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大阪府が主催する「なにわ塾」は、適塾の伝統を受け継ぎ、
なにわの地が育んできた先人の智恵を後世に伝えようとして始められたものです。
毎回、経済・社会・学術・芸術など幅広い分野から、第一線で活躍する先達を講師に招き、
対話形式の講座を展開。講師と十数人の塾生が膝を交えて行う「なにわ塾」での学習は、
まさに勉学の在り方の原点を示すものです。
「なにわ塾」では、その対話録を「なにわ塾叢書」としてまとめ、
1981年から2002年まで刊行してきました(全83巻完結)。
各界・各分野の先達たちの貴重な体験に基づく血の通った
“英知の集積”と、なにわの“生きた歴史”がおさめられています。

◇復刻保存版 続々発売!
増刷第1弾 …… 37巻「花大輪」 小篠綾子・著
増刷第2弾 …… 4巻「建築をつくる者の心」 村野藤吾・著

■なにわ塾叢書の特色
大阪府開催による「なにわ塾」の貴重な対話講座を編纂。大阪を土壌として、全国規模で通用する文化再生と創造のシリーズ。
なにわ塾は、多彩な人材を生み出した「適塾」「懐徳堂」の伝統と精神を今に生かし、自由と進取の気風に満ちた文化創造の場。(1980年開講)
講師には、経済・社会・学術・芸術など、幅広い分野を網羅する各界の優れた先達が登場。
コーディネーターには、専門領域にとらわれず、斬新な問題意識でなにわ文化の活性化に取り組む人々を起用。




■なにわ塾企画運営委員会委員
講座創始時の委員
講座終了時の委員
・木村重信(大阪大学名誉教授)
・木村重信(大阪大学名誉教授)
・小松左京(作家)
・熊谷信昭(元大阪大学総長・名誉教授・塾長)
・里井達三良(大阪商工会議所副会頭)
・末次攝子(ジャーナリスト)
・末次攝子(ジャーナリスト)
・能村龍太郎(太陽工業(株)会長)
・能村龍太郎(太陽工業(株)会長)
・津田和明(サントリー(株)副社長)
・元木健(大阪大学名誉教授)
・萩尾千里(関西経済同友会常任幹事・事務局長)
・山田俊雄(成城大学名誉教授)
 

刊行にあたって

 

 


タイトル
著者名(講話者)
定価
カート
飯島幡司(朝日放送顧問) 525円 詳しく見る
在庫切れ
経済界の重鎮であり、経済学者、クリスチャンでもある氏が、人間の生の究極の意味へ向かう心とはなにかを中心に、敬虔な歩みを語る。
●聞き手・野尻武敏
■講話者略歴■1888年大阪江戸堀生まれ。1897年洗礼を受けカトリックとなる。1911年神戸高等商業学校(現神戸大学)卒業。1914年同校講師、のち教授。1918年久原商事鞄社、久原系で経営難の椛蜊纉S工所を建て直し、今日の日立造船の基礎を築く。1932年論説委員として朝日新聞社入社、のち同社出版局長。1952年朝日放送且謦役社長。著書に「社会問題の根本観念」「金融経済論」「日本紡績史」「キリスト教の社会観」「遍路」「青衣女人」など数多い。
菊原初子(生田流箏曲家) 714円 詳しく見る
生田流琴曲家、箏曲の人間国宝として、修業の厳しさや演奏における情熱についてなど、地歌という個性的な伝統芸能の継承、発展の道が語りつがれる。
●聞き手・井野辺潔
■講話者略歴■1899年大阪伏見町生まれ。父は不世出の名人菊原琴治、義祖父は菊植明琴という大阪を代表する地歌の名家の出身。18歳の若さで三味線組歌、箏組歌の全曲を習得。1967年大阪音楽大学教授、相愛女子大学音楽学部講師。1979年人間国宝に指定される。芸術祭大賞や大阪芸術賞など受賞多数。当道音楽会会長を始めとして各音楽団体の会長、理事長などを努めるとともに古典の譜面化や後進の指導に意欲を燃やしていた。2001年逝去。
kikuhara
谷口豊三郎(東洋紡績名誉顧問) 630円 詳しく見る
日本の紡績業の発展と苦況を見つめてきた氏が、天然繊維から合成繊維への転換、構造不況という時代の中での経営、日本経済と、人生哲学を語る。
●聞き手・宮本又郎
■講話者略歴■1901年大阪府生まれ。1925年東京帝国大学卒業。1927年大阪合同紡績鞄社。1931年同社合併により東洋紡績且謦役、1959年同社取締役社長、現在、同社名誉顧問。この間、日本紡績協会委員長を始めとして日本繊維産業連盟会長、国際綿および関連繊維産業連合会会長などを歴任したほか、各経済団体でも要職を務める。
村野藤吾(建築家)

1,050円

新発売!
