(cache) スギ花粉の放射性物質が大幅減 福島、原因は不明 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • スギ花粉の放射性物質が大幅減 福島、原因は不明

     福島県のスギの花粉に含まれる放射性物質の濃度が2012年度は前年度より大幅に減ったことが8日、判明した。東京電力福島第1原発事故による心配が続く住民にとっては良い材料となりそうだ。ただ調査した林野庁の担当者は「急減した理由は分からない」と首をかしげている。

     林野庁は昨年11~12月に県内31カ所でスギを調査。雄花1キログラムに含まれる放射性セシウム濃度は最も高い浪江町で9万500ベクレルで、11年度の25万3千ベクレルから大きく減った。成人がスギの花粉を吸い込んだことを想定した1時間当たりの被ばく量では11年度比で63%減少した。

      【共同通信】