛い目を見たので、CLANNADの主人公は「プレイヤーの分身」
ではなくて単に登場人物の一人、という見方でプレイしてました。だから主人公の行動自
体には別に腹も立ちませんでした。

 ただ、CLANNADの主人公には、「生きたキャラクター」と言うよりは、「ストーリーを
進めるための駒」という感じがするのですね。だからかなり冷めた見方しかできなかっ
たので大して気持ちも動かなかったのだろうと思います。

 ところでCiANさんが非常にお怒りになられた渚の死後の行動ですが、私は「演出とし
てこういう行動を取らせる必要があるのだろう」という感想しか持てませんでした。そ
の後の主人公の父親との和解をさせるために必要でしょうから。で、主人公の父親の真
意がわかってからも「あっ、そう。不自然な話だね」としか思えなかったですけれど。


 話は変わりますがことみシナリオについて。CLANNADの前にプレイしていた「Piaキャ
ロットへようこそ!!3.3」の中にやっぱり家族をテーマにしたシナリオが出てくるんです
よ。ここでは「家族だから素直になれること」逆に「家族だから素直になれないこと」
が割とうまく描写されていたと思うのですよ。で、最終段階では「他人では踏み込めな
い」領域の話が出てきて話はまとまるのですが。この話では主人公はヒロインの背中を
押すことに徹しているのですけれど、最終的に家族に話を持って行くのなら主人公の役
割はこれぐらいに限定した方がテーマがボケなくていいのではないか、と思うのですけ
れどね。主人公の役割は有紀寧シナリオくらいがちょうどいいのでは、と私は思うので
すけれど。

 さて、タイトルについてもう1度。最終的に渚を助けたのは主人公の力でも家族の力
でもありませんよね。あの奇跡の理由づけについては自分の中では一応考えはまとまっ
ているのですが、書くと長くなりそうなのでとりあえず省略します。で、無数の光の玉
によって救われたわけですが、これがCLANNAD全体を象徴しているように思われるのです。
自分では支えられていることを認識できない、ヘタをすると一生知ることのないまま終
わるかもしれない、そういった自分を支えてくれる人々がいること、それを忘れないよ
うに、と言っているように思えるのです。

 さすがに自分でも自分でも考え過ぎだろうとは思うのですが、CLANNADってもしかした
ら今社会問題化している「ひきこもり」とか、それに類する人へのメッセージじゃなか
ろうか、という気がするんですよ。

 勇気を持って外の世界に出てみて下さい。社会に出てみれば風は冷たいし、冷酷な現実
に押し潰されそうになることもあるかもしれない。でも、貴方のことを支えてくれる人も
いることを忘れないように、という。これはAFTER STORYでの主人公の行動そのものでは
ないか、と思っているのですけれどね。


 ただ、意図は認めるんだけど、表現方法については疑問を感ぜずにはいられないわけで、
世間一般の評価はどうなっているのか知らないけど、おそらく絶賛されているでしょう。
しかし私には、部分部分は優秀な所が見受けられるけど、全体を組み上げた時にどこか方
向が違っていたのでは、という気がしているのですけれどね。

 ではまた。


2169.繁忙期突入のはずが 投稿者:Ken  投稿日: 6月 6日(日)21時46分5秒

 仕事から早く帰れました。いや、単にやるべき仕事が今日中にはこないことが確定して
この先に押し詰まることが確定しただけなんですが…。

カール大公さん
(AIR)
> 確かに難解な作品では有りましたね。当時の日記を紐解いてみたのですが「難し
>すぎてよく解らなかった」と、まぁ、正直な感想が書いて有りました

 難しかったかどうか以前に、積極的に取り組んでやろう、という気がまったく起きな
かったんですよ。つきあわされている、という感じが強かった記憶があります。

>                   「情報の遅い雑誌よさらば、情報満載の
>電脳空間こんにちわ」という感じで、インターネットを駆使して、

 雑誌は編集者が情報を整理・取捨選択することで付加価値を高めているものであって、
Webで得られる情報とは異なった形で整理されているわけですから、常時接続が広まった
現在でも、違う形でコアな情報を提供できると思います。私がこのジャンルの雑誌を
買わなくなったのは、ひとえに置き場がなくなったからですね。実際、ほかの趣味の
雑誌は、毎月、あるいは数ヶ月ごとに買っていますから。

(バーチャコールクロニクル)
 ちょっと前、ここの掲示板でも話題になりました(2104あたり。タイトルが間違って
いますが…)。まあひいき目に見ても“名作”ではなかったですね。ゲームとしての
おもしろさでいえば2はけっこうがんばっていたと思いますが。

> ・・・・、そう言えば「プロジェクトVC」とかいうゲームって無かったかな?
>あれって存在は無いことに?

