2013年2月9日(土)

中国では原子力発電所がどのくらいありますか?

2011/04/1115:15

   

 現在、中国で稼働している原子力発電所は6カ所あります。建設中のものは12カ所、そして25カ所が建設準備中で、主に中国東部沿海地域に分布している。

 中国初の独自設計による原子力発電所は浙江省海塩県の杭州湾岸にある秦山原発です。秦山原発1期工事の設計発電量は30万キロワットで、世界でも技術的に成熟した加圧水型原子炉を採用し、1984年に着工、1991年12月15日に発電を開始しました。投資総額12億元(約151億4700万円)で、設計寿命は30年としています。2002年には、2期と3期の原発も稼働を開始しています。

 秦山原発以外ですと、広東省にある大亜湾原発と嶺澳原発1期、および江蘇省にある田湾原発2期があります。なお、原発による発電量が中国の総発電量に占める比率は数パーセント程度と、それほど高くはありません。

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