FreeDOS/Vでの開発環境構築
いまさら、DOSを使う人は「何かを簡単に作ってみたい」人が大半だと思う。でなければ、以前のDOSリバイバルブームに何らかの形で触れ、取りあえず使ってみようという人だと思う。
いづれにしても、Windowsでは七面倒でかったるいし金のかかる開発という行為が、実に簡単に、金もかけずに構築できるという事を説明しようと思う。
ただし、そこから先は個人の力量によるし、私自身も「DOSのす〜ぱ〜ぷろぐらま〜」などというわけでは決してなく、只の端くれなだけなので余り期待はしないように(マテ。
なお、DOSコマンドは一通り使えます人レベルを対象にしています。まずはその辺からという人は、水城珠洲のサイトにあるDOS入門書を読んでからにしましょう。
☆まず揃えるべきもの
FreeDOS/Vの配布環境は「最低限そろえたもの」になっています。従って、配布されたものだけで何かをするのは(配布しておいて言うのは何ですが)無理があります。そこで、以下のものはそろえましょう。
(最新版は2002/11/01現在:一般最新版はVectorで取得できます)
・LHA:一般最新版は2.55b/開発向け最新版は2.67:解凍するのに必須。
・JED:最新版は1.94:エディッタ。VIMだとファイルのエディットがキツイ人用。
・PANSI:最新版は1.03:画面制御。一部のソフト用に必須。
☆こんてんつ
・日本語プログラム言語「Mind」:PureMind 5.21
・何の変哲もない、そして奥深い「ANSI-C」:LSI-C試食版 V3.30C
・昔なら誰でも使えた「BASIC」:UBASIC 8.8f
・開発言語統合ソフト「Gnu Compiler Collection」:DJGPP
→FORTRAN
→ANSI-C
→C++
→PASCAL
→Objective-C
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