 バーチャコールシリーズの設定は、まだ続編を出せる状態で宙ぶらりんのまんま
なんですよね。『ProjectVC』に出てくる後継オペレータのユーティはともかく、
3でのウィンディがあんまりな扱いを受けたのにブチ切れた経験もあるので、なんと
してでも『バーチャコール4』を出してほしいのですが。

 逆に、前作から間が空きすぎたうえ、そもそもWindows2000/XPではバーチャコール
系統は一作もプレイできないので、対応版を先に出した、という見方もできます。
F&Cにしては珍しく、VC3時代のスタッフの多くが健在なので、VC4への布石になれば
よいのですが。もっとも、藤井純生氏のグラフィックなんかは、もう今風ではなさそう
ですが。

M1号さん
>それ以前にどのヒロインも双葉に精神的な面で勝てない部分がある

 まあ、双葉の事情を斟酌できる唯一のキャラである千夏にしたって「いつまでグダグダ
やってんだよおめーは」とツッコミを入れればそれで終わりですからね。

>その頃のエピソードの説明が不足しているためなんか消化不良気味なのですが…

 またそのパターンですか。まあ、引きはいいけど最後までもたないというのが、てん
たまの宿命なのかな。

(AQUA BLUE)
 確かローマ字表記じゃなかったっけ、と戯画のWebサイトで確認しようとしたのですが、
通信販売の製品一覧には見あたらず、トップページ下部のバナーから入れました。

>あまりにも「絵だけ」の内容に「これが2002年の作品か?」と首をかしげてしまいましたよ。

 まあ、戯画ですから(ぉ 何が起きても驚きません。いいほうにも、悪いほうにも。

CiANさん
> そこまで謙虚になる必要があるかどうかはともかくとして、旅行者全てにその半分の
>気持ちがあればと思うときがありますね。テレビで富士山の様子を見たりすると。

 意図はちょっと違いますが。

 人生は百代の過客。見し聞きし触りしよろずのもの、楽しませてもらっているという
感謝の気持ちを折々に抱くようにすることこそ、生を楽しめるのでしょう。

 ゲームを筆頭としたエンターテインメントも然りだと思います。楽しみを単なる“消費”
にとどめないためには、ときどき立ち止まれるような余裕を持ちたいモノですね。

 こんなこと書くと、何だかお坊さんの説教みたいですが、ワタシは凡俗にまみれていて
エラソーなこといえないんですけれど(^_^;

 それでは(^^)/

http://xgamestation.cside.com/


2168.ゲームをとおして感じること 投稿者:CiAN  投稿日: 6月 6日(日)20時52分54秒

・Kenさん:
>               そういった問題を、プレイヤー側に示してくれるキャラ
>が登場するゲームは、単なる“楽しめる”ものにとどまらないものなのでしょう。

『MISSING PARTS』はあくまで探偵モノで、哲学を語るゲームではないんですがそれはさ
ておき。

 ゲームを通して、制作者の思想なり哲学を(押しつけられることなく)感じ取れる作
品は――それが共感できるものであればなおさら――好きですね。
 例えば同じFOG社がリリースした『風雨来記』というゲームがあるんですが、この作品
の主人公の言葉を借りて「観光者はあくまでも余所者であり、そこで生活している地元
の人たちのお膝元で遊ばせてもらっている」と言っています。

 そこまで謙虚になる必要があるかどうかはともかくとして、旅行者全てにその半分の
気持ちがあればと思うときがありますね。テレビで富士山の様子を見たりすると。

・EP−ROMさん:
> CLANNADが何が言いたかったか、については私の意見は以前に書いた通りです。

 EP−ROMさんの御意見には賛成なのですが、表現手法がどうも、ね。

 一部の例外(例:アトラク=ナクア)はありますが、ゲームでは主人公=プレイヤー
という暗黙の了解がありますし、『CLANNAD』でも同様です。とはいえプレイヤーといっ
ても十人十色ですから、全プレイヤーの感性にあった人物像を作るなど不可能です。

 となれば主人公に必要なのは、ある程度作り手の思想を反映するキャラクターではな
いでしょうか。非常識なバカゲーならいざ知らず、『CLANNAD』のように何らかのテーマ
を持たせたいのであれば、登場人物(特に主人公)に最低限の“芯”は必要でしょう。

 最初は別にヘタレでもいいんです。しかし『CLANNAD』を最後までプレイして、主人公
というフィルターを通して作品を俯瞰したとき、私の感性に響くものはありませんでし
た。

・M1号さん:

>・CLANNAD家族考
>このゲームでは様々な家族の形についても考えさせられましたが。

 これはEP−ROMさんへのレスにもなりますが、(以下ネタバレ)
私は実はことみシナリオはそれほど収まりが悪いとは考えていません。どっちがメイン
かわからない、と言えばその通りではありますが。

 一口に家族といっても様々な繋がりがあります。そして家族に何らかの問題があった
とき、親が子にしてやれること、夫から妻(妻から夫)、子から親はそれぞれ質が違い
ます。それは仕方のないことですし、してやれることに限界があっても何ら恥ずべきこ
ととは思えません。

 主人公とことみは恋人ですが家族ではありません。ことみの抱える問題が“家族”に
ある以上、あのエンディングは必然ではないでしょうか。主人公は恋人として、してら
れることをすればよいのですから。

 むしろ私には『CLANNAD』家族観が「愛する人の傍にいる」ことを賛美しすぎのように
感じられ、そちらの方が気になりました。それを否定する気はありませんけれど。


 余談ですが、CLANNADという言葉は家族を意味しないそうです。

>意外と感動も衝撃も賞味期限は短く感じてしまうのはギャルゲーが供給過多なのだからだろうか?

