命を繋ぐ海と川



11月6日、環境省道東事務局の主催で釧路湿原を背景にした「川と海の繋がり」をテーマにしたフイルド・ワークが実施されました。公募に参加した34名の親子連れが参加しました。シャケの会は行きのバスの中と岩保木水門で「釧路川の特徴」と「水門の役割について」レクチャーさせてもらいました。その後、新釧路川のサケ・マス捕獲上に移動し、捕獲場の説明と今年の状況について話を聞きました。それから新釧路川の河口に向かってカヌーくだりが行われました。向かい風が強く転覆こそ免れましたが、厳しい向かい風の中、景色を楽しむ余裕し少なく、みなまじめにパドルを動かし続けていました。目的ポイントより2キロほど上流で陸に上がり、残りは次回のテーマとしました。
昼食は焼き鮭、イクラ、シシャモをみなで食べ海、川の恵みを享受しました。
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by wakan55 | 2010-11-06 22:04 | Comments(3)

 

Commented by 魚好き at 2011-02-21 23:14 x
私はブログを開設していません、恐縮です。
この釧路川のウライですが、サケ・マス以外に、アメマスやウグイ、イトウ(稀に)なども網に掛かるのではないかと予測されますが、この捕獲場でお話を聞かれたときの混獲魚のその後の扱いは、どうなったのでしょうか?お分かりでしたらご教示ください。
非常に興味深く感じます。
ちなみに、写真に写っているのはアメマスですね!!かなり大きいですね。
Commented by wakan55 at 2011-02-22 21:26
混獲は程度がどのくらいかわかりませんが、認められていますね。
鰯ゃさんまの中に鮭が入ったり、釧路川にも、うなぎが上ります。
この捕獲場では外道は川に戻すのが基本だそうです。
Commented by イトウ at 2013-02-09 19:50 x
国立公園を2つも抱える流域で、こんな施設があること自体、不思議でなりません。現在、世界自然遺産登録候補地として上流域の名前が挙がっていますが、このような施設があることがわかれば外国の関係者の方々はどう思うのでしょうか?さぞかし驚くことでしょう。
絶滅危惧種イトウの生息環境として国内で最も適しているはずの釧路川流域の個体群が、行き絶え絶えなのもよく理解できます。先進国として国際社会に恥ずかしくない、河川環境を取り戻せない物かと大きなアメマスの写真を見て悲しくなりました。
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