東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で9日、ツイッターなどを通じて集まったボランティアが、行方不明者の捜索をした。
「あと何日待てば捜索してくれますか?」。1月上旬、震災時8カ月だった長男を捜し続けている閖上の女性(37)が、ツイッターでつぶやいた。それを見つけて「早く行ってあげなきゃ」と思ったのが千葉県の会社員、緑川雅彦さん(39)。福島県南相馬市などでボランティアで不明者を捜してきた緑川さんは今月2日、閖上を訪問。がれきが残る海岸などの様子をブログで紹介し、一緒に捜索するボランティアを募集した。
9日は、東京や大阪などから80人以上が参加。海岸の消波ブロックの間などを捜索した。緑川さんは「全員見つかるか、ご家族がもういい、と言うまで、5年でも10年でも続ける覚悟です」と話した。