 そんなことないと思いますよ。Kenさんの『Kanon』レビューの言葉を借りれば、
『CLANNAD』は「心に届くゲーム」だったが「心に残るゲーム」でなかった、ということ
でしょう。

 私にはいまでも心に残っているゲームはありますし、そのときの感動と衝撃はよく憶
えています。年齢と経験が上がるにつれ心の琴線に触れるゲームは少なくなりますが、
全く無くなることはないと思います。


2167.バーチャコールクロニクル 投稿者:カール大公  投稿日: 6月 6日(日)20時13分46秒

 F&Cからこの夏の「コミケ66」の出品物の一覧が届きました。で、目に付い
たのがコレです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■バーチャコールクロニクル(¥6,500)

 往年の名作バーチャコールシリーズの1・2・3がセットになり「バーチャコー
ルクロニクル」として販売いたします。バーチャコール1,2の着色クオリティが
16色から256色に変更、一部シーンには音声が追加されるなどさまざまな点で
リメイクが施されています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 しかし、これを「往年の名作」と言う人っているんですかねぇ?ちょっと首をか
しげるところ。あと、シナリオはともかく絵と塗りは超絶に綺麗なゲームだったの
で、あまり塗りなおしをしても感慨がわきません。

 あと、最強にひっかかるのがたぶんパッケージになるだろうイラストなんですが、
プリシアのイメージぶちこわしの絵で、これを見てかなりげんなり。でもまあDO
Sゲームに郷愁を感じる人には受けるのかも。

 ・・・・、そう言えば「プロジェクトVC」とかいうゲームって無かったかな?
あれって存在は無いことに?

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2166.純愛の後に陵辱物なんてやるものじゃない 投稿者:M1号  投稿日: 6月 6日(日)01時00分11秒

「CLANNAD」の後遺症を引きずる前に何か他のゲームをやろう、と思っていた矢先、知人と等価交換した「アクアブルー」(戯画)「じゅえる・まとりくす」(アイボリー/ジャニス)「胸キュン!はぁとふるCafe」(ユニゾンシフト)が届き、早速「アクアブルー」から始めたのですが…
さすがに純愛物の後遺症が残っている中で陵辱物(このゲームでは対決で負けた相手がウォータースライダーでの罰ゲームの後に地下室で陵辱されるわけです)をやると精神的にきついですが…
しかし冷静に考えてみると、欠点もかなり多かったですよ。(短すぎて印象に残らない分、ネタバレなんていりません)
・話がかなり短すぎる(1プレイ30分〜1時間程度)ため、キャラの書き込みが致命的に不足している
・そして今回からスポンサー件陵辱罰ゲームの担当となった「スパイラルリボン社」の目的は最後まで明かされなかった
・プレイヤーキャラに選ばれた女の子が負けるとゲームオーバー時に陵辱直前or陵辱後のCGだけしか出てこない為Hシーンは実質1つ(負かした女の子の陵辱)のみ
・思わせぶりな登場をした早乙女夏希の妹・美夏は結局最後までろくな出番もなく終わった(せめて夏希のHシーンで姉妹丼になってくれれば良かったのに)
あまりにも「絵だけ」の内容に「これが2002年の作品か?」と首をかしげてしまいましたよ。(ひょっとしたら1996〜1997年あたりの企画を焼きなおしただけかも)

…気分転換はいつになることやら。


2165.「CLANNAD」終了から数日を経て 投稿者:M1号  投稿日: 6月 4日(金)16時09分47秒

段々冷静に考えてみることができるようになってきました。気分転換に別のギャルゲーをやりたいのは山々ですが。(いかんせんこのままじゃ感性が偏りそうで怖いから)

>Kenさん
・てんたま
それ以前にどのヒロインも双葉に精神的な面で勝てない部分があるのが、椎名と他のヒロインがハッピーエンドを迎えた後の課題となると思いますよ。
そうした双葉が精神的に強くなるきっかけとして、「てんたま2wins」のヒロインの1人・真田純菜との出会いがあると俺は思っていますが。以下ネタバレ。
昔、純菜が入院していた頃に双葉と同じ病室になり、同じ心臓病を抱えていることで純菜は双葉に襲い掛かる死の恐怖を癒やしてもらっていました。
このことは裏ルートで椎名が語るのですが、その頃のエピソードの説明が不足しているためなんか消化不良気味なのですが…
というか「てんたま2wins」では「うらたま」に相当するエピソードもないですし。


>CiANさん
CLANNADご苦労様です。俺は生来何事も考えてしまう癖があるらしく、考え事で頭が混乱していましたが…
・主人公の親になる資格
改めてシナリオを見直してみるとその気持ちも判る気がします。(ネタバレ)
自分の父親のことを拒絶しているだけでなく、渚が亡くなった後も汐を古河夫妻に預けて、渚を失った悲しみから逃げるように仕事と浪費に没頭するようになってしまったくらいですからね。
それ以前に「父親になるということは何か」を古河家同居時代から秋生の姿を通じて主人公が見ることができなかったのも原因なのですが。(芳野ではまだ結婚していない立場上「父親としての先輩」にはなりえないため、一番身近にいる秋生が適任ともいえますが。主人公の父親は論外)

