相 棒 SEASON T

警視庁たりだけの特命係


「目撃者」

≪小野田監房室長は孫を自家用車で送る途中茂みで遺体を見付ける。ボウガンで胸を撃たれた被害者は栄第三小学校の教師だった。伊丹達が職員室で事情聴取の説明をしている所へ、先生に付き添われた児童が現れ「目撃した」と話し始めた…≫


現場で鉢合せの亀山と一課の反応がいつもとちょっぴり違ってたので書き出してみました。(^o^)

立ち入り禁止のロープをくぐって三浦と伊丹がやって来ると、すでに右京と亀山が遺体の側に陣取って、米沢と色々話をしていた。
現場にて…伊>「あ!?何で奴らがいるんだよ!?」
伊>「特命係の亀山!」
言われて亀山はわざとらしく満面の笑みを浮かべ振り返る。立ち上がり伊丹に近付きながら、
亀>「呼んだ?」
伊>「呼んだじゃねぇよ!オィ、てめぇらどうやって来たんだ?」
亀>「え、車だよ。歩いて来られる距離じゃねぇだろ。」
伊>「そんな事聞いてんじゃねぇんだよ!」
現場にて…2亀>「なんなの?」
伊>「どっから連絡受けた?」
亀>「さぁなぁ?」
三>「ノコノコ現場にツラ出すんじゃねぇよ。」
亀>「ツベコベ言ってねぇで調べたらどうだ?喧嘩しに来たのかおめぇら。」
三>「何だよコラ!」
亀>「何だよ!」
三浦と亀山が言い合うシーンが珍しくて面白がって見ました。その間右京さんは我関せずで、現場をチェック中。いつも通り…(笑)

伊丹刑事、犯人の少年に「緻密さに欠ける」とか言われちゃってます。(爆)゛
妙に知識に長けている10歳の少年を相手に、右京がその犯行の動機を探って行くのですが、私は初め恭子先生を守少年が庇っているのかと思ってました。
真相追究のため右京は容赦なく守に罠を仕掛けます。でも、全然へこたれずに刑法を持ち出す守。ここで亀山が「ちょっと来い!」と守を小脇に挟んで駆け出すのですが、亀山がキリッって感じで格好いいのです。
浅倉に会わせて守に喝を入れるんですが、こういう事が実現可能かどうかは置いておいて、効果は絶大でした。無感情に喋っていた守が初めて涙を流すんです。これは子役が上手いというのでしょうか?
浅倉がうつむき加減で面会室に現れるところは引き込まれるような暗い顔で、ちょっとクラリ…。
こういう暗い所に少年少女が踏み込まないようにするのが大人の役目なんだよねぇ…とちょっとばかりマジに思ってみたり…(でも、結局やるかやらないかは本人の意思次第…)

p.s. <花の里>に小野田が来てて、入ってきた右京が一瞬立ち止まり、体全体で嫌さ加減を表現してたところがいい。(笑)

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前原恭子(美保純) 手塚守(渋谷将太)

−おわり− Tori2 '05.05.07 SAT

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