相 棒 SEASON T

警視庁たりだけの特命係


「 殺しのカクテル 」

≪ バーテンダーが男を刺殺する。遺体は銀座のビルの谷間の空き地で発見された。殺害された男は数店のカクテルバーのオーナーで、各店とトラブルを抱えていたらしい。例外は「remembrances」という一店のみで、伊丹たちは彼を容疑者から外したのだが… ≫


警部!右京がカフェテラスで朝食を摂っていると、サイレンの音が聞こえ、ふと顔をあげると「杉下警部〜!」と米沢が捜査車両の窓を開けて手を振って、現場に走り去って行きます。それに、カップをちょっと上げて答える右京。今回事件を知らせたのは米沢って事になりますね。
普通警察関係者がそんな事言わないですよねぇ〜。でもこのシーン、ちょっと好みなので絵にしてみました。
・・・・・・右京を現場に呼びたかったのだと思ったのですがどうでしょう?
後で怒られてそうですね。(笑)

この話は犯人側に右京が寄っているって感じの話でした。こういう風に、犯人側の色々な事情が、ある程度やむに止まれずな場合の話が私は好みです。

亀山と美和子が喧嘩して、美和子が出て行った後部屋中ウロウロと落ち着かない亀山がラヴリ〜(*^o^*) そこへ彼女のおばさんが訪ねて来るあたりが面白かった〜♪ マイペースなところが右京とそっくり。(笑)で、朝は日本食だと言う事でご飯を炊いてて遅刻してしまった亀山…そういう理由ならかまいませんと言う右京…ステキな職場環境だ。(爆)゛
結婚してイギリスに30年住んでるという事からか、右京と話が合うのがまたいい感じ。二人の後を口喧嘩しながらついて行く亀山と美和子の図も楽しかったり… The Third シーズンで二人が別れちゃうのが判ってるから、よけいにいい感じに見えるんですよ〜、復縁しないかなぁ…。

右京は今回一人で容疑者と思われるバーテンダー三好に会いに行きます。ジリジリと核心に近付いて行く右京とバーテンダーのやり取りも好みです。
アキコおばさんが捜していた店というのがバーテンダー三好が過去に働いていた店で、その時彼女と恋人の為に作ったカクテルが、殺してしまったオーナーに最後に飲ませたカクテルだった。という事でそのカクテルを作ったら、自分が犯人だと認める事になってしまうんですが、にこやかに30年前のカクテルにまつわるエピソードをアキコに披露し、作っちゃうんですよね…。
ふむふむとカクテルの材料を聞いていた亀山が、ようやく三好が犯人ではないかと気付きます。今回は右京と犯人二人きりの対決ってのが良かったですね。亀山は事件解決に関わっていなくても充分面白かったし、側面から犯人を捜していたって事になるし。

最後に右京が三好に言った言葉がいいんですよ〜。
「自分の罪を逃れるよりも、客の思い出を大切にする方だと思いました。」
犯人に対してこの信頼感は何?右京って職人さんが基本的に好きなのかも?


p.s. 右京さん、最近はスコッチばかり飲んでいたらしい。(本人談)
p.s.2. 亀山はビールか焼酎しか飲まないらしい。(美和子談)
p.s.3. 「俺たちもほしいな、こういうカクテル」(亀山談)(って言ってたのに…まさか別れることになろうとは…)
p.s.4. 米沢に落語のチケットを自分は行けないからとプレゼントする右京…そして被害者の解剖結果を見せてもらう…(汗)゛
p.s.5. カクテル「ベストパートナー」材料。(イギリス産のジン・日本の梅干・グリーンミント)

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アキコ・マンセル(草村礼子) 三好倫太郎(蟹江敬三)

−おわり− Tori2 '05.05.25 WED

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