・CLANNADの主人公像について
一番情けなさが際だっていたのは智代シナリオだと個人的には思います。(ネタバレ)
智代が生徒会長になった後から、主人公は勝手に「俺がいると智代にも悪評がふりかかる」と思い込んで別れて、残りの学園生活をナアナアに過ごしてナアナアに就職、というかなり情けないものですから。
実際智代自身はそうした悪評が降りかかることなんて気にしていなかったのに、自分の手でせっかく掴んだ幸せ(そして転機へのきっかけ)を手放してしまうという事の空しさが学園生活をスポイルしてしまったわけです。
この感覚は俺もリアルの恋人との付き合いの仲で同じような事態があったため反感を抱く部分でもありましたが。


>EP−POMさん
・CLANNAD家族考
このゲームでは様々な家族の形についても考えさせられましたが。(以下ネタバレ)
前述のことみのように、結局最後には今は亡き両親に大切な部分を持っていかれたと感じるものもありますが、「仮面家族」より関係が冷え込んでいる主人公の家庭との対比で様々な家族の絆が暖かく感じられるの所にも繋がると思います。
それが後々、AfterStoryで否応なく社会に投げ出された際、これまで学園時代にナアナアに過ごしていたことが家族(父親であることも放棄したとはいえ、学費を出しているであろう主人公の父親)への「甘え」によるものであった、と気づかされる所でもありますが。
しかし主人公も3年にもなって進路を決めていないあたりはかなり何ですが。


意外と感動も衝撃も賞味期限は短く感じてしまうのはギャルゲーが供給過多なのだからだろうか?


2164.CLANNAD終了しましたか。 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月 3日(木)20時25分59秒

CiANさん:

 CLANNAD終了おめでた、くないみたいですね。終了後の感想は「不快」でしたか。私は
終了後ちょっと鬱になりました。今はもう立ち直りましたが。で、鬱になっていた最中
にプレイしていたのがF&Cの「虹の彼方に」。何か、妙に落ち着いた気分にさせてく
れました。このゲームの感想については以前に書いた通りですが。

 私はCLANNADというのは「AIRの反省版」だと思っているのですが、AIRでは救いのない
エンディングだったのをハッピーエンドがあるようにしたとか、AIRでは佳乃・美凪の存
在が希薄だったのを、通常部分のボリュームを増やして他のキャラの存在感を強めた、
とか。ただ、結果的に見れば通常シナリオの増強はAFTER STORYとの格差が際だってしま
って成功しているとは言い難い一面がありますけれど。

 CLANNADが何が言いたかったか、については私の意見は以前に書いた通りです。ハッピ
ーエンドルートで最後に奇跡が起こる所などは典型的ではないか、と思えるのですけれ
どね。

 ゲームの作りは非常に丁寧ですし、シナリオそのものも出来は悪くないと思います。
が、どうもKEYスタッフが目指しているものの考え方自体には賛同しかねるものがある、
というのが私の現時点での感想です。


 ではまた。


2163.で、何を表現したかったのかな? 投稿者:CiAN  投稿日: 6月 3日(木)19時55分31秒

『CLANNAD』終了しました。ゲームそのものの感想は「バランスが悪すぎる」としか言い
ようがないのですが、コンプしての感想は「不快」でした。
 個人的感情丸出しの意見で恐縮ですが、たとえフィクションといえど、どうしてもこ
れだけは――というラインがありますので。
 今回はインプレを。未プレイの方には失望される内容になりますが。

 まずバランスの悪さですが、第一にキャラクターとシナリオのバランス。
 露骨に言いますと、前半部と後半部のギャップがありすぎです。これは今までのKEY作
品でも見られたことですが、今回は許容範囲を超えていました。

“非常識なバカゲー”ならば、前半部は秀逸でしょう。私はそちら方面はプレイしない
ので他作品と比較は出来ないのですが、ツッコミを入れるタイミングとテキストは良い
のではないでしょうか。
 しかし後半部にシリアスを入れたいのであれば、あの前半部は逆効果です。

 またキャラクターそのものも非常に悪いです。

 これまでのKEY作品同様、全般的にキャラの精神年齢が低すぎるのはまぁ良しとしまし
ょう。しかし設定では、舞台となる高校は有数の進学校のはずなんですけどね。精神年
齢とテストの点数に因果関係がないのは重々承知ですが、どう贔屓目に見ても“場違い”
なキャラがいるんですね。が、これについても取りあえず妥協します。

 普段は真面目な人間でも冗談は言いますし、チャランポランな人間でも時には真面目
になることはあります。それは当然ですが、『CLANNAD』のキャラに関しては。

 特に登場頻度の多い主人公と春原なんですが、どうも私には「人格調整ツマミがあっ
て、シーン毎にチャンネルを変えて性格が変わる」としか思えないんですけどね。“人
格を持ったキャラクター”ではなく、“シーンを演出するための小道具”と表現しても
よいでしょう。特に某シナリオのサッカー部員はその典型です。

 小説などでは「キャラが一人歩き」してしまい、作家を悩ませることもあるそうです
が、『CLANNAD』ではそういう心配はなかったでしょうね。偏見かもしれませんが。

 第三に、シナリオ構成のバランスも悪いです。
 After Storyがメインで、通常シナリオがプロローグという構成はいいんですが、その
プロローグが長すぎます。小説でも漫画でも、仮に全10冊構成として8冊がプロローグと
いう作品など、見たことありません。

