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★アニカンインタビュー
MaxBoys『大切なうた』インタビュー1
『細谷佳正・増田俊樹の全力男子』発!
注目男性声優ユニットが初アルバム12月12日発売!!


文化放送『細谷佳正・増田俊樹の全力男子』から生まれたユニットMaxBoys。生き方に不器用な2人が自分の殻を破るために、どんなことにも全力でぶつかっていくというユニットのコンセプト通り、人間臭く、それでいて真っ直ぐで潔いアルバム『大切なうた』が完成した。渾身のアルバムについて2人にたっぷり話を聞いた。


曲順の組み合わせとかテーマを見ると、人間を作ったみたいな感じがあった。(細谷)

――今あらためて、これまでのシングルを振り返ってみて、いかがですか?

増田 ラジオで僕らが、“歌を歌いたいよね”って話をした時に、“じゃあユニットしますか”って企画が始まったんですけど、そこから1ヶ月もなかったんですよ。これから歌の練習とか、歌について話すのかなと思ったら、年内(2011年)には録ってましたからね(笑)。音楽業界というのは、こんなにもスピーディに作品が作られていくのに、あんなに良いものができるのか……僕も頑張ろうって思いました。レコーディングスタジオも、アフレコなどでいつも使っているスタジオと全然違って、マイクもゴツいし。でも、“ここから始まるんだ!”ってワクワクしていました。

細谷 エンジニアさんもプロデューサーさんも手探りだったので、使ってるマイクが一緒だったなっていうのが思い出深いですね。2ndシングルからは、2人の声質に合わせて別々のマイクを使ってるんですけど。自分としては、キャラクターソング以外で歌を歌わせてもらうのが初めてだったんですよ。生楽器でバンドサウンドというすごく重厚なサウンドだったので、そこで自分が歌うとオケに負けちゃう。それは初めての経験で……。もっともっと声を出してって言われて、こんなに出してるのに聴こえないんだって思いながら、何度も挑戦した記憶があります。やっぱり1stシングルって、すごく大事じゃないですか。周りには音楽の専門家の方がいて、そこに僕らが追いつかなきゃいけないということで、引き上げてもらうのにも、すごくエネルギーを使ったというのがありますね。

――2ndシングルだと、だいぶ環境にも慣れて?

細谷 2ndはプリプロと言って、レコーディング前にスタジオで仮レコーディングをして、自分の粗を修正してから収録をするという、ちょっと時間を懸けた作業でした。2ndはちょっとかわいい印象があって、ガラッと変わったなというのがあったんですけど、親しみやすかった。1stの時のように、必死にスタッフさんのOKのラインに立とうとしている感じはなかったですね。

増田 MaxBoysは、こういう幅広いユニットとして考えてもらっていたんだなって思いました。あと2ndシングルの制作が決定したことは、1stシングルのイベントで言ったんですよ。それを明かした時、お客さんがすごく喜んでくれた思い出が強いです。違う曲も聴きたいよっていうエネルギーがちゃんとあって、それが伝わってきたことがすごく嬉しくて。だから2ndは、MaxBoysというものがしっかりあって、そして曲を出しているんだなって意味合いが強くなった1枚ですね。1stの時はわからないことが多くて、“本当に発売するの?”とか思って、CDショップに見に行ったりしたけど、2ndは発売する前からしっかりみんなに聴いてもらいたいって。気持ちの中で、MaxBoysとしての自覚がより芽生えた時期でした。

――そこからいきなりアルバムの発売。すごくびっくりしました。

増田 僕もびっくりしました。先入観ですけど、シングル4~5枚出して、2~3年に1度アルバムを出すイメージだったんですよ。それがデビューして1年目で作らせていただけるとは! これまでのシングルは、“こういう歌をやっていきたい”と言われて、“僕らもこういう歌を歌いたいです”って話から作ったんですけど、アルバムは曲が多いぶん、どんな曲を歌いたいのかとか、どう考えているのかを話し合いたいから、みんなで曲を聴きましょうとなって。

――コンペのような形ですね。

増田 そうですね。今回、新譜は5曲ですけど、それ以外にもいい歌があったんです。僕もやっぱり“歌いたい”っていうことだけだとイヤで、それプラス、作品として良いものを作りたいと思ったので。兄さん(細谷)とスタッフさんとで“あれが良い、これが良い”って選びました。兄さんは、いきなり“これは100%入ります、決定です!”とか言ってましたけど(笑)。

細谷 僕は結構、直感なので。

――どういう風に曲を選んでいったんですか?

細谷 直感で好きな曲を選んだ感じだったんですけど、あとで完成盤を聴いた時にどこか悲しい曲が多いんですよね。そういうのが好きみたい(笑)。でも1stと2ndで、わりとポジティブなテーマの楽曲が連続してたので、ちょっと暗かったり、影や憂いがあったり、失恋とか、人間ってそういう時あるよねっていう曲を直感的に選んでた感じがしています。選ぶ段階で詞が入ってない曲もあったんですけどね。だから明るいテーマから始まって、中盤悲しい感じになるじゃないですか。曲順の組み合わせとかテーマを見ると、変な話なんですけど、人間を作ったような感じがあったんですよね。それが良かったなって思いました。

つづく

Text/塚越淳一(FAMiLIES)
2013/01/18 16:00:00