詳しく見る
みずみずしい創造力と情熱、ヒューマニズムあふれる村野建築哲学、21世紀の都市・文明、特に大阪の将来を考える道標となる書。
●聞き手・長谷川堯
■講話者略歴■1891年佐賀県唐津生まれ。1918年早稲田大学卒業。渡辺節建築事務所に入り、折衷主義の様式建築を手がける。綿業会館の設計を最後に、1933年独立、村野建設事務所を設ける。1955年日本芸術委員会員に推挙される。代表作には、大阪そごう百貨店、大阪新歌舞伎座、京都比叡山ホテル、都ホテル、神戸大丸百貨店など有名建築物が多い。1984年逝去。
村野藤吾
朝比奈隆(大阪フィル音楽総監督) 714円 詳しく見る
関西音楽会・音楽会の重鎮として大阪フィルを育てた氏が、歩んだ道のりと音楽生活をてらいなく語る。文化論、興味深い逸話なども。
●聞き手・小石忠男
■講話者略歴■1908年東京都生まれ。1931年京都帝国大学法学部卒業、のち同大学文学部哲学科も卒業。1947年関西交響楽団を編成、常任指揮者となる。1960年大阪フィルハーモニーを組織し、関西音楽界の指導者として今日の大阪フィルを育てるとともに、日本指揮界の重鎮としての地歩を確立。大阪フィルの音楽総監督をはじめ関西歌劇団団長、大阪音楽大学名誉教授、日本指揮者協会会長などに就任。2001年 逝去。
富久力松(東洋ゴム工業名誉顧問) 525円 詳しく見る
在庫切れ
人生は運、鈍、根。東洋ゴム工業を興し、社長在任20年という経験に裏付けられた新時代のリーダーの役割、心得、資質などがあますことなく語られる。
●聞き手・大谷國明
■講話者略歴■1898年岡山県に生まれる。1923年京都帝国大学工学部工業化学科を卒業。在学中ベークライトの製法特許を取得。1928年昭和レーヨン(株)へ入社、のち合併により、東洋紡績(株)に転籍。1945年、東洋ゴム工業(株)を創立し、代表取締役社長に就任。社長在任20年間で業容を十倍に飛躍拡大させた功績は大きい。同社代表取締役会長を経て、現在同社名誉顧問。その間、日本ゴム工業会会長や日本自動車タイヤ協会会長、大阪高等技術研修所理事長などを歴任。
前田藤四郎(版画家) 714円 詳しく見る
様々な技法から生み出される作品からは、氏の人間的温かみがにじみでる。国境を越えた作風の秘密や画法、スペイン旅行などがユーモアを交えて語られる。
●聞き手・高橋亨
■講話者略歴■1904年明石生まれ。神戸高等商業学校(現神戸大学)在学中、美術グループ《青猫社》妹尾正彦らと結成、水彩画に主に描く。1929年、春陽会展に版画「散髪屋」を初出品で入選、以後現在まで連続出品。1940年、二度にわたる沖縄取材旅行から生まれた「紅型」により春陽会会員に推挙される。シュールレアリズム調の作風からにじみ出る人間的な暖かみが国境を越えて広く人気を博している。朝日新聞社賞や兵庫県知事賞、大阪府芸術賞など受賞多数。1990年 逝去。
村山リウ(国文学者) 714円 詳しく見る
源氏物語を女性の視点からとらえたユニークな解釈や、それにまつわる話題を通じ、時代が求める女性像、自立した女の在り方を考える。
●聞き手・高力壽美子
■講話者略歴■1903年香川県生まれ。1923年日本女子大学国文科卒。1959年『源氏物語』の講座のテレビ番組を一余年にわたり担当。単なる評釈にとどまらず、ユニークな解説、とりわけ、紫式部の恋愛観、平安時代の女性の地位などを現代との対比でとらえ、女の生き方を考えさせられる点で好評を博し、名実ともに「村上源氏」の名を確立。またその語り口の魅力から「源氏の語り部」とも言われている。戦中戦後を通じて、女性の地位及び知性の向上に尽力した功績は偉大なものがある。1994年 逝去。
川勝傳(南海電気鉄道会長) 630円 詳しく見る
明治・大正・昭和の激動の時代の経済界を駆け抜けてきた氏が、偉大な財界人の足跡や日中問題、関西経済の振興などをあますところなく語る。
●聞き手・三辺光夫
■講話者略歴■1901年京都府に生まれる。28年立命館大学卒業、日本電報通信社(現・電通)入社、経済部記者、その後、社団法人同盟通信社に移る。記者生活10年。ついで、大日本紡績連合会(現・日本紡績協会)寺田合名会社各理事。45年敗戦を契機に荒廃した祖国再建のため東西の同志とおもに経済同友会を創立。68年南海電気鉄道且ミ長、83年会長に就任。1988年 逝去。
山沢栄子(写真家) 630円 詳しく見る
女流写真家の草分け的存在である氏が、男尊女卑の風潮のなか渡米し、劇的な出会いの中から写真に開眼したは半生と、作品世界が語られる。
●聞き手・浜地和子
■講話者略歴■1899年大阪に生まれる。1918年、東京女子美術学校日本画科卒業。1926年、渡米。カリフォルニア州大学分光カリフォルニア・スクール・オブ・ファイン・アーツに入学、勉学のかたわら写真家コンソエロ・カネガの女史の助手となり、写真の世界へ開眼する。1929年、帰朝。以後、大阪堂ビル、そごう百貨店、三越百貨店などに写真スタジオを開設し、ポートレート写真に独自の世界を創出。1960年次降は営業写真家としての仕事をやめ、アブストラクトを始めとする作品を発表している。1995年 逝去。
yamazawa
藤沢桓夫(小説家) 714円 詳しく見る
文壇の重鎮が、大阪文学の醍醐味を興味深いエピソードを交えて語る。堀辰雄や織田作之助など大阪文士の横顔、大阪文学の系譜、小説上達法など。
●聞き手・杉山平一
■講話者略歴■1904年大阪市生まれ。東京帝国大学国文科を卒業。1925年、神崎清、長沖一らと新感覚派運動に呼応する同人雑誌『辻馬車』を創刊。同誌に発表した作品が横光利一や川端康成に認められ、後、才気にあふれた作品を次々と世に問う。東大卒業後、「ナップ」に所属するが「ナップ」解散後は『文学界』同人となる。著者多数。代表作は『花粉』『新雪』など『藤沢桓夫長編小説集』(全20巻)東方社より刊行。1989年 逝去。
