NHK岩手県のニュース　盛岡放送局

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“バランス弁当”で健康維持を

長引く仮設住宅での生活で懸念される生活習慣病の予防に役立ててもらおうと、詰めるだけでバランス良く食事がとれる弁当箱の使い方の講習会が岩手県田野畑村の仮設住宅で開かれました。
この弁当箱は長引く仮設住宅での生活などで、懸念される脳卒中や肥満などの生活習慣病を予防しようと岩手県が作りました。
９日は、田野畑村の仮設住宅の集会所で講習会が開かれ、仮設住宅の住民など８人が参加しました。弁当箱は、４つに仕切られ、ご飯などの主食、野菜などの副菜、肉などの主菜をふたに描かれたイラストの通りに詰めると１食分の栄養がバランスよくとれるようになっています。
このほか、バランスの良いレシピも紹介され、調味料は計量スプーンで計ることがバランスの良い食事につながることなどがアドバイスされました。
講習会に参加した５６歳の主婦の女性は「子どももいるので食べる量が多くなりがちなのですが、弁当箱などを使って、バランスの良い食事を今一度、気をつけたいです」と話していました。
岩手県では、この弁当箱やレシピのパンフレットなどを１万５０００セットつくって沿岸部の自治体に配布したほか、来月までに仮設住宅の集会場など３９か所で講習会を開くことにしています。

02月09日　12時51分

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