美容室に行かず、自分で赤髪になる方法。

FC2のアクセス解析(検索キーワード)を見ておりましたところ、結構頻繁に「赤髪」についての検索で来られている方がいらっしゃる模様。
わたし、自分の髪について何か書いたことあったかなー…と思いを巡らせたら1件だけ思い出したのですが、検索で来てくださった方に大きく検討違いな記事でして、大変申し訳なく思っておりました。

ちなみにわたしは中・高校生の始め頃にホーユーさんビューティーンというシリーズの「ピーチベリー」という色のヘアカラー剤を使いまくってトーンが上がっていたため(美容師さんが言うには11程度らしい)、髪全体のブリーチはしたことがありません
わたしはショートからセミロングの長さではありますが、髪の量が多く1本1本が大変丈夫なため、これを1日1箱、3日連続使用で赤茶にしておりました。そりゃトーンも上がるってもんです。
他の赤系統のヘアカラー剤もいろいろ試しましたが、これ以外はわたしが満足できる赤にはなりませんでした。どう見ても完全に茶系が強い。

ピーチベリー
今は無きピーチベリー

この商品を店頭で見かけなくなってから、いつもの美容室で「赤くしてください」とイメージ写真を持っていきましたが、そもそも赤というのは入り難く落ちやすい色であり、わたしが行くような普通の美容室では赤っぽいオレンジが精一杯だったみたいです。
そういった系統に強い美容室なら出来るのかもしれませんが、そういった系統の美容室がわたしには分かりかねますし、美容室ってこんなに金取ってこんなもんか…と思ったわたしは、やはり自分でやろうと決意した次第です。

そんなもんで、今の赤髪になって約2年ほどでしょうか。
どうせ2週間に1度という頻度で染めているのだから…と、今回染め方の紹介をしようかと思いました。赤髪になりたい方の参考になれば幸いです。

その1・まず頭に入れておいてほしいこと(注意事項)

・ここで紹介するのは(ほぼ)ヘアマニキュアですので、元が明るい色の髪でなければ発色はありません
・伸びる速度は違えど、日本人であれば黒い髪が生えているかと思います。1度きりでしたら問題ありませんが、長期的に赤髪になりたいのであればコマメ(2週間に1度程度)に根元のブリーチが必要になりますので、髪の毛が細い方や丈夫でない方には向きません
・長期的に赤髪を続けたいのであれば、正直カナリ面倒です
・ヘアマニキュアであること、そして赤という落ちやすい色であることから、使用するタオルやマフラー、洗面台周りなどに大変な被害を被ります。同居しているのであれば、ご家族に迷惑をかける可能性もあります

・各説明書に書かれている方法とは違った使い方をしている部分もありますが、あくまでわたし個人に適した使用方法です。同じ様に使って問題が起こった場合、当たり前ですが商品のメーカーもわたしも、責任を負うことはできません

染める前
参考までに、いじる前の写真

これが2週間経った時点の髪色です。いや嘘だ。
今回は正月休みがあってサボったので、3週間近く経った髪色です。

約3週間でこんなに落ちます。薄くなります。汚いのです。
だから、維持するために2週間に1度染めるのです。おわかり?

といいますか、素直に申し上げますと1週間も経てばピンクです。
わたしは赤だと言い張りますが、ピンクの日数の割合のが高いので周りからは「赤じゃないだろ、ピンクだろ」と言われまくります。

なので、2週間に1度と言うのは“許せる範囲の色落ち具合でわたしの髪がブリーチに耐えられる頻度”を指します。

ピアスが財前を意識しているような気がしないでもないですが、気のせいです。
右耳には黄緑と黄色ですが、絶対に気のせいだと言い張ります。
(五輪カラーのピアスを求めた時は五輪開催前で、五輪の本を作っていたことが影響しています。後に友人に突っ込まれましたが、その時は「ザイゼンってなに?」状態。もはや人だと思っていなかった。これ本当)


その2・準備するもの

準備するもの

攻めチェン ハイブリーチ
他のハイブリーチも試しましたが、わたしはコレが1番キレイにブリーチできます。
実は前のパッケージの方がニオイも頭皮へのダメージも少なく良かったのですが、今はコレしか無いので仕方ない。

マニックパニック「ヴァンパイアレッド」
これが鮮やかな赤になるための元凶。海外のモノなので、どれが正式名称かは謎。
そして少し前から公式っぽいところで取り扱いが終了したヴァンパイアレッドという色味。アマゾンとか楽天とかで普通に変えますけどね。まだ。

・汚れてもいいタオル
写真では1枚しかありませんが、ブリーチ用とマニックパニック用で2枚あった方が利口。というか普通は使い分けると思いますので、写真では割愛しました。
マニックパニックは本当に発色が良いので、服も汚れていいのを着ておいた方がいいです。できることなら床も水ぶき出来る場所がいいと思います。
カーペットに付いて落ちなくなっても知りません。

・輪ゴム(適量)
ブリーチするときも、染める時も、ブロッキングするために使います。
髪の毛を分けられるなら別に輪ゴムじゃなくても構わないです。

・使い捨てスプーン
マニックパニックを掬い出す時に使います。
手で直に触ると大変なことになりますよ。特に爪と指の間。

・使い慣れたブラシ
ブリーチの時には使用しませんが、染色する時に欠かせません。
使い終わった後、洗わないでおくと翌日の朝ブラッシングする時にビックリするかもしれません。