 クリア後にプレイできるおまけシナリオなら評価の対象にしないのですが、メインシ
ナリオへの条件となれば立派な本編の一部です。当然評価の対象となりますし、上記の
バランスの悪さは全てマイナス評価となります。

 一応フォローしておきますと、全編つうじてバカゲーに徹していたならば、高水準の
作品となったと考えられることです。私の趣味ではありませんが、そういう作品を否定
する気はありませんし、それもまた一つの選択だと思います。
 シリアス部分についても及第点だろうと思います。あざとさはありますが、それは今
に始まったことでもないし、個別シーンの表現力は悪くないのですから。

 しかし両方合わせても……ねぇ。

 これは私の憶測に過ぎないのですが、KEYは『CLANNAD』を“KEY作品の集大成”と位置
づけていたのではないでしょうか。『ONE』、『Kanon』、『AIR』各作品のエッセンスが
含まれていたように思います。

 しかしそれが成功したかというとそうは感じられません。例えばの話、美味なコーヒ
ー、紅茶、緑茶を個別に淹れても、それを全部ミックスしたからといって美味しい飲み
物になるとはかぎらないと思います。

 買って損をしたとは申しません。不満はありますがコストパフォーマンスは合格点で
しょう。しかしタイムパフォーマンスは悪いですね。

 あと「不快」ですが、これの詳細は割愛します。「不快」と明言しておきながらその
理由を書かないのは卑怯という自覚はあるのですが、正直書きたい気分ではありません。
 しかし全く書かないのも気が引けるので一言だけ。

(主人公に向かって)キサマに親になる資格はねぇ!!!

 これでも一応既婚者ですので。


2162.このサイトは長生きして欲しい 投稿者:カール大公  投稿日: 6月 2日(水)23時29分15秒

■to:Ken様(6月 1日(火)23時02分34秒)

>特に活発に更新したりデザインを変えたりした時期に範としたサイトは、その多くが
>更新停止状態になったり、姿を消したりしているのが実情で、寂しいかぎりではあり

 はい、個人サイトの具体名を掲示板で挙げるとマズイ気がするので名前は挙げま
せんが、2000年頃に私がインターネットを使い出した頃にお世話になったサイ
トが次々と停止しているのは寂しい限りです。それだけにこのサイトは私の最後の
心のよりどころですね。長く長く頑張ってください。


>した。ただし『Kanon』はそれなりに楽しめた一方、『AIR』はそうでもなく、最後ま

 確かに難解な作品では有りましたね。当時の日記を紐解いてみたのですが「難し
すぎてよく解らなかった」と、まぁ、正直な感想が書いて有りました(頭が悪いか
らか伏線がもう一つ飲み込めなかった)。ただ「大したゲーム」だとは思いました
ので、「クラナド」も挑戦はする予定です。


>何の“達人”なのかよくわかりませんが、私の場合、情報収集といっても、ショップ

 私の場合はあくまでインターネットは「従」というかそんな感じですが、ここの
様な由緒あるサイトを運営者の方ならば、「情報の遅い雑誌よさらば、情報満載の
電脳空間こんにちわ」という感じで、インターネットを駆使して、ソフトハウスの
公式サイトも巡回して、電脳ライフを堪能しておられるのでは、とまあ、そんな風
に想像していた次第です。


 まあ、私は旧時代人、というか、ものぐさというか、なので、「ソフトハウスの
サイトまでいちいち情報を拾いに行く」というのが面倒で、雑誌媒体がまとめて提
供してくれるのを待っているほうですが、「PCを起動しなくても即情報が参照で
きる」という利点が有るので雑誌はまだまだ縁は切れないでしょう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■to:EP−ROM様(6月 2日(水)18時31分59秒 )

> はい、あります。これもKEYのサイトに行けば出てますね。劇場版が出るというのも
>相当驚きでしたが、それに加えてTVアニメ化も、と。

 テレビと映画の二本立て・・・・、「日本沈没」を思い出しますね(←古っ!)。

> まあ、放送後のDVDの販売がメインなのでしょうが、それにしてもアニメ化に向く
>素材とは思えないのですけれどね。一応恋愛物であったKanonならまだしも。私はBS

 「誰の話をメインにするか」に関しては全く迷う必要も有りませんが、あの難解
話を一般人が理解できる話に落としこめるんでしょうか?逆にそれが出来るんだっ
たらゲームのオチで呆然とした私としては大歓迎でDVDでも何でも買うんですけ
どね。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2161.AIR劇場・TVアニメ版 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月 2日(水)18時31分59秒

カール大公さん:

> あら?これより前に「劇場アニメ」の話って有りませんでした?確か「エースを
>狙え」とかで有名な人が手がけているということでしたけど・・・・・、

 はい、あります。これもKEYのサイトに行けば出てますね。劇場版が出るというのも
相当驚きでしたが、それに加えてTVアニメ化も、と。

 まあ、放送後のDVDの販売がメインなのでしょうが、それにしてもアニメ化に向く素材
とは思えないのですけれどね。一応恋愛物であったKanonならまだしも。私はBSデジタル
を見られる環境がないので、報告は他の方にお任せしますが。

