太平洋沿岸などに津波注意報

2月6日 14時53分

南太平洋のソロモン諸島で発生したマグニチュード８．０の大きな地震で、気象庁は北海道から九州にかけての太平洋沿岸や沖縄・奄美に津波注意報を出しました。
予想される津波の高さは５０センチで、到達予想時刻をすでに過ぎているところがあり、気象庁は津波注意報が出ている地域では海岸や河口に近づかないよう呼びかけています。

日本時間の６日午前１０時すぎ、南太平洋のソロモン諸島でマグニチュード８．０の大きな地震が発生し、気象庁は、午後２時４１分、北海道から九州にかけての太平洋沿岸や沖縄・奄美、小笠原諸島などに津波注意報を出しました。
予想される津波の高さは５０センチで、津波の到達予想時刻は、早いところで午後４時半ごろ、遅いところで午後６時ごろと予想され、すでに到達予想時刻を過ぎているところがあります。
気象庁の齋藤誠地震情報企画官は記者会見で、「津波到達予想時刻はあくまで目安で余裕を持って行動してほしい。今回の地震では津波注意報が発表される時間が長くなる可能性がある。津波の到達時刻が過ぎても津波が来ていないからといって安心せずに注意を続けてほしい」と呼びかけました。
気象庁は、津波注意報が出ている地域では解除されるまで海岸や河口に近づかないよう呼びかけています。