「週刊朝日」の記事で名誉を傷つけられたとして、福岡県古賀市の竹下司津男市長(44)が発行元の朝日新聞出版(東京)や当時の編集長ら3人に1千万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決で、福岡地裁(田中哲郎裁判長)は8日までに、同社側に200万円の支払いを命じた。謝罪広告は認めなかった。
判決によると、同社は2011年1月28日号で、竹下市長が韓国の宗教団体「摂理」の幹部を務め、女性信者らにわいせつな行為をしたなどとする記事を掲載した。
田中裁判長はこのうちわいせつ行為の部分について、週刊朝日が市長に質問書を送ったものの直接確認しておらず、「慎重な裏付け取材を行ったとはいえない」と指摘。名誉毀損に当たるとした。市長が摂理で「一定程度重要な地位にあった」ことや、脱会した元信者に嫌がらせのメールを送ったとする部分は認めた。
朝日新聞出版の小境郁也編集長は「当社の主張が認められず残念。ただちに控訴する」、竹下市長は「謝罪広告が棄却されたことは遺憾。今後の対応は、判決内容を協議して決定したい」とする談話をそれぞれ出した。
古賀、竹下司、週刊朝日、朝日新聞出版
日経平均(円) | 11,153.16 | -203.91 | 8日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 13,982.37 | +38.32 | 8日 15:13 |
英FTSE100 | 6,263.93 | +35.51 | 8日 16:35 |
ドル/円 | 92.75 - .78 | -0.03円高 | 9日 5:08 |
ユーロ/円 | 123.98 - .02 | -0.32円高 | 9日 5:08 |
長期金利(%) | 0.750 | -0.010 | 8日 17:26 |
NY原油(ドル) | 95.83 | -0.79 | 7日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。