fujisawa
末永雅雄(関西大学教授) 630円 詳しく見る
戦後最大の発見といわれた高松塚古墳の発掘での興味深いエピソードを交え、考古学への姿勢、調査方法や古墳文化についてわかりやすく語る。
●聞き手・網干善教。
■講話者略歴■1897年大阪府南河内郡に生まれる。1926年より京都大学文学部で浜田耕作、西田直二郎両氏から考古学と歴史学を学ぶ。武具の復元研究をまとめた『日本上代の甲冑』で帝国学士院賞受賞。38年奈良県橿原考古学研究所創設。戦後、茶臼山・黄金塚古墳の発掘調査を指揮。71年、戦後最大の発見といわれた高松塚古墳を発掘。73年朝日文化賞、80年文化功労者顕彰を受ける。主な著者に『日本上代の武器』『日本の古墳』など多数。1991年 逝去。
南部忠平(鳥取女子短大学長) 630円 詳しく見る
走り幅跳び世界新記録樹立、ロス・オリンピック新記録で三段跳び優勝するなど輝かしい実績をもとに、臨場感あふれるエピソードや練習の苦労、交友を語る。
●聞き手・末次攝子
■講話者略歴■1904年北海道札幌市生まれ。北海中学時代に陸上競技を始め、第二回明治神宮大会では北海道を優勝に導く大活躍をする。早稲田大学在学中、アムステルダム五輪出場。大学卒業後、毎日新聞社入社。32年、ロサンゼルス五輪出場。三段跳びで金メダルを獲得。織田、田島らとともにジャンプ競技に黄金時代を築く。北海道各地での講演活動は20年に及ぶ。1997年 逝去。
鈴木剛(ホテルプラザ会長) 630円 詳しく見る
多方面にわたり関西文化振興に尽くしてきた氏が、我欲を捨て人に尽くす「無我愛」の思想のもと、経済人としての歩み、文化、人生について語る。
●聞き手・高橋義昌
■講話者略歴■1896年広島県生まれ。1922年京都帝国大学を卒業し、住友銀行入社。常務取締役を経て、47年頭取就任。55年には大阪テレビ放送鰍フ取締役社長となり、大阪で最初のテレビ放送をおこなう。59年朝日放送椛纒\取締役会長。退任後、68年潟zテルプラザ代表取締役社長、83年代表取締役会長に就任。長年にわたり一貫して文化の振興に尽くし、関西交響楽協会をはじめとし多くの文化団体の理事長、会長等要職をつとめ、活動を続けている。
赤堀四郎(大阪大学名誉教授 630円 詳しく見る
在庫切れ
タンパク質の研究では国際的な権威である氏が、生命現象の不思議、生命の起源の探求、遺伝子工学などをはじめ、教育者としての見識を語る。
●聞き手・池中徳治
■講話者略歴■1900年静岡県に生まれる。苦学の末、25年、東北大学理学部卒業。ドイツ、チェコスロバキアなどへ留学して後、39年、大阪大学教授、60年には学長となる。タンパク質の研究では多大の成果を収め、国際的な権威。65年には文化勲章も受けている。その後大阪大学名誉教授。日本学士院会員をはじめとして西ドイツ科学アカデミーなどの会員でもある。著者に『有機化学の進歩』『酵素化学の進歩』『蛋白質質化学』など多数あり。1992年 逝去。
akahori
山口倫子(ナショナル美容室代表取締役) 630円 詳しく見る
在庫切れ
戦前・戦後を通じ美容ひとすじに生き「職業婦人」の草分け的存在といえる氏が、女性と仕事、自立、生い立ち、出会いの不思議などについて語る。
●聞き手・中村兼吾
■講話者略歴■1904年大阪に生まれる。27年、大阪・平馬美容講習所および東京・マリールイズ美容講習所で美容を学び、32年、大阪桃谷駅前に美容室をもつ。その後半世紀を越える美容暦の中で多くの店舗を開くとともに、世界各地でも活動し、ICD(世界著名美容家協会)理事などを務める。(有)ナショナル美容室代表取締役。
須田剋太(画家) 714円 詳しく見る
「霊の画家」「行の画家」とよばれ求道的な画風をもつ氏が、異色の芸術論を展開。「絵画とは精神を造形で表現するものだ」など、須田語録が全編に。
●聞き手・鈴木敬
■講話者略歴■1906年埼玉県吹上町に生まれる。埼玉県立熊谷中学を卒業後、創作活動に入り39年「読書する男」が日展で特選となり画壇に登場。その後も41年「神将」、46年「ピンクのターバン」で特選を受け、47年には国画会会員となる。活動は日本国内にとどまらず、アメリカを始め、ブラジル、イタリア、ドイツなど世界各国におよぶ。活動拠点を関西に移したのは41年、以来、数多くの個展を開催。1990年逝去。
宮道大五(三和銀行相談役) 630円 詳しく見る
在庫切れ
金融界の大御所である氏が、転換期にある日本経済の見方、国際交流の重要性など体験を交えて語るほか、織田作之助氏などの文化人との交友録も。
●聞き手・鈴木謙一
■講話者略歴■1912年広島市に生まれる。36年、東京帝国大学法学部卒業後、且O和銀行入行。サンフランシスコ支店長、取締役外国部長を経て、76年取締役会長に就任。その後、同相談役。金融政策論や銀行経営論など専門分野における理論家であるばかりか、日本の伝統文化についても造詣が深く、各紙誌にエッセー執筆も多い。
宮本又次(大阪大学名誉教授) 630円 詳しく見る
経済・経営史学、大阪学の権威で、日本商業史研究の第一人者として、関西と関東の比較論、大阪の発展と豪商などが民衆史的側面から語られる。
●聞き手・原田敏丸
■講話者略歴■1907年大阪市に生まれる。31年京都帝大学卒業。九州帝大を経て、51年大阪大学教授。63年同大学経済学部長。日本商業史の研究では斯界の第一人者。71年には小野組の研究が認められ、日本学士院賞・恩賜賞を受ける。『大阪町人』『大阪商人』など専門家のみならず一般読者からも支持を集める著者多数。なかでも『大阪町人論』で大阪なにわ賞、『関西と関東』でエッセイストクラブ賞をそれぞれ受けている。1991年 逝去。
