いやいや、何なんですか、いったい。(一般の読者の方は、長いのでご注意ください)
おい、イケダハヤト師 ちょっと来い @ihayato: やまもといちろうBLOG(ブログ)
これまでの経緯
事情がつかめない方も多いと思いますので、経緯をまとめてみます。
まずは、以下のような記事の応酬がありました。
①イケダハヤト師型炎上をどう表現するべきか?: やまもといちろうBLOG(ブログ)
②「人を笑い者にする」天才、やまもといちろう氏 – ihayato.書店
③イケダハヤト師は笑い者になる才能がある: やまもといちろうBLOG(ブログ)
④隊長が人を笑い者にする、その理由が知りたいのです – ihayato.書店
⑤理由を教えるために、イケダハヤト師とイベントをやろう(提案): やまもといちろうBLOG(ブログ)
⑥隊長、イベントやりましょう。ただし条件があります – ihayato.書店
長いのでざっくり要約すると、
①「クソの役にも立たない質の低い考察」という罵詈雑言を含むイケダハヤト論をいただく
②隊長についての考察を返礼として捧げる
③お返事をもらう。ただ、特に聞きただしかった「人を笑い者にする」ことを正当化する「隊長なりの正義」について「こちらとしては、面白いから話題を取り上げているだけなんですけどね。話題を消費する過程です」と、残念な回答をいただく。
④論点をクリアにするため「隊長が人を笑い者にする、その理由が知りたいのです」という記事を投稿。
⑤「理由は簡単、私自身が笑い者だからで、たいしたことのない人間であるからなんですが、たぶんイケダハヤト師にはそれがなかなか理解できないのでありましょう」という理由のもと、「イベントをやろう」という提案をいただく(あくまで「自分が巧く説明できないから」ではなく、「イケダハヤトは理解できないだろうから」、文章を書かないというのにも注目です。凄まじい上から目線です)。
⑥露悪趣味と上から目線を嗅ぎ取ってしまい、正直気乗りはしないものの、応援している企画の寄付を集めるいいチャンスになりそうなので、イベント開催に賛同。
というのが、記事による応酬の流れ。あくまでぼくの目線です。
そんなわけで、イベントの企画に乗り出します。どうせやるなら大規模なものを企画したいので、大人数が収容できる、かつ無料で借りれる会場のブッキングに奔走します。
企画自体も「隊長vsぼく」じゃ魅力が弱いので、この「見せ物」以外にも4〜5のセッションを含んだ長丁場の、プロレスではない真面目系のイベントにすることにしました。
で、会場やパネリストの調整に動き出したのですが、頼りにしていた会場が、残念ながら先方の事情で利用できないことがわかりました。隊長にお詫びのメールを投げつつ、ちょっと企画の体裁を整えて、日程を再調整しつつ、別の会場に打診を投げました。
プレーヤーが複雑に絡む企画にしてしまったせいで、別会場への打診もなかなか話が進まず。うーん、これはメールじゃなくて直接話さないとだめかな、と思い関係者にあらためてアポ依頼。5月予定なので3月中には内容固めて発表できればいいなぁ、くらいのスケジュール感。ここまでで騒動から10日ほどですね。
隊長の誤解
すると隊長から2/7に「5月になった発表が私のブログでしか行われていないので、貴殿のブログでも以下お願いしておりますとおり今日中をめどに言及をお願いできますか(原文ママ)」という丁寧なメールが。
たしかに、と思いブログを書きはじめてみるも、お見せできるレベルの記事にならずボツ。隊長にご連絡をし、とりあえず「企画が進行中である旨」をツイートするお約束をしました。
で、2/8のAM8:47に下記のツイートをしました。「ちょっと本格的に企画進めないとなぁ…」と思いつつ(追記*「11:47 午後 – 07 2 13」となってますが、ツイートを貼り付けるとタイムゾーンがハワイ(GMT -10:00)になってしまうようです。設定から「GMT +9:00 Tokyo」に設定した上で、パーマリンクをクリックしていだけると、「2013年2月8日 – 8:47」になるはずです)。
気になっている方がいらっしゃるとのことでアナウンスです!隊長とのイベントは現在計画中で、5月になる予定です。現在進めている段階なので、詳細少々お待ちください…。
— イケダハヤトさん (@IHayato) 2013年2月7日
2/8は確定申告の作業や取材があり、仕事はそれに終始。就寝前の21:00頃にネットに接続してみると……ん?なんか炎上してるぞ。
隊長ブログにこんな記事が上がっていました。なんぞこれ。
おい、イケダハヤト師 ちょっと来い @ihayato: やまもといちろうBLOG(ブログ)
「ちょっと来い」と呼ばれて中身を見てみると、うん?
