日本語プログラム環境Mind

Mindを知っているでしょか。日本語でプログラミングできるという優れものです。
日本語プログラムというと、「日本語BASIC」とかそういうアプローチのものがありました。
大半が、日本語を英語に読み替えてから実行するというもので、もともと英語圏用に作られたものを日本語化したものに過ぎません。

Mindは「始めから日本語でプログラムすることを意図した」言語となっており、親和性に優れております。
例をあげるなら
 「ようこそ、Mindへ」と 表示する
と書けば、「ようこそ、Mindへ」とコンソールに表示されるわけです。

では、はじめましょう。

1.PureMindを入手する
 コンパイラを入手しなければなりません。
 Mind-NETからダウンロードできます。

 ところが、このソフト、1.47Mほどあります。適当な分割ソフトでFDに落としてください。一回解凍して、適当なサイズで圧縮するなども有効です。(わたしは、UNIX-LIKES-TOOLSのSPLITで分割しています。

2.適当なディレクトリにコピー、結合し、LHAで解凍する
 HDD上の適当(此処では、C:\MIND)にコピーして解凍します。
 なお、前もってLHAとPANSIや適当なエディッタ(私はJED)は導入しておいてください。

 解凍の仕方
 C:\MIND>LHA X PMIND521.LZH

3.導入
 解凍したディレクトリでINSTALLを実行します。

 C:\MIND>INSTALL
 あとは、設問に従って答えていくだけです。まずは、そのままでOKでしょう。

 最後にやっておくべきことがあります。導入先(通常C:\PMIND521の配下にAUTOEXEC.ADDというファイルが生成されています。これを、C:\AUTOEXEC.BATの適当な位置に挟んでください。
 そのご、再起動をかけます。

4.ソース(原始プログラム)を作成
 適当なワークディレクトリを作りましょう。(この場合C:\WORK)
 そこにエディッタでファイルを作ります。
 仮に、HELLO.SRCとしましょう。中にはこう記述してください。
メインとは
    「ようこそ、Mindへ」と 表示する。

その後、保存します。FreeDOS/Vの場合標準FEPが鳳なので厳しいかもしれませんが、なれの練習と思ってふんばりましょう。

MIND1

5.コンパイルする
 作ったソースを実行形式に変換します。
 C:\WORK>PMIND HELLO.SRC HFILE521

MIND2

6.実行する
 作ったプログラムを実行する。
 C:\WORK>HELLO

 実行結果はお楽しみというところで。

7.補遺
 実際の構文文法、詳細の使い方などはMind-NETや、同梱のドキュメントを参照してください。

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