 ではまた。


2160.AIR:劇場版は? 投稿者:カール大公  投稿日: 6月 2日(水)01時37分59秒

■to:EP−ROM様(6月 2日(水)00時20分40秒)

>しかしあの話をどうアニメ化するのか? アニメに向いてる素材とは到底思えないの

 あら?これより前に「劇場アニメ」の話って有りませんでした?確か「エースを
狙え」とかで有名な人が手がけているということでしたけど・・・・・、

 以前に「To Heart」がCS枠(今は無きディレクTVだっけ)で放映さ
れてましたが、「AIR」も同様に「BSデジタル」という新メディア普及推進の
尖兵となるみたいですね(まあ地上波デジタルが始まったからもう衰退するしか無
いメディアですけど)。まぁ、私はCSの「アニマックス」あたりに落ちてくるの
を待ちます。BS−iで4月スタートの「この醜くも美しい世界」が早くも7月か
ら放送されるくらいですから、AIRも即来るでしょう。

 ではでは。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2159.AIRもアニメ化だってさ。 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月 2日(水)00時20分40秒

 先ほどKEYのサイトに行ってみたらタイトルが。もっとも放送はBSデジタルなので、誰
でも見られるわけじゃありませんが。

 しかしあの話をどうアニメ化するのか? アニメに向いてる素材とは到底思えないの
ですがねぇ。まあ、BSデジタルが見られる環境の方はご参考までに

 ではまた。


2158.『Kanon』発売から5年経っているんですね 投稿者:Ken  投稿日: 6月 1日(火)23時02分34秒

M1号さん
 片方を削除しておきました。

>最も「てんたま」の場合、プロローグの印象が強すぎて本編が今ひとつ印象に残らないのが何ですが。

 そもそも、本編での「悩みの解決方法」が安直ですから。ギャルゲーゆえの解決方法と
しかいいようがありませんが、千夏以外をヒロインにした場合に同工異曲となってしまう
のは、いわば必然といえるでしょう。

カール大公さん
 レビューサイトにもさまざまなものがあるのでしょうが、私がサイトを立ち上げてから
特に活発に更新したりデザインを変えたりした時期に範としたサイトは、その多くが更新
停止状態になったり、姿を消したりしているのが実情で、寂しいかぎりではあります。

 そんな中でも、今にいたるまでサイトの継続をまったく負担に感じていないのは、あく
までも身の丈にあったことしか発言(発表)していないこと、自分に嘘をつかないことの
2つを守ってきたからだと思います。

> ところでKey作品はお嫌いなんでしょうか?

 いえ、別に嫌いというわけではありませんし、『Kanon』も『AIR』も発売日に購入しま
した。ただし『Kanon』はそれなりに楽しめた一方、『AIR』はそうでもなく、最後まで
プレイするのが精一杯でした。まだ手元に残ってはいますが、時間がかかることがわかっ
ているだけに、今後リプレイする可能性があるかどうか、はなはだ怪しいものです。

> 多分Ken様の様な達人クラスになると、大抵の情報はインターネット経由で収
>集されていると思いますが

 何の“達人”なのかよくわかりませんが、私の場合、情報収集といっても、ショップの
店頭で表示・陳列されているものを見て決めるほうが多いため、ネットの情報収集は補助
的なものにとどまっています。

 「DependSpace」などの情報サイトは比較的まめにチェックしていますが、こういった
サイトから得られる情報だけで購入を決めたことはめったにありません。常時接続環境に
なってからは、体験版をダウンロードしてプレイすることもけっこうありますが、体験版
が気に入って買ったという例も、あまり多くないのが実情です。

>                               「何年も後に
>記録として読み返す」という事を考えて、雑誌を買い続けています

 紙媒体の強みであり、Web媒体の弱みであるのが、過去の情報の蓄積なんですよね。
雑誌であれば蓄積された情報は容易に引き出すことができるのですが、Web上の情報と
なるとなかなかそうはいきません。有用なデータが、削除されたり行方不明になったり
するのが宿命です。

CiANさん
 ヒロインのおかれた境遇をさまざまに変えていろんなセリフを吐かせるというのは
叙述の1つのパターンですが、その“境遇”の説明をどのように示していくか、という
タイミングもかなりたいせつでしょう。

 書かれたゲームの内容については知らないので、一般論として。

 アイデンティティを保つことを第一に据え、それを否定する障壁を除去することを
“方法論として”肯ぜざるを得ないのは人間の弱さでありましょうが、そこから人間が
抜け出せるのか、あるいは抜け出せないのか。そして、あがこうとする人間は強いのか、
はたまた単に滑稽なだけなのか。そういった問題を、プレイヤー側に示してくれるキャラ
が登場するゲームは、単なる“楽しめる”ものにとどまらないものなのでしょう。

#もっとも、行動の善悪や美醜といったことをすべて理解したうえで、あえてその
 汚れた行動を取ろうとするキャラクターがいたとして、それを一概に否定することも
 できませんが。

 それでは。

http://xgamestation.cside.com/


2157.真琴ルートが好き 投稿者:カール大公  投稿日: 6月 1日(火)22時27分38秒

■to:EP−ROM様(6月 1日(火)00時26分24秒)