「そして、彼がTwitterで言及するというので、一言遅れる旨の発言を待ってたわけですが。いつまでも書かれないわけですねえ。」とあります。いやいや、ぼくは朝8時に発言してますが…。上見て、上見て、ツイッターにしっかり記録されておりますよね。
メールを見てみると、隊長から17:00頃に「その後、いかがでしょうか。Twitterでのご発言はいまだないようですが…。」とメッセージが来ています。いやいや発言してますって…あなたの勘違いです。
記事の中身は相変わらず罵詈雑言です。いわく、ぼくは「駄目のエキスパートです。駄目な感じがK点越え」など。うーむ。
誰でも勘違いはあると思うので、そこは特に追究しませんが、こうして誤解して暴走したあげくに、仮にも対談相手への誹謗中傷を全世界に公開するのはいかがなものでしょう?しかも対談を提案したのは、ぼくではなく隊長、あなたですよ。
「遅れるなら遅れるでしょうがないと思うんですけど、何で一言「イベントが先になりそうです」って言えないんでしょうねえ」だそうですが、ぼくは言ってますよねえ。それは客観的な事実です。
奇しくも「隊長が第三者を攻撃するにあたっての根拠は、はなはだ薄弱であること」が露呈した結果になっています。そもそも人を劣った存在として、疑って掛かっているんでしょうね。よくもまぁ、こんな簡単に人を裁けることです。
今回の企画は寄付が絡むこともあり、慎重に内容を詰めていました。こうしてぼくに対する悪印象を植え付けようと試みられると、当然企画にも差し障りが出てきます。ぼくが炎上することで、応援する団体に無用な火の粉が掛かるのは明白です。寄付付き企画は難しいんですよ…。
そんなわけで、ぼくからしたら、「隊長が一方的に勘違いして自爆して繊細な企画を不安定状態に陥れた」という感覚です。また企画練り直しです。ほんと、「駄目な感じがK点越え」です。
さらにいえば、今回のやりとりで、ぼくは隊長を、ぼくが企画するイベントの「ゲスト」としてお呼びする気が失せてしまいました。
ぼくの手際が悪いのは認めますが、一方的に対談相手を誤解して裁くような人とは、一緒に仕事をしたくありません。
もう一度書きます。あなたはぼくが主催するイベントにゲストとして呼ぶに足らない人格者です。
対等な立場で対談したければ、態度を変えて出直してください。あなたはぼくを見下しているようですが、ぼくはあなたを対等だと思ってますよ。それがプロの仕事でしょう。
落としどころは?
読者のみなさんにとって気になるのは、騒動の落としどころかと思います。
そもそも、ぼくが知りたいのは「隊長が人を笑い者にする理由」なので、本来あなたが誠実に記事を書いてくれれば、それで事足りるのです。それ以外のテーマには特段の関心はありません。「イケダハヤトには分からない」という言い訳をやめて、素直に書いてくれればいいのです。公開したくないのなら、メールでもいいです。あなたが人を裁く理由、私刑を行う理由を、教えてください。ネットと「私刑」について、ぼくは強い関心を抱いています。
しかしながら、あなたがプロレスが好きなことも知っています。そして、ぼくも、まぁ嫌いではありません。なので、イベントはむしろやりたい気持ちの方が強いです。
ただ、前述のように、あなたをイベントにゲストとしてお呼びすることは難しいです。となると、別のやり方でイベントを企画しなおす必要が出てきます。
現実的には、あなたとぼくの共通の知人に、企画を依頼してみるというのが妥当なラインかもしれません。ぼくがあなたをゲストとして呼ぶのではなく、共通の知人Aさんが場をとりなして、ぼくとあなたをゲストとして呼ぶ、という形ですね。これなら双方の不快感が最小に抑えられると思います。
問題はAさんが名乗り出てくれるか、誰にするかというところでしょうか…企画には人的な負担も伴うので、Aさんにお任せするというのは、虫がよすぎる話かもしれません。出てこなかったら出てこなかったで、仕方ないです。
ぼくからしたら「隊長がぼくの質問から逃げている」のです。イベントが実現されないのなら、これ以上、追究するのはやめにしようと思います。
特段の追究はしませんが、希望としては「たぶんイケダハヤト師にはそれがなかなか理解できないのでありましょう」と逃げるのではなく、ちゃんとブログで説明してくれることを願うのみであります。
こちらからは以上です。