・使い捨てビニール手袋(無くても可)
ブリーチに附属のものがありますが、それはあくまでブリーチ用。
マニックパニックの時にも使いたいので、あると便利です。


その3・まずは根元のブリーチ

ブリーチは必要ない方もいらっしゃると思うので、このへんはブリーチ剤の説明読んでテキトーに自分でやってください。(投げたw
その説明書には書かれていないことを言うならば、全体でも部分的でも、割と細かめにブロッキングは必須。特に根元はブロッキングしないと絶対に無理だからね。

ブリーチこんなもんで

毛先だけ染めたい場合も、全体真っ黒から染めたい場合も、目安としてこの根元ぐらいの明るさがあれば余裕で入ります。ホワイトブリーチは必要ないということですな。

ちなみに全体真っ黒からの方は美容室でブリーチだけしてもらった方が絶対にいいです。わたしのように相当な丈夫さを持った髪の毛でも、全体を市販のブリーチ剤で…と考えたらちょっとコワイ。
部分的でもキレイにやりたいなら美容室行け。ブリーチはキレイにやってくれますよ、だいたいどこでも。(何度か経験済み)

ちなみにわたしは1回に2箱使う、もしくは1日目で右、2日目で左などと…
つまり1回赤くするために2箱使用します。根元だけで。

わたしの髪の量が多いのもあると思いますが、根元だけとはいえシッカリとブロッキングしてやると絶対に1箱じゃ足りないです。

とか何とか言いましたが。
ヴァンパイアレッドはどちらかと言えば明るい赤ではありません。
ので、染めたてであれば黒があまり目立たないと言えば目立たないので…

ところどころこうなる

わたしの雑な性格なせいもありますが、所々、中の方でこういう部分があっても大丈夫です。この時点では目立っている感がありますが、どうせ中ですし。
…てなわけで、そこまでキレイにブリーチする必要も無かったりします。

ただ、分け目の部分はキレイにしましょうね。
全く目立たないということではないのですから。


その4・ここが本番、赤く染めましょう

染める

マニックパニックの使用量ですが、1個でセミロング約3回分ぐらいが目安です。
わたしの場合は2.5回ぐらいなんですけどね笑

左上にみすぼらしい鏡がありますが、ひとりで染める場合は後ろがどうなっているのか目視できません。合わせ鏡にして、ちゃんと色が付いているか確認しながら進めていきます。

ブロッキング

染める時のブロッキングはこんなもんで。割と大雑把で大丈夫。

あ。この時点ではピアス全色付けっ放しですけど、薄い色のピアスは外してくださいね。赤くなっちゃいますから。わたしの場合は水色・黄色・黄緑は外します。

不安だったら多めに塗りたくっとけ!

準備が整ったら塗りたくれ!!
よくカラーリング剤の説明書にはどこから~などと面倒くさそうな順番が書かれておりますが、わたしは守ったことありません。それでも均等に染まっております。
特にマニックパニックであればほぼマニキュアですし、どんなに放置してもなる色にしかなりませんので、できたら下から上に塗りたっていくのがよろしいかと思います。

塗りたくったら櫛で梳かすことも忘れずに。
先ほども言いましたが、なる色にしかならないので伸ばさなくても構わないといえば構わない。けれども、伸ばして使った方がコスパ的な問題が良いです。
全体的に梳かすことによって塗り残しもなくなります。
ただし耳の後ろあたりは注意。指で伸ばさないと、だいたいにして塗り残される。

ドライヤー当てます

ひととおり塗りたくったらドライヤーをあてます。
あてなくても問題ないですが、美容師さんにオススメされて以来あてているわたし。なんとなく、落ちにくくなったような気がしています。気がしているだけ。

ドライヤーをあてたのち、アニメでも見ていると1時間ほど時が流れているかと思います。(放置時間は30分でもあまり変わりません。わたしが中途半端に待つのが嫌なだけです)
髪の毛はハードのケープをかけまくった以上にバリッバリに固まっていることでしょう。

そうなればもう、あとはお湯で軽く流す。そしてシャンプーを軽く2回程度。

だいたいのヘアカラー剤は色が出なくなるまでシッカリと洗うべきですが、これは色が出る=色が落ちていることになるので、ガッツリ洗ってしまう度に色がどんどん落ちます。
とにかく髪の毛を洗う度に赤い色が流れます。2週間経っても流れます。最初は慣れないのでアレですが、気にしたら負けとはこのことです。

ちなみにトリートメントも色を落としてしまう原因になりますので、あまり使用しない方がよいと思います。というか、染めてから1週間わたしは使わないよう心がけております。
もちろんシャンプーも色落ちしにくい、「ヘアカラーしている人向け」のものを選んだ方がいいです。それでも2週間が限度ですからね。

ちなみに現在わたしが使っているのはミルボンさんのディーセスシリーズになります。近場のドラッグストアでも買えますし、アマゾンでも買えます。
詰め替えはアマゾンが安すぎて助かりまくりんぐ。

…なのですが。わたしが使っているシリーズは公式サイトに商品情報が無いので…古い商品なのかも?


その5・そんなこんなで、完成。

完成
会社のトイレにて笑

わたしはシャワった後にドライヤーを使わないタイプです。
つまるところ「自然乾燥」に任せており、髪の毛が湿ったままベッドにダイブするため染めた当日中に完成写真が撮れませんでした。
ので、これは翌日の写真になります。

そのぐらい(ドライヤー使わない程度)には面倒くさがり人間ですが、この髪の毛の色はなかなか譲れない個性なので止められません。


最初にも言いましたが、少しでも参考になれば幸いです。おわる。

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2013年01月08日 | Comments(0) | Trackback(0) | 日常
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