上田安子(上田安子服飾専門学校校長) 630円 詳しく見る
在庫切れ
日本に初めてオートクチュール技術を紹介した氏が、ディオールなどとの交友、ファッション事情などを語る。日本アルピニストの草分けとしての思いでも。
●聞き手・音田昌子
■講話者略歴■1906年大阪に生まれる。41年、35歳の若さで上田安子服飾研究所を創立。49年には椛蜉ロの顧問デザイナーに就任し、53年単身渡仏、パリのC・ディオール氏から最新の技術を学び、日本に初めてオートクチュール技術を紹介。その後も精力的にパリを中心に欧米各地で服飾の研究に励むとともに若き服飾デザイナーの育成に務め、新たに大阪総合デザイン専門学校も設置。教育文化賞、勲五等宝冠章など受賞多数。
原 清(朝日放送代表取締役会長) 630円 詳しく見る
民間放送の歴史とともに駆け抜け、併せて文化振興に力を注いできた氏が、母堂の思い出を交え歩みを語る。創世紀の放送事業を知る貴重な内容に溢れる。
●聞き手・今村益三
■講話者略歴■1907年神戸市に生まれる。30年関西学院高等商業学部卒業後、朝日新聞社入社。第一線記者として活躍。西部本社編集局次長を経て、51年朝日放送へ。こんにち隆盛を極める商業放送の育成に尽力。71年代表取締役社長、83年代表取締役会長を務める。また神戸女学院理事長、関西学院理事を始め多数の要職にある。フランス国家功労オフィシェ勲章や勲二等瑞宝章、南仏ニース市名誉市民賞、大阪文化賞など受賞も多数。
佐々木早苗(料理研究家) 630円 詳しく見る
50歳を過ぎて本格的な料理研究の道に入った氏が、料理の原点、料理教育にまつわる話題のほか、熟年の中の青春など豊かな人生を味わう知恵を語る。
●聞き手・藤田英子
■講話者略歴■1901年東京都に生まれる。帝国女子専門学校(現相模女子大学)卒業。24年大阪の弁護士・佐々木健助氏と結婚。主婦の傍ら料理を志し、大阪割烹学校を35年卒業。その後「クラブ関西」の井上幸作氏から西洋料理を「北大和」の植岡善市氏から日本料理を学ぶ。38年から約30年間YWCA料理教室を担当。大阪市立婦人会館などでも教える。70年「佐々木料理教室」を創設。金蘭短大講師も務めた。
藤野恒三郎(大阪大学名誉教授) 714円 詳しく見る
食中毒菌の一種、腸炎ビブリオの発見者として知られる氏が、発見のエピソードをはじめ、人生観、日本近代医学の歩み、近代細菌学史などを語る。
●聞き手・三輪谷俊夫

■講話者略歴■1907年福井県生まれ。31年大阪医科大学(現大阪大学)卒業。大阪大学医学部細菌学教室副手、助手、講師、助教授を経て、48年教授(微生物病研究所)となる。55年微生物病研究所長。集団食中毒の原因を究明する中で腸炎ビブリオを発見、新種として国際的に承認された。70年名誉教授。77年勲二等瑞宝章を受勲。著者に『腸炎ビブリオ読本』『医学史話』『藤野・日本細菌学史』など多数。1992年逝去。

fujino
伊部恭之助(住友銀行取締役相談役最高顧問) 630円 詳しく見る
在庫切れ
住友グループの重鎮である氏が、豊かな経験談を中心に、生い立ちの記から経営の心、大阪の経営哲学、関西の未来まで語る。経営の核心にふれる書。
●聞き手・石黒栄一
■講話者略歴■1908年、東京都生まれ。住友銀行頭取、会長を経て最高顧問。財政審議会委員、経済審議会委員、京都国際会館理事長、大阪フィルハーモニー協会理事長など歴任。
越後正一(伊藤忠商事相談役) 630円 詳しく見る
在庫切れ
伊藤忠商事を国際的商社に育てあげた氏が、人生と商人道を説き明かす。大阪商人としての足跡が随所に語られる中に、ドラマとロマンが垣間見える。
●聞き手・眞島弘
■講話者略歴■1901年滋賀県生まれ。25年神戸高等商業学校を卒業し、伊藤忠商事鞄社。取締役副社長を経て60年取締役社長に就任。伊藤忠を国際的総合商社に育てあげる。74年取締役会長、78年相談役に就任。日本ナイジェリア協会会長、全国滋賀県人会会長、関西経済連合会顧問、トータルファッション協会会長など多数の要職にある。82年勲一等瑞宝章受章など受章多数。1991年 逝去。
神谷宣郎(大阪大学名誉教授) 630円 詳しく見る
生命現象の面白さを解明する独創的な研究を、戦中・戦後を通じたドイツ、アメリカでの学究生活に光をあて興味深く説き明かし、科学をドラマする。
●聞き手・米田満樹
■講話者略歴■1913年東京都に生まれる。36年東京帝国大学理学部植物科卒業。戦前・戦後を通じドイツ・ギーセン大学、アメリカ・ペンシルヴェニア大学で学究生活を送る。49年大阪大学理学部教授に就任。77年同大学名誉教授。62年プリンストン大学、69年ニューヨーク州立大学、81年ダートマス大学、85年ボン大学などの客員教授を歴任。71年日本学士院賞受賞。84年勲二等瑞宝章受章。1999年 逝去。
kamiya
天牛新一郎(書籍業) 714円 詳しく見る
文学や芸術を志すすべての若者の「大学」であった天牛書店、その店主である氏が、大阪の古本業界、ユニークな経営方法、知己について語る。
●聞き手・肥田晧三
■講話者略歴■1892年和歌山県に生まれる。1906年大阪育英第一高等小学校を卒業。翌年より南区二ツ井戸で露店の古本屋を始める。16年日本橋南詰東半丁の場所で独立。38年大阪府古書籍協同組合理事に就任。47年難波新地5番丁で焼跡より再興、翌年道頓堀中座前に移店。70年角座前店を開店。80年四ツ橋に移店。72年大阪産業功労賞受賞。74年大阪文化賞受賞。1991年 逝去。
tengyu
