国内3キャリア完全対応
http://g.tospo.jp/
メジャー３団体を股に掛けたジュニア抗争が、一気にヒートアップしてきた。バーニングの鈴木鼓太郎（３４）が、新日本プロレス・金本浩二（４６）に１２年越しのリベンジを誓えば、ノアの新ＧＨＣジュニア王者・石森太二（２９）は全団体に宣戦布告。“ジュニア版絶対王者”となることを宣言した。
鼓太郎は秋山準率いるバーニングの一員として全日本プロレスの２月シリーズに参戦している。
秋山、潮﨑豪組は世界タッグ挑戦、同じジュニアの金丸義信は世界ジュニア王者・近藤修司への挑戦が決まっており、鼓太郎は「金丸さんが負けたら僕が行くけど、金丸さんは同じ相手に２度負けない。だったら僕は青木（篤志）とアジアをいただきます」と、最近はジュニアタッグ王座として定着してきたアジア王座に照準を絞った。
現王者は大和ヒロシ、佐藤光留組だが、１０日博多大会で金本浩二、田中稔組との初防衛戦が組まれている。「やりたいのは金本組。金本さんには昔、ボコボコにされた恨みがある」と１１年前の悪夢を振り返った。
それはデビューわずか半年後の新日２００２年５・２東京ドーム大会。鼓太郎は金丸やＫＥＮＴＡに帯同したが、花道で大乱闘になり金本にシメられたという。この手の乱闘劇はケンカ屋・金本にとって“日常茶飯事”だが、鼓太郎にとっては大衝撃だった。
「まだ右も左も分からない時だからビックリですよ。あの時、向こうには田中さんもいた。本人は覚えてないかも知れないが、俺は忘れてない」。復讐鬼と化した鼓太郎の動向から目が離せない。
一方、石森は１・２７大阪大会で全日本プロレスの近藤修司（３５）から王座を奪取。２００６年４月の初挑戦から、実に７年目で王座にたどりついた。「７年間で７回目の挑戦。もう手放したくない。このベルトは永遠にボクのものです」と石森は断言した。
すでに会社側には月１回ペースでの防衛戦を願い出ている。「毎月必ず１回、他団体の選手とやりたい。負けた相手に借りも返したい。そういう人はたくさんいる」と言う石森は、ＤＤＴのゴールデンボーイ・飯伏幸太、新日プロのＩＷＧＰジュニア王者プリンス・デヴィット、全日プロのカズ・ハヤシ、ダイヤモンドリングの中嶋勝彦らジュニア強豪の名前をリストアップした。いずれも過去に敗れた相手で、ＧＨＣ王者としてリベンジを果たしたいという。
海外進出も視野に入れており、早くも米国ＲＯＨから防衛戦開催の要請が来ているという。１３日からの南米遠征（ブラジル、ペルー、チリ）にも帯同。「向こうでいい選手を見つけて日本に呼ぶ。海外でもどんどんやりたい」と意欲的だ。
さらには闘龍門時代の師匠ウルティモ・ドラゴンの名前も挙げ「師匠超えを果たしたい。自分がベルトを持っている今、戦えれば最高」と目を輝かせた。「７年待たされたから、７年間は防衛したい。月イチペースならＶ８４か…。目指すはジュニアの絶対王者ですね」と石森。大量離脱直後で手薄になったノアジュニアを再び輝かせる決意だ。
「本屋大賞」「CDショップ大賞」などプロが選ぶ賞が注目を浴びる中、アイドルDVDにもついに賞が誕生。アイドルDVDのプロたちが売り上げやアイドルの性格、さらにイベントの様子などから２０１２年最もＤＶＤで輝いたMVPアイドルを選んだ。
昨年末、東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、３日間でのべ５５万人の来場者を集めた日本最大の同人誌即売会「コミックマーケットコミケ８３」を東スポWebでも取材。熱気とコスプレに包まれたその模様をお伝えします。