大阪府が主催する「なにわ塾」は、適塾の伝統を受け継ぎ、 なにわの地が育んできた先人の智恵を後世に伝えようとして始められたものです。 毎回、経済・社会・学術・芸術など幅広い分野から、第一線で活躍する先達を講師に招き、 対話形式の講座を展開。講師と十数人の塾生が膝を交えて行う「なにわ塾」での学習は、 まさに勉学の在り方の原点を示すものです。 「なにわ塾」では、その対話録を「なにわ塾叢書」としてまとめ、 1981年から2002年まで刊行してきました(全83巻完結)。 各界・各分野の先達たちの貴重な体験に基づく血の通った “英知の集積”と、なにわの“生きた歴史”がおさめられています。
◇復刻保存版 続々発売! 増刷第1弾 …… 37巻「花大輪」 小篠綾子・著 増刷第2弾 …… 4巻「建築をつくる者の心」 村野藤吾・著
1,050円
■講話者略歴■1907年福井県生まれ。31年大阪医科大学(現大阪大学)卒業。大阪大学医学部細菌学教室副手、助手、講師、助教授を経て、48年教授(微生物病研究所)となる。55年微生物病研究所長。集団食中毒の原因を究明する中で腸炎ビブリオを発見、新種として国際的に承認された。70年名誉教授。77年勲二等瑞宝章を受勲。著者に『腸炎ビブリオ読本』『医学史話』『藤野・日本細菌学史』など多数。1992年逝去。
▼ ブレーンセンターの 先駆性
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