山村若(舞踊家) 630円 詳しく見る
在庫切れ
山村一門の統帥、舞踊家、妻、母としての大役を果たしながら舞いひとすじに歩み続けてきた氏が、修業時代の思い出とともに様々な哀感に彩られた人生を語る。聞き手・廓正子
廣慶太郎(久保田鉄工取締役相談役) 630円 詳しく見る
高度成長期末からの厳しい経済環境下で発揮された卓越した経営手腕、古典に精通した独特の哲学と、運命に彩られた出会い、大阪工業会での活動を振り返る。聞き手・西田鶴男
村田数之亮(大阪大学名誉教授) 630円 詳しく見る
古代ギリシア史、エーゲ文明研究の第一人者である氏が、青銅器文明の発掘ロマンと、ヨーロッパ文明の母体であるギリシアの魅力を語る。聞き手・衣笠茂
山崎旭萃(筑前琵琶演奏家) 630円 詳しく見る
14歳で琵琶教授となり、この道ひとすじに歩んできた氏が語る古典の魅力、琵琶芸術の真髄、琵琶楽の現代性、瑞々しく豊かな老いを生きる秘訣。
●聞き手・久保田敏子
■講話者略歴■本名永井ハル。1906年大阪府生まれ。10歳で倉増旭陵に入門、琵琶界に入る。16歳にして山崎旭萃会を創立。結婚後まもない19歳の時、初代橘旭宗に直門を許され、琵琶楽追求に邁進する。1964年、琵琶と詩吟の美点を融合した大和流琵吟楽、山崎光掾会を創始し宗家となる。67年、筑前琵琶日本橘会の最高位である宗範に推され、国内外での演奏活動をはじめ、後進の指導育成、琵琶の普及、発展に尽くして今日に至る。75年大阪文化賞、80年勲五等瑞宝章など受賞多数。2006年逝去。
yamazaki
依田義賢(大阪芸術大学教授) 630円 詳しく見る
日本を代表するシナリオライターである氏が、波乱にとんだ時代の中で映画とともに生きてきた人々、映画人の心意気、表現力の秘密をあますところなく語る。聞き手・山田幸平
秋野不矩(日本画家) 714円 詳しく見る
6人の子を育てながら、日本画壇に新風を送り続けた氏が語る、絵との出合い、作品世界、美の追求、二十数年にわたるインドの魅力。
●聞き手・榊原吉郎
■講話者略歴■1908年静岡県に生まれる。26年静岡県女子師範学校卒業後、教師を経て石井林響、西山翠嶂に師事。31年、第12回帝展に「野を帰る」で初入選。以後、数多くの作品を発表、受賞多数。48年創造美術結成に参加。49年京都市立芸術大学助教授、62年客員教授としてインドに滞在。74年には創画会結成に参加する。86年毎日芸術賞受賞。京都市立芸術大学名誉教授、創画会会員。2001年 逝去。
akino
田中鑄三(紅屋社長) 632円 詳しく見る
若くしてリーダーとなり、戦後梅田の変革を指導してきた「梅田の顔」が語る、ヤミ市からの変貌、地下街・高層ビルの誕生など貴重な証言とドラマ。聞き手・石原武政
山口誓子(俳人) 714円 詳しく見る
現代俳句の第一人者が、自然を凝視した奥行き深い作品世界を語る。伝統に根ざしながらも、常に新しい素材、感覚を取り入れてきた秘訣も随所に。聞き手・松井利彦
和島岩吉(弁護士) 632円 詳しく見る
人権擁護と裁判民主化の情熱に支えられ、幾多の冤罪罪事件の弁護活動を続けてきた氏が、幅広い知識と経験を傾けて語る裁判と人権、法律の周辺、人生。聞き手・田村正男
第37巻 花大輪 <復刻保存版>
小篠綾子(ファッションデザイナー) 1,050円 新発売!
詳しく見る

ファッションデザイナーの草分けとして、また世界的なファッションデザイナー・コシノ3姉妹の母としての、型破りでエネルギッシュな生き方を、ユーモアあふれるお話を交え、語ります。
●聞き手・さかもりかずこ
■講話者略歴■1913年、大阪府岸和田市生まれ。呉服商の長女として生まれながらも、洋裁の道を志し、ファッション・デザイナーの草分けとして活躍。また、コシノ ヒロコ、ジュンコ、ミチコの三人の娘を世界的なデザイナーに育てる。自身も現役デザイナーとして活躍する一方、洋裁洋品業界の発展に尽力。大阪府知事賞受賞二回、産業功労賞受賞、 勲六等宝冠章受章。コシノ商事(株)代表取締役社長、(株)コシノ取締役会長。2006年、逝去。 小篠綾子
津高和一(画家) 714円 詳しく見る
戦後美術のパイオニアの一人として、関西が生んだ国際的作家として、独自な造形空間を創りあげてきた氏が、作品世界をあますことなく語る。聞き手・河原枇杷男
日比野丈夫(大手前女子大学学長) 632円 詳しく見る
在庫切れ
生粋の京大人である氏が、専門である中国史を軸に、深い学識と豊富な話題で、東洋学との出会い、学問的意義を中心にその歩みを語る。聞き手・藤善眞澄
西岡義憲(西彦代表取締役社長) 632円 詳しく見る
でっち奉公から一代を築いた氏が、体で覚えた船場商人の心と人生を地味あふれる言葉で語る。船場商人の心得など今に生きるノンフィクションの船場物語。
●聞き手・渡瀬浩
■講話者略歴■1905年奈良県に生まれる。大阪府警察官を経て、49年西岡彦兵衛商店開業、代表者となる。85年株式会社西彦に名称変更、取締役となる。自社事業の発展に務める傍ら、地域社会はもとより広く産業の振興に尽力。勲三等瑞宝章受章。大阪商工会議所監事、大阪府中小企業団体中央会副会長、大阪織物卸商業組合理事長、船場問屋団体連合会会長など数多くの要職にあたる。
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新井正明(住友生命名誉会長) 632円 詳しく見る
右足切断という戦傷を負いながら、苦境を乗り越え、住友生命を今日まで築き上げた道程を、心の糧である古典をひもときながら語る格好の経営論。
●聞き手・澤田進
