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40年逃亡生活の指名手配男 秘密アジトに潜伏か 暗号文書解読で判明

 1971年の渋谷暴動事件で警察官を殺害したとして翌72年に殺人容疑などで指名手配され、40年にわたり逃亡を続けている大坂正明容疑者(63)が、昨年2月まで「中核派」の秘密アジトに潜伏していたとみられることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 中核派の活動家だった大坂容疑者の動向が明らかになるのは事件後初めて。警視庁公安部は、現在も首都圏近郊に潜伏している可能性が高いとみて行方を追っている。

 捜査関係者によると、公安部は昨年3月に東京都立川市内で中核派の非公然アジトを発見。家宅捜索で押収した暗号文書を解読した際、大坂容疑者が別のアジトにかくまわれていたことが判明した。場所は特定できていないが、立川アジトの摘発を知り、さらに別の拠点に移った可能性もある。

 渋谷暴動事件は71年11月14日に発生。米軍駐留を認めた沖縄返還協定の調印に反対するデモ隊が暴徒化し、東京・渋谷の派出所などを火炎瓶や鉄パイプで襲撃。警備に派遣されていた新潟県警の巡査=当時(21)=が大やけどを負い死亡した。

[ 2013年2月8日 11:00 ]

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