GDPが日本の10倍になれば、「日中平和」は実現する=中国

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  中国メディア・中国新聞社は8日、日中関係について「中国のGDPが日本の10倍を超えなければ、日中間に平和は訪れない」とする中国国内の専門家の意見を紹介する記事を掲載した。

  中国中日関係史学会副会長の馮昭奎氏は記事の中で、西暦1年から1820年まで国際ドルで計算した中国のGDPが日本のGDPの10倍かそれ以上だったとし「日中が平和に付き合っていた時期というのは『中強日弱』の時期だった」と主張した。

  馮氏は、「強強型」にある現在の日中関係は今後20年続くものの、その後は「中強日弱」の状態に回帰すると予測。日本は将来的には米国への追随から中国頼りに転換せざるを得ないとしたうえで「その過程において中国と争い張り合う必要があるのか、それが今後の日中関係を考える上での核心的な問題になるかもしれない」と論じた。

  さらに、中国は「自分のことをしっかりやって現代化を実現し、真の先進国、強国となって日本を完全に信服させなければならない」とし、そうしなければ「日中関係の平和や『友好』は訪れない」と論じた。(編集担当:柳川俊之)

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