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風疹 都内で過去最大の流行2月7日 16時25分
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発熱や発疹の症状が出る「風疹」の感染が東京都内で広がり、ことしに入ってこれまでにない規模の患者が出ています。
東京都は、予防接種を行うなどして感染に注意するよう呼びかけています。
風疹は、せきやくしゃみなどを通じて感染して、発症すると熱や発疹などの症状が出ます。
都内では、去年夏に風疹の患者が急激に増えたあと、これまでにない規模の流行が継続していて、特に、ことし1月に入ってからは確認された患者の数がさらに増え、先月27日までの1週間には1週間の単位では過去最も多い43人に上りました。
患者は20代から40代の男性が多く、都によりますと、30代後半以降の男性は幼児期などに定期的な予防接種を受ける機会がなかったということで、こうした人を中心に感染が広がっていると見られています。
また、女性の患者は20代の割合が高くなっているということで、妊婦や妊娠の可能性がある人が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに先天性の心疾患や難聴などを引き起こすおそれがあるということです。
東京都は、予防接種を行うよう呼びかけるとともに、職場や家庭で感染を広げないため、せきなどの症状があるときにはマスクを着用するよう注意を呼びかけています。
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