■講話者略歴■1912年、群馬県生まれ。37年東京帝国大学法学部卒業後、住友生命保険株式会社(現、住友生命保険相互会社)入社。38年応召し、翌年ノモンハン事件で右足切断の重傷。40年復職し、66年社長就任。会長、名誉会長となる。大阪防衛協会会長、関西師友協会会長、松下政経塾理事長、住友病院理事長のほか、松下電器産業梶A日本電気梶A塩野義製薬鰍ネど数多くの企業の要職にあった。2003年 逝去。
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鳥越憲三郎(大阪教育大学名誉教授) 632円 詳しく見る
在庫切れ
宗教学との運命的な出会いからはじまった学究生活。「学問とは」の問いかけの中から、日本文化の源流を探る「倭族論」が展開される。聞き手・若林弘子
真野さよ(作家) 632円 詳しく見る
在庫切れ
「枯れ草の手袋」「黄昏記」の作者であり、新聞の人生案内回答者、古典の講師も務める氏が、ドラマチックな人生と踏みしめてきた道程を語る。聞き手・清野博子
山野忠彦(樹医) 714円 詳しく見る
日本で初めて木の医師となり、全国を行脚する中で1千本以上の治療をなしてきた氏が、地球へのメッセージにあふれた「木を愛する心」を語る。
●聞き手・福瀬くに子
■講話者略歴■1900年、大阪府生まれ、3歳でソウルに渡り、財産家の息子として成長する。父を若くして亡くし財を失うが、山林経営に成功。戦後、無一文で帰国。鉱物調査のために全国を歩く中で、樹木の病んだ姿に心をうたれ「樹医」となることを決意。独学で研究を重ね、治療法を開発。蘇生させた木は一千本にのぼる。朝日森林文化賞、吉川英司文化賞、関西大賞さわかや賞、みどりの功労賞等を受賞。1998年 逝去。
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色川幸太郎(弁護士) 632円 詳しく見る
最高裁判所判事として多くの人権擁護の意見を示した氏が、日本の司法権がいかに独立してきたかを説き起こすとともに、あるべき裁判制度にふれる。聞き手・石井通洋
田鍋健(積水ハウス社長) 632円 詳しく見る
赤字累積会社をわずか10年で業界トップの企業に育てた氏が、意地をかけた再建のロマンと経営哲学、住宅産業の未来など、人間味あふれる言葉で語る。聞き手・石黒英一
田畑美穂女(俳人) 632円 詳しく見る
浪速文化の面影を伝える氏が、淀川三十石船などありし日の大阪文化や、高浜虚子など俳句を通じた親交、俳句の心を、浪速ことばの美しさとともに語る。聞き手・藤田富美恵
橋本宇太郎(棋士) 714円 詳しく見る
「天才宇太郎」と呼ばれ、自由奔放な棋風を持つ氏が、「原爆下の本因坊戦」、関西棋院の独立、世界への囲碁普及などを、碁の解説を交えて語る。聞き手・橋本篤慶
朝日多光(東洋紙業会長) 632円 詳しく見る
ねばり強い闘魂と幅広い人脈、祈りの心に支えられて、業界最大手の総合印刷会社を一代で育て上げた風雪50年の歩みと経営理念。聞き手・和田吾朗
江口乙矢(現代舞踊家) 632円 詳しく見る
戦後大阪にモダンダンスの種を蒔き、大きく育てた現代舞踊の先駆者が語るダンス世界と作品、ふるさとと大地への愛、創造への挑戦力。聞き手・垣田昭
藤枝晃(京都大学名誉教授) 714円 詳しく見る
中国の研究者を「敦煌在中国、敦煌学在国外」と嘆かせた敦煌学・西域古写本研究の開拓者であり、第一人者が語る秘話・異聞。聞き手・斉藤清明
山本鈴子(美容師) 632円 詳しく見る
束髪が主流だった昭和初期に、米国から新美容技術を輸入・導入した日本近代美容の草分けが語る髪結いさんから美容師への道。聞き手・沖田のり子
奥野良臣(大阪大学名誉教授) 632円 詳しく見る
世界で最初に麻疹ウイルスの分離とワクチン化に成功するなど、伝染病予防に貢献を果たした「日本のジェンナー」が語るワクチン開発物語。
●聞き手・上田重晴
■講話者略歴■1915年、奈良県に生まれる。41年、大阪帝国大学医学部卒業後、助教授を経て、大阪大学微生物病研究所の麻疹部門設置とともに部門長として教授に就任。生ワクチンの合理性に着目し、麻疹ウイルスの分離とワクチン開発に世界でも最初に成功したほか、ムンプス、風疹などの生ワクチンを日本で最初に開発する。78年、大阪大学名誉教授。第一回小島三郎記念文化賞、紫綬褒章、勲二等瑞宝章、大阪文化賞などを受ける。
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杉山平一(詩人・映画評論家) 632円 詳しく見る
映画と詩と散文にまたがる幅広い文学活動の足跡を、美学の立場から語り起こす。大阪の文学についてや会社経営者としての歩みも。
●聞き手・東秀三
■講話者略歴■1914年、福島県生まれ。37年、東京帝国大学文学部卒業後、主婦之友社勤務を経て尼崎精工鰍ノ入社。詩作を続け中原中也賞など受賞。66年より帝塚山学院短期大学で講義をはじめ、のちに名誉教授となる。映画評論でも一家をなる。大阪市民文化芸術賞、大阪芸術賞など受賞。著者は詩集『夜学生』『ミラボー橋』、評論集『映画芸術への招待』『詩への接近』、エッセイ集『映像の論理・詩の論理』『低く翔べ』『わが敗走』など多数にわたる。
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早川かつ(藍野学院短期大学名誉教授) 632円 詳しく見る
看護の実践と教育一筋に尽くした60余年の足跡から、来るべきケアの時代に向けて語りかける。人生の最後をどう生きるかも。聞き手・上原ます子
有光聿郎(有光工業会長) 632円 詳しく見る
水と空気をテーマに農業機器開発を手がけ、大手メーカーに育てた企業経営の歩みと、その経営思想、地域奉仕の心を語る。聞き手・中井節雄
