EP−ROMの昔話・その27

卒業旅行

2003年1月5日

 ジャニスは「卒業〜」というタイトルのゲームが好きなのか、頭に「卒業」という名前が付くゲームをいくつか発売していますが、これもその1つで発売は1996年3月です。

 内容は男2人、女2人の4人組で卒業の記念にと泊まりがけでスキーに出かけ、さてそこで恋に落ちる相手は誰か、というゲームです。ところでこの4人、中学からのつき合いで「幼なじみ」って言ってますが、「幼なじみ」というのはもっと小さい時からのつき合いではないのでしょうかねぇ? 個人的にはかなり違和感あるのですが。

 さてゲームとしては1プレー1時間かからないような超お手軽ゲームです。分岐もそれほどないので、しらみつぶしに調べればそれほど難易度の高いゲームではないでしょう。NIFTYでの情報によるとエンディングは全部で13あるそうですが。

 で、何と「唯」(男です)とのエンディングもあります。これ以前に出た、ソフトウェアハウスぱせりの「TRUE LOVE」(1995年6月)やデザイアーの「V.R.デート五月倶楽部」(1995年8月)にも男エンドはありますが、それらと決定的に違うのは「男×男」のHシーンがあるのです!!!

 「良くやった」と言うべきか、「二度とやるな!」と言うべきか・・・ いや、個人的には絶対にパスですけどね。ただ、こういうのを望んでいる人もいるでしょうから。そう言えば、以前アクティブのインタビュー記事で、「if2」(1993年10月)というゲームの中にホモネタがあり、アンケート葉書では、「またやってくれ」という人と「二度とやるな!!」という人に分かれ、「二度とやるな!!」という人の方が圧倒的に多かったので今後はどうするか考慮中、なんていうのがありました。その後のゲームにも男エンドがある所を見ると、「ホモネタ入れよう」という勢力が社内で勝ったのでしょう、おそらく。

 しかしレズシーンのあるゲームっていうのは山ほどありますが、ホモシーンのあるゲームっていうのはほとんどありませんね。やっぱり「野郎の裸なんか見たくない!!」という人が多いのでしょうね、きっと。

 もっとも私にとってはこのゲームの印象っていうのは、

らめみちゃんかわいい!!!(*^^*)

なんですけど。(^^;)

 このゲームWindows版も出ていますが、さすがにその筋の人以外は今からプレイする必要はないでしょうね。あえて見たいというのであれば止めませんけど。どうもその手が好きな人の間では伝説化しているらしいですねぇ、このゲーム。ともあれ、(あまり見たくはないですが)「男×男」シーンがあるという理由で思い出に残っているゲームです。

written by EP−ROM