>メインになったのは久弥直樹氏ですが、ONE、AIR、CLANNADは麻枝准氏です。公表はさ


 ははぁ、なるほど、思った通りですね。つまりKanonだけ別物(というと変
だけど)であったということでしょうか。

 ONEは個々のルートはちょっと今よく思い出せませんが、Kanonでは真琴
ルートが好きですし、AIRも特に拒絶反応も無いのですからクラナドもOKでし
ょう。


>だと思われます。私が気に入っているのは久弥氏の方のシナリオなのですが、表舞台か

 Kanonの後に辞められたということですか。まあ、あれだけの作品に関わっ
た方ならば活動を再開すればすぐわかってしまうでしょうから(例:「リアライズ」
の制作コンビ)、エルフの元社長のひるた氏の様に業界からすっかり身を引いてし
まわれたのでしょうか。残念ですね、

 ではでは。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2156.「嘘のことたくさんより、話さない本当の方が…きれいね」 投稿者:CiAN  投稿日: 6月 1日(火)21時29分59秒

『CLANNAD』の方は現在8人目、メインのステーキの前に、野菜サラダを5人前(テキトウ)
食べさせられている気分です。
 流石に疲れましたので、今回は別のゲームの話を。つか、させてください。(T T)

 で、%タイトル%ですが、これは最近プレイした『MISSING PARTS』の、とある登場人
物のセリフです。

 日本語としては変ですが、キャラクターが日本に来て間もない中国娘なので問題ない
でしょう。むしろ拙い言葉を用いることによって、そのキャラクターの虚飾のない心を
見事に表現している、なかなか美しい言葉だと思います。

 しかもシチュエーションが、パーティーの帰りに二人きりになって、気の利いたセリ
フ一つ言えずに落ち込む主人公に対しての言葉でしたから、私的に破壊力抜群でありま
した。

 …………ところがこれ、美しいだけのセリフではないんですね。

(以下ネタバレ反転)
 このヒロインは特殊な事情によって自分を「いらない子」と思い込んでいます。そし
て一人の極悪人の嘘によって自己の存在意義を支えています。マインドコントロールさ
れていると言えばわかりやすいでしょうか。

 本来は心優しい娘のはずなのに、「いらない子」にならないために平然と人を殺して
しまう、それも嘘によって。
 娘が嘘と知っていたかどうか。恐らく知らなかったのでしょうが、仮に知っていたと
してもそれは何の意味もなかったでしょう。極悪人の命令さえ聞いていれば、少なくと
も「いらない子」にはならなくて済むのですから。


 そんなことを考えると、“美しい”ではなく、この上なく“痛い”セリフでありまし
た。


2155.KEY作品いろいろ 投稿者:EP−ROM  投稿日: 6月 1日(火)00時26分24秒

カール大公さん:

>「Kanon」がとっつき安すぎたので

 これについては誰がメインになったのか、が大きいかもしれませんね。Kanonの場合は
メインになったのは久弥直樹氏ですが、ONE、AIR、CLANNADは麻枝准氏です。公表はされ
ていませんが、おそらく担当シナリオはONEでは、

久弥氏 茜・澪・みさき
麻枝氏 瑞佳・留美・繭

Kanonでは、

久弥氏 あゆ・名雪・栞
麻枝氏 真琴・舞・佐祐理

だと思われます。私が気に入っているのは久弥氏の方のシナリオなのですが、表舞台か
ら退かれてしまったのが何とも残念。今は同人ソフト作っているらしいけど、また表の
世界に戻って欲しいものですが。もっとも、別の名前で活動してるのかもしれないけど。


M1号さん:
以下、CLANNADのことみシナリオのネタバレがありますので文字と背景を同色にします。

 ことみシナリオの場合、ことみに対しての主人公の愛が描写のかなりの部分を占めて
います。が、最終的にことみを救ったのは両親のことみへの愛です。私はここにどうに
も収まりの悪さを感じてしまうのです。

 一応形式的には主人公とことみが結ばれるという形になっている以上、主人公がメイ
ンとなるべき所が、一番重要な部分を「両親のことみへの愛」で納めてしまっているの
でどっちがメインなのかわからなくなっています。家族愛の方をメインとするならば、
もっと主人公の役割を限定的なものとするべきではないのか、と思えるのですが、今の
ままでは主人公は色々活躍したけど最後の一番おいしい所だけ持って行かれてしまった、
という感じがしています。タイトルが"CLANNAD"である以上、家族にこだわったのでしょ
うけれど、私には「こだわりすぎ」と思えるのですけれどね。

 この「家族」と「恋愛」の収まりの悪さは智代シナリオでも同様に発生しています。
私にはかなり疑問なのですが、「普通と同じものを作っても仕方がない」ということな
のでしょうね。KEY作品に普通を求めても仕方がない、のは十分わかっていることでは
あるのですが。



 ではまた。


2154.サイト作りの弟子 投稿者:カール大公  投稿日: 5月31日(月)23時36分3秒

■to:Ken様(5月31日(月)00時20分55秒)

 本当にお久しぶりです。先日と有る理由でゲームのレビューサイトを色々巡って
いたのですが、Ken様の作品のレビューを読んでムラムラッと「おお、こんなの
を自分も書きたい」と触発され、速攻でサイトを立ち上げました。こちらのサイト
の影響力に比べればゴミみたいなものですが、身の丈に合わせてちょこちょこやっ
ていきたいと思います(全然別ジャンルの物も並行して運営?しているので、本当
にボチボチになりそうですけど)。