加茂みやじ(ファッションモデル) 632円 詳しく見る
宝塚音楽学校を経てファッションモデルの草分けとして活躍する一方、モデルの地位確立と育成に貢献した歩みと美の心を語る。聞き手・酒葉哲子
関集三(大阪大学名誉教授) 632円 詳しく見る
ガラス性結晶の発見など、国際的に知られる物質とエネルギーに関する研究の足跡を、化学の歴史をひもときながら平易に語る。
●聞き手・松尾隆祐
■講話者略歴■1915年、兵庫県生まれ。38年大阪帝国大学理学部化学科卒業後、結晶を対象に構造化学熱学の研究に従事。60年理学部教授。この間、米国ペンシルベニア州立大で極低温研究に参加。柔粘性結晶、物質のガラス状態など相変化の熱力学的研究を行い、日本熱測定学会の創設に参画。国際純正応用化学連合専門委員、国際熱分析連合の役員、国際雑誌の編集顧問等を務める。79年大阪大学退官後、関西学院大学理学部教授に就任、両親媒性物質の熱物性研究を行い、84年退職。大阪大学名誉教授、日本学士院会員。
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村上三島(書家) 632円 詳しく見る
王鐸に心酔し、ひたすらの修練の後に日本書壇の第一人者となった著者が語る書の現在と課題、人としての生き方。
●聞き手・大鋸厚生
■講話者略歴■1912年、愛媛県大三島生まれ。本名正一。中学時代にカリエスを病み、15歳で書の道に入る。31年、泉尾工業卒。王鐸に心酔し、独自の書風を築く。48年、日展初出展で、初入選。その後、文部大臣賞、芸術院賞など受賞多数。61年、日本書芸院理事長に就任、関西書壇の隆盛に多大な貢献を果たしたほか、日中文化交流にも大きな足跡を残す。85年より芸術院会員。93年文化功労者となる。2005年 逝去。
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内海重典(演出家・劇作家) 632円 詳しく見る
宝塚歌劇、大阪万博の名演出家である氏が語る深いパイオニア精神。六十年間にわたる大きな業績と、初めて明かされるその演出術。聞き手・名取千里
菅泰男  (京都大学名誉教授) 632円 詳しく見る
シェイクスピア研究の第一人者による魅力あふれる語り。世界の演劇史から日本の古典芸能まで、尽きることなく話題が展開される。聞き手・山吉張
根来藤作(根来代表取締役会長) 632円 詳しく見る
八十余年にわたる経営者として、そして人間としての生きざま。老舗の異色経営者が語る、革新的経営術と晴れやかな人生。聞き手・松本治直
堀越フサエ(大阪女子大学名誉教授) 632円 詳しく見る
美食・飽食の時代と言われる現代が抱える問題とは。食生活にまつわる疑問や不安に答えながら、食卓を科学する。健康への道標となる書。聞き手・田中敏子
菊棚月清(地唄箏曲演奏家) 714円 詳しく見る
地唄に残る半太夫節の伝承者として、懸命に生きてきた氏が到達した無我の境地。今なお衰えることのない情熱と偉大な足跡。聞き手・高木浩志
笹田和子(声楽家) 714円 詳しく見る
往年のプリマドンナが、音楽との出会いからガン克服までのエピソードなどを交え、至高の芸術を追究し続けた精神をいきいきと語る。聞き手・切石嘉代子
直木孝次郎(大阪市立大学名誉教授) 714円 詳しく見る
常に自由な立場で歴史学者としての責務を遂行する氏の、真実を求める姿。先人の息吹を次々と汲み取る豊かな感性が語りを通して伝わる。 聞き手・山本幸男
村井勉(アサヒビール・JR西日本名誉会長) 714円 詳しく見る
数々の企業活性化を成し得てきた氏が語る革新的経営手法。「今を生きる」人たちに贈る人間味あふれるメッセージ。聞き手・泉谷直木
宇野 収(東洋紡績名誉会長・関西経済連合会相談役) 714円 詳しく見る
関西企業のトップとして関西国際空港などのビッグプロジェクトを推進した宇野収氏。不思議な縁で繊維業界に入り、身を持って業界の激動を経験した氏が、「会社を辞めそうになったことが五度ほどあった」という述懐も織りまぜながら語る本書は、関西活性化と地方分権への熱き思いを伝える貴重な提言集であり、多くのサラリーマンに希望をもたらす激励の書。聞き手・大塚敏生
梅溪 昇(大阪大学名誉教授) 714円 詳しく見る
あの戦争とは何だったのか。シベリア抑留3年を経て生還した若き学徒の関心は、どうしてもそこへ向かった。平和を考えるための軍隊研究から、明治維新、政治史の研究へ……。日本近代史研究の泰斗として一線で活躍する梅渓昇氏が、自身の足跡を振り返りながら平易に語る本書は、梅渓歴史学の全貌を捉える格好の入門書であるとともに、貴重な教育提言書。聞き手・原田敬一
十川奈都子(十川ミュージックアカデミー会長) 714円 詳しく見る
民放が始まるとともに「素人名人会」など数多くのラジオ・テレビ番組に出演し、歌自慢をピアノの伴奏で励ました十川(得津)奈都子さん。「船場のこいさん」が、決して平坦ではない道を歩みながらプロとして活躍の場を広げる。「人も楽しく、自分も楽しく」と語らる人生は、明るく、あたたかな情感に包まれ、現代人が忘れている心の散歩へと誘う。聞き手・山本善一
西村公朝(仏像彫刻家・僧侶) 714円 詳しく見る
あの長淵剛さんも私淑する現代の名僧は、戦地で夢に見たおびただしい数の観音様との約束を果たすために仏師の道を踏み出した。「仏とは何か」という真剣な問いかけの末に選んだ僧侶としての人生。仏像を「祈りの造形」と捉え、その内側に飛び込んで得られた平易な言葉で説かれる仏の世界。現代最高の仏像彫刻家が、実技指導も交えて語る異色の仏像・仏教入門書。
●聞き手・清水良夫
