NY株:5年1カ月ぶり高値 デフォルト懸念和らぐ
毎日新聞 2013年01月19日 10時37分(最終更新 01月19日 10時56分)
【ワシントン平地修】週末18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日終値比53.68ドル高の1万3649.70ドルで取引を終えた。連邦政府の債務上限引き上げ問題が先送りされる見通しが高まったことが好感され、07年12月以来約5年1カ月ぶりの高値となった。ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数の終値は1.29ポイント安の3134.71だった。
米議会共和党が、3カ月間の限定付きながら債務上限の引き上げを容認する方針を示し、米政府の債務不履行(デフォルト)などへの懸念が和らいだ。同日公表された米ゼネラル・エレクトリック(GE)など主要企業の12年10〜12月期決算が好調だったことも株価を押し上げた。