≪ 右京が美術鑑賞をしている間に、情報屋の土田が特命係に亀山を訪ねていた。借りた金を返しに来たのだ。羽振りが良く、疑る亀山に「いい事をしてもらった金だ」と答える。しかし数日後、彼は公園で冷たくなっていた… ≫
感想の前に… 特命と一課のやり取りが面白かったので台詞を書き出してみました。 伊>「杉下警部、勝手な事はしないでもらえますか。」 三>「柿崎を調べたりして、何を考えてるんですか!」 三浦もいつもより口調が強い。 右>「少し話をしたかったもので…」 伊>「特命にそんな権限はないんですよ〜」 語尾を延ばした言い方に亀山が怒る。 伊>「うっせバカヤロー!」 三>「とにかくもう余計な事はしないで頂きたい!」 右>「解りました。余計な事以外の事をします。」 伊>「はぁ?」 亀>「出てけよコラ!」 亀山が体当たりして三浦と伊丹を部屋から追い出す。 伊>「ちきしょコノヤロー!」 去り際伊丹は振り返ってこういい残した。 伊>「バカタレ」 亀>「言ってろ!」 そのまま受け流すのかと思うと、ダッシュで伊丹を追いかけるが、彼は廊下に出てしまう。そしてスゴスゴと右京の隣に戻ってくる。 カットでは省きましたが、生活安全部のいつもの二人他数名がギャラリーでした。伊丹の「バカタレ」って言い方がちょっとカワイイ♪亀山が追いかけて戻ってくるところなど、まさに犬っころな感じに見えて、このシーン大好きです。(*^o^*) さて、本編感想ですが、亀山の知り合いが殺害された事により、この事件に足を突っ込む事になりますが、調べて行くうちに亀山の知らない土田像が浮かび上がり、亀山は当惑し、冷静な右京とちょっと言い合ってみたり、この辺が良い感じです。 ラスト、秋山緑風記念美術館の館長、菊本に迫ります。ここで、亀山の怒ってる顔が格好いいんです。 菊本館長は美術館でボゥ〜っとしている土田を価値のない人間だと思っていたのが、右京の謎解きを聞くうちに自分の非を認め「許して下さい。」と泣き崩れるんですが、変化して行く菊本と右京の言葉が何だか上手い!って思いました。 後日土田の墓前での右京と亀山の会話も好き。 右>「今君に出来る事があるじゃないですか。」 亀>「えっ?」 右>「土田さんを忘れないでいてあげること。それが大事なんじゃないですか?」 そうそう、≪花の里≫でたまきにロンドンで美術館巡りをした時、今回の事件の発端となった『光る風の少年』の絵を見た事を話すのですが、たまきは全然絵の事は覚えてなくて、絵をじっと見ているおばあさんの事を良く覚えていました。右京は「絵より人を見ていましたか。あなたらしいですね。」と言うのですが、この辺も好きなシーンです。 美術館から現場公園までの時間を計ってるシーンの右京と亀山の台詞も好み。 この回全体的に、掛け合いの台詞、私好みのものが多かった気がします。 p.s. 右京さんの亀山評価「感傷にひたるのは君の悪い癖ですねぇ。」 p.s.2. チラリと写った亀山の机に作りかけのマッチ棒タワーが…相変わらず… p.s.3. ヒロコママもよく出演してますね。今回で二度目?店の名前は『髭と薔薇』… ━…‥…━…‥…━…‥…━…‥…━…‥…━…‥…━…‥…━…‥…━ 菊本アヤ(根岸季衣) 土田雅大(モロ師岡) ヒロコママ(深沢敦) −おわり− Tori2 '05.05.15 SUN
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