
競技かるたのルール制定100周年を記念し、模範演技をする永世クイーンの渡辺令恵さん(左)と現クイーンの荒川裕理さん=24日午後、高知市
小倉百人一首競技かるたのルール制定100周年を記念し、高知市で24日、「競技かるた制定100周年記念イベントin高知」が始まった。
競技かるたは高知県出身の作家黒岩涙香が中心となり、1904年に取り札の字体や枚数などの統一ルールを制定。その業績をたたえ、全日本かるた協会が涙香の郷里でイベントを企画した。
永世クイーン渡辺令恵さん(横浜市)と、現クイーン荒川裕理さん(奈良県生駒市)が対戦形式で模範演技をすると、観客らはスピード感あふれる高度な技に見入っていた。25日は約100人の選手が参加し、記念大会が開かれる。
100周年記念イベントは高知県を皮切りに、今後滋賀県や東京都でも行われる予定。