沖縄に花粉症はあるか?
テーマ:沖縄の情報まわりOkinawa通信192
●沖縄にスギはないし、花粉症を引き起こす樹木はほとんどない。
寒さがゆるむのはうれしいけれど …… と、この季節を憂う人は多いことでしょう。
お互いにブログの読者になっている古い友人、M氏は、そのブログで2月に入ってからすでに花粉症の症状が出たと語ってます。
国民病と言われるだけあって、知人友人の中でも花粉症に悩まされている人は多いです。
私はどうか、といえば。
東京にいた最後の5、6年は、毎年この時期になると、少しだけ鼻がむずむず、目もしばしばしてました。
それほど長い期間でもなく、たまに …… という感じ。
そして
「もうすぐ臨界点を超えてくるんだろうなぁ、でもなんとか手前でもっている……」
と、きっと毎年、同じことを、何度も言っていたんでしょう。
事務所の女性スタッフAちゃんに、
「それ、もう花粉症ですよぉ」 と笑われ、
(そうか、そうなんだぁ……、そう言われればそうかぁ……) と、自覚したしだい。
つまり、私の花粉症は、ほかの人には申し訳ないほど軽症だったと思います。
で。
その程度の花粉症なので、ほとんど意識することなく、沖縄で3回目の春を迎えますが、
沖縄では、花粉症の話題は皆無です。
もちろん私も、少しあった目や鼻のむずむずしばしば、まったくありません。
ネットで調べてみると、
沖縄にも花粉症が存在しないわけではないようで、沖縄によくあるモクマオウ(木麻黄)という植物も、花粉症を引き起こす一つらしい。
しかし本州のスギや北のハンノキ・シラカバのように、花粉症を非常に引き起こしやすいものではないそうで、
さらにさらに、あの島酒こと 「泡盛」 には、抗アレルギー作用があって、花粉症に効果があるんだとか。
そんなわけで、実は、この時期だけ花粉症避難に、沖縄に来ているという人もいるそう。
こちらに移住した1年目。3月だったでしょうか。
海中道路でウィンドサーフィンをやっていたら、一緒に海に出ていた人と話をする機会があり、
彼が、まさにそうで、毎年この時期、3月4月の2か月間ほど、花粉症のない沖縄に来てウィンドサーフィンなどやりながら過ごし、
時期が過ぎたら内地に戻って仕事をする …… んだそうで、
へえぇ、そんな人もいるんだぁ……と感心したしだい。
でもその後、昨年は見かけなかった。 今年は、どうなんだろう? 避難してくるのかなぁ。
雨が多い沖縄の冬も、3月になれば晴れの日も多くなります。
また4月は、ちょうど東京の初夏のような気持ちのいい日が多くなります。
ということで、
花粉症の方は、この時期 (ま、ちょっとの間、安らぐだけですが) 沖縄に来るのは、気分転換によいのではないでしょうか。
●話変わり、牡蠣づくしのパーティに。
以前お話したことのあるナポズキッチン (Okinawa通信164
【ナポズキッチン家族と食事会】)。
マスターから、お店の休日(日曜日)に常連のお客さんを呼んで、牡蠣ずくし、食べ放題飲み放題をやるから来ませんか、とのお誘いがありました。
私ら、それほどの常連ではないのですが、わが家にも家族が遊びに来てもらったこともあり、お声がかかったんでしょう。
もちろん喜んで参加しました。
この前の日曜日。
40名以上が集まったようです。
三重県産とのことでしたが、生牡蠣200個から始まり、焼き牡蠣、牡蠣のバター炒め、牡蠣フライ、そして牡蠣ご飯。
生野菜スティックや、シイラの竜田揚げ、カツオのカルパッチョなどを間に挟みながらも、ほとんど牡蠣づくし。
いやぁ、もともとそんなに生牡蠣を食べるほうではなかったのですが、
この日は、大きい生牡蠣を 6個以上は食べたでしょう。さらに、焼き牡蠣、バター炒め、牡蠣フライも、ご飯も。
オリオンの生ビール、赤ワインなど、ずいぶん飲んだし、一人4000円の会費でしたが、十分元は取ったんでは (笑)。
初めて出会うウチナンチューたちとも、いろいろ話ができて楽しかったですね。
私は、初対面のとき、まだあまり話をしていなくて、名前を名のると、
だいたいの人から、 「沖縄の人ねぇ?」 「ウチナンチューねぇ」 と思われます。
たぶん2つ理由があって。
1つは、名前。 よく聞き間違えられるのですが 「カミヤ」 だと思われてしまいます。
そして 「カミヤ (神谷)」 は沖縄の名前のようですね。
もう1つは、私が黒いということ。日焼け止めは塗りますがやはりウィンドサーフィンで、
もともとの色黒がさらに日に焼けているのでしょう。
でも話し始めると、やはり言葉が違うからすぐ分かります。
この会でも、私がナイチャーだと知ってから、
「沖縄の言葉、分からないことが多いでしょう?」 と聞かれました。
「確かにそうですけど、でもウチナンチュー同士でも、よ く 『えぇっ?』 『あぁっ?』 とか、やってますよ。
沖縄の人は、主語がないから、お互いでも、よく分からないんじゃないですか?」
と聞き返したところ、
「そうだ そうだ」 と笑ってました。
そうなんです、やはり (笑)。
ナポズキッチンの牡蠣づくし。
かなり減ってしまってから、気づいて撮りました。
三重県産の大きな牡蠣。
教えてもらい、自分で開けて食べます。
久しぶりの生牡蠣でした。うまかった。
このお店、ナイチャーないしは
内地での経験者が多いとのことでしたが、
この夜はたぶんウチナンチューが多かったよう。
みんな飲むのが好きです。当たり前か。