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【プロ野球】

ハム4年目・中村に栗山監督ハッパ 

2013年2月10日 紙面から

女性ファンからサインをねだられる日本ハム・中村=沖縄・名護市営球場で(竹村和佳子撮影)

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 日本ハムの今季初の対外試合は、10日、沖縄・名護市営球場で阪神を相手に行われる。その先発を任されることになったプロ4年目右腕・中村勝投手(21)に、栗山英樹監督(51)が「ものすごく期待している。今季ダメなら、裸にして海に突き落とすくらいのつもり」とハッパを掛けた。

 春日部共栄高時代は、長身で端正なマスクが似ていることから『埼玉のダルビッシュ』の異名を取った。ドラフト1位で2010年に入団すると、球団では本家・ダルビッシュ以来となる高卒新人の初先発初勝利を挙げたが、3年間で1軍登板は14試合と伸び悩んでいた。

 だが昨年は尻上がりに調子を挙げ、8、9月にローテ入りし2勝2敗。大一番の日本シリーズ第4戦で7イニングを無失点に抑え、勝利を呼び込む快投をみせた。シーズン終盤にブレークの兆しを見せただけに、容姿だけではない『ポスト・ダル』として、指揮官が期待するのも無理はない。

 昨年開幕前にも、栗山監督は09〜11年の3年間未勝利だった吉川に「今年ダメなら、オレがユニホームを脱がす」とたき付けた。結果はチームトップの14勝(5敗)を挙げ、最優秀防御率(1・71)とMVPのタイトルを獲得。中村にも同じ効果を期待しての発言だろう。

 中村は「あすは真っすぐで押していきたい。自分はアピールしなければいけない立場。結果も求めていきたい」と意気込んでいた。 (竹村和佳子)

 

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