 ところでKey作品はお嫌いなんでしょうか?私ってぱミーハーなので、人気作
にはすぐに飛びついてしまいます。なんだかんだ言っても「Kanon」はもちろ
ん、癖の有る「AIR」ですら台詞と音楽の連携攻撃に撃沈されましたから。


>ゲーム系の雑誌を、3年ぶん溜めておられたんですか? 私はかれこれ(少なくとも)

 ゲームに興味を無くす前から「PCエンジェル」「パソコンパラダイス」「電撃
G’s」の三誌は買っていたので、本屋に行って新しい号が出ているとつい習慣的
に買って、そのまま積んでいました。おかげでG’Sなど、一年以上前の号を開い
て「あれ、こんな下敷きのおまけがあったんだ?」とか言っている最中です。

 多分Ken様の様な達人クラスになると、大抵の情報はインターネット経由で収
集されていると思いますが、私の場合、そういうつてが乏しいのと、「何年も後に
記録として読み返す」という事を考えて、雑誌を買い続けています(10年以上前
のテクノポリスの記事なんか読むと懐かしいですよ、ホント)。でもパソパラもP
天も「業界情報(インタビュー等)」が少ないので、ここ数年の人や業界の流れが
見えなくて辛いですね。そういうのをまとめているサイトが有ると良いのですがご
存知有りませんか?

 これからは新作の感想もドンドン増やす予定ですので、たまには覗きに来て下さ
ると幸いです。

 ではでは。

http://homepage2.nifty.com/archduke/PCGAMEindex.htm


2153.頭の中は段々整理がついてきたのですけどね 投稿者:M1号  投稿日: 5月31日(月)02時48分44秒

しかし「CLANNAD」では俺が「ときメモ」以降のゲームで直感的に思っていたことについて様々考えさせられましたが…

>Kenさん
・パートナーの死
それこそ「てんたま」のように、パートナーとの別れ自体が物語のプロローグ(ついでに言うと次作にも一部関わりがある)パターンもありますけどね…
最も「てんたま」の場合、プロローグの印象が強すぎて本編が今ひとつ印象に残らないのが何ですが。
・私信
下の書き込みですが、ちょっとネタバレのフォントを使うのが初めてで失敗しまして…
お手数ですが削除していただけるとありがたいです。

>CiANさん
・CLANNAD
うう、すいません。ネタバレしてしまって…
(ネタバレ)しかしその事件が後々の物語の伏線になることは確かです(その後の展開はゲーム本編にて)。

しかしEP−ROMさんがおっしゃるとおり、AfterStoryに物語の本質が眠っているわけでして。少なくともラブラブ状態の延長戦、とは程遠いことは覚悟して置いてください。

>EP−ROMさん
アドバイスありがとうございます。少し頭の中の整理がついてきたのでとりあえずまとめられる部分を。
・家族という存在の意味
ことみのシナリオでは(ネタバレ)ことみの両親が墜落事故に遭う直前に惜しげもなく「超統一理論」の論文を捨て、娘の為に最後の言葉を残した手紙と熊のぬいぐるみを旅行かばんに入れたというエピソードから、科学者としての名声以上に大切な物を知っていたことについても考えさせられまして。

また、椋のシナリオもその部分について書いてくれればよかった、と思ってます。
以前に「ツインズストーリー」の話をこの掲示板でしたときにも感じましたが、双子ってある意味、どんな恋人や親友よりも喜びも悲しみも分かち合える存在だと思いますし。
だからこそ双子の片方だけが幸せになったとしても、もう片方がいなければその幸せを感じあうことはできないのですから…


2151.約束 お願いはひとつだけ 投稿者:Ken  投稿日: 5月31日(月)00時22分34秒

 タイトルは『RAINBOW』所収某曲の一節。

CiANさん
>普通の女性はこの時点で思いっきり好感度を下げると思うんですけどね。『CLANNAD』の
>女のコが普通かどうかはともかくとして。

 第2文の逆ツッコミを最初に入れてしまいましたよ(^_^; 未プレイなんで正体はわかん
ないんですけど。

(シンフォニック=レイン)
』では、岡崎氏のボーカルも悪くはないのですが(サントラ
>では各担当声優が歌うように変更されていました)

> ゲームでは岡崎氏が歌っておられたのですか? 一般的に声優より歌手の方が歌は上
>手なはずですし、「ゲームでは歌手、サントラは声優」というのは逆のような気がする
>のですけれど。

 中途半端な記述で失礼しました。岡崎氏が歌を担当されたのは2曲あり、各ヒロイン
固有の歌は各担当声優が歌っておりました。サントラではこの2曲が、別の声優担当に
なっていた、というしだいです。もっとも上手下手という点に関しては……えっと、
そのう……。

> 音楽も良いようですし、ちょっと興味がわいてきました。

 かなり好みがわかれると思います。まず主人公の性格をいったんニュートラルなもの
ととらえること、そのうえで不明瞭なヒロインの心情をあれこれ考えてみたくなること、
この2つが必須のような気がします。

 それでは。