■講話者略歴■1915年、大阪府に生まれる。40年、東京美術学校(現東京芸大)彫刻科卒。(財)美術院国宝修理所所長を長く勤め、千数百体の仏像を修復。52年に得度した後、愛宕念佛寺の住職となり信者による五百羅漢像の彫刻を進める。86年、天台仏師法印号を授かる。仏教伝道文化賞、勲三等瑞宝章、東方文化賞など受賞。東京芸術大学名誉教授、吹田市立博物館館長、著者に『仏像の見分け方』『祈りの造形』『ほとけの姿』など多数。2003年 逝去。
nishimura
坪井清足(大阪府文化財調査研究センター理事長) 714円 詳しく見る
元・奈良国立文化財研究所所長が回想する古代追究のあゆみ。草創期からの考古学の姿が浮かび上がる。聞き手・永島暉臣愼
早川良雄(グラフィックデザイナー) 714円 詳しく見る
グラフィックデザイン界の巨匠が語る仕事とその周辺。みずみずしき世界の秘密にふれる。
●聞き手・夏原晃子
■講話者略歴■1917年、大阪府生まれ。大阪市立工芸学校図案科を卒業後、三越・近鉄百貨店宣伝部を経てフリーのデザイナーとなる。'50年代の関西グラフィックデザインを牽引する中心的存在となり、'61年からは東京でも活躍。作品はニューヨーク近代美術館など国内外の美術館に収蔵されている。大阪府芸術賞、第1回毎日産業デザイン賞、第12回講談社出版文化賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章など受章多数。著者に『早川良雄の世界』『徒然感覚』など。
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細川益男(ホソカワミクロン代表取締役会長・大阪工業会副会長) 714円 詳しく見る
国際企業グループ、ホソカワミクロンのトップが歩んだ傑出した人生。「物真似はしない。だから世界と握手した」。聞き手・武藤裕恒
上山善紀(近畿日本鉄道相談役) 714円 詳しく見る
近鉄グループ総帥を務めた氏が歩んだ「羊飼い型」ビッグマンへの軌跡。流れる水のように生きてきた半生が語られる。聞き手・松原秀行
岡田善雄(千里ライフサイエンス振興財団理事長・大阪大学名誉教授) 714円 詳しく見る
細胞融合の開拓者であり、千里ライフサイエンス振興財団理事長・阪大名誉教授が語る「生命と医学の世界」。
●聞き手・米田悦啓
■講話者略歴■1928年、広島県生まれ。52年、大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所教授を経て、82年、同大学細胞工学センター初代センター長に就任。90年からは(財)千里ライフサイエンス振興財団理事長。67年、細胞融合に関する論文を世界で初めて発表し、国際的な反響を呼ぶ。80年、「細胞融合現象の解析と細胞工学的応用」で日本学士院恩賜賞受賞。大阪大学名誉教授。日本学士院会員。文化勲章など受賞のほか多数の公職を兼任。著書に『細胞融合』など。
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辻 久子(ヴァイオリニスト) 714円 詳しく見る
世界的ヴァイオリニストが語る父と歩んだ演奏家への道、人と楽器との出会い、そして積み重ねてきた時間。聞き手・響敏也
鬼塚喜八郎(アシックス取締役会長) 714円 詳しく見る
一足のシューズ開発から、世界5指に数えられる総合スポーツメーカーを築いたアシックス創業者の独創的経営哲学。聞き手・鈴木謙一
芝 哲夫(蛋白質研究奨励会ペプチド研究所所長・大阪大学名誉教授) 714円 詳しく見る
化学と生命科学の境界領域で多くの功績を残し、なにわ科学史にも造詣深い大阪大学名誉教授が語る。
●聞き手・楠本正一
■講話者略歴■1924年、広島県生まれ。49年、大阪大学院理学研究科修了。米国NIH客員研究員を経て大阪大学理学部教授。化学と生物学・医学の境界を開拓する研究領域を開き、世界をリードする。一方、科学史についての調査・研究も行い、適塾の保存や日蘭交流にも貢献。日本化学会賞、フォガティスカラー、ハラタマ賞など受賞。大阪大学名誉教授、(財)蛋白質研究奨励会ペプチド研究所所長、適塾記念会理事、日本ペプチド学会名誉会員など。著書に『立体化学』『長寿の科学』『化学物語25講』など多数。
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山村楽正(舞踏家) 714円 詳しく見る
「素人名人会」の名審査員として知られる上方舞の名手が語る、舞への深き想いと人生の機微。聞き手・宮辻政夫
桂 信子(俳人) 714円 詳しく見る
現代女性俳句の先駆者が語る文学的世界となにわの街。「青空や花は咲くことのみ思ひ」。
●聞き手・木割大雄
■講話者略歴■1914年、大阪市生まれ。大手前高等女学校卒業後、「旗艦」に初投句、西野草城に師事。'45年、空襲に遭い句稿だけをもって非難。'49年、第1句集『月光抄』を出す。'70年に23年間勤めた会社を退職し「草苑」を創刊、主宰。現代俳句協会顧問。第1回現代俳句女流賞のほか蛇笏賞、勲四等瑞宝章など受章。著者に『女身』『草よ風よ』など多数。2004年 逝去。
katsura
作道洋太郎(大阪大学名誉教授・大阪国際大学名誉教授) 714円 詳しく見る
経済史・経営史の泰斗が語る第一級の大阪学。なにわの秘めたる活力と、素晴らしき魅力を明かす。聞き手・宮本又郎
吉本晴彦(大阪マルビル会長) 714円 詳しく見る
大阪マルビルオーナーにして日本どケチ教教祖が語る「ケチのどこが悪い!」。聞き手・中井節雄


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