フィギュア:浅田、自己ベストに迫る高得点で優勝 鈴木、村上とワンツースリー
2013年02月10日
◇4大陸選手権最終日・女子フリー(大阪市中央体育館)
フィギュアスケートの4大陸選手権は最終日の10日、女子フリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で首位の浅田真央(中京大)がフリー130.96、総合205.45で3回目の優勝を果たした。浅田はSPで2年ぶりに決めたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は両足着氷となったが、3−3回転のコンビネーションジャンプなどを決める充実の内容。10年バンクーバー冬季五輪で記録した205.50にはわずかに届かなかったものの、圧倒的な演技で他を寄せ付けなかった。
2位にはフリー124.43、総合190.08の鈴木明子(邦和スポーツランド)、3位にはフリー116.99、総合181.03の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が入り、日本勢が表彰台を占めた。鈴木と村上の得点はともに自己ベストを更新した。3月の世界選手権(カナダ)に向けて勢いのつく結果となった。
女子フリーの前に行われたペアはSP1位のミーガン・デュハメル、エリック・ラドフォード組(カナダ)がフリーで128.74をマークし、合計199.18で初優勝した。日本勢は出場しなかった。【毎日jp編集部】