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高校生の感性見て まんが王国応援団の作品集 鳥取県教委が発行

産経新聞 1月25日(金)7時55分配信

 鳥取県の高校生たちが創作した漫画の作品集「とりコレ(とっとりコレクション)」を、県教委が発行した。「高校生まんが王国とっとり応援団」メンバーになった7校の51人が描き下ろした48作品を、「歴史・神話編」と「観光・食編」の2巻に収録。700冊ずつ印刷され、県内の図書館や学校図書館に配布されている。

 サイズはA5判で、22作品を掲載した歴史・神話編は“長編”が多いこともあって205ページ。26作品の観光・食編は157ページにまとめられている。

 歴史・神話編に収められた作品は、古事記に登場する「因幡の白兎」のエピソードや、倉吉市に伝わる打吹天女の伝説、豊臣秀吉に攻め落とされた鳥取城の守将、吉川経家といった題材を脚色。それぞれ、ギャグやSF、現代劇などに仕立て直すなどの工夫をしている。

 観光・食編の方は、各作品が鳥取砂丘や大山などの観光地、二十世紀梨や松葉がになどを紹介。鳥取県の魅力を伝えようとする努力が見られる。

 「高校生応援団」は、まんが王国の建国を進める県の呼びかけで昨年5月に結成。7月ごろから制作に取りかかり、選んだ題材の取材やプロの漫画家からの技術習得を重ねて、9月上旬までに作品を仕上げた。

 指導にあたった県教委高等学校課の八代京子さんは「高校生のフレッシュな感性で書き上げた“県の姿”に触れてもらえたら」と話している。

最終更新:1月25日(金)8時45分

産経新聞

 

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